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東京外為市場・15時=ドル105円後半、 ロイターNEWS 2008年 07月 2日 16:18 JST 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの105円後半で取引されている。東京市場はレンジ上下に控える売買注文に挟まれ、ドルは値動きが鈍った。ドル安の手掛かりとされる原油高・株安地合いが続く中、前日に行われたトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁とポールソン米財務長官の会談後も目立った発言がなかったため、市場ではECB理事会前にドルの売り仕掛けが強まる可能性があるとの指摘が出ている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
東京市場のドルは、105円後半から106円前半の狭いレンジ内でもみあいとなった。多くの関係者が注目するECB理事会や6月米雇用統計の発表をあすに控え、レンジ上下限にアジア系ファンドを中心とする売買注文が並び、値動きが鈍ったという。 ただ、日本時間の午後には米原油先物が再びじりじりと上昇。1バレル=142ドル前半と前日比1ドル超の値上がりとなったほか、日経平均株価が1965年以来、43年ぶりの10日続落となるなど、ドル売りの手掛かりとされる原油高と株安が再び際立っている。あすのECB理事会を控えて為替市場は全般様子見ムードとなったが、海外市場にかけて「ECB理事会を待たずにユーロ/ドルの買い仕掛けが強まる可能性」(邦銀)を指摘する声も出ている。 前日にトリシェECB総裁と会談したポールソン米財務長官は2日、ヘラルドトリビューン紙とのインタビューで、利上げが幅広く予想されているECBと米連邦準備理事会(FRB)との相違について、コメントを拒否した。前日の会合後に財務長官は、ドルやユーロ、その他アジアなどの通貨についても協議したと述べたが、世界的な金融政策で中銀が一段の協調行動をとることを支持するかについてはコメントを控えた。 市場では前日の会合で「(利上げを目指すECB)総裁と米財務長官の溝はさらに広がったはず。ここまで米財務長官はコメントを拒否し続けているが、それを市場が嗅ぎつければ、さらにドルが売られる可能性がある」(外銀)として、ドルの売り仕掛けを狙う向きも出ている。 トリシェ総裁は日本時間午後4時15分からパリで、米財務長官は日本時間3日午前零時からロンドンで経済と市場に関する講演を行う予定。 この日のアジア市場では、豪ドルの堅調ぶりが目立った。豪統計局が発表した5月小売売上高が前月比0.7%増と市場予想の0.2%増を上回ったほか、豪準備銀行(RBA)が発表した6月商品価格指数が前月比7.9%上昇したことなどが手掛かりとなった。 エコノミストらによれば、豪の小売売上高の上昇は過去何カ月も停滞が続いた後のリバウンドで、主要因は食料品の上昇にあり、消費動向は同データが示すほど強くないという。ただ市場では、現在の豪政策金利がインフレ抑制に十分かどうかをめぐって意見が分かれ、一段の政策金利引き締めが必要との見方もあり、豪ドルの買い安心感を誘った。
(ウォール街ラウンドアップ) 原油価格は四月以降、四割近く上昇。この日も終値の最高値で引けた。サブプライム問題で傷ついた米経済は原油高でさらに弱まる兆しがある。三日の雇用統計発表を前に「六月の雇用者数は前月比十三万人減、七月は三十万人減」(トリムタブス・インベストメント・リサーチ)という恐ろしい予想も出てきた。
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