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2009 04,29 14:00 |
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市場が踊る”公的資金注入濃厚20社 ●先行買いで、軒並み株価は上昇傾向 パイオニアやエルピーダメモリ、日立製作所、JALなど公的資金活用の検討を表明した企業が、株式市場を賑わしている。 「公的支援を受けるのですから、本来なら“危ない会社”のレッテルを張られます。ところが、市場は政府支援で体力が復活すると読み、対象企業の株価が上昇しました。市場の関心は、次はどこが手を挙げるかです」(市場関係者) 公的資金活用の報道で、パイオニアの株価は急騰した。275円(21日)→322円(22日)→397円(23日)とわずか2日間で44%も上昇。マーケット関係者が「公的資金銘柄」探しに目の色を変えるはずだ。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
マーケットが注目する会社は別表の通りで、業績悪化が深刻な荏原やTDK、ロームなどの社名も流れる。だが、こんな指摘もある。 「東芝、そしてパナソニックの子会社化が決まっている三洋電機は微妙です。というのは、経団連会長人事が絡むからです。現在、ポスト御手洗会長には東芝の西田厚聡会長とパナソニックの中村邦夫会長の名前が挙がっています。経団連会長会社が、公的資金を受けるわけにはいきません」(月刊「BOSS」の関槙夫編集長) 公的資金は、総額1兆円規模。注入される企業は、国内従業員5000人以上など一定の条件が必要だが、帝国データバンク情報部の中森貴和氏が言う。 「自動車や電機は下請け、孫請けが多いし、単純に従業員数で判断できるものではありません。対象企業の線引きは、かなり曖昧にならざるを得ないでしょう。それに公的資金が入っても、ただの延命策で終わってしまう企業が出てくる可能性もあります」 一流だった企業が公的資金に群がり、その株が買われる。日本経済が相当歪んでしまっているのは間違いない。 ◇社名/株価/前日比 ◆パイオニア※/397/+75 ◆エルピーダメモリ※/1230/-20 ◆日立製作所※/335/+11 ◆東芝/362/+7 ◆三洋電機/169/0 ◆NEC/328/+7 ◆クラリオン/107/+25 ◆富士電機HD/177/+14 ◆TDK/4310/+290 ◆OKI/104/+2 ◆いすゞ自動車※/166/+6 ◆日産自動車/519/+11 ◆三菱自動車/154/+7 ◆富士重工業/373/-5 ◆荏原/259/+4 ◆IHI/153/+11 ◆レナウン/148/+2 ◆ローム/5810/+150 ◆JVC・ケンウッドHD/62/+2 ◆JAL※/200/+2 (※は検討中、株価は23日終値、単位円) PR |
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