米ＪＰモルガンとＮＹ連銀、ベアー・スターンズへの資金供給で合意

ロイターNEWS　2008年 03月 15日 08:12 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30843920080314

　米ＪＰモルガン・チェースは１４日、ニューヨーク連銀と協調してベアー・スターンズに対して、必要に応じ最大２８日間資金を供給することで合意したと発表した。

　ＮＹ連銀は窓口貸出を通じて、ＪＰモルガンに資金を提供する。ＪＰモルガンは、
今回の措置が株主にとって実質的なリスクへのエクスポージャーにはならないとの見方を示した。

　ＪＰモルガンは、永続的な資金提供や他の選択肢について、
ベアー・スターンズと協議を行っていることを明らかにした。

　ベアー・スターンズのシュワルツ最高経営責任者（ＣＥＯ）は声明で「市場にうわさがひろがるなか、われわれの流動性状況は過去２４時間で大幅に悪化した」と指摘。「市場での信頼を回復し流動性を強化し、通常の業務を継続するために今回の重要な措置に踏み切った」と述べた。

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