2025 01,19 21:19 |
|
2011 02,16 20:00 |
|
2011/02/16 株式クロージングコメント ■たとえ指数が調整に入っても需給状況は悪化せず 16日の日経平均は続伸。61.62円高の10808.29円(出来高概算26億株)と、連日の戻り高値を更新し、終値ベースでは昨年4月末以来の水準を回復。出来高の26億株乗せは、1/21(26.7億株)以来の高い水準に。米国株の下げの影響は限られ、日本株への海外勢による資金流入期待が一段と高まっている。 メリルリンチ(ML)のファンドマネージャー調査では日本株の小幅なオーバーウエイトが持続しているほか、クレディ・スイス(CS)では日本株式のオーバーウエイトを5%から20%に引き上げたことなども先高期待を高める要因になっている。また、コア銘柄やTOPIX型の買いバスケットなども観測されていたほか、メガバンクなど内需系の出遅れ銘柄の強い動きが目立っており、市場心理を明るくさせている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均は連日の戻り高値を更新し、テクニカル面では5月のマド埋めを意識した10700-10900円のレンジに移行している。一方、過熱感も強まりやすいところであり、積極的な上値追いの流れは限られ、短期的な資金は材料系の銘柄での値幅取り狙いに向かいやすい。先高期待があるものの、高値警戒感もあって中小型株などは利益確定の流れが目立っていた。 ただ、それ故に好需給の状況が続いているともみれる。先高期待でポジションが大きくロングに傾いているとは考えづらく、指数の上昇ほど投資家心理は過熱していないであろう。景気敏感セクターへの利益確定、一方で出遅れ内需の修正などがみられるようだと、より需給の回転が利きやすくなる。日経平均が膠着から一旦調整に入ったとしても、市場心理は悪化することなく、出遅れ銘柄を探るスタンスに向かいそうだ。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |