10/5 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△日本製粉<2001>「オーマイスパゲティ」も値上げ、小売２００円に
製粉２位の日本製粉は４日、パスタや家庭用小麦粉など約１００品目の価格を１１月２０日出荷分から４～１７％値上げすると発表した。パスタは「オーマイスパゲティ」の希望小売価格を２１円上げて２００円（税抜き）にする。家庭用小麦粉「ハート（１キロ・グラム）」は、店頭予想価格が１０円上がり２０７円前後（税抜き）などとなる。オリーブの実など家庭用の輸入食材も、為替相場や包装資材の価格上昇などを理由に７～１０％値上げする。
製粉業界では、最大手の日清製粉グループ<2002>も既に業務用小麦粉やパスタの値上げを発表している。

△旭硝子<5201>がシャープ<6753>向け液晶工場を増強、総投資額３００億円
旭硝子は４日、兵庫県高砂市の液晶パネル用ガラス基盤工場に、「第１０世代」と呼ばれる大型サイズ（２・８５×３・０５メートル）に対応した生産設備をつくると発表した。総投資額は約３００億円で、２００９年中に量産を開始する。シャープが大阪府堺市に建設する世界最大級の液晶パネル工場にガラス基盤を供給する。完成後、高砂工場のガラス基盤生産能力は現在の約１・６倍となる。

△新型ＰＳＰが５０万台を突破、国内発売開始から２週間
ソニー<6758>・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）は４日、新しい携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル（ＰＳＰ―２０００）」の販売数が、９月２０日の国内発売から２週間で５０万を突破したと発表した。９月の販売数は２００４年１２月のＰＳＰ発売以来、単月で最高水準になったという。従来機と比べ３分の２に軽量化したことや、本体の色を増やしたことなどが好調の理由としている。携帯ゲーム機市場では、幅広い年齢層の支持を集める任天堂の「ニンテンドーＤＳ」がＰＳＰシリーズに大きく水をあけている。ＳＣＥは、新型ＰＳＰで巻き返しを図っている。

□全日空<9202>と韓国・アシアナ航空、客室乗務員を相互派遣へ
全日本空輸は４日、提携関係にある韓国・アシアナ航空と、羽田―ソウル（金浦）線の一部便で、客室乗務員を相互に派遣すると発表した。２８日から、同路線のアシアナ航空便に全日空の客室乗務員１人が、全日空便にアシアナ航空の客室乗務員１人が乗務する。両国の乗客が、どちらの便に乗ってもサービスが受けやすくなる。客室乗務員は、自社の制服を着て相手会社の航空機で働く。１年間の予定で、乗客の評判がよければ継続する。

△「ワゴンＲ」が１位、上半期の新車販売…人気は軽と小型
日本自動車販売協会連合会などが４日まとめた２００７年度上半期（４～９月）の車名別新車販売台数は、スズキ<7269>の軽自動車「ワゴンＲ」がトップとなった。
２位にも軽自動車の「ムーヴ」（ダイハツ工業<7262>）が入り、１０モデル中、６モデルを軽自動車が占めた。
軽自動車以外では、「カローラ」が３位、「ヴィッツ」が４位、「パッソ」が９位と、トヨタ自動車<7203>の小型車が健闘した。
ホンダ<7267>は、小型車の「フィット」（６位）と軽自動車「ライフ」（８位）の２台が１０位以内に入った。
（読売新聞）

△女性の肌ストレス解消の旅「ハワイ　ストレスフリーな旅」　近畿日本ツーリスト<9726>
近畿日本ツーリストは花王<4452>とコラボレーションし、同社の生理用品「ロリエエフ」と共同企画として、WiLL TOUR RELAX「ハワイ　ストレスフリーな旅」の販売を開始した。出発は2007年12月10日から2008年3月31日まで。スピリチュアルなエネルギーが満ちた場所としてあらためて注目を浴びるハワイに滞在し、エステ＆スパ体験や野生のイルカスイミングツアーなどに参加することにより、女性の大敵である肌のストレスを解消することが今回の旅行企画の目的だという。花王の提供により追加料金の支払いなしで、ハイアット・リージェンシー・ワイキキホテル内でのハワイアンロミロミマッサージや、天体観測地として有名なマウナ・ケアでの星空鑑賞、パワースポットの数多く残るオアフ島西海岸ワイアナエの海でのイルカスイミングなど5つの体験ツアーから選ぶことができる。旅行代金は13万900円～35万4,900円まで。

△BBS社製ホイールなどを特別装備　ロードスター特別仕様車
マツダ<7261>は、2人乗りライトウェイトオープンスポーツカー「ロードスター」に特別仕様車「Prestige Edition（プレステージエディション）」を設定し、2007年10月1日から発売した。電動ルーフシステム搭載の「ロードスター・パワーリトラクタブルハードトップ」の上級機種「RS RHT」および「VS RHT」をベース車とし、シートヒーター付本革製バケットシート、BBS社製鍛造17インチアルミホイール、フロントフォグランプを特別装備する。車両本体価格は295万円～305万円（税込み）
（J-CASTニュース）

△JAJAHモバイルIP電話を「EM・ONE α」が標準搭載
イー・モバイル（イーアクセス<9427>）は10月4日、米JAJAHが展開するモバイルIP電話サービスを「EM・ONE α」に標準搭載すると発表した。モバイルIP電話の公式採用は、国内携帯電話事業者では初めて。JAJAHが同端末向けに開発したIP電話ソフト「JAJAH Phone」を搭載。月額の基本料金などは不要で、通話料は国内の固定電話向けが2.4円／分・携帯電話向けが15.99円／分、米国の固定電話向けが2.14円／分と安価になっている。サービスは10月18日に開始予定。支払いはクレジットカードからのチャージによるプリペイド方式で行い、契約はユーザーとJAJAHが直接行う。通話にはイヤフォンマイクが必要。JAJAHは米国のIP電話企業。昨年9月、携帯電話から利用できる「JAJAH Mobile Suite」を発表した。
（ITmedia News）

△日産<7201>、エンジニアリングセンターが竣工
日産自動車は、神奈川県厚木市の日産テクニカルセンター内に「エンジニアリングセンター」が完成し、4日竣工式を実施した。同社は昨年12月に発表した中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2010」に基づき、CO2排出量の削減に実効性のある技術と商品を投入していく計画で、今回竣工したエンジニアリングセンターは、計画に基づいた様々な技術開発を行う。センターは、主に車両開発に関わる部署のオフィスとして使用するほか、ナレッジクリエーション実現のための車両・部品展示エリア、インフォーマルコミュニケーションエリアなど、クルマや部品と直に接しながらコミュニケーションできるスペースを確保した。センターに配置する車両開発部隊と、企画、デザインの部署とが連携し易いよう、隣棟とブリッヂでの行き来を可能としたほか、サプライヤーなどとの打ち合わせエリアやカフェ、売店、レストランサービスなども充実させた。さらに、日本初となる水を冷媒としたターボ冷凍機を採用した。今後、この環境に優しい冷凍機の使用を通して得られるデータの収集やノウハウの蓄積を行い、技術進化や普及に貢献していく予定。氷蓄熱システム、エコガラス、雨水及び厨房排水再利用を採用しており、環境面でCO2排出量の削減及び省エネルギー化に取り組んでいる。日産は、今回完成したエンジニアリングセンターを、日産が取り組んでいる長期的展望にたった将来への投資のひとつと位置づけており、今年5月に完成した NATC、現在進めているNTCのパワートレイン開発機能増強、昨年秋にリニューアルした同NTC内のデザインセンターなどの研究開発拠点の改修・増強と併せ、その投資額は約900億円となる。

△東京モーターショー07　スズキ<7269>Dセグメント、2パターンを探る
デザインを担当した四輪デザイン部先行デザイン課長の竹内義男さんは「スズキがDセグメントに挑戦するときに、どんなテイストだと闘えるかを考えて2パターン用意した。そしてマーケットを探りたい」と言っている。スズキは東京モーターショーで、コンセプトカー『キザシ2』を発表する。フランクフルトモーターショーで発表された『キザシ』とはコンセプト・デザインテーマを共有するが、別物に仕上げられている。また、満を持してのDセグメント車ということもあって、竹内さんは「スズキの頂点に君臨すべき車とはどういうものか、積み上げ式に考えた結果になっています」という。キザシ2はビジネスからレジャーといった幅広いフィールドで使うことを想定されている。デザインキーワードは“品格”“躍動感”の2つが掲げられている。「デザイン上の違いですが、シルエット、ドア断面といった根本から変わっています。大径タイヤを備えており、“塊感”や骨格表現といった部分を見て頂きたい。結果的に存在感の強いものに成り得たと思います。」また、キザシでは“ワインレッド”が印象的だったが、今回はホワイトで訴求している。「フランクフルトモーターショーを見渡しても、ホワイトはトレンドカラーだと思う。北米・ヨーロッパでもその“兆し”がある」という。
（レスポンス）

△イー・モバイル（イーアクセス<9427>）、米ＪＡＪＡＨ社と提携しモバイルＩＰ電話を公式採用

△イー・モバイル（イーアクセス<9427>）、Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｍｏｂｉｌｅ　６に「ＥＭ・ＯＮＥアップグレードサービス」提供

△沖電気<6703>、ｅ機能モジュール事業の強化・拡大で新組織を設立

△松下電工<6991>、汚れに強く使いやすい洗面化粧台「ウツクシーズ」を発売

△三井住友海上火災<8752>、ドイツにおいてローカル企業を対象にした損害保険事業に参入

△伊勢丹<8238>と三越<2779>、統合契約書に基づき「株式移転計画」を作成

△旭硝子<5201>、ＴＦＴ－ＬＣＤ用ガラス基板の製造能力を増強

△プラネックス<6784>、ハンズフリー通話が可能なＢｌｕｅｔｏｏｔｈミニヘッドセットなどを発売

△イオン<8267>・イオンクレジットサービス<8570>・イオンモール<8905>など３社、グループ内の保険代理店事業を統合

△ミズノ<8022>、吸湿発熱素材採用のアンダーウエア「ＷＭ　ＵＮＤＥＲＷＥＡＲ」ソックスを発売

△メディアエクスチェンジ<3746>、データセンター事業を使ったビジネスインキュベーションを開始

△サークルＫサンクス<3337>、信州宮田村名物「紫輝彩丼」を長野県内の「サークルＫ」で限定発売、外はサクサク中はしっとりのオリジナル「メロンパン」を発売

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、「２ｉｎ１」で番号ごとの着信回避機能など機能を拡充

△ＭＣＭ（三菱ケミカルＨＤ<4188>）とＴＭＳ（ミレアＨＤ<8766>）、健康保険組合向け特定健康診査・保健指導の一貫受託体制を構築

△ＮＴＴ<9432>・ＮＥＣ<6701>など４社、企業システム向けＯＳＳミドルウェアの日本語サイトを公開

△豊田通商<8015>、ナルミヤ<3364>などと共同で愛知県岡崎市に子供向けモデルルームをオープン

△シャープ<6753>、ワンセグチューナー内蔵などの１４．１型ワイドノートＰＣ２機種を発売

△アルパイン<6816>、「差分マップ」方式採用のため約２０分程度で更新できるカーナビゲーションを発売

△丸紅インフォテック<7584>、米アルテックランシングのＦＭチューナー付きｉＰｏｄ用スピーカーを発売

△三井住友カードなど、中国地区のスーパー「天満屋ストア<9846>」に「ｉＤ」と「Ｅｄｙ」の共用端末を導入

△ジョルダン<3710>、「乗換案内ＮＥＸＴ」の乗車位置情報が全国にエリア拡大

△インフォテリア<3853>、ソーシャルカレンダー「ｃ２ｔａｌｋ」の最新バージョンを提供開始

△パイオニア<6773>、ＤＪ／ＶＪ用４ｃｈサウンド＆ビジョンミキサー「ＳＶＭ－１０００」を発売

△日立化成<4217>、来年４月に国内配線板事業を再編・統合

△ダイキン<6367>、中国に海上コンテナ用冷凍冷蔵装置の生産会社を設立

△ＫＤＤＩ<9433>・沖縄セルラー電話<9437>など、ニーズに合わせてａｕ電話の購入方法を選べる「ａｕ買い方セレクト」を提供

△アステラス製薬<4503>・富山化学工業<4518>など３社、キノロン系経口合成抗菌剤「ジェニナック錠２００ｍｇ」を発売

△カシオ<6952>、ソーラー電波ウオッチ「ＯＣＥＡＮＵＳ　Ｍａｎｔａ」の特別仕様モデル２機種を発売

△ＫＤＤＩ<9433>、長期利用者向けの「アニバーサリーポイント」を改定

△セイコーウオッチ（セイコーＨＤ<8050>）、ファッションウオッチ「セイコー　ルキアカリテ」６モデルを発売

△バンダイ<7832>、大人の男性向けインテリアホビー「スペースワープ　デスクトップ」を発売

△チヨダ<8185>、ウィンターシューズ「ＢＩＯ　ＦＩＴＴＥＲ　ＳＮＯＷ　ＳＴＹＬＥ」‘０７冬の新ラインを発売

△日本無線<6751>、新方式の弾性表面波（ＳＡＷ）溶液センサーと小形測定回路を開発

△ＪＦＥス<5411>チール・三井物産<8031>など３社、合弁会社「オルドスＥＪＭ」シリコマンガン工場の第２工場建設に合意

△ヤマハ<7951>、リアル５．１ｃｈサラウンド再生を１台で実現する音響システムを発売

△ＪＦＥ<5411>スチール、フェライト系ステンレス鋼「ＪＦＥ４４３ＣＴ」の耐リジング性を向上
（日経プレスリリース）

△沖電気工業<6703>、エレクトロニック機能モジュール事業を強化
沖電気工業は４日、半導体と他のグループ保有技術の融合を進めるエレクトロニック機能（ｅ機能）モジュール事業を強化すると発表した。経営推進本部内に「ｅ機能モジュール事業推進室」を設置した。電子機器の商品サイクルが短くなったことや、モジュール製品のさらなる高付加価値化のニーズに応えるのが狙い。製品の設計開発、製造までの一貫したサービスを世界規模で提供する。２０１１年３月期には同事業で、売上高３５０億円を目指す。事業戦略として、まず部品内蔵基板などの高密度実装技術を生かした設計・製造サービスを行う受託事業を立ち上げる。その後、受託製造で得たノウハウをもとに携帯電話やテレビ、自動車用機器などの市場に向け独自のモジュール製品を発売する計画だ。沖電気は半導体を小型化する高密度実装技術のほか、低消費電力化を実現する部品技術、システム技術を持つ。それらを活用することで事業領域を拡大する。

△積水ハウス<1928>、独自のオリジナル構法採用した重量鉄骨造２階建て住宅発売
積水ハウスは４日、設計自由度の高いオリジナル構法を用いた重量鉄骨造２階建て住宅「デュオラコレクション」を６日に発売すると発表した。従来、重量鉄骨造３階建て住宅に導入してきた同社独自の「β（ベータ）システム構法」を２階建てに採用した。価格は３・３平方メートル当たり８０万円台から。販売目標は月間３０棟。住宅の全階を垂直に貫く”通し柱“を不要とする構法の採用により、自由な間取り設計を可能とした。ガレージの間口は最大５・５メートルで、乗用車２台の並列駐車スペースを確保できる。都市部で個性的な住宅を求める富裕層をターゲットに販売していく。

△日立製作所<6501>、化粧品販売コーナー向け顧客管理システムを発売
日立製作所は４日、化粧品カウンセリング販売コーナー向け顧客管理システムを９日に発売すると発表した。価格は１５万７５００円から。２０１０年度末までに中小店舗向けに１０００ライセンスの販売を見込む。「カウンセリングコーナー顧客管理システム」は専用ソフトをパソコンにインストールするだけで導入が可能。デジタルペンで手書きした顧客用カウンセリングシートを電子化し、自動的にパソコンに取り込むことができる。購入商品や肌質などの条件ごとに検索できるため、顧客来店時の対応強化につなげられる。

△松下電工<6991>、掃除の手間省く洗面化粧台「ウツクシーズ」を発売
松下電工は４日、掃除の手間を省く洗面化粧台「ウツクシーズ」を１２月１日に発売すると発表した。洗面ボールに汚れをはじく有機ガラス系素材を採用。水あかやゴミのたまりやすい排水口をすき間のない構造とし、掃除の手間を大幅に軽減した。価格は本体に鏡のついたタイプで１６万５９００－３０万９７５０円。１年後に月間３０００台の販売を見込む。新素材は全自動掃除トイレ「アラウーノ」に用いた有機ガラス系素材を応用。水あかや化粧品などの汚れを簡単に落とせる。洗面ボールの容量は業界最大の２６リットルで、つけ置き洗いや乳児の水浴などにも使える。集中配光照明や発光ダイオード（ＬＥＤ）照明により、顔や手元をより鮮明に照らす仕様にした。ボリュームゾーンである１５万－２５万円の中級価格帯市場を深耕する。
（日刊工業新聞）

△エリアリンク<8914>３連騰
エリアリンクは大幅高で３日続伸。８月１６日以来の６万円台回復。９月１３日年初来安値３万５１５０円から短期間に三つの大台替えで値幅取りのターゲットになっている。マンション駐車場などの不動産短期貸しが中心。
（株式市場新聞）

△ミツミ電機<6767>が５０００円台に乗せ上場来高値を更新
ミツミ電機が、１５０円高の５０１０円まで買われ、７月２６日につけた上場来高値４９５０円を更新している。任天堂＜７９７４＞（大１）が、前日に上場来高値を更新したことでミツミ電機にも買いが入った。１日に国内家庭用ゲーム市場規模の速報発表がキッカケとなった。またミツミ電機の信用取組倍率が０．７６倍の好需給となっていることから、買い戻しの動きも加速したようだ。
（証券日刊新聞）

▼キャンドゥ<2698> 赤字に下方修正
キャンドゥは、2007年11月通期連結予想を発表した。仕入原価は想定を上回って推移し、販売費・一般管理費についても人件費や募集費を中心にやや計画を上回っており、また、不採算店舗撤退の減損2.96億円計上し、下方修正赤字となった。売上高666億円（前予想675億円）、経常利益11.32億円（同17.86億円）、当期純利益5.08億円赤字（同1.05億円）。

△キリン堂<2660>　８月中間決算　58％経常増益
キリン堂の８月中間期連結決算は、売上高537億7500万円（前年同期比52.9％増）、経常利益11億3500万円（同 58.2％増）、純利益3億1300万円（同4.7％減）となった。前期に子会社化したニッショードラッグ、ジェイドラッグが貢献したほか、季節要因などで大幅増収、大幅経常増益を記録した。なお、通期計画は、売上高1087億2700万円（前期比49.3％増）、経常利益25億6700万円（同 55.5％増）、純利益7億1900万円（同24.6％増）を予想している。

△コーナン商事<7516> 上方修正
コーナン商事は、2008年2月通期予想を発表した。減損14.99億円閉店損失引当金1.73億円、不正事故損失1.24億円を計上したが、販売管理費の予想を見直したことから、上方修正となった。売上高2841億円（前予想2940億円）、経常利益80億円（同55億円）、当期純利益30億円（同20億円）、一株利益109円24銭。

△レイコフ<8941> 上方修正
レイコフは、2007年8月通期連結決算予想を発表した。不動産取得やファンドへの販売実績が従来見通しを下回ったが、売却益は従来見通しを上回った事で経常利益は大幅増益となった。ただし、海外事業の損失が発生し純利益は小幅の上昇にとどまった。売上高239億円（前予想273億円）、経常利益18.83億円（同15億円）、当期純利益8.17億円（同8億円）。

▼山武<6845> 下方修正
山武は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。子会社の金門製作所の株価の値下がりで特損の計上となり、下方修正となった。売上高1140億円（前予想1120億円）、経常利益73億円（同69億円）、当期純利益37億円（同55億円）。

△ビックカメラ<3048> 単体上方修正
ビックカメラは、2007年8月通期単体予想を発表した。売上が順調に推移した事や、経費の増加が計画を下回った事で、上方修正となった。売上高4460億円（前年同期比4450億円）、経常利益152億円（同140億円）、当期純利益74億円（同64億円）。

△ＩＤＵ<8922> 上方修正
ＩＤＵは、2007年8月通期連結決算予想を発表した。SPC 所有不動産の売却で、上方修正となった。売上高533億円（前予想480億円）、経常利益41億円（同40億円）、当期純利益22.5億円（同20億円）。

▼カシオ<6952> 下方修正
カシオは、2008年3月通期連結予想を発表した。携帯電話が国内での競争激化に加え、一部モデルにおいて部材の調達不足が生じたことから、下方修正となった。売上高6100億円（前予想6500億円）、経常利益310億円（同480億円）、当期純利益170億円（同280億円）。

△スルガコーポレーション<1880> 上方修正
スルガコーポレーションは、2008年3月通期連結予想を発表した。不動産ソリューション事業が好調に推移することから、上方修正となった。売上高1400億円（前予想1180億円）、経常利益188億円（同160億円）、当期純利益101億円（同92億円）、一株利益260.79円。

▼北陸電力<9505> 通期経常利益下方修正
北陸電力は、2008年3月通期連結予想を発表した。販売電力量は増加したが原油価格の上昇で経常利益を圧迫した。売上高4650億円（前予想4600億円）、経常利益40億円（同50億円Ｈ）、当期純利益20億円（同変わらず）。

▼イオン<8267> 中間決算発表 期末2円増配 通期予想据置
イオンは、2007年8月中間連結決算を発表した。営業収益2兆5251億円（前年同期比7.7％増）、経常利益750億円（同10.9％減）、中間純利益238億円（同2.8％増）。通期業績予想は、営業収益5兆2500億円超、経常利益2050～2150億円、当期純利益700～760億円、一株利益87～95円、期末配当17円（前予想15円）。なお、従来予想は、当期純利益760億円、クイック同712億円。

▼三越<2779> 下方修正
三越は、2007年8月中間連結決算予想を発表した。主力である百貨店事業における売場改装や重点売場構築による業績貢献効果の遅れなどにより下方修正となった。売上高3787億円（前予想3886億円）、経常利益54億円（同70億円）、当期純利益40億円（同44億円）。2008年2月通期連結予想売上高7891億円（同8013億円）、経常利益161億円（同177億円）、当期純利益105億円（同106億円）。

△イオンディライト<9787> 上方修正
イオンディライトは、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高1320億円（前予想1200億円）、経常利益74億円（同68億円）、当期純利益40億円（同36億円）。

▼キューソー流通<9369> 下方修正
キューソー流通 は、2007年11月通期連結予想を発表した。、主に保管貨物や共同物流が伸び悩み、下半期に計画していた合理化改善施策が遅れ、営業所統廃合と繁忙期の過度な貨物集中の結果、臨時運送費用等の増加が利益を圧迫し下方修正となった。売上高1399億円（前予想1405億円）、経常利益14.1億円（同18億円）、当期純利益3.03億円（同6.3億円）。
（證券新報）