「NEXT ELEVEN(N-11)」

　「NEXT ELEVEN(N-11)」は、ゴールドマン・サックス証券が、
2005年の経済予測レポートの中で、BRICsに次ぐ急成長が期待されるとした
11の新興経済発展国家群。

具体的には

イラン、
インドネシア、
エジプト、
韓国、
トルコ、
ナイジェリア、
パキスタン、
バングラデシュ、
フィリピン、
ベトナム、
メキシコ

が挙げられた。

ウィキペディア　NEXT11
http://ja.wikipedia.org/wiki/NEXT11

上記ウィキペディアを参照されると、大まかな状況が判ります。

興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック！

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さてさて、上記で概略は理解して戴いたかと思います。
2005年の話なので、株式相場の世界では古い話なのですが、
そんなことはありません。これからの話は「エェ～！」って思います。

BRICs・VISTAという言葉は聞いた事がある方が多いと思います。
では「NEXT ELEVEN」はご存知でしょうか？

このNEXT ELEVENとは2005年にゴールドマンサックスがBRICsに続いて
経済成長すると予想した１１カ国なのです･････

･･･が、この原文には
Banglades,
Egypt,
Indonesia,
Iran,
Korea,
Mexico,
Nigeria,
Pakistan,
Philippines,
Turkey,
Vietnam　
と書いてあります。

　ここで気づく方はハッキリ言って凄い！

英語圏でビジネスをされている方なら「あれっ？」って思う方もいるかと
思いますが、正確には韓国はRepublic of Korea（ROK）で
北朝鮮はDemocratic People's Republic of Korea（DPRK）と言い、
米国等英語圏では必ず（ROK）（DPRK）と分けて記述します。
当然ですが日本でも韓国、北朝鮮と言い、双方を含めるときは「朝鮮半島」
と記述します。

要するに、どちらも「korea」ではありますが、
原文では区別していない･･･ということになります。

　これがどういう意味か？？

　今年中に北朝鮮がテロ支援国指定解除に向かうのは周知の事実。
そのあとに来るのは米国との国交樹立ですよねぇ～･･･
既に英国は国交樹立していて、影でこっそりと北朝鮮を支援してきました。

この間、日本が送る「重油」を米国が肩代わりする記事をアップしました。
アップした意味が判ってきましたか？

　そう！すでにゴールドマンサックス(GS)は2005年の時点で
このような流れを示唆していたのです。

　じゃぁ～南北統一！！

　それは性急すぎます。歴史には時間が必要です。

朝鮮半島周辺は地下資源が豊富であることを以前から書いていましたでしょ。
レアメタルの件なのですが、洋上には油田もあります。

　そこでまずは南北の経済統一からスタートして行きます。
その為の６カ国協議だったのです。

エェ～何で６カ国協議なのぉ～･･･って思うでしょうが、
要は米国だけがお金を出したくはない･･･６カ国で分担して資金注入すれば
1/6の資金で、ガッポガッポと儲けれるでしょ！
この件で日本は渋っている･･･このツケはまた莫大な金額で
返ってくるでしょうねぇ～･･･本当に日本は「KY」なんだからぁ～･･･

　では、ゴールドマンサックス(GS)のこれからの絵図は･･･

　まず、南北経済統一を進め、極東アジアに地勢的リスクを省き、
朝鮮半島の資源を中国のために使います。
中国はその頃にはドンドンとバブルは弾けてきていますが、
賃金が元に戻って行く程度です。
　要は、賃金を元の安い労働コストに戻し、元々の安い商品を作らす
世界の安い工場化に中国をすること。
それには朝鮮半島の安い資源を中国に安い運送コストで運ぶことが
必要となってくるのです。

　そして、それを補助＆安全運用（リゾート）できる近い国が
Vietnam（ベトナム）＆Indonesia（インドネシア）なのです。

　この流れを考えると日本がいかにバカか？世界に取り残されているかが
判ると思いますが、それでも日本は地政学的に恵まれた環境なのです。

　極東アジアに地勢的リスクが無くなれば、一番得をするのが日本です。
アジア金融市場は日本を中心に廻ります。
ホンコンでもシンガポールでもありません。大きな資金を廻して行くには
･･･色々な資金、政府系ファンド等の資金を安全に運用するには
どうしても日本しかないのです。

ホンコンもシンガポールも「安全」という面では余りにも貧弱です。

　次に再度「NEXT ELEVEN」の各国を見て戴ければ判りますが、
何と「Iran（イラン）」も入っていますよねぇ～･･･

　ここで言いたいのが１１月２７日に開かれた中東和平国際会議や
１１月２６日から２８日に米国ワシントンで開かれた
イスラエル･パレスチナ首脳会談、
そして１２月５日～６日のOPEC臨時総会。

http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20071125D2M2500R25.html

世界日報 - 2007年11月10日
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/071110-171149.html

日本経済新聞 - 2007年11月5日
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071106AT1D0102805112007.html

　上記記事等を読み説いてみると、要はOPEC諸国は、これから
原発を沢山作って行きますよ！ってことで、戦争なんかしていられません。
･･･ってことです。サスガに原発を沢山作って行くとすると
戦争なんかしていたら、とんでもありません。
米国でも原発を進めて行くようです。
世界の流れは原発に向かっています。
なので、イランで戦争･･･なんてことは有り得ません。
ただ、イランが煽っていたのは原油価格だけです。
ですので、上記記事の動きを見ても１２月末には原油価格は＄７０台に
なるでしょう。金相場も下がるでしょう。
そうすると、オイルダラーやその他ホットマネーはどこへ？？

当然、地勢的リスクが省かれる日本市場に向かいます。勿論、他国も･･･
勿論、１２月は揺さぶりがあります。
一度、揺さぶって振り落としをして、欧州＆米国等のファンドが買いやすく
しなければなりませんから･･･
それでも、株価は騰がって行くでしょう。揺さぶりを入れながら･･･

　これからも揺さぶりを入れた記事がバンバン出ます。
勿論、これから14時にアップする記事も揺さぶりの良い例としてアップします。

そして、これからも「揺さぶり」を警戒するために、このような
揺さぶり記事もアップして行きますが、それは、ドコまで行っても
「揺さぶり」を警戒するための記事だということを踏まえてお読み下さいませ。

これからの世界のキーワードは「濃縮ウラン」です。

　これからの日本のキーワードは「内需関連」です。
これは意味も解らずにチョコチョコと他でも、でだしていますが、
「内需関連」の中でも「不動産関連」＆「建設業」だと思います。
勿論、その中でも業績が良く、他の株を引っ張って行くような
主流になりえる銘柄です。その辺りを何銘柄かチョイスして注視することを
お勧め致します。勿論、原発関連銘柄も！

ほかにもキーワード等や注視関連は幾つかあるのですが、
それはまた次の機会に･･･
本日は皆さんが興味のある これからの世界の流れを中心に書きました。

　基本的には、上記のような重要な記事は土･日曜日にアップするように
しています。