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2009 05,22 08:33 |
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5/22 株式オープニングコメント ■過度に弱気になることは避けたいところ 21日のNY市場は下落。ダウ平均は129.91ドル安の8292.13、ナスダックは32.59ポイント安の1695.25で取引を終了した。 週間新規失業保険申請数が予想を上回ったことで朝方から下落して始まった。格付け会社S&Pが英国のトリプルA格付の見通しを引き下げ、米国のトリプルA格付け維持も危ういとの見方から一段安となった。 セクター別では、各種金融が上昇する一方で運輸や資本財が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比150円安の9130円、円建ては同160円安の9120円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、キヤノン、任天堂、三井住友など対東証比較(1ドル94.35円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米国債の格下げ懸念はこれまで燻ぶっていたが、英国債の格下げによって警戒感が一段と強まる格好となった。 円相場は1ドル93円台に突入する勢いでもあり、国際優良株などを中心に売り優勢の展開は余儀なくされよう。また、下落ながらも投信設定による買い期待から比較的落ち着いたスタートにはなりそうだが、米GM問題の行方や新型インフルエンザによる経済への影響、そして週末要因もあって、その後は様子見ムードが強まることになりそうだ。 ただ、これまでの日経平均のレンジとして意識されている9000-9500円の下限レベルでは売り込みづらい状況でもある。外部環境の不透明感からポジションはロングに傾きづらい状況であったため、狼狽的な売りにつながる可能性も低い。反対にショートが積み上がりやすい需給環境のなか、来週発表される月例報告では景気判断が引き上げられ、これを確認することによって改めて先高期待が強まることが期待される。 リスク許容度は高まっており、回避的な資金が出遅れ感のある日本にシフトしてくる可能性も期待されよう。レンジ下限を大きく下振れない状況下では、過度に弱気になることは避けたいところである。 PR |
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