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2009 06,02 08:31 |
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6/2 株式オープニングコメント ■自動車へはショートカバー、目先的には達成感も 1日のNY市場は大幅上昇。ダウ平均は221.11ドル高の8721.44、ナスダックは54.35ポイント高の1828.68で取引を終了した。 4月個人所得や5月ISM製造業景気指数など予想を上回る経済指標の発表を受けて朝方から上昇して始まった。GMの破綻は織り込み済みで、むしろ早期再建への期待感から好感する向きが多い。原油や商品価格の上昇も手伝って、終日堅調推移となった。 セクター別では、自動車・自動車部品や小売が上昇する一方で銀行や電気通信サービスが軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比135円高の9825円、円建ては同125円高の9815円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、パナソニック、ソニー、京セラ、トヨタ、ホンダ、三井住友、三菱商など対東証比較(1ドル96.56円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
ただ、本日のところは自動車関連セクターへの悪材料出尽くしとの見方からショートカバーが強まりやすいであろう。国際優良株主導によって日経平均はシカゴ先物水準にさや寄せする展開となりそうだ。これにより目先抵抗とされていた週足の一目均衡表の雲下限は確実に上放れる格好となり、市場のムードは次第にリーマン・ショックでの急落分の吸収を意識することになりそうだ。このところ上昇が目立つ資源系のセクターについても、ゴールドマン・サックスによるUSスチールの格上げが追い風になろう。 ただ、ショートカバー中心の上昇であり、好需給相場が続くとみられるが、目先的には達成感も強まりやすい。 週末の米雇用統計を控えていることも積極的にはなりづらいところ。ボリンジャーバンドのプラス2σは9777円処に位置しており、これを大きく上放れるというよりは2σレベルでの攻防とみておきたい。週足の2σは1万円を超えていることもあり、過熱を抑えながらの上昇が期待される。そのほか、、今来週辺りに「MSCI新興市場指数」に含まれる韓国を「MSCI先進国指数」に組入れるかの発表が予定されている。韓国が先進国指数に組入れとなれば、日本の比率低下による売り圧力への可能性が指摘されている。 PR |
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