11/12『株価材料』PART Ⅵ

『株価材料』PART Ⅵは、"つづきはこちらです"をクリック！

[0回]

■株価材料

△人材派遣料金、上昇続く・人手不足深刻に
深刻な人手不足を背景に、派遣社員を活用する企業が人材派遣会社に払う料金が一段と上昇している。主力の一般事務職の派遣料金は10月以降、今春に比べ1％強上昇し、服飾店などの販売職も3％強上がった。企業は人件費負担が重くなっても人材確保を優先しているが、派遣会社側も派遣スタッフの確保に頭を痛めている。
スタッフサービス（東京・千代田）やテンプスタッフ<2476>など大手派遣会社と顧客企業は春と秋に料金改訂について交渉するケースが多い。今秋の交渉で、派遣会社が顧客企業に請求する料金は一段と上がった。
（NIKKEI NET）

△山洋電気<6516>、二重反転ファンのＤＣ冷却ファン「Ｓａｎ　Ａｃｅ　１２０」ＣＲタイプを発売
（日経プレスリリース）

△サノヤス<7020>：受注好調で08年3月期予想を上方修正
サノヤス・ヒシノ明昌は９日、２００８年３月期業績予想の上方修正を発表した。連結経常利益は従来予想の１８億円から２１億円に、連結純利益は６億５０００万円から７億５０００万円に増額した。船舶部門で新造船の仕様変更に伴う追加工事が発生したことや、陸上部門で食品タンク、化粧品製造用機械等の追加受注があったことが収益を押し上げる見通しとなった。サノヤスの９日終値は、前営業日比２９円高の８５５円。

△富士フイルム<4901>：400万株・220億円上限に自己株取得
富士フイルムホールディングスは９日、発行済み株式総数の０．８％に当たる４００万株・取得総額２２０億円を上限に自己株を取得すると発表した。取得期間は１１月１２日から１２月２０日まで。株主還元水準の向上および資本効率の改善を図るとともに、将来の株式交換など機動的な資本政策を可能とするためと説明している。富士フイルムの９日終値は、前営業日比１２０円安の４８８０円。
（ロイター）

△消費関連株：気象庁が９日公表した監視速報によれば、ラニーニャ現象は 2008年春まで続く可能性が高い。
ラニーニャは南東貿易風が強まり、西に向かう海流が強まってペルー沖で深海からの冷水が湧出、水温が低くなることで異常気象の一因とされる。日本付近では東日本、西日本の夏の気温が平年並みから高め、冬は平年並みから低めとなる傾向があるという。

□大和ハウス工業<1925>：100％子会社のロイヤルホームセンターが、ダイヤ通商（7462）のホームセンター事業を譲り受けることで基本合意。
譲受価額や決済方法は協議中。ダイヤ通商のホームセンター事業の売上高は07年３月期で 88億2600万円。

□近鉄エクスプレス<9375>：航空貨物の取り扱いが減る半面、海上貨物が輸出容積、輸入件数とも伸びる順調さで、９月中間期の連結純利益は前年同期比 55％増の39億9100万円。
原油価格や為替動向が今後の変動要因ながら、08年３月期の計画値84億円（前期比11％増）は維持。

□福山通運<9075>：環境問題対応の車両購入経費、税制改正に伴う減価償却費がかさむが、運行幹線ダイヤの見直しで輸送委託費用などが減少し、９月中間期の連結営業利益は前年同期比2.1倍の19億4400万円に拡大。
一方で、輸送単価の適正運賃収受への改善は道半ばで、通期計画の50億円（前期比8.8％減）は据え置き。
（ブルームバーグ）

△Ｊオイル<2613>は原材料費高騰をコスト削減などで吸収、中間期経常益推定は上方修正
Ｊ―オイルミルズの足元の業績は好調。既に今０８年３月期連結の９月中間期業績推定の修正を発表している。売上高は従来予想比１９億円減の８９６億円とするが、経常利益は同３億円増の２７億円としている。原料である大豆および菜種の国際相場が予想を超え高騰、また海上運賃の高騰も発生しており、大幅な原料コスト上昇となった。一方で、コストダウン施策および経費削減策ほかの収益改善策を推進。受取配当金が増加したこともあり、経常利益を上方修正した。

△東急不<8815>は賃貸、分譲など好調、通期連結営業利益予想を７８０億円に増額
東急不動産は９日、今０８年３月期連結業績予想を上方修正した。営業利益予想で７２０億円から７８０億円（前期比１８．３％増）に増額。主力の賃貸および分譲セグメントの営業好調などを見込んでいる。同時に発表した９月中間期連結決算は前年同期比１２．０％増の２５６億７０００万円を計上し、従来予想２４５億円を上回った。
（株式新聞ダイジェスト）

△ホンダ<7267>、イギリス工場で100万台のシビック生産
ホンダUKは9日、イギリスの現地法人HUM（Honda of the UK Manufacturing Ltd.）が、累計100万台目の『シビック』を生産した、と発表した。ホンダの英スウィンドン工場でのシビックの生産は、1994年9月19日より開始された。同年に6652台のシビックを生産、2007年には13万8792台を生産する予定。100万台目のシビックは赤の「タイプR」で、イギリスで販売される予定。ホンダUKのケン・ケイア（Ken Keir）マネージング・ディレクターは、「シビックは、イギリスとヨーロッパにおいて重要な製品である。カスタマーは、そのデザインと品質を愛している。ヨーロッパにおいて、既存のユーザーの維持だけでなく、新しいユーザー獲得にも役立っている」と語っている。英スウィンドン工場では、3ドア、5ドアのシビックのほかに、『CR-V』などの生産も行っており、年間19万 - 25万台の生産能力がある。
（レスポンス）

△イオン<8267>と岩手県　タッグで物産展　首都圏２８店舗
総合スーパー最大手のイオンは、１１日まで首都圏のジャスコ２３店舗とサティ５店舗で「岩手うまいもの」フェアを開催する。１０日午前には達増（たつそ）拓也岩手県知事がジャスコ品川シーサイド店（品川区）を訪れ、イオンの岡田元也社長とがっちり握手。「岩手は乳製品、海産物など物産大国。旬の食品を堪能してほしい」と店頭で岩手産品をＰＲした。店内には、前沢牛、りんご、盛岡冷めん、旬の秋さけなど５２０品目が並んだ。地方自治体は、首都圏攻略の一環でアンテナショップを東京都内にオープンするなど試行錯誤を繰り返してきたが、数年前からイオンの集客力に注目している。県単位の物産展は今年だけでも青森、宮崎、山形県など７回目で、２月には宮崎県の東国原英夫知事も同店に来店しＰＲした。１５日からはイオンのマレーシア現地法人、イオンマレーシア全店でも岩手物産展を開催し、岩手産品のアジア進出も支援する。
（FujiSankei Business i）