2024 11,24 02:19 |
|
2008 07,22 00:10 |
|
米バンク・オブ・アメリカの第2四半期決算は41%減益、市場予想は上回る ロイターNEWS 2008年 07月 21日 22:00 JST 米バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が21日発表した第2・四半期決算は、住宅価格下落や景気低迷による不良債権の大幅増加で41%の減益となった。ただ、アナリスト予想は上回った。 純利益は34億1000万ドル(1株当たり0.72ドル)。前年同期は57億6000万ドル(同1.28ドル)だった。 今回の決算には合併およびリストラ関連費2億1200万ドルが含まれる。 純収入は4%増の203億2000万ドル。 ロイター・エスティメーツによるアナリスト予想は、1株当たり利益が0.48ドル、収入が182億6000万ドルだった。 ケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は「困難な金融環境の中、底堅い決算内容となった」とし、不動産関連を除きほぼすべての業務が好調だったと述べた。 資本市場の低迷を受けた評価損は12億2000万ドルと、前期の28億1000万ドルから減少した。 クレジット関連損失は40億ドルを下回った。7月1日に買収が完了したカントリーワイド・フィナンシャルの損失23億3000万ドルは今回の決算には含まれていない。 バンカメはカントリーワイドの買収が2008年の利益を押し上げると予想している。これまでは年内の1株利益には影響しないとの見方を示していた。コスト削減見通しも従来の6億7000万ドルから大幅に引き上げた。 貸倒損失引当金は58億3000万ドルと3倍以上に増加した。ホームエクイティ、住宅ローン、住宅建設など住宅市場と直接関連した消費者・商業ポートフォリオが中心。前期は60億1000万ドルだった。 純貸倒損失は36億2000万ドルと2倍超増加した。 中核的自己資本比率は8.25%。前期の7.51%から上昇した。 個人・小企業向け銀行部門の利益は66%減の8億1200万ドル。法人・投資銀行部門は17億5000万ドルと3%の増益。富裕層向け資産管理部門の利益は1%減の5億7300万ドルとなった。 第2・四半期末時点で米国内支店数は6131、資産は1兆7200億ドル。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |