2/8 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△東京ビジネス地区のオフィス賃料相場、今後も強含みで推移　三鬼商事
三鬼商事はこのほど、１月末時点のオフィスビル市況を発表した。それによると、東京ビジネス地区（千代田・中央・港・新宿・渋谷の計５区）のオフィスビル平均空室率は、2.55％（前月比0.10ポイント低下）となった。同月完成したビルは全館満室で竣工した。同地区の平均賃料は、坪当たり22,452円（同2.06％上昇）。前年同月比では13.57％（2,682円）上昇した。募集賃料は上昇傾向が続き、今後も強含みで推移するだろうと分析している。大阪ビジネス地区の平均空室率は4.93％（同0.22ポイント上昇）、名古屋ビジネス地区の平均空室率は6.58％（同0.08ポイント上昇）となった。

△金沢・百万石通り沿いでホテル着工　三井不動産<8801>
三井不動産とホテル・ゴルフ場運営を手がけるリゾートソリューション（東京都新宿区）はこのほど、金沢市の百万石通り沿いで、「ホテルトリニティ金沢（仮称）」を着工した。今年12月にオープン予定。ＪＲ金沢駅から徒歩15分、近江町市場に近い、百万石通り沿いに立地する。ビジネス客だけでなく、女性グループや家族連れも利用できるよう、シングルルームやツインルームのほか、畳コーナー付きのツインルームも用意される。また、女性専用フロアにはマッサージサービスなどが受けられるトリートメントルームも設けられる。外観は白壁と瓦をイメージしたタイル貼りにして歴史ある金沢の街並みと調和させ、ロビーにはライトグレーを基調に加賀友禅を思わせる鮮やかなアクセントカラーを配した。建物は鉄骨造、地上９階、地下１階建て。敷地面積557.73平方メートル、延床面積3,370.91平方メートル、客室数125室。

△「パークシティさいたま北」のモデルルームオープン　三井不動産<8801>レジなど
三井不動産レジデンシャル、新日本建物、中央コーポレーションの３社が開発を進めている「パークシティさいたま北」（総戸数1,045戸）のモデルルームが２月９日グランドオープンし、第１期販売が２月下旬から始まる。オール電化仕様、緊急地震速報対応などの最新設備や24時間有人管理、ＣＰ認定玄関扉などの高度なセキュリティ体制が特徴。100戸から400戸台のマンション４棟に囲まれるように、約7,000平方メートルのセントラルガーデン（中庭）が配置されるなど、緑あふれる住環境を創出している。平均専有面積は85平方メートル超で、天井高は2.5メートルから2.6メートルを確保。総開発面積約16.8ヘクタールの「さいたま都市計画事業日進東土地区画整理事業」の一画で、ＪＲ高崎線・湘南新宿ライン「宮原」駅徒歩６分、ＪＲ川越線「日進」駅徒歩８分の立地。設計は長谷工コーポレーション、施工は長谷工コーポレーションと大成建設。
（住宅新報）

△セブンイレブン（セブン＆アイＨＤ<3382>）と連携協定＝10分野で－栃木県
栃木県とセブン－イレブン・ジャパンは7日、地産地消や高齢者支援など10分野での連携を強化する地域活性化包括連携協定を締結した。セブン－イレブンは県内で340店舗を展開。県が民間企業と包括協定を結ぶのは初めて。

△中部電<9502>、1月の発受電量4．6％増
中部電力が7日発表した1月の発受電実績（速報）によると、発受電電力量は前年同月比4．6％増の131億5200万キロワット時と、1月としては過去最大となった。産業用の大口需要が堅調に伸びている上、気温が前年同月に比べ低めに推移したことから空調設備の稼働が増加したためとみられる。　

▼昭和電工<4004>、3月の株主総会で買収防衛策導入を提案
昭和電工は7日、3月28日開催の定時株主総会で買収防衛策の導入を提案すると発表した。同防衛策では、議決権の20％以上の株式取得を図る買い付け者について意向表明書の提出や情報提供を求める。買収提案について、独立委員会が対抗措置の発動を勧告した場合は、既存株主に新株予約権を無償で割り当てて対抗する。　

■日航<9205>が賠償支払い表明＝個人情報収集訴訟―東京地裁
日本航空の労組「日本航空キャビンクルーユニオン」（CCU）に所属する客室乗務員ら194人が「個人情報を無断で収集された」として損害賠償を求めていた訴訟の第1回口頭弁論が7日、東京地裁（中西茂裁判長）であり、同社は請求通り総額約4800万円を支払う意向を示した。同社に対する訴訟は終結した。ほかに被告とされた最大労組「JAL労働組合」（JALFIO）などについては、今後さらに審理が続けられる。　

△ICカード相互利用に向け協議会＝福岡地区で
福岡地区でICカード導入を計画している西日本鉄道<9031>、JR九州、福岡市交通局（地下鉄）の3者とJR東日本<9020>は7日、Suica方式の相互利用を目指して協議会を設置したと発表した。交通分野と電子マネー分野での相互利用を検討し、2010年春のサービス開始を目指す。

△フジテレビ<4676>、08年3月期予想を下方修正＝広告収入が低迷
フジテレビは7日、2008年3月期の連結業績予想を下方修正すると発表した。営業利益は11月の修正時に見込んだ254億円から221億円へ、最終利益も218億円から181億円へ、それぞれ引き下げた。広告収入の低迷により、売上高が5762億円から5706億円へ、1．0％下ぶれしたことが主因。

△北米の受注は堅調＝サブプライム問題をうけ―アマダ<6113>取締役
アマダの磯部任取締役は7日、決算会見でサブプライム問題の影響について「心理的な影響は強いが、北米の受注は10―12月で増えており、需要は堅い」と述べ、今後の業績に自信を見せた。同社によると、北米市場の2007年10―12月期の受注高は前年同期比で3割増だったという。　

▼JT<2914>の冷凍食品部門、今期赤字の恐れ＝ギョーザ事件の影響で
日本たばこ産業（JT）は7日、子会社ジェイティフーズ（東京）が輸入した中国製ギョーザによる中毒事件を受けて3月末まで冷凍食品が販売できなくなった場合、2008年3月期（今期）の冷凍食品部門の損益が赤字になる恐れがあることを明らかにした。事件の影響が長引けば、同社の冷凍食品に打撃となることが改めて示された形だ。

△「ヨコムネ美人」に藤原紀香さん＝「峰不二子」も3位に―ワコール<3591>調査
ワコールは7日、20、30代の女性を対象とした「女性の胸に関する意識調査」結果を発表した。横から見た胸の形が最も美しい有名人に、女優の藤原紀香さんが選ばれた。同社は「女性は横から見た美しさが重要だと考えている。藤原さんは誰もが認める『ヨコムネ美人』」（広報担当）としている。　
（時事通信）

■ＪＡＬ<9205>　札幌など競合路線、事前予約型の運賃値下げ
日本航空（ＪＡＬ）は７日、羽田発着の札幌、福岡、那覇の３路線などで事前予約による国内線運賃を最大５５％値下げすると発表した。
この３路線は全日本空輸<9202>（ＡＮＡ）が３月からの値下げを決めたところ、
競合する新興航空会社のスカイマーク<9204>エアラインズが独占禁止法違反（不当廉売）との意見書を公正取引委員会に提出した因縁の路線。原油急騰を受け、大手２社は国際線、国内線とも普通運賃を値上げしているが、ドル箱路線は価格競争が激化している。ＪＡＬの値下げはこの３路線のほか、他社との競合路線の事前予約型が対象。４月から値上げする普通運賃は対象外。羽田－札幌の月～木曜日のうち指定した便について、ＪＡＬとＡＮＡは前日予約運賃を通常料金より５５％安い１万５２００円とする。スカイマークも４月から、通常料金を現行より約１３％安い１万４８００円に下げる。スカイマークは「ＡＮＡがスカイマーク便に近接した時間帯だけ約１万円安い価格設定にした」と批判し、ＡＮＡは「需要動向を見極めて、運賃を設定している」と反論している。値下げに追随したＪＡＬは「ＡＮＡの運賃値下げに対抗した」と説明している。

▼バンダイナムコ<7832>　株価ストップ安　Wiiと原油高のダブルパンチで
7日の東京株式市場で、バンダイナムコホールディングスの株価が、値幅制限の下限（ストップ安）となる1095円まで急落したことが分かった。05年9月にバンダイとナムコが企業統合をして以来初めて。同社は6日に発表した08年3月期第3四半期決算（07年10月～12月）で、子会社ナムコのアーケード直営店の2割にあたる50～60店舗を09年度中に閉鎖すると発表、通期業績の営業利益を450億円から340億円に下方修正した。バンダイナムコホールディングスは、アーケードの低迷について、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」のヒットで体感ゲームの多いアーケード施設の魅力が薄れたうえ、原油高で車での来客が減り、人気のクレーンゲームの景品コストも上昇したため、とみている。

■Ｊパワー<9513>　英投資ファンドによる株買い増し…審査を延長へ
英投資ファンド「ザ・チルドレンズ・インベストメント・マスターファンド」（ＴＣＩ）が電力卸大手のＪパワー（電源開発）の株式買い増しを国に申請した問題で、経済産業省は、外国為替及び外国貿易法（外為法）に基づく審査を、最長で５月中旬まで延長する方向だ。慎重な審査が必要と判断したとみられる。審査期間は申請から原則３０日以内だが、最長４カ月まで延長できる。ＴＣＩは１月１５日に買い増しを申請しており、３０日の期限は今月１３日だった。経産省は、ＴＣＩ幹部と面談し、投資目的などを確認し、電力の安定供給などに影響がないかを慎重に調べる。電力会社は外為法の適用対象で、外資企業やファンドが１０％以上の株式を取得する場合、国の事前許可が必要。国が安定供給などに支障があると判断すれば、中止を命令できる。

△長期プライムレート　２行が年２．１５％に引き上げ
みずほ<8411>コーポレート銀行、新生銀行<8303>の２行は７日、大手企業向け貸出金利の指標となる長期プライムレート（最優遇貸出金利）を現行より０．０５ポイント引き上げ、年２．１５％にすると発表した。８日から適用する。引き上げは２カ月ぶり。
（毎日新聞）

△ゲーマーズ本店が「アニブロゲーマーズ」に
ブロッコリー<2706>は2月7日、資本・業務提携したアニメイトと共同展開するキャラクターショップ名を「アニブロゲーマーズ」にすると発表した。3月に1号店を東京・池袋に出店するほか、東京・秋葉原のゲーマーズ本店も同ブランドに変更する。アニブロゲーマーズの営業はブロッコリーが担当するが、商品はアニメイトと共同で仕入れを行い、アニメイトは販売管理システムを提供。「従来のゲーマーズのメインターゲットである男性顧客の志向をより的確にとらえた商品ラインアップが可能になり、ゲーマーズ以上に顧客訴求力を持つ販売促進活動と店舗スタイルの確立を進める」という。1号店「アニブロゲーマーズ 池袋店」（豊島区東池袋1-23-9）は3月25日にオープン予定。また本店、名古屋店（名古屋市中区）、なんば店（大阪市浪速区）の既存ゲーマーズ3店をアニブロゲーマーズに変更する。

△チップを小型化した16GビットNANDフラッシュ、東芝<6502>が開発
東芝は2月7日、1チップで16Gビット（2Gバイト）のNAND型フラッシュメモリを開発したと発表した。43ナノメートル（nm）プロセスによるもので、3月に量産を開始する計画。今年7～9月期には32Gビット（4Gバイト）品の量産も始める予定だ。メモリセルの工夫などで面積効率を向上し、56nm世代の同容量製品と比べチップ面積を約3割削減。16Gビット品のチップサイズは約120ミリ平方メートルに抑えた。同日から製品のサンプル出荷を開始。量産は四日市工場（三重県四日市市）で行う。

△1秒で充電するキャパシタ技術、三菱電機<6503>が開発
三菱電機は2月7日、大型の電力用キャパシタの実用化を容易にする要素技術を開発したと発表した。大電力発電にも対応可能な電力貯蔵デバイスへの応用が容易になるとしている。キャパシタは内部抵抗が比較的大きいため、従来品は充電に10秒程度かかる。新技術では内部抵抗の低減などにより、業界最速となる1秒に短縮。大型モーターの回転による発電でも、ピーク電流を無駄なく回収できるようになるという。また耐電圧を従来の2.7ボルトから3.0ボルトに向上。キャパシタの蓄電エネルギーは電圧の2乗に比例して増えるため、従来に比べ蓄電エネルギーを増大可能になった。また低コスト化が可能な電極も開発した。今後は低コスト化を図るなどし、自社製品に順次導入していく。
（ITmedia News）

△NTTドコモ<9437>、後払い電子マネー「iD」の仕組みを活用した新サービス
NTTドコモは2008年2月7日、後払い電子マネー「iD（アイディ）」の仕組みを利用した新サービスを開始した。おサイフケータイなどに搭載した ICチップのiD領域に書き込まれた会員情報（カード情報）の利用や、新たなiD領域を追加して加盟店独自のポイントプログラムや本人認証（会員認証、入退室管理）が可能になる。「iD」の契約・利用の有無にかかわらず、おサイフケータイなどをリーダー/ライターにかざすだけで自店舗の会員かどうかを識別する。決済と同時に独自の会員サービスを提供可能で、カード会社と加盟店との提携カードにもなる。加盟店会員は、決済と別に会員証を提示していた手間が省け、レジでの応対時間も短縮される。「iD」はおサイフケータイやiD搭載のクレジットカードで決済やキャッシングができるクレジットサービス。「後払い方式」なのでチャージ（入金）の必要がない。従来、新サービスのような機能を組み込むには、POS端末への機能搭載、専用端末の設計・導入が必要だった。
（nikkei TRENDYnet）

△いすゞ<7202>、インドネシアCV事業強化
いすゞ自動車、PTアルヤ・カリスマ社（AK）、伊藤忠商事の3社は、インドネシアでの商用車合弁会社PTパンチャモーター社のいすゞの出資比率を12.5％から40％に引上げることで合意した。現在、PTパンチャの出資比率は、AKが65％、いすゞが12.5％、伊藤忠が12.5％などとなっている。今回、いすゞがAKの保有株式から15％分と、伊藤忠の保有株式12.5％を買収する。これによりPTパンチャはいすゞの持分法適用会社となる。いすゞが出資比率を引上げるのは、PTパンチャの商用車事業へのいすゞの関与を強化し、いすゞの持つ商用車生産・販売のノウハウを導入することで、インドネシアでの商用車販売の拡大を目指すため。いすゞは、PTパンチャの機能強化のため、従来から派遣している生産担当役員に加え、商用車事業担当及び財務・購買担当役員の派遣を検討する。

△トヨタ<7203>、ナビ・ブレーキアシスト を開発…世界初
トヨタ自動車は7日、カーナビゲーションと連動してドライバーに一時停止情報を提供し、その後の急ブレーキ操作をアシストする「ナビ・ブレーキアシスト」を世界で初めて開発したと発表した。「近々発売予定の新型車に採用」としており、18日に発表の新型『クラウン』に搭載するとみられる。この技術は交差点での出会い頭事故の防止を図る狙い。カーナビ情報を活用して一時停止線の存在を画面と音声で案内、ドライバーが減速しないときには注意喚起し、さらにその後ドライバーがブレーキを踏んだ際に操作をアシストする。注意喚起までのシステムは昨年9月発売の『マークXジオ』に採用していたが、今回はブレーキアシストの機能まで進化させた。アシストは安全対策上、ドライバーがブレーキ操作した場合のみ作動するようにしたという。「一時停止情報提供」機能は、アイシン・エィ・ダブリュ、ゼンリン、トヨタマップマスターと共同開発した。

△ブリヂストン<5108>、サガン鳥栖をスポンサー
ブリヂストンは、2007年シーズンに続いて日本サッカーリーグ2部リーグに所属する「サガン鳥栖」チームの2008年シーズンのユニフォーム（背面部）などのスポンサーを務めると発表した。また、今年から新たに、ベストアメニティスタジアムのバックスタンド3階出入口バナーに協賛するとともに、サガン鳥栖ユースチームU-15唐津のユニフォーム（胸部）スポンサーも務める。サガン鳥栖の本拠地である佐賀県鳥栖市は、同社発祥の地である福岡県久留米市に隣接する。同社は佐賀県および筑後地方に工場と販売拠点を持ち、この地域との関わりが深いことなどから、2006年シーズンからサガン鳥栖チームのユニフォームなどのスポンサーを務めてきた。昨年8月に同社が冠スポンサーとなって開催されたホームゲーム「ブリヂストンデー」では、同地域の高校吹奏楽部員（5校約220人）と、同社社員で構成する「ブリヂストン吹奏楽団久留米」との合同演奏を実施して、応援した。今年も、9月20日に開催されるホームゲームの冠スポンサーとなることが決定している。

△東亜石油<5008>、業績見通しを修正
東亜石油は、2007年12月期連結決算業績見通しを修正した。売上高は356億9000万円を予想していたが、376億3000万円に上方修正した。営業利益は23億8000万円から44億3000万円に、経常利益は18億4000万円から38億4000万円にそれぞれ上方修正した。同社が50％出資する扇島石油基地の石油基地施設廃止にかかる費用を受託精製収入として売上高に計上したが、この費用は、特別損失として計上しているため、営業利益および経常利益が大幅に増益となる見込み。一方で、この特別損失は税務上の損金対象とならないため、当期純利益は10億7000万円と予想していたが3億9000万円に下方修正した。

△ユニバンス<7254>4-12月期決算…増益　AT部品低迷でも産業機械がカバー
ユニバンスが発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、営業利益が前年同置き日51.6％増の20億1900万円となり、増益となった。売上高は同2.9％増の582億2400万円だった。部品事業ではAT部品の販売減の影響を受けたものの、産業機械事業の穀物需要増加による販売増で増収となった。経常利益は同18.8％増の20億7900万円と増益だった。当期純利益は子会社アクロスの解散に伴う特別損失を計上るため、同0.1％減の10億3700万円とほぼ横ばいだった。通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

△ダイヤモンド電機<6895>4-12月期決算…増収増益　自動車機器事業が好調
ダイヤモンド電機が発表した2007年4-12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比54.6％増の4億7200万円となった。売上高は同4.6％増の270億8900万円と増収だった。自動車機器事業における主力の自動車用点火コイルは、国内はこれまで好調だった軽自動車販売が減少に転じたものの、輸出が好調に推移し、米国も全般的には好調を維持したことから増収となった。営業利益は同30.5％増の6億1300万円、経常利益は同14.6％増の6億2800万円と増益だった。通期業績見通しは米国ミシガン工場閉鎖に伴う特別損失を計上するが、前回発表したものを据え置いた。

△昭和シェル石油<5002>、子会社を再編、東扇島オイルを東亜石油<5008>が吸収合併
昭和シェル石油は、連結子会社の東亜石油が、、昭和シェル石油の連結子会社で東亜石油の関連会社の東扇島オイルターミナル（EOT）を東亜石油の完全子会社化すると発表した。東亜石油はEOTを吸収合併する。EOTは、昭和シェル石油と東亜石油の合弁企業で、両社の京浜臨海地区の流通部門を担う石油基地として設立した。両社の製油所の統合を軸に京浜臨海地区の原油・石油製品の貯蔵・受払施設の再編を進めているが、その一環として主要オイルターミナルとして重要なEOTの業務の効率化が必要と判断、東亜石油が EOTを吸収合併し、京浜製油所の一体運営体制を強化する。EOTは昭和シェル石油が52％、東亜石油が48％出資している。東亜石油は昭和シェル石油が保有するEOTの株式の譲渡を受けて完全子会社化し、2008年3月を目処に吸収合併する。
（レスポンス）

△東芝<6502>、ＩＣカードや携帯電話のセキュリティ機能を高める物理乱数の生成回路を開発
東芝は７日、ＩＣカードや携帯電話のセキュリティ機能を高める物理乱数の生成回路を開発したと発表した。乱数の生成率を実用水準の毎秒２・０メガビット（メガは１００万）に高速化しつつ、回路を従来比９割に小型化した。温度依存性がないことも確認、信頼性の課題もクリアした。数年内の実用化を目指す。情報通信研究機構（ＮＩＣＴ）から委託を受けた研究プロジェクトの成果。「ＩＳＳＣＣ」で７日（現地）に発表した。

△千葉興銀<8337>、ＪＲ東日本<9020>とのＡＴＭ相互利用を１２日から開始
千葉興業銀行は７日、同行とＪＲ東日本の現金自動預払機（ＡＴＭ）の相互利用を１２日から開始すると発表した。ＪＲ東日本の駅ＡＴＭコーナー「ビューアルッテ」で、千葉興業銀行のキャッシュカードによる現金の引き出し・残高照会ができる。平日の８時４５分－１８時以外の時間帯は時間外手数料１０５円がかかる（残高照会は無料）。また千葉興業銀行のＡＴＭでＪＲ東日本が発行するビューカードによるキャッシングが可能。利用時間は８時－２１時まで。ＡＴＭ手数料は無料となる。
（日刊工業新聞）

△Ｅストアー<4304>、３Ｑ好決算で大幅高
Ｅストアーが大幅高。前日に発表した第３四半期業績は、単体の経常利益が前年同期比６３．０％増の３億４００万円となり、業績の拡大基調が素直に好感されている。なお、通期見通しは開示していない。
（株式市場新聞）

▼電通<4324> 1月度単体売上高
電通は、1月度単体売上高は、全社で1042億2600万円（前年同月比3.9％減）。主力の新聞が9.2％減の114億 9700万円、テレビが2.5％減の525億1900万円と振るわず、減少となった。

■カカクコム<2371> 第3四半期業績 通期予想据え置き
カカクコムは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高48億円（前年同期比43.2％増）、経常利益11.4億円（同21.1％増）、当期純利益8.65億円（同23.9％増）。通期業績予想は、当期純利益11.4億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益12.37億円。

△ノーリツ鋼機<7744> 上方修正
ノーリツ鋼機は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。北米での大手顧客向けの販売が好調に推移し、上方修正となった。売上高630億円（前予想610億円）、経常利益58億円（同50億円）、当期純利益32億円（同25億円）。

△ホシデン<6804> 上方修正 5円増配
ホシデンは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高4150億円（前予想3900億円）、経常利益143億円（同124億円）、当期純利益70億円（同66億円）、期末配当12.5円（同7.5円）内特別配当2.5円。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益79億円。

△日本Ｍ＆Ａ<2127> 第3四半期業績 期末配当1000円増配
日本Ｍ＆Ａは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高26億円（前年同期比33.9％ぞ）、経常利益13億円（同63.3％増）、当期純利益8.1億円（同78％増）。通期業績予想は、当期純利益 8.62億円と従来予想を据え置きした。期末配当2000円予想に記念配当1000円を加えて3000円にすると発表した。なお、市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益9.31億円。

■ＯＬＣ<4661> 第3四半期業績 通期業績据え置き
オリエンタルランドは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高2667億円（前年同期比0.3％増）、経常利益346億円（同8.5％増）、当期純利益207億円（同11.9％増）。通期業績予想は、当期純利益162億円。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益166億円。

■昭栄<3003> 今期減益予想 市場予想下回る
昭栄は、2008年12月通期連結予想の修正を発表した。売上高260億円（前年同期比21.3％減）、経常利益82億円（同12.5％減）、当期純利益50億円（同25.4％減）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益61億円。

□ＴＨＫ<6481> 第3四半期業績
ＴＨＫは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高1558億円（前年同期比18.3％増）、経常利益236億円（同13.9％減）、当期純利益167億円（同4.9％増）。通期業績予想は、当期純利益200億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益197億円。

▼ヒロセ電機<6806> 下方修正
ヒロセ電機は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高1195億円（前予想1220億円）、経常利益395億円（同415億円）、当期純利益235億円（同250億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益249億円。

▼オートバックスセブン<9832> 下方修正
オートバックスは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高2706億円（前予想2749億円）、経常利益63億円（同93億円）、当期純利益15億円（同43億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益43億円。

■ドワンゴ<3715> 第一四半期業績 赤字増額
ドワンゴは、2007年12月連結第1四半期業績を発表した。売上高59億円（前年同期比3.6％増）、経常利益1.59億円赤字（同0.29億円）、当期純利益2.45億円赤字８同1.52億円赤字）。通期業績予想は、当期純利益0円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益3.77億円。

△日本合成化学<4201> 上方修正
日本合成化学は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。子会社生清算に伴い、繰り延べ税金資産計上が出来る為、上方修正となった。売上高1070億円（前予想1050億円）、経常利益68億円（同62億円）、当期純利益53億円（同34億円）。

■コーエー<9654> 第3四半期業績 通期予想据え置き
コーエーは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高200億円（前年同期比57.9％増）、経常利益75億円（同115.3％増）、当期純利益41.5億円（同102.3％増）。通期業績予想は、当期純利益63億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益65億円。

□ダイワ精工<7990> 第3四半期業績 通期予想据え置き
ダイワ精工は、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高481億円（前年同期比7.7％増）、経常利益29億円（同3.1％減）、当期純利益44億円（同149.4％増）。通期業績予想は、当期純利益41億円で従来予想を据え置きした。

■三井不動産<8801> 第3四半期業績 通期予想据え置き
三井不動産は、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高9138億円（前年同期比19.4％増）、経常利益932億円（同21％増）、当期純利益584億円（同12.2％増）。通期業績予想は、当期純利益850億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益871億円。

■住友不動産<8830> 第3四半期業績 通期予想据え置き
住友不動産は、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高5049億円（前年同期比7.4％増）、経常利益984億円（同22.7％増）、当期純利益525億円（同21.3％増）。通期業績予想は、当期純利益600億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益627億円。

△イーアクセス<9427> 上方修正
イーアクセスは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。費用の圧縮やコスト削減努力により、上方修正となった。売上高670億円（前予想635億円）、経常利益67億円赤字（同73億円赤字）、当期純利益50億円赤字（同51億円赤字）。

△ソフトバンク<9984> 第3四半期業績 324％増益
ソフトバンクは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高2兆587億円（前年同期比13％増）、経常利益2319億円（同107.9％増）、当期純利益931億円（同324.9％増）。

▼ＪＴ<2914> 下方修正 冷凍食品事業の影響織り込まず
ＪＴは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。為替差損・投資有価証券評価損の計上で、下方修正となった。なお、冷凍食品事業の今回の影響は織り込んでいないとしている。売上高6兆4100億円（前予想6兆3600億円）、経常利益3630億円（同3700億円）、当期純利益2460億円（同2560億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益2581億円。

■昭和電工<4004> 今期増益予想 市場予想下回る
昭和電工は、2008年12月通期連結予想の修正を発表した。売上高1兆1100億円（前年同期比8.5％増）、経常利益635億円（同5.9％増）、当期純利益355億円（同7.4％増）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益375億円。

■アマダ<6113> 第3四半期業績 通期据え置き
アマダは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高1996億円（前年同期比10.3％増）、経常利益363億円（同15％増）、四半期純利益209億円（同4.9％増）。通期業績予想は、当期純利益290億円で従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益299億円。

■トーヨーカネツ<6369> 第3四半期業績 通期据え置き
トーヨーカネツは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高340億円（前年同期比1.6％増)、経常利益25億円（同41.7％増）、当期純利益26億円（同31.2％増）。通期業績予想は、当期純利益36.7億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、四季報で当期純利益37億円。

▼北陸電気工業<6989> 下方修正
北陸電気工業は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売り上げ減や、材料価格の上昇や円高進行等の影響もあり下方修正となった。売上高530億円（前予想550億円）、経常利益19億円（同31億円）、当期純利益16億円（同18億円）。

△稲畑産業<8098> 上方修正
稲畑産業は、2008年3月通期単体予想の修正を発表した。税金費用の減少により、当期純利益18億円（同14億円）となった。
（證券新報）