市場は業績変化を非常に好む

　いやぁ～今の株式市場は異常な程、変化していますが、
実は「市場は業績変化を非常に好む」んですよぉ～

　ただ、業績のよい銘柄だからといってすぐに儲かるというわけにはいきません。
業績が良ければよいほど多くの人に注目され、すでに評価が定まり、好業績は
織り込み済みとなっているからです。

　この点、業績に変化が現れてきたばかりの銘柄は、まだ手垢がついていない
ので、株価は素直に反応します。この変化が大きければ大きいほど株価は高く
なります。

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　具体的に業績変化率の高い銘柄とは、

1.経常収支が赤字から黒字に転換してきた銘柄
2.資産の売却に頼らず、本業の利益だけで決算ができるようになった銘柄
3.経常利益が減益から増益に変わってきた銘柄
4.経常利益が期初予想より増え、上方修正される銘柄
5.経常利益が過去最高を更新、あるいは連続して更新している銘柄
6.配当が無配から復配に変わる、あるいは増配となる銘柄
7.株式分割で株主に報いようとする銘柄
8.不良債権や累積債務が一掃され、業績圧迫要因が完全に解消した銘柄

※仕手株となる銘柄は上記のような変化を期待されることを発端とする場合も
　多いものです。

　しかし、一般の投資家が上記のような変化に気づいたとしても、
既に織り込み済みの可能性も高いです。
人より早めに気づくには、銘柄の動向（株価だけではなく）を注意深く、
長く観察することです。もちろん自分の気になる銘柄だけでかまいません。

面白いことに、毎日観ていると「あれっ！この動き、今までと違う」って
判るんですよぉ～･･･！

一番良い例がワタシが毎日アップしている「２５日乖離率銘柄」です。
この１０銘柄程度は、勿論、下げ続けている銘柄です。
ただ、この銘柄の動きを毎日眺めていますと、まず、おおまかな銘柄固有の
動きのパターンが判って来ます。そして毎日眺めていますと、
「あれっ！」っていう時が必ず来るんです。そこですかさず動きを注視します。
もし騰がるという確信が持てましたら買いです。
ただ･･･危ない銘柄だけに「２５日乖離率銘柄」は確実に利確優先にして下さい。

　誰も振り向かなかった無配会社や赤字会社でも、触覚を伸ばしていればいつか
変化が伝わってきます。変化は最大のチャンスです。

　ちなみに１８日 金曜日のように同時に騰がりそうな場合で、
どちらかを選ばなければならない場合は出来高等にもよりますが、
騰落幅率(騰げ率)の高い方を選んだ方が得です。

\1-の騰落幅率(騰げ率)＝１÷前日終値×100（％）
（騰落幅÷直近値）×100（％）

「7736ユニオンＨＤ」は\1-の騰げ率は4.5%　　1÷\22＝0.0454545
\20-で購入して終値\26-で+27.27%のアップです。

「6819オメガＨＤ」は\10-で購入して終値\12-で+16.66%です。

「4723グッドウィル」はＳ高\1,000-騰げしましたが+12.69%です。
なので騰げ率の高い
「7736ユニオンＨＤ」と「6819オメガＨＤ」に集中しました。