4/23午後の『株価材料』

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■株価材料

△ＫＦＣ<3420>買い気配、07年3月期業績・配当予想を上方修正

▼名機製作所<6280>、2007年3月期連結決算予想＝当期損失は2.42億円、赤字に修正

△ユニマットライフ<7560>：07年3月期単体決算予想、年間配当28.00円

▼モリテックス<7714>、ＩＤＥＣ<6652>との業務提携基本契約を解消
モリテックスは２３日、ＩＤＥＣとの間で締結していた業務提携基本契約を解消すると発表した。この契約は３月２６日付で締結したばかりだが、１カ月も満たない間にＩＤＥＣがモリテックスの第２位株主である創業者の森戸祐幸氏と共同で、現在の経営陣の更迭を意味する株主提案を行ったことを解消の理由として挙げている。ＩＤＥＣは１９日に、同社が推薦する４人と森戸氏が推薦する４人の計８人を取締役候補とすることを、６月に開催されるモリテックスの定時株主総会の議題として株主提案していた。ＩＤＥＣは３月２３日付で、モリテックス株式を１５６万２０００株（発行済み株式総数に対する割合１１．３％）取得して、同社の筆頭株主となっていた。また、モリテックスによると、森戸氏は現在、発行済み株式総数に対し８．３─８．５％の株式を保有しており、両者の保有株式数は全体の約２割に達するという。会見を行ったモリテックスの森田茂幸は「解消の大きな理由は、モリテックスに損害を与えて退陣した森戸氏と組んで株主提案を行い、信頼関係を毀損したため。場合によっては、事前買収防衛策を検討する可能性もある」と述べた。

▼ＨＯＹＡ<7741>が下落、07年3月期決算に失望感

△マツダ<7261>、06年度の世界販売台数は前年比2.0％増
マツダは２３日、２００６年度の世界販売台数が前年比２．０％増の１３０万１５８１台になったと発表した。小型車「マツダ３（日本名アクセラ）」やミニバン「マツダ５（日本名プレマシー）」の販売が好調で、世界的な販売増加をけん引した。米国では１９９４年度以来１２年ぶり、欧州では１９９１年度以来１５年ぶりの高水準となり、イギリスやカナダなど世界１０カ国では過去最高となった。北米は、前年比８．０％増の３８万０００２台で、このうち米国が前年比７．３％増の２８万０５８９台、カナダが同４．２％増の８万３６２４台などとなった。欧州では、イギリス、ロシア、スペイン、ポルトガルの４カ国が過去最高を更新。ドイツやフランスなどでも前年実績を上回り、欧州全体では前年比６．７％増の３０万１１６７台だった。米国の過去最高は１９９３年度の約４３万台、欧州の過去最高は１９９０年度の約３２万台。
（ロイター）

▼航空電子<6807>---ＭＬでは米モレックスの決算はネガティブと
マイナスレンジに。メリルリンチでは、米モレックス・インクの決算並びに4-6月期に対する見通しは、航空電子とヒロセ電機など国内コネクターメーカーにとってネガティブと。

△ローム<6963>---しっかり、株主還元政策を評価で
しっかり。先週末に発表している配当政策が評価材料とされている。前期配当金は10円増配の100円と5期連続の増配実施を発表しているほか、08.3期からの3年間は、連結フリーキャッシュフローの100％以上を配当と自社株買いなどで株主に配分するとも伝わっている。

▼加ト吉<2873> 売買再開後は売り気配スタート。
同社が数百億円の循環取引に関わっていたとの調査委員会による報告がまとめられたと報じられている。あらためて先行きへの警戒感が高まる格好となっているようだ。3月26日に「循環取引」との一部報道が伝えられて株価は急落、その後は調査委員会の報告を見極めようとの動きが優勢になっていた。なお、詳細などは週内には発表の方針とされている。

□ソフトバンク<9984>---逆張りスタンスでそろそろか
2500円割り込まず踏ん張りをみせている。新興3市場の低迷が続いており、個人投資家の参加比率の高い同社へも見切売りが続いているようだ。ただ、需給妙味は大きく、直近安値水準での下げ渋りもみられており、逆張りスタンスでそろそろか。
（フィスコ）

▼アイティメディア<2148>が連日の上場来最安値更新、取引値は公開価格に接近
アイティメディアが一時、前日比3万2000円（6.30％）安の47万6000円まで下落して、株価は45万円の公開価格にあと2万6000円を残すだけの水準にまで下落した。同社は19日に45万円の公開価格を51％上回る68万円の初値を付けて東証マザーズに上場。しかし、地合の悪さに押されてその後は売りが優勢となる展開が続いてきた。

△日本通信<9424>がストップ高買い気配、米国で携帯事業を展開へ
日本通信が値幅制限の上限となる前日比3000円高の2万3500円まで気配値を切り上げてストップ高買い気配。23日付けの日刊工業新聞が米ＵＳセルラー社と仮想移動体通信事業者による携帯電話事業で提携し、早ければ５月末にも全米でデータ通信事業に参入すると報じたことが買い手掛かりとなったものと見られている。
（テクノバーン）

■新日鉄<5401>が伸び悩む、今期最高益報道も戻り売り圧力
新日本製鉄が前日比１４円高の７８３円まで買われたものの、買い一巡後は伸び悩んでいる。今０８年３月期経常利益が過去最高を更新すると先週末に報道され、業績面での買い安心感が広がり戻りを試す値動きとなったものの、前引けにかけて上げ幅を縮小する値動きとなった。市場では「戻り売り圧力が強く、特に先週末２０日には意図的と感じさせる売り物で値を崩す格好となった。売り崩しというよりも、現物の確定売りといった雰囲気だった」（地場関係者）。日足では５日線が上値抵抗線となっており、目先はこれをどう上抜いてくるかが焦点となりそうだ。

△トーセ<4728>が値上がり率上位、２０日に決算説明会を開催、引き合い増え環境は良好と
トーセが一時１７５円高の１５９９円まで買われ、東証１部値上がり率上位に浮上。同社は２０日に今０７年８月期の２月中間期決算説明会を開催しており、市場での評価が高まっている。１３日に発表した中間期業績では、連結経常利益で前年同期比１３．４％増の５億６９００万円を計上。「『ニンテンドーＤＳ』や『Ｗｉｉ』向けなどに引き合いが強く事業環境は良好」（広報）なうえ、「国内だけではなく海外からの需要も増えているようで、通期予想は保守的」（中堅証券アナリスト）との見方も出始めている。バリュエーションは連結ＰＥＲ２７倍台と割高感があるが、「同社の成長性に加え、子会社の事業再編完了などを考慮すると総合的な評価は強気」（同）という。株価は２月１３日の高値２１０５円から４月１９日の安値１３８２円まで３割強下落したが、今後は戻りを試す展開が想定される。目先メドは半値戻しである１７５０円水準が意識されそうだ。
（株式新聞ダイジェスト）

△鉱研工<6297>がＳ高、前期利益を上方修正
鉱研工業は大幅続伸して値幅制限いっぱいの８０円ストップ高まで買い進まれる場面もあった。前日引け後に現在集計中である前０７年３月期の連結利益推定値の上方修正を発表。朝方から好感した買い注文が増加した。同社は地下掘削機械の有力メーカーで施工部門も併営しているが、前期は売上高が従来予想をやや下回ったものの、経常利益は１億１２００万円から１億８０００万円に、純利益も１億７６００万円から２億６１００万円にそれぞれ上方修正した。公共事業の減少で売上は伸び悩んでいるが、販売管理費や支払利息などのコスト削減効果と連結子会社２社の業績回復で利益は超過達成。「０８年３月期につながる動きとして前向きに評価されている」（中堅証券）という。低位の株価水準に魅力を感じた短期資金の流入が増えているようだ。（

■ＨＯＹＡ<7741>、前期６．１％営業増益、ほぼ計画線に
ＨＯＹＡが２３日午後１時に発表した前２００７年３月期の連結営業利益は６．１％増加の１０７２億円となった。会社側計画の１０７０億円とほぼ同じ数字となった。業績見通しは第１四半期決算発表字に公表する。同社株は１時０９分に１４０円安の３９８０円と本日の安値を付けた。
（ラジオNIKKEI）

△ＨＯＹＡ<7741>取締役会、ペンタックス<7750>に対するＴＯＢ実施を検討
光学ガラス大手のＨＯＹＡは２３日午前、取締役会を開き、精密機器大手のペンタックスに対する株式公開買い付け（ＴＯＢ）実施に関する検討を始めた。ＴＯＢ実施の方向性を確認する見通しだ。鈴木洋最高経営責任者（ＣＥＯ）ら執行部は、昨年１２月のペンタックスとの合併基本合意に基づき、５月末まで経営統合の協議を継続して友好的なＴＯＢに持ち込みたい考えだ。取締役会では、ＴＯＢを実施した場合と実施しなかった場合など複数の案を執行部が提示し、ＨＯＹＡの経営に与える影響などを検討していると見られる。ペンタックスは今月１０日、１０月に予定していた合併の断念を決議した。ＨＯＹＡからは、合併の代替案としてＴＯＢによる子会社化を打診されているが、「真摯（しんし）に検討する」とするにとどまり、賛否を明確にしていない。
（読売新聞）

△東洋水産<2875>、人気コミック「俺の空」とコラボした「マルちゃん　俺の塩　大盛」など発売、カップ入り即席麺「マルちゃん　あの街この味！　博多とんこつラーメン」を発売、カップめん「マルちゃん　とろ味噌「スープ濃いめ」背脂味噌系」を発売

△ケンウッド<6765>、１４４／４３０ＭＨｚ帯ＦＭデュアルバンダー「ＴＭ－Ｖ７１シリーズ」を発売

△ＤＡＣ<4281>子会社、モバイル向けにクチコミ効果も得られる動画ＣＭ配信サービスを開始

△ソニー<6758>白石セミコンダクタ、青紫色半導体レーザーの生産体制及びビジネスを強化

△常盤薬品<7644>、「サナ　エクセル」から本格派ネイルケア用品３品を発売、「サナエクセル」から「デュアルアイシャドウ」など３品の新色を発売

△ＩＲＩユビテック<6662>、Ｗｅｂ２．０ソリューション事業を展開開始

△日立ソフト<9694>、ドキュメントの公開統制を実現する運用管理製品を発売

△日本ユニシス<8056>、個人認証情報を一元管理する「アイデンティティ・マネジメントソリューション」など提供

△セイコーエプソン<6724>、高解像度パネル駆動が可能なＬＣＤコントローラＬＳＩを出荷開始

△出光興産<5019>、５月１４日出荷分からＳＰＳ樹脂「ザレック」の価格を値上げ

△マツダ<7261>、販売台数１３０万台突破など２００６年度のグローバル販売実績を発表

△メディネット<2370>、新規樹状細胞加工プロセスで大量培養法の確立に向けた検証で米社と合意

△シャープ<6753>、高感度を実現した監視カメラ用１／３型ＣＣＤを５月から量産開始

△ＮＥＣ<6701>、「サービスプラットフォーム」のシステム構築ソリューションを販売

△日立ビジネス<6738>、簡単に任意文章の作成が可能な汎用知的音声合成システムを開発

△日立<6501>など、ＲＳＡセキュリティと提携し「ＦＩＮＥＭＡＸ」で「統合認証サービス」を提供開始

△松下<6752>、モノづくりの改善活動を支援する「工場見える化システム」ソフトを発売

△三菱電機<6503>とＫＤＤＩ<9433>、企業向けモバイルソリューションで協業

△ワコム<6727>、重さと厚みを半減させたタブレットＰＣ向け新センサー・システムを開発

△ダブルクリック<4841>、「ＭｏｂｉｌｅＭＫ」をシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに提供

△沖電気<6703>、中国のＢｅｌｌ上海社にコンタクトセンタシステム「ＣＴｓｔａｇｅ　中国語版」を納入
（日経プレスリリース）

△三菱倉庫<9301>、ベトナム・ホーチミンに駐在員事務所を開設
三菱倉庫は２３日、ベトナム・ホーチミンに駐在員事務所を開設したと発表した。同国に進出を検討している日系企業に対し、自社の国際ネットワークや物流ノウハウ、現地代理店が提供する物流サービスを案内する。今後はベトナムと日本、中国、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）との国際貨物輸送の増加が見込まれるため、現地法人の設立も検討していく。

△シャープ<6753>、高感度の監視カメラ用１／３型ＣＣＤを開発
シャープは２３日、監視カメラ向けで業界最高の感度２０００ミリボルトを実現した光学系サイズ３分の１型のＣＣＤ（電荷結合素子）を開発したと発表した。「ＮＴＳＣ」方式対応の２７万画素、「ＰＡＬ」方式の３２万画素の２種類。暗い場所でも撮影できる高感度化の要求にこたえた。５月から量産し、月産２０万台を見込む。

△日立製作所<6501>、ネットバンキング共同利用サービスで統合認証サービス開始
日立製作所は２３日、ＲＳＡセキュリティと提携し、金融機関向けネットバンキング共同利用サービスで、使い切りパスワードを用いた認証サービスを９月１日から始めると発表した。決済や振込時の安全性やフィッシングなどネット犯罪対策を強化するのが狙い。２０１２年までに１６金融機関への採用、売上高８億円を見込む。
（日刊工業新聞）

△コマツ<6301>は上場来高値更新を意識
コマツは２７４０円は１５０円高まで買われ、にぎわっている。世界的なインフラ整備、資源開発の活発化から、建機需要はおう盛だ。好業績見通しに対する見直しから、２月２８７０円上場来高値更新が視野に入っている。
（株式市場新聞）

△三益半導体工業<8155>が続伸、昨年４月高値奪回へ
三益半導体工業が、４５円高の２６５０円と続伸している。外資系証券が投資判断を「買い」継続、目標株価を４６００円→５０００円に引き上げたことを好感し、１７日に年初来高値２６８５円をつけ、１９日に２５６０円まで押した後、切り返す動きになっている。第３四半期（２００６年１２月～０７年２月）が好決算だったことから、２００７年５月増額修正を期待する買いが継続している。早晩、昨年４月高値２８４５円奪回の動きとなりそうだ。

▼住友化学<4005>が年初来安値を更新、外資系証券の目標株価引下げを嫌気
住友化学が、４１円安の８０６円と反落し３月１６日につけた年初来安値８１５円を更新、２２５採用銘柄の値下がり率上位に入っている。外資系証券が投資判断を「ＢＵＹ」継続、目標株価を１３００円→１１８０円に引下げたことを嫌気した売りが先行している。需給面でも信用買い残が７６７万株で取組倍率が１０．２４倍と荷もたれ感があり、下げ基調鮮明となっている。昨年１２月安値７３８円を意識した動きとなりそうだ。

△三菱レイヨン<3404>が続伸し騰勢を強める
三菱レイヨンが、２８円高の８１８円と続伸し騰勢を強めている。先週１９日発表の前０７年３月期業績推定値の上方修正を受け、２０日付で外資系証券が、投資判断「Ｂｕｙ」、目標株価１１００円を継続したことに加え、別の外資系証券が投資判断を「２Ｍ」→「１Ｍ」に格上げ、目標株価を９２０円としたことが買い手掛かり。目先は１月３０日につけた年初来高値８６３円奪回の動きが期待できそうだ。
（証券日刊新聞）

△共和レザー<3553> 上方修正
共和レザーは、2007年3月通期連結予想を発表した。期の後半自動車向け売上げなどが好調に推移したこと及び内部改善に努めた結果や、25％保有する米社が連邦破産法を申請したことで、税効果会計が適用となり税金費用が減少し、上方修正となった。売上高379億円（前予想373億円）、経常利益15.9億円（同8.9億円）、当期純利益2.5億円（同4.3億円赤字）、期末配当5円（同4円）。
（証券新報）