1/17 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼正念場…シティ株急落で日興<8603>子会社化白紙も
世界的な株価急落の中で、米シティグループによる日興コーディアルグループの完全子会社化をめぐる交換比率の算定作業が、１７日までの３日間で進められている。１５日のニューヨーク証券取引所のシティ株価は２７ドルを下回り、このまま下落を続ければ株式交換が白紙になる２２ドルを割り込む可能性も高まっている。算定期間をこの時期としたのは、２９日の株式交換日を起点に１カ月前以内で、シティの平成１９年１０～１２月期決算の発表後という条件に当てはまるからだ。シティは好決算を背景に現在の株価水準より高い株価を維持し、優位な立場で交換するつもりだった。完全子会社化は、日興株１株当たり１７００円相当のシティ株を割り当てて行う。受け取る株数は１５～１７日のニューヨーク証取のシティ株価を加重平均し、同期間の平均為替レートで円換算して決める。だが、１１月に当初設定した３７ドルの下限制限を撤廃しており、株価が下がればシティが割り当てる株数が膨らみ買収負担が増える。シティの株価は株式交換を発表した１０月２日時点で４７ドル台を維持していたが、サブプライム問題の長期化とともに株価が急落。１５日の決算では、サブプライムローンに絡み、２３５億ドル（約２兆５０００億円）の巨額損失を計上、株価下落に歯止めがかっていない。２２ドルを下回った場合、両社が改めて協議することになっており、初の「三角合併」による完全子会社化がご破算の可能性もある。シティ株の下落圧力がさらに強まれば保有しても不利益を被るため、交換に傾いていた反対株主が買い取り請求に踏み切り、日興・シティ側は買い取り資金を用意する必要も出てくる。日興側が提示する買い取り金額次第では裁判に発展しかねず、完全子会社化の終了後に計画しているシティの対日戦略の具体策の発表も大きくずれ込む。日興社内では「持ち直した士気が下がる」と懸念する声もあり、シティ株の動向を注視している。
（産経新聞）

▼東京電力<9501>　福島第１原発の炉心冷却装置部品に設計ミス
東京電力は１６日、福島第１原発（福島県大熊町（おおくままち）、沸騰水型）６号機で、非常用炉心冷却装置（ＥＣＣＳ）の部品に設計ミスがあったと発表した。ＥＣＣＳが機能しなくなるような安全上の問題はないという。設計ミスがあったのは、ＥＣＣＳの補助水源となる圧力抑制プールの配管に異物が入るのを防ぐため、新しく設置した金網。当初の想定よりも３割ほど水を吸い込む圧力が低下した。経済産業省原子力安全・保安院は同日、同じ型の原子炉を持つ６電力会社に対し、異物防止用の金網の有効性を再評価して報告するよう指示した。東電によると、定期検査中の同原発で昨年１１月、大型化するため取り換えた新しい金網の性能確認試験で発覚した。新しい金網の形状に問題があったほか、二つの金網から吸い込まれた水が配管内でぶつかり合うなどで、圧力の損失が想定よりも大きくなったためという。

■新日石<5001>　２月出荷の原油調達コスト、前月比１．３円上昇へ
新日本石油の渡文明会長は１６日、石油連盟会長としての記者会見で、新日石が２月に出荷するガソリンなど石油製品の原油調達コストが前月より１リットル当たり約１．３円上昇するとの見通しを明らかにした。原油価格の高騰が理由。新日石の正式な卸値は先月２６日から今月２５日までの平均調達コストを基に決めるが、１６日までの水準が続いた場合、２月以降のガソリン・灯油の店頭価格は１リットル当たり１．５円前後値上がりする見込みだ。また、１８日召集の通常国会で大きな争点となる道路特定財源（揮発油税など）の暫定税率存廃問題について、渡会長は「地方活性化や安全確保などに向け道路整備は進めねばならず、暫定税率は必要」との認識を示した。
（毎日新聞）

△厚さ13.7mm！　世界最薄の防水携帯電話　NTTドコモ<9437>
NTTドコモグループは、厚さ13.7mmと防水携帯電話としては世界最薄となる富士通製端末「F705i」を、2008年1月22日より発売する。水没したり、シャワーや水道水などが直接かかっても壊れない防水性能を持っており、浴室内での電話使用や汚れの水洗いもできるという。「GUNJYO」など3色を展開する。オープン価格だが、実売価格は端末価格を一括払いするバリューコースで4万円程度、分割払いとなるベーシックコースで毎月1645円程度（24回払い）となる見込み。
（J-CASTニュース）

△吉本<9665>の新ブログポータル「ラフブロ」　「あの芸人」含む500人集合
吉本興業グループのよしもとファンダンゴは、ブログポータル「ラフブロ」を2月1日にオープンする。同社所属の芸人ら約500人のブログが集合。「吉本グループが満を持して、本気でブログポータルに参入します。後発だからこそ、それなりの準備がございます」と力が入っている。「あの芸人も、ここで最初に暴露します」──東京電力と吉本興業の合弁会社が運営してきた「casTY」がサービスを終了するのに伴い、同サイトでブログを書いていたキングコングの西野亮廣さん、ハリセンボンの近藤春菜さんらのブログは新サイトに移動。このほか他の事務所に所属するミュージシャンやタレント、アイドルら約500人がブログを始めるという。ブログを持つタレントとのタイアップ企画を随時受け付け、商品やサービスをブログ記事で紹介しながら特設サイトへ誘導するなど、メディアとしての活用も図っていく。今後、吉本興業が運営する劇場やサイト、テレビ番組などと連携し、認知度の向上を図っていく。

△16日の「ニコニコ生放送」はクイズと将棋の対局
ニワンゴ（ドワンゴ<3715>）は、「ニコニコ動画」の生放送実験「ニコニコ生放送」を、1月16日午後8時からWebサイト「ニコニコ県民会館」で行う。「お正月ボケを吹き飛ばす、頭の体操」と題し、クイズと将棋の対局を生中継。「コメントで、クイズの回答や対局のアドバイスをしてほしい」としている。県民会館の「開場」は午後7時50分。長時間放送テストも兼ね、2時間にわたって放送する。

■東電<9501>と吉本<9665>の動画サイト「casTY」が終了
東京電力と吉本興業の合弁企業・キャスティは、無料動画ポータル「casTY」を2月29日に終了する。「動画配信サイトが一般的になり、当社が担ってきた役割を達成した。次のステップを検討する」としている。casTYは2002年10月にスタート。当初は東電のFTTHサービス「TEPCOひかり」の認知拡大を目的としていた。動画を24時間ライブ配信する「ひかり荘」や、個人が動画を配信できる「ひかライブ」、ブログサービスなどを展開してきた。ブログユーザーには、2月1日からエクスポートツールを提供。ブログデータは3月1日以降に消去する。casTYには吉本興業に所属する芸人・タレントの動画が多く掲載されているが、吉本はYouTubeやニコニコ動画に公式チャンネルを持つなど、外部の動画サイトへのコンテンツ提供を積極化している。

△イー・アクセス<9427>、アッカ<3764>の筆頭株主に
アッカ・ネットワークスは1月15日、イー・アクセスが2007年12月21日付で同社株式を買い増し、持ち株比率12.68％（議決権ベース）の筆頭株主になったと発表した。1月15日付で提出された大量保有報告書で買い増しを確認。それまで筆頭株主だったNTTコミュニケーションズ（持ち株比率：11.70％）と入れ替わり、NTTコミュニケーションズが第2位株主となった。
（ITmedia News）

△ブリヂストン<5108>、スーツが似合う自転車を発売
ブリヂストンサイクルは、地球温暖化などの環境問題や健康を意識し、都市部の自転車通勤者向けの自転車『プレスティーノ』を25日から発売すると発表した。プレスティーノは、多段変速に効果を発揮する新開発の「スマートベルトドライブ」を搭載、きびきびとスムーズなペダリングを可能とし、スポーツユースにベストフィットする駆動システムとしている。音も静かで、チェーンのように錆びついたり・伸びたり・オイルで汚れたりすることも無く、スーツを痛めることの無い設計で、ビジネスマンに最適。8段変速ギヤ装着車は、高速巡航や坂道で威力を発揮し、メカが後ハブに内蔵しているため、外装変速のようにチェーンが外れたり音鳴りなどのメカトラブルがほとんど無い。スタイリングは、細身のストレートパイプで構成された「スポーティトライアングルフレーム」により、マニッシュでシンプルなスタイルを実現した。スポーティな姿勢で乗車可能な「フラットバーハンドル」も採用した。さらに、ビジネスバッグの収納に十分なスペースを確保しながら、プレスティーノのマニッシュなフォルムと調和するシンプルでスタイリッシュな「ワイヤーバスケット」を装備した。夜間走行の安全を守るランプシステムや軽い走りを実現する「センタースリックタイヤ」、静かで確実・高性能の「ツーピボットキャリパー」（前）と「ローラーブレーキ」（後）など、実用的な装備を充実した。価格は4万0800 - 5万9800円。

△アイシン<7259>AI、MT生産能力を増強
アイシン・エーアイは、愛知県幡豆郡吉良町に吉良工場が完成、16日竣工したと発表した。アイシン・エーアイでは、トヨタ自動車をはじめとするの自動車メーカーの旺盛な生産台数増加に伴うマニュアルトランスミッション（MT）の受注拡大に対応するため、本社工場に次ぐ国内2番目の生産拠点として前輪駆動車（FF）用MT専門の生産工場建設を進めてきた。今回の吉良工場新設により、MTの生産能力は従来の約1.5倍へと大幅に拡大する。新工場では、トラックヤードを建屋内に設置することで、夜間照明の漏れ防止や近隣への騒音抑止に取り組んでいる。また、排水のリサイクル率を向上させ、工業用水や生活用水に利用するなど、環境や周辺地域に優しい工場としている。今後、生産体制の更なる効率化を図るとともに、自然や周辺地域と共存できる企業を目指す。新工場の敷地面積は8万4000平方メートルで、工場建物は2層一部3階建て。投資額は約100億円。2010年に従業員数500人で、年間70万基のMTを生産する。

△NECエレクトロニクス<6723>、車載半導体事業戦略を発表…10年度に1400億円
NECエレクトロニクスは、車載半導体事業戦略を発表した。同社では、車載半導体事業をコア事業のひとつとして積極的に事業を展開しており、特にマイコン分野については、8ビットから32ビットにいたる幅広い製品群を提供している。今後も引き続き事業を推進に注力し、2010年度に車載マイコンで売上1400億円、世界ナンバー1のシェアを目指す。このための戦略として、開発では需要の増加が見込める中国に車載専用の事業組織を設立する。開発支援活動に加え営業活動やユーザーサービスを展開し、成長著しい市場に対応する。新組織「自動車ビジネスユニット」を4月1日にNECエレクトロニクス中国内に設置し、当初技術者20人程度、2008年度の売上70億円、5年後の2013年度には、技術者100人、売上300億円を目指す。これにより、車載半導体事業は中国を含めた世界4極体制で推進する。また、商品としては制御系として78kおよびV850、情報系としてARM系製品を両輪に事業を展開していく。生産体制も再編する。4月1日付けで、車載マイコンの3つの国内生産拠点を統合する。これまで国内では、拡散工程を担当するNEC九州およびNEC山口、組立工程を担当するNECセミコンパッケージ・ソリューションズの3つの会社で車載マイコンの生産しているが、この3社を統合する。加えて、マイクロコンピュータ事業本部がこの新会社の主管事業体となる。これにより開発から拡散工程、組立工程までの総合的な技術知識を有する人材、スキルの育成が可能となるほか、拡散工程と組立工程間の連携作業の強化による品質の追求やコスト削減、納期短縮を追及する。

△東京オートサロン08　トヨタ<7203>ブースに“緩急”2つのヴィッツ
東京オートサロン2008（幕張メッセ）のトヨタブースで、トヨタモデリスタインターナショナルがカスタマイズした真っ赤なボディの『Vitz TRD turbo M』と、サーキット仕様となる『Vitz RS TRD Racing』の2台が展示された。後者は「Nets Cup Vitz Race」の車両。これら2つの“緩急”異なるヴィッツを紹介しよう。Vitz TRD turbo Mは、専用のターボチャージャー、インタークーラー、ECU、クラッチカバー、スポーツサスペンションを組み、素早いレスポンスと加速、キビキビしたシャープなハンドリングを生むという。ノーマルとは一線を画す専用エクステリアも魅力だ。価格は221万5500円。いっぽう、Vitz RS TRD Racingは、“街で乗っているVitzでレースに参加”がコンセプトのレースシリーズ「Nets Cup Vitz Race」用のマシン。残念ながら、こちらの展示車両は、ドアがロックされていて、ドライバーズシートの感触は味わうことができなかった。価格は226万 8000円。

△日立金属<5486>、寿命2倍の金型用表面処理技術を開発
日立金属は、冷間プレス金型用の新しい表面処理技術を開発したと発表した。この表面処理技術により金型寿命が延びる。金属表面に皮膜をコーティングする表面処理は、金型や自動車エンジン部品の強度、耐久性や摺動性を高めるために有効な技術。今回、同社は、複合コーティング技術をベースにしたプレス金型用の新しい皮膜「Tribec 天（アマツ）」を開発した。この開発皮膜は、プレス金型で一般的なCVD（化学蒸着）法の炭化チタン（TiC）コーティングよりも高硬度、低摩擦係数、高密着強度を実現する。さらに、CVD法よりも低い温度で成膜が可能なPVD法がベースなため、処理時に金型の変寸、変形を起こさない特長がある。この開発皮膜により、金型寿命を2 倍以上に延ばせる。日立金属は、この開発皮膜を表面処理のラインアップに加え、表面処理事業の強化を図るとともに、金型材需要の拡大を目指す。

△日本伸銅<5753>、丸紅<8002>の持分法適用会社に
日本伸銅は、第三者割当による新株式発行の払い込みが完了したと発表した。これに伴って日本伸銅は丸紅の持分法適用会社となる。日本伸銅は、第三者割当による新株式270万株を発行、発行価格は1株につき215円で実施した。丸紅は120万株、三宝伸銅工業が100万株、三谷伸銅が50万株をそれぞれ引き受け、3社は合計で総額5億8050万円を払い込んだ。丸紅は増資前は日本伸銅に12.12％出資していたが、今回の増資引き受けで出資比率は15.83％となり、持分法適用会社とした。

△CES 08　ケンウッド<6765>、ガーミン製ナビとAVレシーバーとを合体
ケンウッドは2008年CESにおいて、ガーミン製ナビをAVレシーバーと合体させた2DIN機3モデルを披露した。内訳は、専門店向けブランド「eXcelon」の最上位となる『DNX8120』と、量販店向けの「KENWOOD」ブランドとして『DNX7120』と『DNX5120』。3モデルとも北米向け専用モデルだ。DNX8120は、DVDビデオだけでなくDVDオーディオの再生にも対応し、USB端子も2つ用意したことでUSBメモリに収録したM3/WMAなどの音楽ファイルの再生も可能。画面サイズは6.95型で、インターフェイスはタッチパネル方式を採用。5Vハイアウトプットによる高音質なシステム展開も可能としている。DNX7120は、『iPod』やUSBメモリに対応する6.95型モニターモデル。映像系はDVDビデオやiPodビデオに対応する。DNX5120は、モニターを6.1型とするものの、iPodやUSBメモリに対応。イルミ色を可変できる機能も備えている。3モデルともBluetooth（ブルートゥース）機能に対応。ナビ機能は3モデルともほぼ同一のもので2GBによるフラッシュメモリに地図データを収録する。測位はGPSのみとなるが、これは北米での測位状況を考慮した結果の判断だという。価格はDNX8120が1600ドル、DNX7120が1400ドル、DNX5120が1000ドル。いずれも3月の発売予定だ。

△東京オートサロン08　WRCコンセプトから純正カスタムまで---インプレッサ
東京オートサロン、スバル（富士重工業<7270>）ブースは『インプレッサ』を4台展示。「WRC」、NAレース仕様、「WRX-STI」、「BEAMS EDITION」だ。華美な演出の無いブースが好印象で、クルマ好きがじっくりとふれあえる空間だった。メインステージに置かれたインプレッサ。その車体色からWRC仕様であることはひと目で解る。しかしファンを驚かせたのはその形状だ。2007年は4ドアセダンであったが、展示車は5ドアハッチバックとなっている。説明によると新型「インプレッサWRX-STI」をベースに、WRカーのイメージを表現したデザインモデルとのこと。つまりベース車にSTIパーツを取り付け塗装を施したモックアップに近い車両である。新型インプレッサは当初、日本市場では5ドア車のみ販売していたため、日本のファンには歓迎されるスタイルだと言えそうだ。詳細スペックは未公表。

△デトロイトモーターショー08　三菱<7211> コンセプト RA…次期 エクリプス
三菱自動車はデトロイトモーターショーで次期『エクリプス』のスタディモデルという位置づけの2シーターのスポーティークーペ『コンセプトRA』を発表した。クリーンディーゼルエンジンの「MIVEC」DOHC16バルブ2.2リットルターボディーゼルは201hpの高出力。新型『ランサーエボリューション X』のシャーシをベースに、S-AWC（スーパー・オールホイールコントロール）、アクティブステアリング、アクティブショックアブソーバーなどを追加し、より動力性能をアップさせている。デザイン本部長の仲西明徳氏は、「コンセプトRAは、現行エクリプスのウィークポイントである走りのパフォーマンスを向上させると同時に、環境性能の引き上げも両立させたコンセプトモデルです」と語る。「最近の三菱デザインのアイコンである逆スラントノーズ、台形の“ジェットファイターグリル”でフロント周りをまとめ、リアはエボリューションXをモチーフにしています。正面から見たボディ断面のシェイプが6角形になるフォルムもこの車の特徴ですが、これは我が社の70年代後半のモデル『ミラージュ』、『ギャランΣ/Λ』で用いたフォームランゲージです」「スポーツカーをデザインすると、どうしてもフェラーリやポルシェに似てきてしまうことがありますが、あえて自分たちのヘリテージを大事にしたいと考えました。三菱の伝統を復活させる意味合いも込めて仕上げたモデルです」

△トンネルの低コスト工法を新開発…阪神高速と三井住友建設<1821>
阪神高速道路と三井住友建設は、開削トンネルの構築方法として、「側壁盛替え工法による開削トンネルの構築技術」を共同開発したと発表した。側壁盛替え工法は、従来採用されてきた内梁盛替え工法や、切梁残置切断工法に代わる開削トンネルの構築方法。開削トンネル工事でのコスト縮減や工期の短縮、安全性の向上などが図れると、している。側壁盛替え工法の適用では、躯体の設計手法としてコンクリートのクリープ特性を考慮した詳細な解析方法を導入することで、側壁盛替え工法の実用化が可能となった。この技術は、既に阪神高速道路発注の道路トンネル工事に適用しており、今後は新たな解析方法の妥当性やコスト縮減効果や工期短縮効果を確認しする。

△ローソン<2651>、ケータイバッグを無料配布…自動車リサイクル促進
ローソンは、自動車リサイクル促進センターからの要請を受け、自動車リサイクルの促進に協力するため、23日午前7時から啓発チラシ入りオリジナルケータイバッグを配布すると発表した。全国5大都市の約500店舗で1店舗あたり100枚、計5万枚を希望する顧客に無償で配布する。ローソンでは、環境保全活動として2007年3月からレジ袋と割り箸の削減のため、自分のバッグや箸を持ち歩く「ケータイ運動」をスタートした。バッグについてはコンビニ用のケータイバッグ「コンビニecoバッグ」を作成し、ローソン店舗で配布するとともに、デザイン・仕様を一般に公開し、全国から賛同する企業・団体を募って普及を支援している。今回、使用済自動車の適正処理と再資源化を通じて「循環型社会の実現」を推進する自動車リサイクル促進センターの取り組みに賛同し、オリジナルケータイバッグの配布を通じ顧客に自動車リサイクルの促進に協力することにした。

△スズキ<7269> ランディ 一部改良…内外装を大胆に変更
スズキは、3列シート8人乗りミニバンの『ランディ』を一部改良し16日から発売した。今回の一部改良では、外観を精悍なデザインに変更、インパネやシートなど内装の質感を高め、便利な装備を追加した。エクステリアは、ヘッドランプからフロントバンパーにかけてデザインを変更し、精悍な印象とした。被視認性に優れるLEDサイドターンランプ付ドアミラーを採用。カーブや交差点でステアリングを切ると、ランプが自動的に点灯して進行方向の照射範囲を広げるアクティブAFSを、ディスチャージヘッドランプとセットで「2.0G」にオプション設定した。ボディカラーは薄灰色「クールアイアンパールメタリック」、赤色「ローズレッドパール」、水色「キングフィッシャーブルーメタリック」をはじめ、全6色を設定した。インテリアは「2.0S」をブラック基調のシックな内装とし、「2.0G」にはベージュ基調の内装と木目調パネルを採用した。1列目と2列目のヘッドレストを大型化し、2列目シートクッションの形状を変更することで快適性の向上を図った。2.0Gには、敏感な肌にもやさしいアトガード加工シートを採用した。インパネにはシルバー加飾を施した上質なデザインを採用し、視認性の高い自発光メーターや瞬間燃費、平均燃費や航続可能距離等の情報を表示するディスプレイをインパネメーター内に装備した。このほか、携帯リモコンや運転席のスイッチ操作などにより自動で開閉できる両側パワースライドドアを2.0Gに装備した。半ドア状態から自動的に全閉する両側スライドドアクローザーも採用した。価格は2.0Gの2WDが243万6000円。
（レスポンス）

△新日本石油<5001>、次世代型燃料電池（ＳＯＦＣ）システムの実証試験運転を開始

△メビックス<3780>など、「ヘルスケア・コミュニケーション・サービス」提供の新会社を設立

△コクヨ<7984>ファニチャー、柔軟に対応可能な大型テーブルタイプのワークステーションを発売、若手役員層向け高級オフィス家具ブランド「ＲＵＤＵＳ」を展開

△プラネックス<6784>、ホームサーバ機能搭載のギガビットＬＡＮ接続ＮＡＳケースなど発売

△富士通<6702>、製品完成モデルでの大規模仮想検証を実現するＶＰＳを販売

△明豊エンタープライズ<8927>、長谷工と業務提携しＧＥリアル・エステートと事業協力

△横浜ゴム<5101>、４月から国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げ

△新生銀行<8303>、女性向け医療保険やがん保険など７商品の取り扱い開始

△島津製作所<7701>、操作性と高機能を兼ね備えた産業用Ｘ線透視検査装置を発売

△東芝<6502>コンシューママーケティング、吸込力に優れた紙パック式クリーナー４機種を発売

△オムロン<6645>ヘルスケア、太い腕に対応した全自動上腕血圧計を発売

△デサント<8114>、「アリーナ」から競泳用水着「シン　レボリューション」を発売

△ＧＭＯ－ＰＧ<3769>など、ガソリンスタンドでのクレジット決済サービスを開始

△エルピーダメモリ<6665>、×６４ビットＩ／ＯのワイドビットＭｏｂｉｌｅ　ＲＡＭを製品化

△サイオステクノロジー<3744>、プロジェクト管理ソフト「ＰｒｏｊｅｃｔＫｅｅｐｅｒ　Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ」を販売

△ＪＡＬ<9205>、中国東方航空やメキシカーナ航空とマイレージプログラムで提携

△ケンタッキー<9873>、「リラックマのおしゃれグッズ」付スマイルセットを発売

△スリーエフ<7544>、「三浦大根」を使用した惣菜を発売

△イノベックスとバリューコマース<2491>、ブログ向けポイントサイトを提供開始

△明治乳業<2261>、３月から宅配専用商品（牛乳を除く）の価格を値上げ

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、「バリュープラン」の契約数が２００万契約を突破

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、ウォータープルーフ・スリムケータイ「Ｆ７０５ｉ」を発売

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、福岡市交通局と地下鉄定期券のクレジットカード払いで提携

△日立マクセル<6810>、ｉＰｏｄドックコネクター搭載のタイムドメインスピーカーを発売

△松下<6752>、鼻の角栓除去・毛穴引きしめ効果のある超音波美容器を発売

△アサヒ<2502>、シングルモルトウイスキー「シングルモルト宮城峡５００ｍｌ」を発売、低アルコール飲料「アサヒ旬果搾り」の春季限定商品２品を発売

△ミズノ<8022>、ウォーキング用美脚パンツ「スーパースター　ピュアトリコットパンツ」を発売

△ソーテック<6829>、店頭販売専用２００８年春モデルのデスクトップ・ノートＰＣを発売

△出光スノーレ石油開発（出光興産<5019>）、ノルウェー領北海のフラム鉱区で試掘に成功

△関西電力<9503>、シンガポール「排熱回収プロジェクト」でＣＯ２クレジット購入の承認取得

△シャープ<6753>、液晶テレビに対応したオーディオシステム「ＡＱＵＯＳオーディオ」を発売

△キリン<2503>ビバレッジ、「キリン　生茶」をリニューアル発売、「キリン　世界のＫｉｔｃｈｅｎから　とろとろ桃のフルーニュ」を発売、おいしさと健康感がアップした炭酸飲料「キリンレモン」を発売

△ブリヂストン<5108>サイクル、都市部の通勤者向け自転車「ＰＲＥＳＴＩＮＯ」を発売

△三菱レイヨン<3404>と神奈川科学技術アカデミー、モスアイ型の無反射フィルム製造プロセスを開発

△チップワン<3343>、村田製作所<6981>直営のＥＣサイト「セラミーダイレクト」を統合

△セイコーエプソン<6724>、高輝度・軽量化を実現したモバイルプロジェクターの新製品を発売

△巴川製紙所<3878>、４月に会社分割により機能紙事業を分社化

△ＳＲＩ（ソフィアＨＤ<6942>）、ロックオンとＥコマース決済システムに関して業務提携

△富士フイルム<4901>、スキンケアシリーズにクレンジングジェルや美容ドリンクを追加

△日立コンサルティングと日本オラクル<4716>、公益事業向け顧客対応・料金アプリケーションを提供

△パイオニア<6773>、ＵＳＢメモリーなどさまざまなメディアに対応したＤＪ向けＣＤプレーヤーを発売

△ソースネクスト<4344>、情報漏洩を防ぐデータ消去ソフトを発売

△旭化成<3407>メディカル、大分市に白血球除去フィルター「セパセル」の工場を新設

△仏Ｍａｎｄｒｉｖａとターボリナックス<3777>、共同開発プロジェクト「Ｍａｎｂｏ－Ｌａｂｓ」を発表

△サッポロ<2501>、季節限定パック「春はヱビス」４種を発売、力強いコクとキレのある後味の本格麦焼酎「黒和ら麦」を発売

△日本震災パートナーズ・カメイ<8037>など、木造在来工法用制震装置に地震補償をセット販売

△ビクター<6792>、７３８万画素ＣＣＤ搭載のハードディスクムービー３機種を発売

△大日本印刷<7912>、マイクロ文字で３次元画像を表現するＣＧホログラムを開発

△ローソン<2651>、自動車リサイクル促進の啓発チラシ入りオリジナルエコバッグを配布
（日経プレスリリース）

△不二越<6474>、産機向け精密ベアリング事業拡大
不二越は産業機械用の精密ベアリング事業を拡大する。富山事業所（富山市）内で新工場を稼働し始めており、段階的に設備を増やし２０１０年に同分野のベアリングの生産能力を０７年度比で４０％高める。産機用精密ベアリングは工作機械、減速機などからの需要がおう盛。増産体制の確立で、年間売り上げ約６７０億円のベアリング事業に占める産機用の割合を現在の約３０％から、２０１０年に４０％以上に引き上げる。精密ベアリング事業はボールねじサポート用などの精密ボールベアリング、減速機に組み込む薄肉ベアリングの需要が伸長。ベアリング自体の高精度化、高機能化も進んでいる。生産体制を再編し、増産に加え生産性や品質の向上に取り組む。

△日本ＩＢＭ、ＳＵＭＣＯ<3436>の新工場向けに生産管理システムを構築
日本ＩＢＭは１６日、ＳＵＭＣＯが佐賀県伊万里市に０８年４月予定の開設するシリコンウエハーの新工場向けにメーンフレーム（大型汎用機）を用いた生産管理システムを構築したと発表した。納入したのはＩＢＭのメーンフレーム「システムｚ９」。既存のＵＮＩＸサーバで動くＣ言語で書かれた生産管理アプリケーション（応用ソフト）を変更せずにミドルウエアを含めシステム基盤をｚ９用に置き換えた。障害発生率の低さに加え、冗長クラスタリング構成「並列シスプレックス」などの高い障害対策機能や本番稼働中に予防保守作業ができる機能などが採用の決め手となった。またメーンフレームの持つ仮想化技術によって、システム内に論理区画を設定することで、ワークロード（仕事量）の割り振りや将来のシステム拡張にも柔軟に対応できる設計とした。

△関西電力<9503>、シンガポール社からＣＯ２排出権を購入
関西電力は１６日、シンガポールのリサイクル会社であるビージョー産業が実施する排熱回収プロジェクトから二酸化炭素（ＣＯ２）排出権を購入すると発表した。同プロジェクトは２０１４年までに約１１万トンのＣＯ２排出削減を見込んでおり、このうち関電は２０１２年までの排出削減量約７万トン分を購入する。同プロジェクトに対し、日本政府から京都メカニズムの一つであるクリーン開発メカニズム（ＣＤＭ）の承認も得た。購入金額は明らかにしていない。

△シャープ<6753>、「アクオス」向けオーディオシステムを来月発売
シャープは１６日、自社の液晶テレビ「ＡＱＵＯＳ（アクオス）」の３７・４２型に向く音響・映像（ＡＶ）ラックスタイルのオーディオシステム「ＡＱＵＯＳオーディオ」を２月１日に発売すると発表した。独自の１ビットデジタルアンプや高音質２チャンネルスピーカーシステムを搭載。デジタル放送やブルーレイディスク（ＢＤ）などのコンテンツを高音質で視聴できる。価格は９万５０００円前後。月産５０００台を見込む。液晶テレビとＢＤレコーダー、ＤＶＤレコーダーで連携した操作ができるリンク機能「アクオスファミリンク」に対応。視聴番組に合わせて１１種のサウンドモードから自動選択できるなど、機器同士の連携による簡単操作が行える。
（日刊工業新聞）

△【明日の動き】上場子会社の完全子会社化の動きが加速する
日経平均株価は大幅続落した。米国市場の大幅反落によって、ノックイン条項が付いたリスク限定型投信の解約売りなどによってスパイラル的な売りが指摘されている。また、信用取引で追加保証金差し入れの発生に伴う、処分売りなども出ている。
任天堂<7974>がストップ安となるなど今まで相場をリードしてきた銘柄が売り込まれるなど投資マインドは冷え切った感があり、目先底打ち近しとの感もあるが、明日も軟調な展開か。
総悲観のなか、新たな流れも見られる。コマツ<6301>が日平トヤマ<6130>を友好的ＴＯＢを実施し完全子会社化する動きもみられた。２００８年度から導入される内部統制監査を前に３月末まで完全子会社化の動きが急速に増えことが予想されている。上場会社が５０％以上保有する上場子会社は折りに触れ物色されそうだ。

▼任天堂<7974>がストップ安、フィデリティ投信の保有株比率が減少
任天堂が、５０００円安の５万３８００円ストップ安と急続落となっている。財務省１月１５日受付の大量保有報告書で、フィデリティ投信の保有株比率が１０．２８％から９．２３％に減少したことから、売り先行の動きとなったようだ。任天堂が昨年１２月１日に発売した健康管理ソフト「ＷｉｉＦｉｔ（フィット）」の販売が約１カ月（１月６日時点）で１００万台を突破と報じられても株価は反応薄だった。成長株の旗頭と見られていただけに、全般相場が同社株に引きずられているといった感が強まっている。今後の同社株の動きは注視すべきだろう。

△丸一鋼管<5463>が続伸、自社株買いとスティール保有・信用好需給が株価を後押し
丸一鋼管が、８５円高の２６８０円と続伸し東証１部値上がり率ランキング上位に入っている。前週１１日に自己株を取得すると発表したことが買い手掛かり。発行済み株式数の０．５％に相当する５０万株・１７億円を上限に。取得期間は１月１６日から１月３０日まで。株価は、直近で下げ止まり感が出ているうえ、昨年１２月に米投資ファンドのスティール・パートナーズが保有する丸一鋼管株の保有割合が発行済み株式数の１４．２５％から１５．２６％まで上昇、信用取組倍率が０．０９倍と売り長の好需給となっていることも株価押し上げ要因となっている。
（証券日刊新聞）

■進和<7607>の第1四半期業績
進和の第1四半期（9-11月期）の連結業績は、売上高94億9700万円（前年同期比5％減）、経常利益8億4200万円（同7％減）、純利益4億8700万円（同4％減）だった。8月通期は、売上高431億円（前期比9％増）、経常利益38億8000万円（同1％増）、純利益22億9000万円（同3％増）、ＥＰＳ177円41銭を見込む。なお、通期計画に対する進ちょく率は、経常利益21％、純利益21％で、中間計画に対しては、経常利益47％、純利益47％となっている。

△ユニオンツール<6278>、今11月期は増収増益計画
ユニオンツールの今11月期の連結業績は、売上高321億7300万円（前期比6％増）、経常利益87億8800万円（同5％増）、純利益57億0400万円（同0％増）となる見通し。「クイックコンセンサス」は、売上高337億円、経常利益91億7500万円、純利益60億円だった。

▼ハピネット<7552>、今3月期の業績予想を下方修正
ハピネットは、今3月期の連結業績見通しについて下方修正、売上高1650億円（前回予想と変わらず）、経常利益16億円（同27億円）、純損益15億円の赤字（同17億円の黒字）とした。同社では、ビデオゲーム事業は好調に推移したものの、玩具事業の売り上げが当初見通しを下回ったため、としている。映像関連事業の売上低迷も下振れ要因となった。

△岡谷鋼機<7485>、３Ｑは経常7％増益　進ちょく率は81％に
岡谷鋼機の第3四半期（3-11月期）の連結業績は、売上高6657億5500万円（前年同期比7％増）、経常利益129億 6500万円（同2％増）、純利益66億1900万円（同0％減）だった。2月通期は、売上高8800億円（前期比5％増）、経常利益160億円（同7％減）、純利益80億円（同14％減）、ＥＰＳ163円51銭を見込む。進ちょく率は、経常利益81％、純利益82％となっている。

△スーパーツール<5990>、第3四半期は経常25％増益
スーパーツールの第3四半期（3-12月期）の単独業績は、売上高38億4300万円（前年同期比1％増）、経常利益5億 8200万円（同25％増）、純利益3億4100万円（同20％増）だった。続く3月通期は、売上高53億円（前期比4％増）、経常利益7億7000万円（同23％増）、純利益4億5000万円（同20％増）、ＥＰＳ54円01銭を見込む。進ちょく率は、経常利益75％、純利益75％となっている。

△ケイブ<3760>、11月中間は経常黒字転換　「四季報」予想上回る
ケイブの11月中間連結は、売上高13億0900万円（前年同期比12％増）、経常利益3000万円（前年同期100万円の赤字）、純利益900万円（同5億9600万円の赤字）だった。「会社四季報」予想は、売上高13億5000万円、経常損益7000万円の赤字、純損益7000万円の赤字だった。5月通期は、売上高30億円（前期比19％増）、経常利益1億円（前年同期800万円の赤字）、純利益6500万円（同6億9600万円の赤字）、ＥＰＳ3124円24銭を見込む。

▼ユニオンＨＤ<7736> 下方修正
ユニオンＨＤは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。投資有価証券の評価損7.66億円を計上し、当期純利益70.66億円赤字（前予想63億円赤字）に下方修正した。

△日本ビルファンド<8951> 上方修正 減配
日本ビルファンドは、2008年6月予想を発表した。営業収益285億円（前予想283億円）、当期純利益105億円（同103億円）、分配金1万9500円（同2万300円）。12月予想は、営業収益297億円、当期純利益112億円、分配金2万700円。

▼日本伸銅<5753> 丸紅<8002>に第3者割り当て
日本伸銅は、昨年12月に発表したとおり丸紅に270万株の第3者割り当てを行い。丸紅の持分法適用会社となったと発表した。発行価格1株215円、総額5億8050万円。

▼ＴＲＮ<3351> コーポ
ＴＲＮコーポレーションは、2008年2月通期連結予想の修正を発表した。投資先企業・不動産物件の売却が来期以降にずれ込むことで、下方修正となった。売上高320億円、経常利益15億円（前予想30億円）、当期純利益9億円（同16億円）。

▼ベスト電器<8175> 第3四半期業績
ベスト電器は、2007年11月連結 第3四半期業績を発表した。売上高3038億円（前年同期比17.9％増）、経常利益6億円赤字（同8億円）、当期純利益3.98億円赤字（同1.12億円）。通期業績予想は据え置きとしている。

▼キャンドゥ<2698> 下方修正
キャンドゥは、2007年11月通期連結予想を発表した。商品処分損や円高の進行によりデリバティブ差損益が予想を下回り、下方修正となった。売上高664億円（前予想666億円）、経常利益9.48億円（同11.32億円）、当期純利益9.88億円赤字（同5.08億円赤字）。
（證券新報）