12/17『株価材料』PART Ⅳ

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■株価材料

▼三洋電機<6764>に課徴金、監視委が金融庁に勧告へ
経営再建中の三洋電機の単独決算で不適切な会計処理があったとされる問題で、証券取引等監視委員会は15日、同社に課徴金を科すよう金融庁に勧告する方針を固めた。2005年9月中間期決算で株主資本を約3割かさ上げしていたとみており、有価証券報告書の虚偽記載にあたると判断した。併せて03年3月期など複数の期で原資不足のまま配当する「違法配当」も監査法人などの調べで明らかになった。不適切な会計処理が確実になったことで、今後は三洋の責任の取り方に焦点が移る。

△トヨタ<7203>、世界生産990万台・08年計画、５％増
トヨタ自動車は2008年の世界生産台数（ダイハツ工業、日野自動車を含む）を07年見込みより約50万台多い990万台程度に引き上げる。中国や中東など新興国で販売拡大が続く見通しで、海外を中心に積極的な増産を継続する。トヨタは07年の世界生産で米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）を抜くが、08年はさらに差が広がるのが確実な情勢だ。07 年の世界生産台数はトヨタが前年比4％増の942万台を見込む。ＧＭは今月初めに同1％増の926万台にとどまる見通しを公表しており、初めてトヨタが世界首位に立つ。08年もトヨタが通年で5％程度の増産を計画するのに対し、ＧＭは1―3月に減産を予定するなど勢いの差が鮮明だ。

△食品30社中20社、来期値上げ検討・日経調査
穀物など食品原料高が続くなか、メーカーの値上げ機運が一段と高まっている。日本経済新聞が主要30社に来期の対策を聞き取り調査したところ、20社が値上げか減量などによる実質値上げを検討していることが分かった。原料高によるコスト増によって来期の営業利益が3割近く減る可能性があり、多くのメーカーはコスト削減で吸収できないとみる。店頭価格上昇に抵抗する小売り大手との綱引きはさらに激しくなりそうだ。非上場を含む33社が対象で30社から回答を得た。来期も原料高が続く場合の対策（複数回答）は「再値上げや値上げ品目の拡大」が17社で最多。重複を除くと20社が何らかの方法で値上げを検討するとした。原料高による来期のコスト増加額について回答した16社の場合、その額は今期の営業利益見通しの30％に相当する。

△出光興産<5019>、ディスク素材を台湾で増産
出光興産は台湾で、プラスチック素材のポリカーボネート樹脂を増産する。ＤＶＤなど光ディスク向けにアジアでの需要拡大に対応。年間生産能力を20万トンに倍増し、2008年1月に稼働させる。国内の石油製品販売や海外の資源開発と並ぶ主力事業である石油化学部門を強化する。台湾プラスチックグループと台湾の工業区内にある工場を増設する。同工場では出光がポリカーボネート樹脂の製造技術を供与し、02年からＤＶＤやＣＤなど情報記録媒体向け材料を生産している。需要拡大に対応するために設備能力を倍増させ、合弁会社の台化出光石油化学を通して中国や台湾、日本などで拡販する。

▼ＹＯＺＡＮ<6830>、９月中間期末に103億円の債務超過
移動体通信のＹＯＺＡＮは15日未明、2007年9月中間期末に連結ベースで約103億円の債務超過になったと発表した。3月末にはわずかに自己資本があったが、計画していた無線通信事業が進まず、中間期の連結最終損益が126億円の赤字（前年同期は107億円の赤字）となったことが原因だ。赤字幅は従来予想に比べ約108億円広がった。通信事業のために保有する資産や、子会社株式の評価損などの合計で、特別損失111億円を計上した。08年3月通期の最終損益は128億円の赤字（前期は155億円の赤字）となる見通しだ。

△自動車各社、欧州で次世代環境車競う
国内自動車各社は欧州で次世代環境対応車の事業化に乗り出す。
マツダ<7261>と富士重工業<7270>は水素自動車や電気自動車の2010年前後の発売をにらんで近く本格的な市場調査に入り、
トヨタ自動車<7203>は家庭用電源で充電できるハイブリッド車の走行試験を始める。温暖化ガス削減に関心が高い欧州では、日本より3年早い12年に自動車の環境規制が厳しくなる。欧州での環境車競争が世界戦略を左右する可能性が高く、日本勢は得意の技術で先手を打つ。
マツダは来夏、ノルウェーに水素自動車を輸出する。同国の水素インフラ整備計画「ハイノール」に対し、独自技術のロータリーエンジンを使う水素自動車30台を納入する。海外供給は初めて。

△歩行者守るエアバッグ、豊田合成<7282>が開発
豊田合成は歩行者保護を目的とした自動車用エアバッグを開発した。事故発生時に自動車のボンネットやフロントグリルをエアバッグが覆い、歩行者の頭や足への衝撃を和らげる。歩行者や自転車運転中の交通死亡事故では頭部への受傷が最も多い。豊田合成は「死亡事故の減少につながる」とみて 2010―11年の実用化を目指し、自動車メーカー各社に採用を呼び掛ける。開発したのはフロントガラス両側の柱（ピラー）とボンネット上部を覆う「フードエアバッグ」と、バンパー上部を覆う「グリルエアバッグ」。フードエアバッグは普段はボンネット内に収納し、衝撃を受けるとボンネットを押し上げるようにして膨らむ。ボンネットやピラーに激突する歩行者の頭部への衝撃を軽減できる。グリルエアバッグは足や子供の頭部への衝撃を和らげる。ただグリルエアバッグは衝突前に膨らまないと効果がないため、衝突を事前に察知するシステム作りが今後の課題になる。
（NIKKEI NET）

△体脂肪、口臭、メンタルも…あなたの健康、ケータイが守ります？！
気になる得意先回りの前には口臭をチェックし、つい食べ過ぎた昼食後には体脂肪を測定。上司に怒られた日はメンタルヘルスをチェックし、休日にはお気に入りの音楽を聴きながらジョギング－。そんな健康管理機能を備えた携帯電話が、早ければ来年にも実用化される。カメラ、音楽プレーヤー、ナビゲーション、翻訳など、ほとんどの機能を搭載した感もある携帯電話だが、
ＮＴＴドコモ<9437>が開発を進める「ウェルネス携帯」には、これまでの携帯にはない健康管理機能が満載されている。口臭の測定器や体脂肪計、脈拍計などを装備し、カロリー計算と連動した音楽プレーヤーもある。画面上では歩数計や利用者の姿勢などが表示され、それらのデータをサーバーに送信すれば、健康状態の推移もチェックもできる。さらに、質問項目に答えることで、メンタル状態を検査することも可能で、常に健康管理を心掛けることができるようになっている。ドコモのように端末そのものが健康状態を測定するわけではないが、携帯電話端末を活用した健康管理サービスは、
ソフトバンク<9984>、ＫＤＤＩ<9433>も手がけており、携帯業界では「健康」はちょっとしたブームだ。ソフトバンク子会社のソフトバンクリブラ（東京都）は１０月、血圧計や体脂肪計などを専用モデムにつなぎ、携帯電話端末を介し情報をサーバーに送信すれば、パソコン上で健康状態を総合的にチェックできるサービス「ライフキャリア」を開始。「３年間で５０万人の利用者獲得を目指す」（田辺顕能社長）と新規分野開拓に意欲的だ。ＫＤＤＩも健康機器メーカーのタニタと共同で、体組成計などで得たデータをサーバーに送り、携帯電話端末やパソコン上でチェックできるサービス「モニタリング・ユア・ヘルス」を開始している。各社が携帯電話を使う健康関連サービスを相次ぎ手がけ始めた背景には、利用者の身近にある携帯電話が、きめ細やかに健康をチェックする機器として適しているという点がある。さらに、政府が医療費抑制を目的に、予防医療の普及に力を入れていることも追い風だ。来年４月には、企業などによる社員の健康管理義務が強化される予定で、ドコモは「法人向けの健康管理ソリューションとして拡販したい」（丸山聡史・第三商品企画担当課長）と、携帯の新たな活用方法として各方面に働きかけていく構えだ。

△ワイマックス免許付与迫る　通信機器メーカー競争激化
次世代高速無線通信規格「ワイマックス」が、世界で商用化に向けた動きが進むなか、基地局など関連機器・設備を提供するメーカーの陣取り合戦が激しさを増してきた。フィンランドのノキアや仏アルカテル・ルーセントなど大手に加え、
富士通<6702>やＮＥＣ<6701>など日本メーカーも世界展開を狙う考え。急成長している中国メーカーも一層の勢力拡大を目指す。データ通信機器大手の米シスコもワイマックスで移動体通信分野に本格参入。国際的な合従連衡の動きも加速している。日本では現在政府によるワイマックス事業者選定作業が最終局面を迎えている。
ＮＴＴドコモ<9437>グループなど３陣営が名乗りをあげ、年内に免許取得事業者が決定する。事業免許自体も数千億円の価値があるといわれるが、次世代高速無線の全国ネットワーク構築には２０００億～２５００億円が必要とみられており、基地局や電送装置メーカーにとっては特需をもたらす。さらに、通信機器やパソコンに搭載される通信部品も大きな需要が見込まれており、兆円規模の巨大市場が誕生する。機器・設備の発注は免許交付後となるが、すでにノキア子会社のノキア・シーメンスやアルカテルが参入へ準備中。
カナダのノーテルネットワークスは東芝<6502>と提携し、技術開発を進めている。
中国大手の華為技術も沖電気工業<6703>などと提携し、参入を目指している。
東芝以外の日本勢は、日立製作所<6501>がイスラエルの無線ブロードバンド技術会社、アルバリオンと共同で技術開発を進めている。ＮＥＣ、富士通も「どの事業者が免許をとっても大丈夫」（林完自富士通テレコム事業推進室長）と、免許が交付され次第、積極的な営業を展開するための準備に余念がない。
ワイマックス規格は、これまで通信機器業界では影が薄かった半導体最大手の米インテルが主導するなど、従来の携帯電話とは異なり、機器・設備への参入プレーヤーが多い。ノキアやアルカテル、ノーテル、米モトローラなど国際展開する通信機器大手に加え、シスコも今年１０月にイスラエルのワイマックス機器大手ナビーニ社を買収して本格参入した。米では大手携帯電話事業者のスプリント・ネクステルが２０１０年までに５０００億円超を投入してネットワークを建設する計画。インテルやモトローラ、韓国サムスンなどが機器提供で参加している。２０１０年には世界で関連機器・設備市場の規模が１兆円を超える見通しで、各メーカーによる競争が激化するのは必至。日本メーカーも国際展開へ向け、ＮＥＣが台湾にワイマックスの研究開発センターを設置する予定のほか、富士通や日立も海外メーカーと提携する検討を進めている。携帯電話事業で世界大手メーカーに大きく後れを取った日本メーカーが、ワイマックスで存在感を示せるかどうか。通信機器業界の競争が世界規模で始まっている。

▼グッドウィル<4723>　「信書」違法発送か　派遣スタッフに８０万通
日雇い派遣労働者のデータ装備費返還をめぐり、人材派遣大手「グッドウィル」（ＧＷ）が今年７月、郵便法に違反して宅配業者「ヤマト<9064>運輸」のメール便で文書約８０万通を発送した疑いがあることが分かった。総務省は、文書が郵便法で宅配業者による配達を禁じている「信書」にあたるとみて調査に乗り出した。メール便には大口割引があり、郵便より安く発送できる。同省によると、８０万通もの信書配達違反は例がないという。郵便法では「差出人の意志を表示する文書」である信書は、憲法上の「通信の秘密」を守るために、郵便局か信書便事業者だけが配達できると定めている。違反した場合は３年以下の懲役か、３００万円以下の罰金。同省郵便課などによると、ＧＷは７月、データ装備費の返還を伝える内容の文書約８０万通を派遣スタッフにメール便で送付。同課はＧＷの聞き取り調査などを行い、過去の事例に照らした結果、「信書にあたる可能性が高い」と判断した。ヤマト運輸は「信書ではないと考えているが、総務省と意見を交わしたい」とし、ＧＷ広報は「事実関係を確認中」としている。

△ユニーク福袋、準備万端　高島屋、２億円の超豪華バッグ
来年の初売りに向けて、百貨店各社がそれぞれユニークな福袋の準備を進めている。
高島屋<8233>は１４日、２億円の超豪華バッグを東京店限定で１個だけ販売すると発表した。２１８２個（２０８カラット相当）のダイヤモンドをちりばめた小型パーティーバッグで、ひも部分は取り外して、ネックレスやアンクレットとして使うこともできるという。
西武百貨店は日産自動車<7201>のスポーツカー「ＮＩＳＳＡＮＧＴ－Ｒ」と２０００万円相当のダイヤ、「ミシュランガイド」東京版の三つ星レストランでの食事をセットにした２００８万円の福袋１個を用意した。
三越<2779>が５～１２歳の子供向けに売り出す１個限定３万１５００円の福袋は、同百貨店銀座店の一日店長体験ができるのユニークな“体験型”。
高島屋は１０組２０人限定で、琴欧洲、琴光喜らが所属する佐渡ケ嶽部屋の朝げいこを見学し、振る舞いちゃんこを味わえる「体験福袋」も売り出す。１組あたり２００８円と値ごろで、新宿店で１月２日から６日まで申し込みを受け付ける。話題性よりも実用性を重視したユニーク福袋を売り出すのはプランタン銀座。気に入った洋服など計５点を自分で選んで詰める１万５００円の福袋で、ブランドもののコートやワンピース、アクセサリーなどを１００点ずつ用意するという。
（産経新聞）

△年末商戦　「昭和」なオモチャ続々発売
玩具メーカー各社が年末商戦に向けて、昭和後期に流行したおもちゃをモデルにした大人向けの商品を相次いで投入している。昭和後期に幼少期を過ごした子育て世代が対象で、子供のクリスマスプレゼントを探すついでに、「懐かしい」と手に取ってもらう販売戦略だ。
タカラトミー<7867>は１１月、８０年代に流行したオフロード無線操縦の小型版「ＱステアタミヤＲ／Ｃバギーカー」（希望小売価格１８９０円）を発売した。全長６センチ、重さ２２グラムと小型だが、サスペンション付きで、ノート程度の段差なら乗り越えることができる。
コナミ<9766>デジタルエンタテインメントも１１月、７０～８０年代の駄菓子屋で人気だったルーレットゲーム機風の「ピカデリーサーカス貯金箱」（４１７９円）を発売した。貯金する度にルーレットが回り、当たると貯金が払い戻される仕組みだ。また、エポック社は縦横各６０センチとこれまでの野球盤で最も大きい「野球盤メガスタジアム」（１万４７９円）を１１月から売り出した。同社は「大人になっても子供の時のように『野球盤って大きいなあ』と感動できるサイズにした」と話している。
大手玩具店の日本トイザらス<7645>によると、大人をターゲットにした玩具の売り上げは、昭和を回顧する映画ブームも手伝ってここ数年右肩上がり。少子化で玩具市場が縮小する中、各社の商品開発競争はますます熱を帯びている。
（毎日新聞）

▼調整運転中の福井・大飯原発で蒸気漏れ、関電<9503>が発表
関西電力は１５日、定期検査で調整運転をしていた大飯原発２号機（福井県おおい町、加圧水型軽水炉）のタービン建屋内で、「湿分分離加熱器」からつながる配管で蒸気が漏れていたことを発表した。原因を調べるため、同日午後１１時から、原子炉を手動で止める作業に入った。蒸気に放射能は含まれておらず、環境への影響はないという。２号機では、１１月に２次冷却系配管で国の安全基準を超えるすり減り部分が確認されたことなどから、検査を約１０日間延長。１５日朝から、最終段階の調整運転に入ったばかりだった。

△ＫＷ乳酸菌配合
キリン<2503>　ヤクルト<2267>　ネクストステージは、乳性タイプの機能性飲料「飲むノアレ」を発売した。キリンビールと小岩井乳業が共同開発した「ＫＷ乳酸菌」を、１日の摂取目安量である５０ミリ・グラム配合した。さわやかな味わいで飲みやすいという。１２５ミリ・リットル入り。１９０円（税抜き）。

△糖質７４％カットの味わい
アサヒ飲料<2598>は、微糖缶コーヒー「ワンダ　金の微糖」を来年１月８日に発売する。高級コーヒー豆「コロンビア・スプレモ」を中心に「新豆」のみをブレンド。通常のブレンドタイプの缶コーヒーに比べ糖類を７４％カットした。やわらかい酸味と甘い香りが味わえるという。１８５グラム入り。１１５円（税抜き）。

△発芽米と薬膳素材使用
ファンケル<4921>は、レトルト食品の「発芽米おかゆ」に、薬膳（やくぜん）仕立て２品目を追加し、１９日に発売する。「根菜」は、ゴボウ、こんにゃく、レンコンなどを、「穀物」は、松の実やクコの実などを配合した。栄養価の高い発芽米と薬膳素材を組み合わせており、健康的なおかゆという。ともに１袋２５０グラム入り、３２０円。

△滑らかに描けるクレヨン
パイロットコーポレーション<7846>は、同社初のクレヨン「クレオロール」を２０日に発売する。芯がホルダーに収納されているため、折れにくい。ゲル化剤などを使った特殊な芯で滑らかに描ける。一般色１６色に加え、メタリック８色、ラメ入り８色をそろえた。１３６円。

△天然ハーブの香り長続き
ライオン<4912>は、柔軟剤入り衣料用液体洗剤「香りつづくトップ」を１月２３日に発売する。ふんわり柔らかく洗い上げるだけでなく、香りを維持する成分を配合し、天然ハーブ「カモミール」の香りが着る時まで長続きするという。容量１キロで想定価格は３９８円。詰め替え用（０．９キロ）は３４８円。

△星空で手元を飾ろう
シチズン<7762>・アクティブは、文字盤に星座などをデザインした腕時計「アストロデア」シリーズの新モデルとして、新色のライトイエローと、既存モデルのダークブルーの改定版を２０日に発売する。南天の表示が実際の星空に近い「新南天型」と、一般的な星座早見盤の表示方式による「全天型」がある。オープン価格だが、想定価格は４万７０００円前後～４万９０００円前後。
（読売新聞）

▼大分銀<8392>と豊和銀<8559>　顧客情報を紛失　計３７００件超
大分銀行（大分市）と豊和銀行（同）は１４日、それぞれ顧客の個人情報が記載された文書や書類を紛失していた、と発表した。両行とも「誤って廃棄した可能性が高い」としており、現在までに情報の不正利用や被害はないという。両行とも行員による着服など不祥事が相次いでおり、あらためて管理態勢が問われそうだ。大分銀行によると、大分市の大在、坂ノ市支店で来客名や支店長の訪問先などを記載した業務日誌をそれぞれ１冊紛失。約１２００人分の氏名が記載されていた。業務日誌は３年間保存する規定になっている。１０月から全店で実施している保存文書の一斉調査で紛失に気付いたという。豊和銀行で紛失した書類は旧中央（大分市）、寒田（同）、旧別府駅構内（別府市）の３支店が２００２、０４年度に窓口で扱った自動車税や事業税などの収納済票で、計２５４５件。収納済票には氏名や住所、納付額、自動車登録番号などが記載されていた。同行は「店舗の統廃合の際、不要なものと一緒に処分した可能性が高い」としている。
（西日本新聞）

△新アニメ「ヤッターマン」をNTTドコモ<9432>など携帯に配信
インデックス<4835>と読売テレビは2007年12月14日、アニメ「ヤッターマン」の関連コンテンツを携帯電話向けに配信するサービスを始めた。NTTドコモ、au（ＫＤＤＩ<9433>）、ソフトバンク<9984>モバイルの各キャリアの携帯電話で受信することができる。ヤッターマンは、1977年にテレビ放映され日本中にブームを巻き起こした人気アニメ。
このほど30年ぶりに復活し08年1月14日から読売テレビなど日本テレビ<9404>系で全国放映される。今回の携帯電話向けの配信は、テレビ放映に先駆けて行われる。専用サイト（http://yatterman.tv）を通じて、番組の概要や次回予告を無料で配信するほか、主役キャラの「定番ポーズ」の待ち受け画面や登場人物の名ゼリフの着信ボイスを有料で配信する。テレビ放映が始まる08年1月14日からは、「ブタもおだてりゃ木にのぼる～」などの名場面の着信ムービーも設定できるようになる。有料コンテンツを受信するには、月額315円の会員登録が必要。
（J-CASTニュース）

△アールエイジ<3246>　０７年１０月期連結業績は増収大幅増益を達成
１４日引け後に、アールエイジの０７年１０月期決算短信が発表された。連結売上高４０億５８００万円（前々期比９．２％増）、経常利益４億５０００万円（同４２．４％増）、純利益２億５５００万円（同４８．２％増）と増収大幅増益の発表となった。６月２０日に施行された改正住宅基準法の影響もあり、１０月の新設住宅着工戸数は７万６９２０戸（前年同月比３５．０％減）と４ヶ月連続で減少しているうえに、原材料価格の高騰といった問題もあり非常に危惧されているが、そのような状況下であっても、安全性と快適性を備えた競争力に優れた物件への需要は非常に強く、地域性及び物件特性による需要の２極化が進んでいるが、同社では、顧客に軸足を置いた高品質なサービスの提供に基づく、営業基盤の充実と優良な物件開発に努めてきたことから好決算となった。事業部別売上高と営業利益は、不動産管理運営２４億４７００万円（同７．１％増）、３億５３００万円（同３１．３％増）、不動産開発販売１３億６９００万円（同１６．３％増）、２億６３００万円（同９１．６％増）、不動産仲介コンサル２億４１００万円（同４．３％減）、５４００万円（同７．５％減）であった。
今期連結業績予想は、売上高４７億４５００万円（前期比１６．９％増）、経常利益５億７３００万円（同２７．２％増）、純利益３億８００万円（同２０．４％増）、１株当り純利益１万９８０７円０７戦と２ケタ増収増益を見込む。なお、０７年１０月期より配当を実施するが、普通配当１５００円に株式上場記念配当５００円を加え、期末２０００円の配当となる。また、今期は期末２５００円の配当を予想している。

△インテージ<4326>　上海に続きタイに第二の海外拠点を確保
インテージは、１４日開催された取締役会で、０８年４月１日を期として、タイのバンコク市で同社の現地調査会社リサーチダイナミクスと合弁会社を設立するために、協議に入る覚書を締結することを決議した。インテージとリサーチダイナミクスは、合弁会社を設立することによって、相互の市場調査・コンサルティング事業のノウハウを活用し、協力してタイおよび東南アジア圏で新しい地歩を確立することを目的としている。今後の日程は、０８年３月に合弁契約の締結を行い、４月１日に新会社設立登記を済ませ、当日より営業を開始する予定。商号はインテージ・タイとし、バンコク市内に本店を構え、資本金は５００万バーツ（約１８５０万円）とする。持株比率は、インテージ７０％、リサーチダイナミクス３０％の予定。このことにより、英徳知市場諮詢（上海）有限公司に続いて第二の海外展開拠点を確保することになり、今後の国際戦略を推進する上で重要な役割を果すことになると期待されている。なお、今期業績及ぼす影響は軽微としている。
（証券日刊新聞）

△岩崎電気<6924>　漏れ光カット　駐車場用照明
岩崎電気は、公共施設や商業施設などの屋外駐車場で必要な明るさを効率よく確保できる駐車場用照明器具を、１７日に発売する。駐車場内の明るさのムラを抑制し、夜間でも周囲から駐車場内の視認性を高めるため、一般的なエリア照明器具よりも横長なフロントワイド配光の高効率反射鏡を新たに設計、採用した。反射鏡は、「安全・安心まちづくり推進要綱（警察庁）」に基づく車路１０ルクス以上、駐車スペース２ルクス以上の照度基準を達成している。また、駐車場内の明るさを効率良く確保しながら、近隣施設への漏れ光や上方への漏れ光をカットする配光で、従来のエリア照明器具と比べ、後方へ漏れる無駄な光を約５分の１とし、駐車場周辺への光害にも配慮した。光源には省エネルギー光源のセラミックメタルハライドランプ「セラルクス７０Ｗ／１５０Ｗ」を採用。自然光に近い光で、駐車場内の車体や人物などの色を忠実に再現し、視認性を高めた。塗装色はダークグレーとシルバーメタリックをラインアップ。税別価格（ランプ、安定器は別）は１灯用が６万１０００円、２灯用が１１万３０００円。年間販売目標は２０００台。

△花の銀座に“香る恋心”　資生堂<4911>で企画展
資生堂は１４日、東京・銀座の文化施設「ハウス　オブ　シセイドウ」で、企画展「香りと恋心　バルビエのイラストレーションと香水瓶展」の開催を始めた。資生堂の所蔵あする２０世紀初頭のルネ・ラリックやバカラ社の香水瓶１０２点を展示。香りのコンセプトに併せて優美にデザインされたクリスタルなどをアート感覚で楽しめる。併せて、アール・デコを代表する仏出身のイラストレーター、ジョルジュ・バルビエの「恋」に関連した作品を紹介する。会場には資生堂が海外で展開する香水「ＺＥＮ」を楽しむ一角もあり、五感に訴えかける香り高い文化を発信する。会期は来年３月２３日まで。

△ゲームポット<3792>が横浜でイベント　１６日
オンラインゲームを提供しているゲームポット（東京都品川区）は１６日、横浜市西区の「横浜国際会議場（パシフィコ横浜）」で初の総合ゲームイベント「ゲームポットフェスタ２００７」を開催する。運営している人気ゲームを出展。来場者に楽しんでもらうほか、優勝賞金をかけたゲーム大会や、人気声優を招いたショーも行い、自社のコンテンツ力をアピールする。入場料は前売り８００円、当日１０００円。ゲームポットは０１年の設立で、韓国など海外の人気オンラインゲームを日本向けに提供してきた。キャラクターを操作して楽しむゴルフゲーム「スカッとゴルフ　パンヤ」、政治や経済の概念が採り入れられた世界で成功を目指すオンラインＲＰＧ「君主オンライン」が人気。日本のゲーム会社が開発したタイトルのオンライン版として、「モンスターファームオンライン」「疾走、ヤンキー魂。」なども手がけている。イベントにはこうしたゲームを出展。「パンヤ」やレースゲーム「レベルＲ」では、全国からトップクラスのプレーヤーが出場し、賞金１００万円をかけて争う大会も実施する。
（FujiSankei Business i）