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ロイターNEWS 2008年 04月 25日 17:19 JST 山口 貴也記者 日米欧の中央銀行による協調利下げ観測が消え去るなか、 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
国債先物は、チャートポイントを重視する商品投資顧問業者(CTA)から売りが出たほか、短期売買を狙った参加者による損失覚悟の処分売りがみられ、一時前日終値より2円50銭安い134円58銭に急落。東京証券取引所によると、国債先物が1日の取引で2円以上下落したことは、これまでに例がない。東証は、大幅な相場変動下で冷静な投資判断を促す狙いで08年1月に導入した「サーキットブレーカー制度」を初めて発動。午後零時58分から午後1時13分までの15分間、取引を一時中断する異例の措置に踏み切った。
こうした保有債券は満期保有を前提に簿価計上するのが一般的とされる。売却しない限り、相場がブレても損益が確定することはない。それでも保有債券の売却に踏み切ったのは、VaRと呼ばれるリスク管理手法が影響した公算が大きいとみられる。 これは、複数年にわたる市場データをベースに不測の事態が生じた場合のリスクを管理する手法だ。過去のボラティリティから想定された値幅を超えて価格が値下がりだした場合、強制的にポジションを落とす仕組みになっている。 みずほ証券・クオンツアナリストの海老原慎司氏は「24日までに推計した結果では、観測期間を過去5年間、信頼水準を95%としたとしたときのポートフォリオの収益率のVaRはマイナス0.50%と計測される。5%の確率で、1週間のうちにマイナス0.50%以上の損失が発生することが、過去5年間の5年債金利のデータから推測できる」と分析する。
米連邦準備理事会(FRB)が29―30日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めた後の「利下げ打ち止め」の可能性が高まっているうえ、一部で観測されていた欧州中央銀行(ECB)による利下げの可能性が低下。将来の政策金利を見通すオーバーナイト・インデックス・スワップ金利は、利下げ確率の織り込みから一転、日銀の利上げ確率を織り込んでいる。 大和証券SMBC・チーフストラテジストの末澤豪謙氏は「世界的な質への逃避の巻き戻しを背景にした金利上昇が続いている。昨年来、債券先物相場で買い建てを構築した海外ファンド勢の処分売りが相場の振れを大きくしていた」と話した。 日興シティグループ証券・チーフ債券ストラテジストの佐野一彦氏は「米金融危機の後退やインフレ懸念、日銀利下げ観測の修正を背景にした調整相場の過程で、セリングクライマックスの様相だ」と漏らす。
外資系金融機関のポートフォリオマネジャーは「2003年6月までの金利低下から一転、秋口にかけて金利が急騰したVaRショックに似ている」と話す。当時、債券価格が急速に目減りしたため、銀行勢を主体とするヘッジを目的としたスワップの払いが急増し、国債利回りの上昇を促したとされる。 一部大口投資家の投資見送り観測がくすぶるなかで24日実施された2年利付国債(268回債、表面利率0.7%)の入札では、好不調の目安とされる最低落札価格と平均価格の差が1銭1厘にとどまったうえ、応札倍率が高かったことから「意外にも無難な結果」との評価が多かった。 しかし、ある外資系証券の債券ディーラーは、落札業者の処分売りやヘッジを狙った取引が出ていることを例に挙げ、「スワップや金先相場の価格形成を歪めている」と指摘する。金融緩和期待を織り込んだ相場の揺り戻しが、新たなリスク要因として意識され始めている。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ 米銀が今もっとも嫌うこと、それは調達金利の上昇だろう。 そしてFRBが今まで継続してきた利下げがイヨイヨ終末を迎えそうだ。 US国債金利も現在上昇傾向を示している。 FF金利はこれまで、打ち止めの観測は何回かあったが、 そして例の低金利はもういいよ、バーナンキ君の記事などで そう、短期取引の資金になっていただけなんじゃねぇ~の?・・・と。 本来、利下げの終了は景気の回復に目処が立ったことを示唆するのだが、 これ以上利下げすると経済がおかしくなるのでやめるのだ! よって今回のFOMCは本当のクライマックス(米銀のキャッシュ不足拍車に 過ぎ越しの祭りも今週で終わる。。。。。 PR |
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