2024 11,24 01:04 |
|
2008 11,21 20:30 |
|
トラステックスHD(9374)の虚偽記載で課徴金2億円超を勧告=証券監視委 証券取引等監視委員会は21日、株式公開前から不正な会計処理を行っていたトラステックスホールディングス(9374.OS)について、有価証券報告書の虚偽記載と、社債や新株発行の開示書類の虚偽記載で、課徴金2億2424万円の納付命令を出すよう金融庁に勧告したと発表した。 トラステックHDは2000年10月に大阪証券取引所2部に上場。同社が20日に発表した調査委員会の報告によると、大証2部への株式公開を目指す過程で、創業者の西原克敏氏の指示により、予算計画を達成するため書類を偽造して会計を不正に処理した。不正会計は1999年3月期から始まり、大証2部には、不正会計に基づいて上場を果たしたが、その後も、東証2部や大証1部を目指す目的のほか、赤字決算を回避するために取引先との合意書や入金書類の偽造を繰り返し、2008年3月期に至るまで虚偽の財務報告を作成していた。 同社は20日、2003年3月期以前の訂正事項を盛り込んで、2004年3月期決算以後の5カ年にわたる財務諸表を訂正すると発表した。証券監視委は、課徴金制度が2005年4月に導入されて以後、同年9月中間期から2008年3月期までの有価証券報告書のほか、この期間に発行した新株予約権付社債と新株にかかる発行書類の虚偽を罰則の対象にした。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |