2/4 株式クロージングコメント
Fisco Gate　2009年02月04日15時45分
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■ザラバ決算発表はイベント化

　後場に入っても堅調地合いが続き、日経平均は213.43円高の8038.94円（出来高概算20億4000万株）と終値では4日ぶりに8000円を回復した。

日銀の銀行保有株買い取り再開やエルピーダによる公的資金申請観測報道などもあり、金融安定化への流れから売り込まれていたセクターの買戻しとみられる動きが強まっている。

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米中古住宅指標の改善など明るい経済指標が出てきていることや、中国の経済刺激策に対する期待も根強い。ただ、これまで売り込まれていた景気敏感株などの買い戻しに対して、ディフェンシブ系の銘柄には利益確定の動きが続いている、リバランスの動きが中心である。

決算発表通過によるアク抜け感も一部ではあろうが、アク抜けで買い意欲を強めたとみるには出来高の増加が必要である。

目標株価引き下げが相次いでいる東芝辺りが1円高ではなく、ストップ高に近い動きをみせてこないと、本格的なアク抜け感は出てこないであろう。

一方、決算を手掛りに売り仕掛ける動きも散見されているが、旭化成などは決算前に先回り的にショートがたまり、結果的にはその後のショートカバーによって切り返している。

ザラバ決算発表はイベント化してきており、短期資金が集中し易いようである。
なお、ポジション縮小に伴うリバランスと、短期的な売買によって本日の強い動きでもオーバーナイトポジションは限られ、ロングにも傾いていない状況と考えられる。

今晩のＡＤＰ雇用指数などを受けて米国市場が荒れたとしても、各国の金融政策・景気対策などから売り込めず、寄り付き段階でさや寄せした後は、リバランスのほか、決算手掛りとした個別物色が行われることになりそうだ。
（村瀬智一）

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いやぁ～･･･良い決算が出て売り仕掛けされたらたまりませんなぁ～･･･
個人投資家嵌め込み丸出しで、ちょっと悪質ではないでしょうかねぇ～
シティさんたちよぉ～･････

米中古住宅指標の改善など明るい経済指標が･･･なぁ～んて甘ったるい事を
書いていますが、今週の6日（金）にも、重要指標（米国雇用統計）の発表を
控えていてよくそんな事が言えるなぁ～･･･なんて思っています。

･･･で、現時点での「米国雇用統計」の事前予想値なんですが、
1月の失業率は7.5％が予想されています。
前回の7.2％から、0.3％の悪化が予想されているんですけれども･･･
金曜日の夜はどうなることやら･････
本日が下げるための騰げでなかったら良いのですが･････
何となく、まずは7788円を目指して行くような気がしてならないのですが･････

それにしても、これまで強かった銘柄が下値を叩き始めていて、
相場が打たれ弱くなって来ているように思うのはワタシだけぇ～･････