5/11 株式クロージングコメント
Fisco Gate　2009年05月11日15時52分
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■今晩の米銀行と明日のトヨタの動向に注目か

　日経平均は小幅ながら5営業日続伸となり、19.15円高の9451.98円（出来高概算30億4000万株）で取引を終えた。寄り付き直後に9500円に乗せる場面もみられたが、目先的な達成感が強まり易い状況でもあり、その後は利食いの流れが強まってきていた。

先週末に決算を発表したトヨタが下げ渋りをみせていないことも、本格化する決算を前に手控え要因につながっている。セクターでは金融システム不安後退によって金融関連セクターの見直し買いが強まっているほか、不動産などへも波及している。また、商社、鉱業、石油石炭などの資源系の一角も堅調だった。後場寄り付き直後には一時9342.75円まで下げる場面もみられていたが、モルガン・スタンレーが米銀行を格上げしたと伝えられると、メガバンク中心に金融セクターへの物色が強まり、日経平均は若干ながらプラスで取引を終えている。

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　トヨタは25日線レベルでの攻防となったが、明日以降、このレベルから切り返すことができるかが注目されよう。

金融セクターの出直りが続くなか、輸出関連が反転をみせてくるようだと、全体相場のリバウンド基調が一段と強まることになりそうだ。一方、トヨタが25日線を下振れるようだと輸出関連は手控えられ、また、格上げによる米銀行の上昇を織り込んでいるため、今晩の米国市場での銀行株が冴えない動きとなると、一気に手控えムードが強まることも考えられる。そうなると、個別に決算内容や需給要因など手掛りとした材料株物色にとどまりそうである。とは言え、日経平均の9500円レベルでの上値の重さを嫌気する向きはなく、いったんは利食いが出易いところであるが、反対に押し目買い意欲も相当強く感じられる。
（村瀬智一）

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　いやぁ～先週末から「トヨタ」「トヨタ」と五月蝿いんだけれども、
「トヨタ」は切り返して輸出関連が反転するって聞いているんだけれども、
余り信頼出来る情報筋ではないので聞き流しておいて。