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2009 05,01 08:17 |
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5/1 株式オープニングコメント ■GW中のリスクを取りに行く動きも 4月30日のNY市場はまちまち。ダウ平均は17.61ドル安の8168.12、ナスダックは5.36ポイント高の1717.30で取引を終了した。 主要企業の好決算が相次いだことで朝方は上昇して始まった。しかしオバマ大統領によるクライスラーの破産法申請に関する発表をきっかけに上げ幅を縮小、引けにかけても前日終値を挟んでもみ合う展開に。 セクター別では、自動車・自動車部品や素材が上昇する一方でエネルギーや家庭用品パーソナル用品が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建ては大証比35円高の8895円、円建ては同変わらずの8860円。ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノンなど対東証比較(1ドル98.55円換算)で全般小じっかり。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
クライスラーの破産法適用申請は織り込み済みとの見方であるが、伊フィアットとの提携合意が成立するまでは不透明感は燻ぶるほか、GMの行方に対して見極めたいとのムードはある。 また、米FRBなどは、米銀のストレステストの結果発表を当初の4日から延期すると伝えられている。発表日については1日にも公表の公算とのことである。ただ、ストレステストの公表がどの程度伸びるかにもよるが、一先ずGW中の発表ではなくなることから保有リスク自体は低下することになりそうだ。 GW中の米国市場の落ち着きを想定するとなると、リスクを取りに行く動きも出てくる可能性はあり、ある程度のリスク回避を意識したとすると、需給妙味の大きい銘柄に向かい易く、政府対策によるテーマ性のある銘柄辺りが注目されよう。 一方、売り方にとってはGW中の保有リスクについては変わらないため、カバーの動きを強めてくることが予想される。先物市場ではヘッジに伴う買いも意識されそうである。 基本的にはこう着であろうが、225先物はイブニングで8990円まで上昇しており、朝方はこの反動から利食い優勢となる可能性は強いものの、これにより空けたマドを大引けにかけて埋めてくる可能性も意識しておきたいところであろう。 PR |
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