2024 11,23 17:44 |
|
2009 03,02 08:34 |
|
3/2 株式オープニングコメント ■押し目買い意欲の強さに期待 27日のNY市場は下落。ダウ平均は119.15ドル安の7062.93、ナスダックは13.63ポイント安の1377.84で取引を終了した。 朝方発表された2008年10-12月期GDPが年率6.2%減と大幅な落ち込みとなったことを嫌気して下落して始まった。 米政府がシティグループの優先株を普通株へと転換する方針を明らかにしたことも嫌気され、終日マイナス圏での取引となった。 セクター別では、食品・生活必需品小売や小売が上昇する一方で銀行や保険が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比180円安の7380円、円建ては同195円安の7365円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、パナソニック、シャープ、TDK、京セラ、トヨタなど対東証比較(1ドル97.61円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
貿易収支が9526億円の赤字と、統計がさかのぼれる1979年以降で過去最大の赤字額となるなど、本格的な相場反転への兆しはみられない。 また、週末のNYダウは、シティグループ救済による希薄化が嫌気され安値を更新しており、今後一段の調整が強まるようだと、日本株への影響も警戒されよう。 しかし、主要企業にみられてきた変化の兆しや、政府主導による金融懸念後退へ向けた動きのほか、3月末に向けて、公的年金を運用する年金積立管理運用独立法人は2-3兆円の株式購入余力があるとの見方もされており、年金資金による下支えなどもあって引き続きショートカバーを交えた修正の動きに向かうとみておきたい。 特に3月末を意識し、下押す場面での押し目買い意欲は次第に強まりそうだ。 米国市場の動きや、日々伝わる金融・景気対策の報道などを受けた強弱感が対立し易いが、先週の動きからみるとリターンリバーサルが中心とは言え、ショートポジションを縮小させる方向への動きが期待されよう。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |