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2008 12,01 23:38 |
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ヒラリー・クリントン米上院議員(民主党、ニューヨーク州)は、12月1日にもオバマ次期政権の国務長官に任命される見通し。かつて大統領夫人だったクリントン氏は、民主党大統領予備選でオバマ氏の対抗馬だった。 外交政策に関し、クリントン氏がこれまでに示している見解は以下の通り。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
<イラク> ただ、大統領選中は、オバマ氏に比べると、駐留米軍撤退の明確な期限を設けることに消極的だった。2002年のイラク戦争容認決議案に賛成したことについて謝罪はしていないが、同決議をやり直したいとの発言をしている。 <アフガニスタン、パキスタン、アルカイダ> また、アフガニスタンとパキスタンでタリバンやアルカイダ勢力が再び台頭するのを防ぐため、両国首脳を仲介する米特使の設置を提案したことがある。 <イラン> 大統領選期間中にクリントン氏は、オバマ氏がイランやシリア、北朝鮮首脳との会談に前向きな姿勢を示しているのは外交政策に疎い証拠と指摘。イスラエルに対して核兵器を使うようなことがあれば、イランを「消し去る」と語っていた。 ただ、イラクの将来についてイランやシリアほか周辺各国と協議を持つことには賛成。クリントン氏の外交顧問の1人リチャード・ホルブルック前国連大使は最近、米国はイランと接触するに当たり、交渉継続への基盤があるかどうかを見極めるため、非公式ルートを通じたやり取りから始めるべきとの見解を示した。 <中東> 中東和平の基本は、紛争終結を宣言してイスラエルの安全を保障し、イスラエルとアラブ諸国との関係を正常化する一方で、ガザ地区とヨルダン川西岸にパレスチナ国家を樹立することとの立場。 2007年11―12月のフォーリン・アフェアーズ誌の記事では「この対立解消を助ける上で米国の外交は非常に重要」と述べた。米国はイスラエルとの対話に前向きなパレスチナ自治政府のため、アラブ諸国の協力を得る手助けをすべきとしている。 <ロシアおよび軍縮> しかしクリントン氏は、最近の米ロ関係で主要論点となっているミサイル防衛(MD)計画について、ブッシュ政権が「高価で実証されていないMD技術」に「執拗に」こだわっていると批判している。 米国とロシアでの核軍縮を支持しており、包括的核実験禁止条約(CTBT)の上院での承認が望ましいとの立場。 <中国、北朝鮮> <通商> また、新たな貿易協定は「中止」し、通商政策を徹底的に見直す必要があると訴えている。 PR |
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