5/1 午後の『株価材料』

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■株価材料

△デジタルアーツ<2326>が買い気配、07年3月期予想を上方修正
デジタルアーツが後場買い気配となっている。前引け後に発表した２００７年３月期業績予想の上方修正を好感した。連結経常利益は従来予想の２億１９００万円から３億４３００万円、連結純利益は１億０２００万円から１億７５００万円に増額した。内部管理、セキュリティに関するＩＴ需要の高まりなどが寄与した。

▼伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が軟調、ＧＳが目標株価引き下げ
伊藤忠テクノソリューションズが調。ゴールドマン・サックス証券（ＧＳ）が同社の目標株価をこれまでの５８００円から５４００円に引き下げたことが嫌気されている。ゴールドマンでは、通信事業者向けの売上停滞が成長の重荷になるとし、急速な改善が期待できないと判断している。

△太平製<6342>が買い気配、07年3月期業績予想を上方修正
（ロイター）

□東光<6801>---一旦はリバウンドをみせそうだが
一旦はリバウンドをみせそうだが。調整基調が続き、2月末水準まで下げてきている。米社保有株減少によってＭ＆Ａ思惑が後退した格好に。ただ、思惑が強まる以前の水準まで調整しているため、一旦はリバウンドも。

▼高岳<6621>---07年度の会社計画はネガティブと
サポートとして期待されていた25日線を割り込んでいる。なお、みずほ証券では業績予想を大幅に下方修正し、投資判断を「3」から「4」に引き下げている。07年度の会社計画はネガティブと。

□新日鉄<5401>---25日線レベルの攻防
25日線レベルの攻防。均衡表の雲下限を一旦は割り込んだが、その後はリバウンド基調をみせてきている。現在は雲の中で推移しており、強弱感対立。なお、再来週以降になると遅行スパンが4月前半の800円割れ時点の位置にくるため、上方転換シグナルを発生させる可能性が高まってきている。日柄調整待ちに。

△三菱自動車<7211>---続伸、日興シティでは投資評価を格上げ
続伸。一昨日に発表された決算を受けて、日興シティでは投資評価を「３Ｓ」から「２Ｓ」に格上げしている。目標株価も160円から200円に引き上げ、物色材料の主因とされているようだ。収益の大幅回復などを評価、今期営業利益は会社計画通り510億円と予想している。

△スズキ<7269>---小幅続伸で2/15高値にじりじりと接近
小幅続伸で2/15高値にじりじりと接近。なお、立花証券では投資判断を「強気」としている。海外を中心に小型車販売が好調なため、中期経営計画目標を上方修正。今期業績は上ぶれる可能性が高いと。

▼アミタ<2490> ストップ安売り気配。
一転しての減益を受け、失望売りがかさんでいるようだ。27日に07年3月期の業績予想を下方修正しており、経常利益については従来予想の2.81億円に対して1.13億円（06年3月期2.13億円）にとどまる見通し。また、期末配当についても87円から32円（同63円）に引き下げている。

▼三菱重工<7011>---さえない、大和では投資判断格下げへ
さえない。先週末の取引時間中に発表した決算を受けて、利益確定の動きなどが集まる形となっている模様。今期の慎重な業績見通しなどが利食い売りを誘う形となっているようだ。大和では投資判断を「２」から「３」に格下げ、今期業績計画は最低線だが、一段の株価上昇には過去最高益達成可否などが焦点になると。

△佐世保<7007>---値動きの良い銘柄に値幅取り資金が集中
前場高値を突破してきている。新日鉄が強い動きをみせており、鉄鋼、造船、海運といったリード役の循環物色が強まっている。参加者が限定的であるため値動きの良い銘柄に値幅取り資金が集中する流れに。

□三井住友<8316>---直近安値を下回り、3/19安値を意識
直近安値を下回り、3/19安値を意識。業績下方修正が嫌気されているようだ。なお、モルガン・スタンレーでは今回の発表を株価は織り込んでいたと考えられるので、5月以降の株価にとってはポジティブと判断しているもよう。

△三井造<7003> 利食い優勢。決算通過で利益確定の流れが優勢に。
なお、ゴールドマン・サックスでは想定通りの好決算とし、レーティング「買い」を継続。09/3期予想を上方修正、目標株価を530円から600円に引き上げている。
（フィスコ）

△セガサミーＨＤ<6460>が高い、サンリオと包括的業務提携契約を結ぶ
セガサミーホールディングスが一時、前日比155円（5.70％）高の2875円まで上昇。先週末４月27日にサンリオ<8136>と包括的業務提携基本契約を締結したと発表したことが手がかりとなったものと見られている。今後両社は、保有するキャラクタを活用した商品サービスの開発、店舗運営などを取り組む。

▼ジャストシステム<4686>が年初来最安値更新、2007年３月期業績予想を下方修正
ジャストシステムが一時、前日比46円（6.90％）安の621円まで下落して、４月18日に付けた年初来最安値を更新。先週末４月27日に2007年３月期の連結最終損益を従来予想の17億6000万円の赤字から25億5000万円の赤字へと下方修正したことが手がかりとなったものと見られている。同社では、２月に起きた「JUST Suite 2007」のインストーラーに不具合が発生し、発売日を当初予定の２月９日から３月９日に変更しましたことに伴い、当期に計上を予定していた売上高が３億円減少したこと。米国の販売拠点であるJust SystemsNorth America, In c.では営業体制構築に遅れが生じ、xfy 関連の売り上げが未達となり、損失が見込みより３億円拡大し５億円となったことなどを今回の業績下方修正の理由として挙げている。

▼三井住友ＦＧ<8316>が安い、2007年３月期の連結業績見通しを下方修正
三井住友フィナンシャルグループが一時、前日比3万円（2.86％）安の102万円まで下落。株価は３月19日に付けた年初来最安値（101万円）に接近する展開となっている。先週末４月27日に2007年３月期の連結純利益見通しを従来予想の5700億円から4400億円へと下方修正したことが懸念材料の一つとして持ち上がっている。保有するプロミス<8574>株式に対して投資損失引当金を計上したことが今回の業績修正の主な理由。
（テクノバーン）

△沖電気<6703>が急反発、今期最終黒字転換を好感
沖電気工業が急反発。１６円高の２２３円まで買われている。４月２７日に発表した今０８年３月期連結業績予想が最終損益で１０億円の黒字（前期実績は３６４億４６００万円の赤字）と２期ぶりの黒字転換を見込んだことで買いが先行している。株価は約２週間ぶりに２５日移動平均線を回復。ただ、市場の一部では今期黒字転換の業績予想に下ブレリスクがあるとの指摘もあり、上値は限定的と見られる。４月６日のザラバ高値２３６円が目先のメドとして意識されそうだ。

▼ベスト電<8175>が売られる、ＦＣ店における回収家電の紛失を嫌気、管理体制に問題と
ベスト電器が反落、１５円安の７２０円まで売られている。同社系列の２店舗からリサイクル目的で回収した家電２００台以上が、リサイクル料を徴収しながら紛失していたと判明したことが嫌気されている。今回、同社が回収家電を紛失した経緯はまだ不明だが、以前にも他の家電量販店が中古流通業者に横流ししていた事実があっただけに、市場筋は「結果として同社の商品管理体制に問題があったことが浮き彫りになった」（中堅証券）と指摘する。

▼アルパイン<6816>が値下がり率上位、今期連結経常は２５．１％減予想、野村証ではレーティングを引き下げ
カーＡＶのアルパインが急反落。一時、１６５円安の１８０７円まで売られ、前場で東証１部値下がり率上位となっている。４月２７日引け後に、前０７年３月期決算を発表した。今期連結について２ケタ減益見通しを示しており、嫌気されている。今期の連結経常利益は前期比２５．１％減の９０億円予想。自動車メーカー向けビジネスがモデルチェンジを迎えており、売上高が減少すると予想している。前期の連結経常利益は前々期比１６．０％増の１２０億１５００万円だった。野村証券ではレーティングを「３」（中立）から「４」（やや弱気）へ引き下げた。
（株式新聞ダイジェスト）

△キムタクやっぱりケタ違い！「武士の一分」歴代記録！
山田洋次監督の時代劇三部作『武士の一分（いちぶん）』が大ヒットばく進中のようだ。今年1月９日に、興行収入が３０億円を超えたことを配給元の松竹<9601>が発表したが、さらにここへ来て４０億円を超えたらしい。 　この４０億という興行収入は松竹映画の中でも、歴代最高になるらしい。同じ松竹の配給で現在公開中の『東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン』も順調な興行で、4月25日の時点で60万人を突破し、最終的には30億円になると配給元では予測している。
（シネマトゥデイ）

△エレコム<6750>、ヘッドホンコード巻き付け機能付きシリコンケースとソフトレザーケースを発売、ヘッドホン「ＰＩＮＫ　ＰＩＮＫ　ＰＩＮＫ」に遮音性の高い「カナルタイプ」を追加、フレキシブルアーム採用のＵＳＢ扇風機３モデルを発売

△ネットプライスグループ<3328>、伸縮性に富んだ「エラストゴム」など配合の「フラットカバー」を発売、紫外線や乾燥から肌を守る「ビュレーム　クリアカバー」を発売

△イー・トレード証券<8701>、中国株式など８商品の手数料体系など大幅引き下げ

△ＩＳＩＤ<4812>、マイクロソフトなど２社とＷｉｎｄｏｗｓクラスタｆｏｒ　ＣＡＥ検証センターを設立

△オウケイウェイヴ<3808>、インフォトップにＱ＆Ａ情報活性化ツールを提供

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、ＮＩＣＯＳカードに「ブルー」など３色のカラーバリエーションを追加

△三菱ＵＦＪニコス<8583>とビットワレット、非接触ＩＣ決済向け共用リーダライターを開発
（日経プレスリリース）

△アイコム<6820>、中規模オフィス向けＩＰ電話ルータを発売
アイコムは中規模オフィス向けインターネット・プロトコル（ＩＰ）電話ルータ「ＶＲ－６０３０」を発売した。最大６０台の電話機を使用でき、同時通話は最大３０系統の制御が可能。ＩＳＤＮやアナログ回線での通話にも対応する。価格は２０万７９００円。年６００台の販売を見込む。
（日刊工業新聞）

△アサックス<8772>、大幅高で続伸
本紙推奨のアサックスが大幅高で続伸。経常利益は５％増を見込むが３Ｑまで９割近く進ちょくしていることを考えると極めて保守的。上振れ期待が大きい。

▼村田製作所<6981>が大幅続落
村田製作所が大幅続落。クレディスイスが同社株の投資判断をアウトパフォームからニュートラルに引き下げたことが嫌気されている。

△クリナップ<7955>が急反発
クリナップが急反発している。この日に発表した０７年３月期の収益上方修正を好感している。連結経常利益は従来予想の２７億円から３９億円見通しとなっている。

△沖電気<6703>に見直し買い
沖電気が急反発。０７年３月期の連結営業利益は５４億円の赤字となったが、今は次世代通信網関連機器販売の本格化、半導体も回復、営業利益で８０億円を見込んでいることで見直し買いが入った。

△メタルアート<5644>が９日ぶりに急反発
大証２部のメタルアートが９日ぶりに急反発している。２７日に発表した０７年３月期の収益増額修正を好感している。自動車部品、建設機械部品の受注が順調に伸びたことを背景に、連結経常利益は従来予想の８億７０００万円から１１億円見通しとなっている。

△日本テレビ<9404>が年初来高値更新
日本テレビ放送網が４日ぶりに急反発、３月２２日につけた年初来高値２万６２０円を更新してきた。０７年３月期の収益を増額修正、連結経常利益が従来予想の２６０億円から３４０億円見通しとなったほか、年間配当を従来計画していた１５０円から１７０円としたことが好感されている。

△アトリウム<8993>が大幅続伸
アトリウムが３４８０円は２１０円高まで買われ、大幅続伸。不動産融資保証残高が順調に増加しているほか、サービサー（債権回収）や不動産流動化事業なども好調で、０７年２月期の連結５９％増益に続き、今期も２ケタ増益予想と好伸長見通しにある。不動産市況は当面堅調が予想され、時流に乗る同社のビジネスモデルが見直されている。

▼軟調な丸井<8252>
丸井が軟調展開。０７年３月期の収益下方修正を発表、連結経常利益が従来予想の４６０億円から４４５億円見通しとなったことが響いている。
（株式市場新聞）

▼三井トラスト・ホールディングス<8309>が連日の年初来安値更新
三井トラスト・ホールディングスが、１６円安の１０７３円と前日と変われずを挟んで３日続落し連日の年初来安値更新となっている。外資系証券が投資判断を買い継続としながらも、強い買い推奨リストから削除したことも嫌気している。新生銀行<8303>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほ信託銀行<8404>など他の銀行株も安値を更新している。全体相場は先物主導で軟調な展開となっているが、金融株に底打ちの動きがみられなければ、本格的な上昇は難しい。株価は昨年４月の安値９６２円を意識した動きになりそうだ。

△三菱マテリアル<5711>が年初来高値を更新、昨年高値目指す展開を期待
三菱マテリアルが、前場１０円高の５９９円まで買われ２月２７日につけた年初来高値５９８円を更新している。貴金属の国際価格が一段と騰勢を強めていることが株価を押し上げている。また、同社が３５８５万株保有するＳＵＭＣＯ<3436>の持分益貢献も大きい。株価も前週末に年初来高値を更新しており、含み益も大幅に膨らむ見通し。チャート的には、２月２７日に年初来高値５９８円をつけた後、上海市場の急落を受け５０４円まで下落したが、下値を切り上げ上値追いを鮮明としており、昨年２月の６７５円処を目指す展開が期待できよう。
（証券日刊新聞）

□住生活Ｇ<5938> 今期増益予想 市場予想下回る
住生活は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆1600億円（前年同期比3.2％増）、経常利益690億円（同2.2％増）、当期純利益380億円（同8％増）。市場予想は、経常利益700億円、当期純利益394億円。

□ファンケル<4921> 今期増益予想 市場予想下回る
ファンケルは、2008年3月通期連結予想を発表した。ルイ上げだか1035億円（前年同月比2.4％増）、経常利益88億円（同4.9％増）、当期純利益50億円（同96.3％増）。市場予想は、経常利益91.83億円、当期純利益51.17億円（クイックコンセンサス）。

□京葉銀行<8544> 今期増配増益予想 市場予想は下回る
京葉銀行は、2008年3月通期連結予想を発表した。経常収益740億円（前年同月比4.4％増）、経常利益240億円（0.3％増）、当期純利益140億円（同0.6％増）、一株利益48円31銭、期末配当8円（前年7.5円）。市場予想は、経常利益263億円、当期純利益157億円。

■ユニマットライフ<7560> 今期増益予想
ユニマットライフは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高485億円（前年同月比4.3％増）、経常利益49.3億円（同6.7％増）、当期純利益25.5億円（同2.2％増）。市場予想は、クイックコンセンサスで経常利益50億円、当期純利益28億円。

▼フルキャスト<4848> 下方修正
フルキャストは、2007年9月通期連結予想を発表した。期初に計画した受注に確保できなかったことやスタッフ賃金の単価区分を見直したことなどから単体売上が減少し、減損損失の計上の結果、下方修正となった。売上高1147億円（前予想1160億円）、経常利益45億円（同70億円）、当期純利益22.4億円（同37億円）。

▼日本和装ＨＤ<2499> 下方修正
日本和装ＨＤは、2007年4月通期単体予想を発表した。売上高62億円（前予想64億円）、経常利益9.78億円（同11.68億円）、当期純利益5.24億円（同6.34億円）。

△デジタルアーツ<2326> 上方修正
デジタルアールは、2007年3月通期連結予想を発表した。新商品のラインナップやコスト削減が寄与し、上方修正となった。売上高13.87億円（前予想13億円）、経常利益3.43億円（同2.19億円）、当期純利益1.75億円（同1.02億円）。
（証券新報）

■注視銘柄

8772アサックス
8993アトリウム
8858ダイア建設
5202日本板硝子

■免責事項
　・投資判断は、自己責任でお願いします。
　・当方は、皆さんの投資判断に対する一切の責任を負いかねます。