4/25午後の『株価材料』

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■株価材料

△ダイハツディーゼル<6023>株が上昇、連続2けたの増収増益予想
２５日の株式市場ではダイハツディーゼルが上昇。前場は軟調だったが、昼に発表した２００７年３月期連結決算を好感している。前期の２けた増収増益に続き、今３月期も売上高は同１０．７％増の５９０億円、経常利益は同１１．３％増の３７億円、純利益は２０．０％増の２０億円と連続で２けたの増収増益を予想している。世界的に海上物流が活発化しており主力の船舶用エンジンの販売が好調だという。

▼エンプラス<6961>が続落、ＧＳが目標株価引き下げ
エンプラスが続落。ゴールドマン・サックス証券（ＧＳ）が目標株価をこれまでの２４００円から２２００円に引き下げたことが材料となっている。エンプラスは２４日、２００７年３月期の業績計画で売上をこれまでの３２０億円から３１５億円に、経常利益を２４億円から２２億円にそれぞれ減額修正しており、ゴールドマンでは成長シナリオが依然描けないとしている。

△ＪＦＥスチールの07年度設備投資、前年比2％増を計画
ＪＦＥホールディングス<5411>傘下のＪＦＥスチールは２５日、２００７年度の設備投資は工事ベースで前年度見込み比２％増の１３５０億円を計画していると発表した。２００６年度の実績見込みは１３２８億円。知多製造所の中径シームレス生産能力増強や東日本製鉄所の京浜酸洗ライン新設などを実施する。同社は、２００３年度の１０１０億円以降、５年連続で１０００億円超の設備投資を行うことになる。
（ロイター）

△セシール<9937>---プラス圏に突入して5日線に接近
プラスに転じる。第1四半期はデリバティブ評価損の計上で大幅減益となったことを受けて一時下げ幅が拡大した。ただ、本業の通信販売事業は好調で通期業績予想を据え置いたこともあって、目先悪材料出尽くし感も出ているようだ。後場に入ってからプラス圏に突入しており、5日移動平均線を意識した攻防も行われている。

△レーサムＲ<8890> ＪＰモルガンでは、投資判断「Overweight」を継続している。
上期業績の計画未達についてリスク視する必要はなく、一歩先を見据えた戦略を評価すべきと。目標株価については28万3000円から26万5400円に引き下げているが、市場全体のリスク許容度低下を加味したとしている。

△日立金属<5486>---決算発表後は上昇、前期実績は計画比上ぶれ
決算発表後は買われる展開に。経常利益は、前期実績が14％増益の516億円で従来予想478億円を上ぶれ、今期は同横ばいの520億円を予想。今期見通しは四季報予想などをやや下回る水準であるが、非鉄株は全般的に今期の業績見通しに対する警戒感が強かったと見られ、増益予想に対して安心感は強まりやすいようだ。

▼ＴＣＭ<6374>---計画下回りで軟調
軟調。海外事業拡大や日立グループへの拡販などで07年3月期大幅増収増益も従来予想に対して小幅ながら未達となったことが嫌気売りに繋がったもよう。再び5日移動平均線を割り込んでいるが、チャート上の節となる340円はサポートとして機能しているようだ。

△サイオス<3744> ストップ高買い気配。
四半期決算の内容が買い材料視されているようだ。第1四半期は前年同期との比較がないものの、経常利益で0.84億円となった。経常損益については上期の予想が0.39億円の赤字、通期の予想が0.04億円の黒字となっていることから、上振れ期待につながっているとみられる。

▼ダイハツ<7262>---決算受けて急落へ、今期減益見通しを嫌気
決算発表後に急落。今期の大幅減益見通しが嫌気される格好に。前期営業利益は従来予想の500億円を上回る543億円となり前期比12％増益。ただ、今期は485億円で同2ケタ減益の見通しとなっている。減益予想のアナリストも多かったが、想定以上の減益幅にはなっている。

△エルピーダ<6665>---堅調、決算受けてＣＬＳＡなどは格上げ
堅調な展開が続く。前日発表した決算内容は、先の修正発表どおりでインパクトは少ないが、70ｎｍプロセスへの前倒し発表などを受けて、今後のコスト削減ペース加速化などが期待材料となっているもよう。ＣＬＳＡでは投資評価を「アンダーパフォーム」から「バイ」に格上げ、目標株価も4500円から5800 円に引き上げているようだ。
（フィスコ）

△データアプリケーション<3848>がジャスダック上場、初値は公開価格を90％上回る
データ・アプリケーションがきょう25日、20万円の公開価格を90％上回る38万円の初値を付けてジャスダック市場に上場を果たした。同社は企業間電子商取引のためのデータ交換向けのソフトウエア製品の開発、販売を手掛けている。主幹事は新光証券。
（テクノバーン）

△山加電業<1789>が後場急騰、今期業績予想を上方修正、稼働率向上で増益見通し
山加電業が急騰、一時４５円高の５３０円まで買われている。同社は２５日前引け後、今０７年９月期連結業績予想の上方修正を発表。減益予想が一転、増益見通しとなったことが好感されている。３月中間期業績推定の経常利益は６１００万円→１億５０００万円（前年同期１億２００万円）、純利益は５６００万円→１億６７００万円（同９１００万円）となり、増益で着地したもよう。稼働率の向上で生産効率が向上したほか、高利益率工事の発生もあった。また、長期大型工事の進ちょくが若干伸びる見込みとし、通期業績予想は経常利益を２億４００万円→２億９２００万円（前期２億６２００万円）、純利益を２億３０００万円→３億４００万円（同２億９６００万円）に引き上げた。配当は中間・期末とも５円の年１０円を据え置く。

△島精機<6222>が後場急伸、前引け後に前期業績推定値を上方修正
島精機製作所が後場急伸。前場終値３０５０円（前日比変わらず）に対し、１４０円高の３１９０円まで買われている。２５日正午、前０７年３月期の業績推定値を上方修正し、好感されている。連結ベースでは、売上高４３０億円→４７０億円（前々期は３７８億７９００万円）、経常利益６０億円→９３億円（同５６億３４００万円）、純利益２５億円→２９億円（同３４億４００万円）とした。横編機事業が中国、香港で需要が旺盛なほか、生産効率と経済性に優れた新機種の販売が好調に推移したという。なお、５月１０日に前期決算と併せて今期の業績予想を発表する予定。

▼東宝<9602>が続落、今期連結経常利益の１９．７％減予想を嫌気
東宝が続落。一時１３０円安の２２３５円まで売られている。同社は２４日引け際、前０７年２月期決算を発表。今期２ケタの経常減益見通しを示しており、嫌気されている。前期の連結経常利益は前々期比６．９％増の２５５億１８００万円。「ＬＩＭＩＴ　ＯＦ　ＬＯＶＥ　海猿」などヒット作が続いた映画営業事業やスクリーン数が増えた映画興行事業のほか、不動産賃貸事業が寄与した。一方で、投資有価証券評価損３２億４９００万円を特別損失として計上したことから、最終利益は同２７．７％減の７７億７８００万円となった。今期予想は連結経常利益が前期比１９．７％減の２０５億円、最終利益は同４１．４％増の１１０億円。経常減益予想は、「映画は当たるかどうかは読めない部分があるため堅めに見ている」（会社側）ため。半面、特別損失がなくなることから最終ベースでは大幅増益見通しとなる。
（株式新聞ダイジェスト）

△名古屋銀<8522>は本年高値、中京銀も堅調
名古屋銀行は続伸して２月２３日に付けた年初来高値を更新している。同社は愛知県最大の地銀だが、良好な地域経済を背景に本業の収益は順調に拡大しているもようで、これが買い安心感につながっているほか、今後予想される業界再編において主導的役割を担う可能性のある銀行のひとつとして注目する向きもあるようだ。前日に同じ東海地域を地盤とする中京銀行<8530>が０７年３月期の利益予想を上方修正したことが刺激材料になっている面もある。中京銀は貸倒引当償却費用の減少などを理由に連結純利益を４６億円から６６億円に増額し、株価も堅調な動きとなっている。
（ラジオNIKKEI）

□株主の控訴棄却＝熊谷組の政治献金訴訟－名古屋高裁支部
自民党長崎県連に対する準大手ゼネコン熊谷組<1861>の政治献金はわいろ性が高く違法として、個人株主が元社長らを相手取り、2500万円の返還を求めた株主代表訴訟の控訴審判決が25日、名古屋高裁金沢支部であった。長門栄吉裁判長（渡辺修明裁判長代読）は、原告側の控訴を棄却した。
（時事通信）

△シーイーシー<9692>、Ｐｒｏｏｆｐｏｉｎｔと提携しセキュリティーソリューションメニューを拡大

△日立電線<5812>、次世代多地点ビデオ会議用アプライアンスサーバーを販売

△旭硝子<5201>、低誘電率特性を持つ高周波デバイス用フッ素系絶縁材料の量産化に成功

△アドウェイズ<2489>など、アフィリエイト広告による完全無料オンラインゲームをサービス開始

△オウケイウェイヴ<3808>、テレビ向けネット・サービス「アクトビラ」にＱ＆Ａサイト「ＯＫＷａｖｅ」を提供

△岡村製作所<7994>、高速搬送が可能なローラーコンベヤー「ラピロールコンベヤ」を発売

△リゾートソリューション<5261>、団塊世代など向けリゾートクラブ「Ｒ＆Ｓグローバル会員」を募集開始

△セイコーエプソン<6724>、セキュリティ印刷対応のＡ３モノクロレーザープリンター２機種を発売

△日本オラクル<4716>とアルバネットワークス、ＩＤ管理ソリューションで協業

△バンダイビジュアル<4325>、ＤＶＤ「真ゲッターロボ　世界最後の日　リマスターＢОＸ」を発売、「踊る！スーパースターラジニカーントＤＶＤ－ＢＯＸ」を発売、ＤＶＤボックス「∀ガンダム　ＭＥＭＯＲＩＡＬ　ＢＯＸ　Ｉ」を発売

△アース製薬<4985>、電池が不要で小さく軽量な携帯虫よけ「虫よけタービン」を発売

△ＨＩＳ<9603>、テレビ向けインターネットサービス「アクトビラ」に旅行サイトを開設

△バッファロー<6676>、ビジネス出張などに便利なパソコン周りの「出張便利シリーズ」１８製品を発売、アルミ素材を筐体に採用したＵＳＢ２．０　４ポートＨｕｂを発売、低コストで電話会議を実現するカンファレンスタイプのスピーカフォンを発売、社内コンプライアンスの徹底を実現するＵＳＢメモリ管理設定ソフトを発売、次世代高速メモリモジュールＤＤＲ３規格メモリ「Ｄ３／１０６６シリーズ」を発売

△コニカミノルタ<4902>、高解像度で快速アウトプットを実現したコンパクトデジタル複合機を発売

△松下<6752>、簡単に名刺データの編集・管理ができる複合機連携用の名刺ＯＣＲソフトを発売

△オリンパス<7733>、発がん・転移の機構解明などに有効なｉｎ　ｖｉｖｏ生体観察システムを発売

△ソニー<6758>、超高精細“４Ｋ”映像を投影可能なデジタルシネマ上映システムを発売

△ＮＥＣ<6701>、地方公共団体向けソリューション「ＧＰＲＩＭＥ」を強化

△日立<6501>とアルバネットワークス、無線ＬＡＮと位置検知ソリューション事業で協業

△シスコ、日通<9062>と協力しＲＦＩＤを使った移転の実証実験を実施

△ディー・ディー・エス<3782>、多様な個人認証方式を統合する企業向け「ＥＶＥ」シリーズを発売

△ネットマークス<3713>、ネットワークに接続するシステムログを統合的に管理するツールを発売
（日経プレスリリース）

△日立プラントテクノロジー<1970>が５日ぶりに反発
日立プラントテクノロジーが５日ぶりに反発している。０８年３月期の連結営業利益が９５億円前後（前期推定比４０％増）になりそうと一部で報じられたことが材料視されている。

△原弘産<8894>は年初来高値に顔合わせ
２５日付け株式市場新聞１２面で推奨した大証２部の原弘産が大幅高で１月９日の年初来高値２４万６０００円に顔合わせとなっている。風力事業の収益化を評価、株価上昇に加速としている。

△寺崎電気<6637>に上値余地
寺崎電気産業は１７５０円変わらずだが、上値余地がありそうだ。船舶用配電制御システムで国内シェア４０％を誇り、ここアジア中心に海外での実績も伸ばしつつある。業績は前３月期の連結７８％経常増益に続き、今期も２ケタ増益見通しにある。ＰＥＲ１２倍と割安感があり、このところの造船株人気も支援材料。
（株式市場新聞）

△メディネット<2370>は大量培養法の確立に向けた検証で米社と合意を材料視
バイオベンチャーのメディネットが、前場１３６０円高の１万２３００円まで買われ２８０円高の１万１２２０円となっている。同社が、新規樹状細胞加工プロセスで大量培養法の確立に向けた検証で米社と合意したとの発表を材料視。株価は２月２７日の高値１万６４８０円から今月２３日に１万３５０円まで３７．２％下落していた。足元の業績は赤字が続くと見られ、目先のリバウンドを狙った買いが入ったようだ。

△フマキラー<4998>が確りした動き、増配に加えアース製薬<4985>の保有比率上昇
フマキラーが、５円高の３４７円と小幅上昇し確りした動きになっている。本日午後１時に２００７年３月の年間配当は前回予想より１円多い７円（前期比１円増）とすると発表した。また、アース製薬が財務省に１７日受付で提出した大量保有報告書によれば、５．０２％→６．０４％へ上昇したことが分かっており、今後の展開は注目されそうだ。

△岡野バルブ製造<6492>が急反発し年初来高値を更新
東電など電力向け大型高温高圧バルブ最大手の岡野バルブ製造が、６５円高の６９９円と急反発し年初来高値更新となっている。原子力関連銘柄として外資系証券が注目していることに加え、本日、国内大手証券が投資判断を新規「２」としたことを材料視した買いが優勢となっている。昨年４月高値７２９円が視野に入ってきたようだ。

△安川電機<6506>は絶好の買い場、じっくり仕込んで妙味が大きい
安川電機は強気の買いに妙味が大きい。企業の設備投資活発化を背景に前３月期の営業利益は３３６億円（前々期２４３億円）と大幅増益を達成した。これで５期連続の最高利益確保となる。ただ、今期について営業利益３６０億円と慎重な見通しが明らかにされ、市場は失望人気で反応した。しかし、思い起こせば前期についても当初見通しは２７５億円という低い水準でスタートしている。実際、今期についても企業の設備投資意欲はおう盛でロボットなどの需要はおう盛、アナリスト筋は増額必至と見ている。目先人気を離れ、じっくり仕込んで妙味が大きい。
（証券日刊新聞）

△電業社<6365> 上方修正・増配
電業社は、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高172億円（前予想175億円）、経常利益10.6億円（同7億円）、当期純利益3.8億円（同2.5億円）、期末配当57.5円（同42.5円）

△アイネス<9742> 今期増益予想 市場予想上回る
アイネスは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高405億円（前年同期比5.8％減）、経常利益23億円（同152.7％増）、当期純利益13億円（同698.4％増）。市場予想は、当期純利益12.41億円（クイック調査）。

△タムラ製作<6768> 上方修正
タムラ製作は、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高840億円（前予想820億円）、経常利益39億円（同35億円）、当期純利益15.5億円（同15億円）。

▼富士紡ＨＤ<3104> 下方修正
富士紡ＨＤは、2007年3月通期連結予想を発表した。固定資産の減損で特損を計上し、下方修正となった。売上高500億円、経常利益32億円、当期純利益4億円（前予想15億円）。

▼倉敷機械<6211> 今期予想減益
倉敷機械は、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高72億円（前年同期比4％増）、経常利益10.5億円（同18.9％減）、当期純利益6.5億円（同26.9％減）。四季報予想は当期純利益6.7億円。

△アイサンテクノロジー<4667> 上方修正
アイサンテクノロジーは、2007年3月通期予想を発表した。営業活動の強化やコストの見直しで、上方修正となった。売上高16.96億円（前予想16.5億円）、経常利益1.53億円（同1億円）、当期純利益0.75億円（同0.6億円）。

△芝浦メカトロ<6590>は今期黒転予想 市場予想上回る
芝浦メカトロニクスは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高800億円、経常利益30億円、当期純利益18億円、市場予想は、当期純利益12.27億円（クイック予想）。

▼日立金属<5486> 今期増益予想 市場予想下回る
日立金属は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高6750億円（前年同期比4.4％増）、経常利益520億円（同0.7％増）、当期純利益255億円（同15.6％増）。市場予想は、当期純利益268億円（クイック予想）。

▼ダイハツ<7262> 今期予想大幅減益 市場予想下回る
ダイハツは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆6400億円（0.2％減）、経常利益475億円（21.1％減）、当期純利益240億円（同30.9％減）、市場予想は当期純利益335億円（クイック）。

△第一パン<2215> コンビニ弁当事業撤退
第一屋製パンは、コンビニ弁当事業（米飯等事業）からの撤退を決定し、同事業をカネ美食品<2669>に売却すると発表した。対象事業の帳簿価格は14.52億円。譲渡価格は今後協議するとしている。

△フィデック<8423> 上方修正 増配
フィデックは、2007年3月通期連結予想を発表した。提携先の納入業者からの売掛金債権の買取りが順調に推移し、人件費や販売管理費の削減で上方修正、増配となった。売上高29.7億円（前予想29.5億円）、経常利益11.6億円（同10.22億円）、当期純利益6.8億円（同5.93億円）、期末配当350円（同270円）。

△日本電波工<6779> 今期増益・増配予想
日本電波工業は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高790億円（前年同期比7.8％増）、経常利益95億円（同11.1％増)、当期純利益60億円（同27.2％増）、一株利益301円、年間配当50円（前年16円）。市場予想は、当期純利益63.3億円（クイック調査）。
（証券新報）