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2009 03,11 20:00 |
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3/11 株式クロージングコメント ■じりじりと売り方へのプレッシャーを強める 日経平均は大幅反発となり、321.14円高の7376.12円(出来高概算20億株)と終値ベースでは4営業日ぶりに7300円台を回復し、出来高も20億株を回復した。 米シティの業績見通しが好感された米金融株上昇の流れや、政府の資金繰り支援策への期待感も手掛り材料に幅広い銘柄が反発して始まっている。 寄り付き前に発表された1月の機械受注についても、悪化ながら事前予想は上回っていた。とりわけ金融システム不安の後退を背景に保険、証券、銀行など金融関連株主導の上昇になり、プログラム買いなどから精密機器、ハイテク、輸送用機器なども軒並み上昇している。 一方、電力・ガス、情報通信、陸運などが弱く、景気敏感の買戻しに対してディフェンシブの売りといったリバランスが行われているようである。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
現物をみても買い先行でスタートした後は高値レベルでのこう着をみせていたため、短期筋の資金も入りづらかったとみられる。シティの動向も見極めたいとする向きが依然として多いほか、相場反転の持続性に対する不安感も燻っている。 しかし、各国政府主導による金融安定化策によって売り込みづらい。 また、証券会社調べでは、郵政解散から07年高値までの差し引き売買株数の累計が98.6億株の買い越しに対し、その後、今年2月までの累計は86.2億株の売り越しになっているようである。 外国人投資家の売り圧力が弱まることにより、ショートカバーだけでもそれなりのインパクトはありそうだ。 引き続き、景気敏感を中心とした需給妙味の大きい銘柄などを対象としたリバウンド狙いに妙味があろう。しばらくはリバランスにとどまろうが、その後、相対的にディフェンシブ系の出遅れ感が意識されて見直しが行われれば、本格的な底打ち反転意識を強めることになるのだが。 PR |
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