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景気後退回避へ追加利下げが必要となる可能性=米地区連銀総裁 ロイターNEWS 2008年 02月 6日 07:33 JST 米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は5日、景気後退(リセッション)を回避するために、追加利下げが必要となる可能性があるとの見方を示した。 同総裁は当地で講演し「下振れリスクが顕著なため、最終的に一段の金融緩和が正当化される可能性がある」と述べた。その一方で、仮に今後数カ月間の経済指標が予想ほど弱くなければ「さらなる緩和の必要性が正当化されるかは明確ではない」と付け加えた。 米経済の見通しについて、短期的な成長鈍化が最も可能性の高いシナリオとしながらも、リセッションの可能性もあると指摘。「過去2度経験したような緩やかなリセッションとなる可能性もある。つまり、軽度で短期に回復するものだ」と語った。 リセッション回避のカギは企業の設備投資と労働市場とし「この先数カ月雇用が伸び、賃金が物価上昇を上回れば収入の伸びは消費支出を支えることができ、リセッションを回避できる」との見通しを示した。 5日に発表された1月の米ISM非製造業景気指数は前月から大幅低下し、2001年の景気後退以来の低水準となった。これを受けて5日の米国株式市場でダウ工業株30種が大きく下げた。 米連邦準備理事会(FRB)は1月、リセッション回避に向けて合計1.25%ポイントの利下げを実施、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は3.0%と、05年6月以来の低水準となった。 また、07年第4・四半期の米国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比プラス0.6%と伸びが大幅に減速。1月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が1万7000人減少し、ほぼ4年半ぶりのマイナスとなった。 PR |
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