11/9 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△伊勢丹<8238>　９月中間決算　売上、利益とも過去最高
伊勢丹が８日発表した０７年９月中間連結決算は、売上高が前年同期比０．４％増の３７０３億円、営業利益は同７．６％増の１４３億円で、ともに過去最高を更新した。天候不順の影響で衣料品は微増にとどまったが、バッグなどの身の回り品が好調だった。店舗別の売り上げは、新宿本店が同３．８％増、浦和店は同０．７％増、立川店は同１．８％増と、関東の直営店が軒並み伸びた。中国やシンガポールなどの海外店も好調だった。
橋本幹雄副社長は決算会見で、来年４月に経営統合する三越<2779>の首都圏の店舗内に、高級スーパーのクイーンズ伊勢丹を出店する検討をしていることを明らかにした。

△非鉄大手４社　９月中間決算　全社が売上最高、３社最高益
非鉄大手４社の０７年９月中間連結決算が８日、出そろった。銅やニッケルなど非鉄金属価格の高騰で、全社で売上高は過去最高を更新した。
経常利益でも、三井金属鉱業<5706>を除く３社が過去最高益を計上した。
三菱マテリアル<5711>は、電線業界向けの銅販売が好調だったが、セメント事業は、耐震データ偽造事件を受けた建築基準法の厳格化に伴う混乱で住宅着工件数が急減した影響などで振るわなかった。
住友金属鉱山<5713>は、海外に権益を持つ鉱山会社からの配当などが、収益を押し上げた。三井金属鉱業は、液晶パネルに使う部材価格の下落が響き、減益となった。
ＤＯＷＡホールディングス<5714>は、地熱発電などの非中核事業からの撤退に伴って特別損失を計上したため、最終（中間）利益は減益となった。

▼着服　鹿児島銀行<8390>行員が１９６０万円　刑事告訴を検討
鹿児島銀行（本店・鹿児島市）は８日、男性行員（３７）が顧客の預金など約１９６０万円を着服していたことを発表した。全額を弁済している。同行は男性を懲戒解雇処分とし、業務上横領などの容疑で刑事告訴を検討している。同行によると、元行員は大島支店（鹿児島県奄美市）の係長級で、営業を担当。今年３から６月にかけて、客から預かった住宅ローンの繰り上げ償還金や投資信託の資金のほか、１人でＡＴＭ（現金自動受払機）の金を回収したり補充する際に金を抜き取る手口で計１６回、着服していた。６月２６日に「隠し通せない」と支店長に申し出、７月１７日付けで解雇された。元行員は「競艇に使った」と話しているという。着服した分を穴埋めするために着服を重ね、実際の被害額は約１０００万円という。定期監査は年１回不定期で、この間に監査は無かった。同行では、子会社の元臨時社員がＡＴＭで現金約１６００万円を着服した別の事件で昨年６月、九州財務局から業務改善命令を受けていた。永田文治頭取は「内部管理体制が徹底できておらず、お客さまにご迷惑を掛け、申し訳ない。再発防止に努めたい」と謝罪した。

▼着服　豊和銀行<8559>行員が２９００万円を着服　警察に届け出ず
豊和銀行（本店・大分市）の北九州支店に勤務していた３０代の女性行員が、００年から５年以上にわたり現金約２９００万円を着服し、０６年１月に懲戒解雇されていたことが８日、分かった。金融庁には報告したが「銀行内部の金で、すぐに全額弁済された」として警察には届け出ず、公表もしていなかった。豊和銀によると、元行員は窓口勤務で、収支勘定の出納係も担当。００年１１月から０６年１月まで、行内の支払準備金やＡＴＭ（現金自動受払機）の補充用現金を抜き取るなどして着服し、帳簿に虚偽記載する手口を繰り返していた。元行員が休暇中に別の担当者が不審点に気づき発覚した。着服した金は借金返済や遊興費に充てていたという。経営管理部の担当者は「直接ではなくても顧客から預かったお金であり、大変申し訳ない。当時の経営陣の判断であったとはいえ、公表すべきだった」とコメントした。
（毎日新聞）

□奈良の巡査、ミクシィ<2121>書き込み「明日は暴走族一斉検挙」
奈良県警の２０歳代の男性巡査が、インターネット上で会員同士が情報交換できる「ミクシィ」に、「明日は暴走族の一斉検挙」「国道でひき逃げ事件発生」など捜査情報を頻繁に書き込んで公開していたことがわかった。事件発生の一報や捜査着手の予定日、容疑者を逮捕したことなどを勤務中に携帯電話などを使って“実況中継”した書き込みも見られ、県警は「不適切な行動」として巡査を口頭で注意した。巡査は「軽率だった」と反省しているという。関係者によると、ミクシィの書き込みは８月ごろから始まったという。巡査のプロフィルの欄には、性別や住んでいる地域、誕生日が書かれ、職業と所属は「公務員」「奈○県×□署交通課」となっていた。
（読売新聞）

△続ＡＬＷＡＹＳ興収２日で５億超…夕日昇らす宣伝テク
３日から公開された東宝<9602>配給の映画「ＡＬＷＡＹＳ　続・三丁目の夕日」が驚異的なロケットスタートを見せ、映画業界に驚きの声が広がっている。公開２日間で興行収入５億４８００万円と、前作の２５０％超の成績。巧妙な宣伝戦略にも支えられ、しばらくはその勢いが止まりそうにない。おととしの秋公開された前作は日本アカデミー賞など各種映画賞に輝き、興収３５億円と大ヒットした。続編は、その前作の２倍以上の出足で、興収５０億円突破の勢い。東宝宣伝部では「前作の評価が高く、期待が寄せられていたことの証明。国民的映画を目指して『１０００万人動員』と高いハードルを掲げてやってきたが、いいスタートを切れた」と手応えを実感している。
援護射撃もあった。映画の製作委員会に名を連ねる日本テレビ<9404>が公開前日に前作を放送。昨年１２月に続いて２回目だったが、２０．８％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と高視聴率をマークした。フリーのベテラン映画記者、田中宏子氏は「シリーズものの映画公開の時にテレビが連動して前作を放送するのは珍しくないが、今回は最高のタイミング。初動に直結したのは間違いない」と話す。
タイアップ戦略も抜かりない。ハウス食品<2810>が復刻版「即席ハウスカレー」を発売。ＣＭは映画のノスタルジックな雰囲気そのままだ。
セブン－イレブン（セブン＆アイＨＤ<3382>）では全国１万１８３７店で、昭和を感じさせる懐かしのオリジナル玩具や菓子などを販売している。前作のシンボルは建設中の東京タワーだったが、今回は高速道路に覆われていない「日本橋」。
周辺に多くの不動産を持つ三井不動産<8801>も地元で映画をバックアップする。
公開に先立ちナビゲートＤＶＤを販売しているバップでは、「前作も同様のＤＶＤを準備したが、反応は今回の方が圧倒的」という。「昨年６月にリリースした前作のＤＶＤは破格の３３万セットを出荷した。実は先月下旬から再びバックオーダーが殺到して、４０万セットを突破しそう」と、映画との相乗効果で前作にも再び火が付いた。こうしたオトナたちの銭勘定が見え隠れするのは、いささか興ざめだが、映画のストーリーそのものは前作を踏襲し、かつて東京の下町に息づいていた純朴な人間模様が描かれる。「詰め込みすぎのストーリーでエピソードが多すぎるが、昭和を実写したかのような特殊効果のＶＦＸは確かにすごい」（先の田中宏子氏）映画はバクチ－とはよく言われるが、作品＋ニーズ＋タイアップの“勝利の方程式”にハマったようだ。
（夕刊フジ）

△楽天<4755>、神戸支社を開設
楽天はこのほど神戸市に、国内7カ所目の営業拠点となる支社を設立した。11月13日に開所式を行う。場所は中央区海岸通1－2－31の神戸フコク生命海岸通ビル内。従業員は5人。楽天市場の神戸営業部を置き、県内の出店店舗の支援や新規店舗の開拓を行う。兵庫県は東京、大阪、愛知についで楽天市場への出店者数が多い（10月末時点で1018店）上、ファッションやスイーツで神戸発のヒット商品や人気ブランドも多く、設立を決めた。同社は楽天市場の出店者の支援業務をより身近で行うため全国展開を強化している。これまで日本全国を6エリアに分け、各エリアの主要都市に支社を開設してきたが、神戸支社の開設を機にその他の地域への展開も検討する。
（ITmedia News）

▼太平洋工業<7250>の中間期決算…増収減益　費用負担が増加
太平洋工業が8日発表した08年3月期中間連結決算は、中間期として4期ぶりの営業減益になった。売上高は増加したものの、必要経費がかさみ減益幅が膨らんだ。売上高は前年同期にくらべ8.4％増の431億円と、6期連続で増加したが、営業利益は同24.7％減の15億円、経常利益は同17.2％減の17億円、当期純利益は同15.8％減の11億円にとどまった。
トヨタ<7203>向けが中心のプレス・樹脂部品は、トヨタの生産台数の増加で売上高が前年同期にくらべ3.9％増となったものの、減価償却費、外部委託費、検査強化などの費用がかさみ、営業利益は同61.5％減と、大幅なマイナスになった。タイヤバルブは、TPMS（直接式タイヤ空気圧監視システム）の北米での搭載車種拡大により、売上高が前年同期にくらべ21.1％増となった。営業利益は、原材料高の影響で、前年同期比7.6％増と、前中間期の伸びを下回った。

▼モンテカルロ<7569>、通期業績見通しを下方修正
モンテカルロは、2008年3月期の連結決算通期業績見通しを下方修正した。売上高は55億4300万円を予想していたが、54億100万円に下方修正した。カー用品市場が予想以上に低迷しているため。同時に収益も営業赤字が1億1700万円の予想から2億2100万円に赤字幅が拡大する見通し。経常赤字も1億5700万円から2億3800万円に下方修正した。最終赤字は1億6800万円を予想していたが、2億5900万円になる見通しだ。

△ホンダ<7267> ライフ に特別ハッピーな仕様
ホンダは、軽乗用車『ライフ』の「Fタイプ」に、特別仕様車「ハッピースペシャル」を設定し、8日から発売開始した。Fタイプ特別仕様車ハッピースペシャルは、スマートキーシステム（イモビライザー機能付）やフルオート・エアコンを装備して快適性の向上を図った。 AM/FMチューナー付CDプレーヤー（AUX端子、時計機能付）、ハーフシェイド・フロントウインドウ、ドアミラーウインカーも採用した。価格はFFが111万3000円。

△帝国ピストンリング<6463>中間決算…自動車好調で増収増益
帝国ピストンリングが発表した2007年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比41.7％増の29億6100万円と、大幅増益となった。売上高は同11.7％増の282億5600万円と2ケタの増収だった。自動車、建設機械ともに海外売上げの拡大や国内外子会社の収益改善、原価低減活動によるコスト低減で増収増益となった。経常利益は同35.2％増の32億7300万円、当期純利益は同96.7％増の20億4900万円と大幅増益だった。通期業績見通しは売上高が同10.9％増の580億円、経常利益が同2.6％増の60億円、当期純利益が同34.5％増の37億円となる見通し。

△帝国ピストンリング<6463>、期末の配当を増配へ
帝国ピストンリングは、2008年3月期の期末の配当を増配すると発表した。期末の配当は1株につき7円50銭を予定していたが、通期業績が好調に推移する見通しなため、8円50銭に増配する。中間配当は前年同期実績よりも1円増配の7円50銭の予定で、年間配当は前年実績よりも2円増配となる16円となる見通しだ。

□古河電工<5801>の中間期決算、売上高が過去最高
古河電工が発表した2007年9月中間期の連結決算は営業利益が前年同期比12.3％減の209億5000万円と減益になった。売上高は同12.0％増の5775億4200万円と、2ケタの増収だった。情報通信部門を除く全セグメントで増収となり、過去最高だった。収益面では、税制改正による減価償却費の増加や情報通信部門が米国OCP社の不振、軽金属部門の厚板不振で、営業減益となった。しかし、為替差益によって経常利益は同11.8％増の225億6400万円と好調だった。当期純利益は同1.3％減の146億2100万円だった。通期業績見通しは売上高が同5.0％増の1兆1600億円、営業利益が同4.9％減の510億円、経常利益が同13.3％減の430億円、当期純利益が同32.8％減の200億円となる見通し。

□古河電池<6937>の中間期決算…原材料価格高騰で当期赤字
古河電池が発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期損益が8億3900万円の赤字となり、前年同期の4億4300万円の赤字から、赤字額が倍増した。売上高は同22.8％増の211億1800万円と、2ケタの増収となった。自動車用鉛電池が販売数量の増加や製品価格の値上げで国内外で売上げが増えたほか、産業用鉛電池やアルカリ蓄電池、電源機器なども順調に売上げを伸ばした。損益では、製品価格引き上げが原材料コストアップを吸収できず、赤字となった。営業赤字は11億9700万円、経常赤字が12億7100万円となり、前年同期と比べて悪化した。通期業績見通しは売上高が同22.8％増の480億円、営業利益が8億円、経常利益が5億5000万円、当期純利益が2億円を予想している。

■プラグインハイブリッドは買い、それとも？
民主党の大統領候補として注目を集めているヒラリー・クリントン上院議員が、自身のエネルギー政策について演説で披露した。それによると、大統領になった場合、2020年までに現在の燃費基準を60％引き上げ、2030年には企業ごとの平均燃費を55マイル/ガロン（＝23.4km/リットル。現行は27マイル/ガロン＝11.5km/リットル）にしたい、という。この超低燃費を実現するためにヒラリーが一押しなのが、プラグインハイブリッド。そのためには政府主導で200億ドルのバッテリー開発研究費を計上し、自動車メーカーにプラグイン方式を薦めて行く、というのが筋書き。また、プラグインハイブリッド購入者には税制控除を与え、2015年までに政府が購入する公用車のうち10万台をプラグインにするという。
しかしヒラリーが演説を行ったのと同じ日、現在世界のハイブリッドメーカーのトップをトヨタ<7203>と並走するホンダ<7267>の福井社長は、「プラグインハイブリッドが環境に与える好影響はほんのわずか。GMがシボレー『ボルト』などを製造する意義が理解できない」という主旨の発言を行った。トヨタもプラグイン形式には懐疑的と言われている。ハイブリッドをプラグインにするくらいなら最初からEVを、というのがホンダ発言の主旨のようだが、一方で政府が援助する、というヒラリー発言は大きな反響を呼んでもいる。来年もしヒラリー大統領が実現すれば、日本メーカーはアメリカで思わぬ苦戦を強いられる可能性も。

△ダイヤモンド電機<6895>、中間期の業績見通しを上方修正
ダイヤモンド電機は、2007年9月中間期の連結決算業績見通しを上方修正した。売上高は181億9300万円と前回予想よりも1100万円の微増だが、営業利益が4億7200万円から5億300万円に増える見通し。在庫評価額が想定していたよりも上回り、売上げ原価が減少したため。経常利益も為替損益が想定よりも改善したため、4億5000万円を予想していたが5億400万円となる見通し。当期純利益は3億9600万円から4億2800万円に上方修正した。

□イチネン<9619>中間期決算、減収増益に
イチネンが発表した2007年9月中間期の連結決算は営業利益が前年同期比13.2％増の13億3100万円と増益だった。売上高は同3.0％減の261億8900万円と減収だった。リース事業が不振だったほか、自動車メンテナンス受託事業、燃料販売事業も低調だった。損益では、リース契約終了後の車両処分が好調だったことなどやケミカル事業も増益となったことなどから営業増益となった。経常利益は同13.2％減の12億1800万円、当期純利益は同34.4％増の6億6200万円だった。通期業績見通しは売上高が同0.7％減の540億円、営業利益が同30.6％増の29億6000万円、経常利益が同39.5％増の27億3000万円、当期純利益が同54.3％増の16億2000万円となる見通し。

△ブリヂストン<5108>、メキシコの新工場が操業---海外工場で初めてBIRD
ブリヂストンは、ブリヂストン・アメリカス・ホールディング・インク（BSAH）、ブリヂストン・ファイアストン・ノースアメリカン・タイヤ・エルエルシー（BFNT）、ブリヂストン・ニューマティコス・デ・モンテレー・エッセアー・デ・セーヴェー（BSMR）がメキシコのヌエボ・レオン州モンテレーで、新タイヤ工場の開所式を実施したと発表した。新工場はブリヂストングループの革新的タイヤ生産システムを日本国外で初めて導入した。開所式では、BSAH及びBFNTのマーク・エムケス取締役会長兼最高経営責任者は「モンテレーの地で稼動する新工場は、現在、そして将来のお客様のニーズに応えていくためには理想的な場所に位置し、ブリヂストングル－プのグローバル生産供給戦略の重要な役割を担います」と述べた。新工場建設のための投資金額は約2億ドルで、生産能力は日産約8000本。新工場では、タイヤの部材工程から製品検査工程までの完全自動化を実現した同社の革新的タイヤ生産システム「BIRD」を日本国外で初めて導入した。また、BIRDは小ロット生産対応力が高いことから、生産するタイヤの品種やサイズなど、多様な品目を生産できる汎用性の高い工場となっている。新工場は、ブリヂストングループのタイヤ生産拠点としては世界で47番目で、メキシコ国内ではメキシコシティ工場、クエルナバカ工場に続く3番目の工場。モンテレー工場では、高性能、超高性能タイヤ、リム径の大きな乗用車用、小型トラック用タイヤを生産し、製品は主に北米市場向けに供給する予定だ。ブリヂストンでは、グローバルでの生産供給体制を強化することで、グループで旺盛な世界の自動車用タイヤ需要に対応していく。ブリヂストングループでは今後も、ハンガリー、ポーランド、日本にも新工場を建設中だ。

△ヤマハ<7272>、市販ロードレーサーのTZ250とTZ125を継続生産
ヤマハ発動機は、2006年及び2007年の全日本ロードレース選手権GP250クラスでチャンピオンとなったマシンの市販ロードレーサー『TZ250』と『TZ125』について、2008年シーズン向けも継続生産し、受注生産で発売すると発表した。受注期間は11月12日 - 12月5日で、発売は12月10日から。販売は全国のヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店が窓口となる。TZ250は2007年モデルでは、従来の鋳造マグネシウムホイールに替え鍛造マグネシウムホイールを採用している。価格はTZ250が210万円、TZ125が104万7900円。

▼リコール　日野<7205> ブルーリボンII の制動装置に不具合
日野自動車は8日、大型路線バス「ブルーリボンII」の制動装置に不具合があるとして国土交通省にリコール（回収・無償修理）を届け出た。04年12月から06年3月までに生産された478台が対象。制動装置でブレーキ液に混入した異物により倍力装置からブレーキ液が漏れることがある。そのまま使用を続けると坂道発進補助装置の制御バルブのゴム部品が膨潤し、最悪の場合はブレーキが解除できなくなる恐れがある。

▼リコール　いすゞ<7202> エルガ の制動装置で不具合
いすゞ自動車は8日、大型路線バス『エルガ』など2車種の制動装置に不具合があるとして国土交通省にリコール（回収・無償修理）を届け出た。04年8月から06年3月までに生産された1303台が対象。制動装置において、ブレーキ液に混入した異物により倍力装置からブレーキ液が漏れることがある。そのまま使用を続けると坂道発進補助装置の制御バルブのゴム部品が膨潤し、最悪の場合、ブレーキが解除できなくなる恐れがある。

△アラーキー、パトカーに追いかけられる？…パイオニア<6773>“ラクコレ”
8日、東京、六本木ヒルズで開催されたパイオニアのカーナビゲーションシステム「楽ナビ」の新商品発売イベントに、写真家のアラーキー（荒木経惟）氏、タレントの千秋さん、モデルの鈴木えみさんら、10人のアーティストによってカーペイント/ラッピングされた「ART CAR」が展示された。イベントは、カスタマイズ機能を搭載した「楽ナビ」をPRするため、「究極のカスタマイズ」をテーマに、アーティストたち十人十色の“世界にひとつだけのクルマ”が展示された。アラーキー氏の作品タイトルは“カーフラワー”、「花は究極のエロ」と語るアラーキー氏、「生殖器を街中で走らせるんだからね、パトカーが追いかけてくるんじゃないかね」と続けて会場の笑いを誘っていた。作品は、「楽ナビ ART CAR COLLECTION」として8日から11日までの4日間、六本木ヒルズO-YANE PLAZAとHiLLs Cafe/Spaceにて展示される。
（レスポンス）

△日産自<7201>、「マーチ」２５周年特別仕様車「２５ｔｈ　Ｈａｐｐｉｎｅｓｓ」など３車種を発売

△松下電工<6991>、マシニングセンタ向け工具の傾きなど異常を検査する装置を開発

△三井化学<4183>とプライムポリマー、インドにポリプロピレン自動車材の新会社を設立

△ジュピターテレコム<4817>、ＮＢＣユニバーサルに子会社「ＪＳＢＣ２」の株式を譲渡

△ピクセラ<6731>、静止画をスムーズに拡大できるプラグイン「ＰｉｘｅＺｏｏｍ」を発売

△明治乳業<2261>、乳飲料「明治ミルクとバナナ」ブランドから「やわらかバナナ」を発売

△トランスコスモス<9715>、転送電話番号サービス「ＳｍａｒｔＮｕｍｂｅｒ」を提供開始

△双日<2768>グループ、ビームスと新コレクション「ＢＵＤＧＥ　ＤＲＡＧＯＮ（バッジ・ドラゴン）」を発売

△双日<2768>ジュエリー、「ｐｌｕ＊ｅ　ｂｉｊｏｕ」ブランドのクリスマス限定ペンダントを発売

△サークルＫサンクス<3337>、つまみ系など１０５円（税込）の冷凍食品シリーズを販売

△ナナオ<6737>、写真・映像編集などに最適な色再現性の高いワイドモニター２機種を発売

△ハピネット<7552>、「サンリンク」および「アップル」株式を取得し子会社化

△ｆｏｎｆｕｎ<2323>、中国モバイルコンテンツ「武神伝」をサービス開始

△丸紅<8002>情報システムズ、障害・脆弱性ソースコード検出ソフトウエア「クロックワーク　ケーセブン」を販売

△ＮＴＴ<9432>ビズリンク、ＩＰｖ６網を利用した多地点映像配信サービスを提供

△飛騨高山ケーブルネットワーク、ソフトバンク<9984>テレコムの固定電話サービスを採用

△日本情報通信、住商情報システム<9719>とクラスタリングソフトウェア「ｅｖｅｒＲｕｎ　ＨＡ」の代理店契約を締結

△ＪＴ<2914>、レモンの花から採れた蜂蜜のみを使用したこだわりの果汁飲料「檸檬蜂蜜」を発売

△セイコー<8050>ウオッチ、「ワイアード」と「ビームス」のコラボモデル第１１弾を発売

△損保ジャパン<8755>・リスク、「新型インフルエンザＢＣＭコンサルティング」サービスを開始

△中外製薬<4519>とロシュ、共同開発中の「アクテムラ」が２本目の海外第ＩＩＩ相臨床試験で関節リウマチへの有効性を確認

△ＡＮＡ<9202>インターコンチネンタルホテル東京、２００７年クリスマスシーズン企画を発表

△フマキラー<4998>、液体タイプの除草剤「ザッソージエース」を発売、植物に優しい殺虫ハンドスプレー「カダンスプレーＥＸ」を発売

△三菱商事<8058>、米国で大型海底ケーブル設備一式を受注

△ホンダ<7267>、軽乗用車「ライフ」Ｆタイプの特別仕様車「ハッピースペシャル」を発売

△三井住友カード、近畿日本ツーリスト<9726>のグループ会社と提携し旅行関連サービス拡充

△シャープ<6753>、数式や記号を「式通り」表示するなどの関数電卓「Ｐｙｔｈａｇｏｒａｓ」５機種を発売

△ソースネクスト<4344>、年賀状作成ソフト「筆王ＺＥＲＯ」の新素材に「おしりかじり虫」を追加
（日経プレスリリース）

△１０月の工作機械受注、１６．１％増の１３５４億円－日工会まとめ
日本工作機械工業会が８日まとめた１０月の工作機械受注実績（速報値）は、前年同月比１６・１％増の１３５４億６３００万円。外需が伸長を続けており、「１０月としては極めて高い水準」（日工会）となった。前年同月比増加は１０カ月連続、単月１０００億円超えは４２カ月連続。内需は前年同月比１１・７増の６４８億２９００万円となり、２カ月連続でプラス。「調整の局面にあっても好調さが続いている」（同）。外需は前年同月比２０・６％増の７０６億３４００万円。６カ月連続で７００億円を超えた。「新興市場のＢＲＩＣｓや米国、アジア、欧州など世界３極で工作機械の需要がある」（同）。前月比では８・６％減だが、引き続き高水準を維持している。

△シーテック、三重で風力発電所を着工－同社２カ所目
シーテックは８日、津市美里町と伊賀市布引山地の一帯で風力発電所「ウインドパーク笠取」を着工した。同社２カ所目の風力発電所で、２０１１年２月に運転を始める予定。最大出力２０００キロワットの風力発電機を１９基設置する。総投資額は１００億円強を予定。同社は中部電力<9502>の電気・通信工事子会社。近接する津市の青山高原で、２０００キロワットの発電機を８基備える中部地区最大規模の風力発電所「ウインドパーク美里」を０６年から運転している。

△ＩＨＧ・ＡＮＡ<9202>・ホテルズグループ、「全日空ホテル」をブランド変更
ＩＨＧ・ＡＮＡ・ホテルズグループジャパンは８日、全国６カ所の「全日空ホテル」を「ＡＮＡクラウンプラザホテル」へとブランド変更し、１２月１７日までに順次リニューアル開業すると発表した。各ホテルにイベント案件の相談・受け付け専門の「クラウン・イベント・ディレクター」を設置し、婚礼や宴会、企業ミーティングなどの取り込みを積極化する。ブランドを変更するのは千歳、富山、金沢、広島、那覇、成田の６カ所。インターコンチネンタルホテルズグループ（ＩＨＧ）がすでに世界展開している「クラウンプラザ」ブランドの標準に合わせて、客室のアメニティグッズや寝具を刷新するほか、朝食やルームサービスも拡充する。同日都内で記者会見したモロニーＣＥＯは「日本人だけでなく、外国からの利用客にも意味のあるブランド再構築となる」と強調した。
（日刊工業新聞）

△今仙電機製作所<7266>が急反発、通期業績予想・配当を上方修正
今仙電機製作所が、７７円高の１８００円と急反発、本日後場立会い中に、９月中間期決算と通期業績予想の上方修正を発表、これを好感して一時２０７円高の１９３０円まで買われた後、１８００円を挟んでモミ合いとなっている。通期の売上高が前回予想を２６億円上回る８７７億円、経常利益は同７億円上回る６１億円、純利益が同５億５０００万円上回る３９億円、中間配当と期末配当についても前回予想をそれぞれ１株当たり１円上回る９円（前期比２円の増配）に修正した。
（証券日刊新聞）

△Ｍ＆Ａセンター<2127>の中間業績　四季報予想上回る
日本Ｍ＆Ａセンターの中間連結は、売上高18億1200万円（前年同期比40％増）、経常利益9億6400万円（同63％増）、純利益5億9400万円（同78％増）だった。「四季報」予想は、経常利益7億円、純利益4億2000万円だった。続く3月通期は、売上高34億3000万円（前期比30％増）、経常利益14億5000万円（同44％増）、純利益8億6200万円（同51％増）を見込む。

△豆蔵ＯＳＨＤ<3756>、中間業績予想を上方修正
豆蔵ＯＳＨＤは、9月中間期の連結業績予想を上方修正、売上高17億5300万円（前回予想17億9000万円）、経常利益1億 9100万円（同1億2500万円）、純利益1億0300万円（同7000万円）とした。

△サニックス<4651>、今3月期予想を上方修正
サニックスは、今3月期の連結業績予想を上方修正、売上高282億2000万円（前回予想286億8000万円）、経常利益14 億3000万円（同9億円）、純利益6億6000万円（同変わらず）とした。

△フタバ産業<7241> 経常利益上方修正
フタバ産業は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。売上が好調に推移したが、法人税等が増加し、当期純利益は据置となった。売上高2180億円（前予想1850億円）、経常利益120億円（同103億円）、当期純利益55億円。

□武富士<8564> 中間決算 市場予想は上回る
武富士は、2007年9月中間連結決算を発表した。経常収益1442億円（日経予想1400億円）、経常利益259億円（同260億円）、当期純利益297億円（同250億円）。通期業績予想は据置となった。

△ＡＱＩ<3838>、9月中間期の業績予想を上方修正
ＡＱインタラクティブは、9月中間期の連結業績予想を上方修正、売上高26億2100万円（前回予想26億円）、経常利益1億 6200万円（同1億4000万円）、純利益2000万円（同2000万円の赤字）とした。

△昭和シェル<5002>、今12月期予想を上方修正
昭和シェルは、今12月期の連結業績予想を上方修正、売上高3兆0600億円（前回予想2兆9600億円）、経常利益800億円（同700億円）、純利益450億円（同390億円）とした。

△トレンドマイクロ<4704> 上方修正
トレンドマイクロは、2007年12月通期連結予想を発表した。売上高992億円(前予想1005億円）、経常利益383億円（同374億円）、当期純利益236億円（同228億円）。

▼イー・キャッシュ<3840> 下方修正
イーキャッシュは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高15億円（前予想17.83億円）、経常利益2.41億円（同4.21億円）、当期純利益1.27億円（同2.6億円）。

■コナミ<9766> 通期業績予想は据置
コナミは、2008年3月通期連結予想を発表した。当期純利益183億円と従来予想を据置とした。市場予想は、、クイックコンセンサスで、当期純利益188億円。

■イーアセット<8974> 上方修正 減配
イーアセット投資法人は、2008年4月予想を発表した。営業収益36億円（前予想23億円）、当期純利益15億円（同8億円）、分配金1万3100円（同1万4100円）。

▼アコム<8572> 下方修正
アコムは、2008年3月通期連結予想を発表した。営業収益3735億円（前予想3683億円）、経常利益688億円（同516億円）、当期純利益391億円（同470億円）。

▼セキュアード<2392> 下方修正
セキュアードは、2007年12月通期連結予想を発表した。売上高81億円（前予想83億円）、経常利益42億円（同46億円）、当期純利益23.15億円（同25.5億円）。

▼オックスＨＤ<2350> 下方修正
オックスHDは、2007年9月通期連結決算予想を発表した。子会社のオックスキャピタルが過払い返還利息請求などで業績が悪化し、下方修正となった。売上高11.53億円（前予想13.7億円）、経常利益22.71億円赤字（同9.9億円赤字）、当期純利益27.37億円赤字（同9.7億円赤字）。

▼ファンコミュニケーションズ<2461> 下方修正
ファンコミュニケーションズは、2007年12月通期連結予想を発表した。利用広告主の一部業態において広告予算縮小やサービス停止などの影響が継続し、下方修正となった。売上高57億円（前予想68億円）、経常利益9.75億円（同12.1億円）、当期純利益5.34億円（同7億円）。

△野村不動産オフィスＲＥＩＴ<8959> 08年4月予想
野村不動産オフィスは、2008年4月予想を発表した。営業収益121億円、当期純利益43億円、分配金1万6300円。

▼東京応化<4186> 下方修正
東京応化 は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1022億円（前予想1036億円）、経常利益91億円（同98億円）、当期純利益55億円（同59億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益56億円。

■カプコン<9697> 中間決算 通期据置
カプコンは、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高311億円（前予想6.6％増）、経常利益33億円（同10.3％減）、当期純利益16億円（同16.4％減）。通期業績予想は当期純理系62億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益67億円。

■オークマ<6103> 中間決算 通期据置予想
オークマは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2040億円、経常利益283億円、当期純利益170億円と従来予想を据置した。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益174億円。

△プロミス<8574> 上方修正
プロミスは、2008年3月通期連結予想を発表した。営業収益3921億円（前回予想3351億円）、経常利益302億円（同194億円）、当期純利益172億円（同140億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益98億円。

△山武<6845> 金門<7724>を株式交換で完全子会社化
山武は、金門を株式交換により完全子会社化すると発表した。比率は山武１：金門0.045株。

▼ヨコオ<6800> 下方修正
ヨコオは、2008年3月通期連結予想を発表した。事業構成の大幅な変動、原材料価格の上昇、事業運営基盤強化施策の継続実施による支出の増加、円高により、下方修正となった。売上高333億円（前予想350億円）、経常利益15億円（同28億円）、当期純利益7.5億円（同14.8億円）。

△ソキア<7720> 上方修正
ソキアは、2008年3月通期連結予想を発表した。繰延税金資産の計上により、上方修正となった。売上高260億円（前予想280億円）、経常利益23.5億円、当期純利益28.2億円（同14.5億円）。

△東邦薬品<8129> 上方修正
東邦薬品は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高8050億円（前予想8000億円）、経常利益140億円（同135億円）、当期純利益83億円（同80億円）。

▼富士ソフト<9749> 下方修正
富士ソフトは、2008年3月通期連結予想を発表した。個別のソフトウェア開発事業売上高の減少により、下方修正となった。売上高1650億円（前予想1750億円）、経常利益72億円（同100億円）、当期純利益30億円（同45億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益45.78億円。

▼三洋信販<8573> 下方修正赤字拡大
三洋信販は、2008年3月通期連結予想を発表した。利息返還請求が高水準で推移し、貸倒引当金や利息返還損失引当金を計上し、下方修正となった。営業収益1364億円（前予想1388億円）、経常利益788億円赤字（同594億円赤字）、当期純利益889億円赤字（同693億円赤字）。

□バンダイナムコＨＤ<7832> 通期予想据置
バンダイナムコＨＤは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高4800億円（前予想4.5％増）、経常利益470億円（同3％増）、当期純利益265億円（同9.3％増）と通期業績予想は据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益259億円。

△ニコン<7731> 上方修正 市場予想上回る
ニコンは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高9480億円（前予想9300億円）、経常利益1150億円（同1020億円）、当期純利益700億円（同620億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益686億円。

▼アルプス電気<6770> 中間赤字 通期は据置
アルプス電気は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高3556億円（前年同期比3.5％増）、経常利益112億円（同18.2％減）、当期純利益92億円赤字（日経予想80億円赤字）。通期業績予想は当期純利益120億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで、同123億円。

△古河電工<5801> 上方修正
古河電工は、2008年3月通期連結予想を発表した。在外子会社への貸付金評価に関する為替差益が大きく好転したことや、株式売却等により実効税率が改善したことにより、上方修正となった。売上高1兆1600億円（前予想1兆1500億円）、経常利益430億円、当期純利益200億円（同185億円）。

▼ＤＯＷＡ<5714> 下方修正
ＤＯＷＡＨＤは、2008年3月通期連結予想を発表した。主要メタルの相場価格水準が下落基調にあること、電子材料部門、金属加工部門での需要動向に不透明感、円高要因もあり、下方修正となった。売上高4400億円（前予想4600億円）、経常利益460億円（同510億円）、当期純利益220億円（同260億円）。

△三菱マテリアル<5711> 単体 上方修正
三菱マテリアルは、2007年9月中間単体決算予想を発表した。 銅価格が高水準に推移したことに加え、下期に予定していた受取配当金が前倒しで入金されたこと並びに一部費用の発生が下期にずれ込んだ影響等により、上方修正となった。売上高4530億円（前予想4270億円）、経常利益216億円（同160億円）、当期純利益92億円（同60億円）。

▼ホーチキ<6745> 下方修正
ホーチキは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高660億円（前予想630億円）、経常利益29億円（同27.5億円）、当期純利益15億円（同14.5億円）。

■住友不動産<8830> 通期予想据置
住友不動産は、2008年3月通期連結予想を発表した。当期純利益600億円と従来予想を据置した。市場予想は、当期純利益628億円。

△今仙電機<7266> 上方修正 増配
今仙電機は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高877億円（前予想851億円）、経常利益61億円（同54億円）、当期純利益39億円（同33.5億円）、年間配当18円（同16円）。

▼アキレス<5142> 下方修正
アキレスは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。売上高492億円（前予想500億円）、経常利益9.23億円（同12億円）、当期純利益3.44億円（同4億円）。
（證券新報）