2024 11,24 04:19 |
|
2009 06,03 20:00 |
|
6/3 株式クロージングコメント ■全員参加型での次世代エネルギー関連物色に 日経平均は小幅続伸。37.36円高の9741.67円(出来高概算21億7000万株)で取引を終えた。 今晩の米ADP雇用統計などの発表を控えていることも手掛けづらいところではあり、昨日の価格レンジ内でのこう着が続いた。 東芝の公募増資に伴うTOPIXのリバランスが行われ、東芝に買い需要が発生する一方、TOPIX先物への売り需要などもあり、動きづらい面も。また、景況感の改善に伴う商品相場の上昇基調を背景とした資源・素材株の強い動きが続くものの、大手銀行株の弱い動きもあって上値追いには慎重であった。 ただ、このこう着相場のなかで一気に動意付いたのが次世代エネルギー関連であった。 三菱重がリチウムイオン電池の量産化で1年以内に工場稼動と、報じられたことがきっかけとなったようだが、これにより中核とされるGSユアサの急騰、関連銘柄への波及効果につながっている。 規模別指数では大型株指数がマイナスとなる一方で、中型・小型株指数の強さが目立っており、資金が関連銘柄へ集中した格好である。 関連テーマの低位株などは個人主導であろうが、GSユアサなどは機関投資家によるアグレッシブな資金も向かっていると考えられる。 後場に入り動意付いた関連銘柄は、結局大引けにかけてダレることなく、需給妙味の大きい銘柄への踏み上げを強める格好である。 全体としては、景況感の改善とともにメガバンクなど金融セクターの反転がみられないと先高観を強めづらい。そのため、金融などの上昇基調が強まるまでは、全員参加型での次世代エネルギー関連物色での資金回転を強めそうだ。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |