2024 11,24 08:08 |
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2009 07,12 11:00 |
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日本経団連の御手洗冨士夫会長は6日の記者会見で、各政党に次期衆院選のマニフェスト(政権公約)に盛り込むことを求める項目について発表した。持続的な社会保障制度を柱に、道州制の導入に向けた具体案など10項目を求めた。 御手洗会長は「経済が危機的状況を脱し、成長軌道に乗せるには次の選挙を政策本位にする必要がある」と強調。「きちんとした社会保障制度の確立が何よりも重要」と述べたうえで、消費税を含む税制改革の形などを示すべきだと指摘した。道州制については「究極の構造改革であり、基本法制定を公約に明記してほしい」と訴えた。 民間主導の成長推進、規制改革、環境・エネルギー政策、雇用の安全網なども挙げた。経済同友会も政権公約について、経済成長戦略や低炭素社会のあり方などを示すべきだとしている。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ ・・・で、経団連の要望の主な優先事項なのですが、下記です。 1 危機克服への対応と民主導の成長力強化策 ・・・って事です。 ・・・で、なぜ経団連は「消費税」を騰げたがっているのでしょうか??? 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
私と憲法98号に掲載されている浦野広明立正大学教授の講演録によると、トヨタは、消費税増税に賛成だそうだ。というのも、トヨタは消費税が上がれば上がるほど消費税の還付金が増えて儲かるかららしい。 仕組みはこうだ。2007年のトヨタの総売り上げは12兆793億円、うち輸出が8兆5279億円、国内売り上げが3兆5513億円だそうだ。他方で、課税仕入れ(消費税がかかっている仕入)は9兆9990億円だという。 この数字をもとに消費税を計算すると、輸出には消費税がかからないから、トヨタが支払う消費税は、3兆5513億円×5%で1776億円にとどまる。 他方、課税仕入れに対しては消費税分5%が還付されるため、9兆9990億円×5%=4995億円が還付される(9兆9990億円は税別ということなのだろう)。 つまり、トヨタは差し引き3219億円が還付されることになる。10%になれば、6000億円、15%になれば1兆円が還付されることになる。 すごいマジックだ。課税仕入れが還付されるのは、売上について消費税を支払うことが前提ではないのだろうか?輸出による売上について消費税が免除される場合、その部分の仕入れについての消費税を還付される理由はないように思う(この点、議論があるようです。少し調べてみます)。 私には、この浦野さんの講演が正しいかどうかをいま、チェックすることができない。したがって、もしかしたら、仕入に関する消費税について、別途の処置がなされ、トヨタ(もちろん、トヨタだけでなく輸出による売り上げが大きい会社)が「不当に」利益を得ていることはないのかもしれない。詳しい方はぜひ、教えてほしい。 実は、怖いのはここからだ。 浦野教授によると、このトヨタ問題について署名記事を書いた記者は、事務職に転勤され、2度と筆を持つことができなくなったという。これも、本当なら、極めて恐ろしい話だ…。 PR |
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