11/6 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼ビクター<6792>のＴＶに発煙・発火可能性、１万８千台無償修理へ
日本ビクターは５日、２００３年以降に製造された同社製のプラズマテレビ７機種で発煙や発火のおそれがあるとして、計１万８４３０台を無償点検・修理すると発表した。ブラウン管テレビや扇風機などでは経年劣化が原因と見られる発火事故が相次いでいるが、液晶と並び薄型テレビの代表格であるプラズマテレビで、発煙や発火の危険性がある商品が見つかるのは、極めて珍しいという。対象となる商品は、０３年５月から０６年１月に製造した４２型の家庭用プラズマテレビと業務用ディスプレーだ。今年９月に山口県の飲食店に設置されていた業務用ディスプレーで発煙するトラブルが発生し、ビクターが原因を調べたところ、電圧を制御する電子部品（コンデンサー）に不具合が見つかった。

▼「タミフル」供給、今冬は半減の６００万人分に
インフルエンザ治療薬「タミフル」の国内唯一の輸入販売元である中外製薬<4519>（東京都中央区）は５日、今冬の国内のタミフル供給計画を昨冬より半減し、６００万人分にすると発表した。服用後の飛び降りなどの「異常行動」が報告され、厚生労働省が１０代について原則使用中止とする措置を取ったことなどを受け、同社は「処方患者数はほぼ半減する」とみている。中外製薬は、親会社のスイス製薬大手ロシュからタミフルを輸入し、２００１年から国内販売している。インフルエンザが大流行した０２年冬には供給不足が問題化した。厚労省の作業部会は１０月、中外製薬に指示した動物実験の結果について「異常行動と関連づけられるデータは今のところない」とする中間結果を発表するなど、因果関係は明確になっていない。

■乗務９時間半前まで飲酒の全日空<9202>機長、地上勤務配転処分に
全日空大阪乗務センターの機長（３８）が社内規定に違反し乗務の９時間半前まで飲酒していた問題で、全日空は５日、この機長の運航乗務資格を取り消し、地上勤務に配転させる社内処分を発表した。同社によると、機長は昨年９月、乗務前１２時間以内の飲酒を禁じる社内規定を破り、名古屋―新潟便を操縦した。今年１月に違反を上司に申告した後も、「勘違いだった」と否定するなど言動が二転三転した経緯があり、同社は「規範意識が希薄」と判断した。また、監督責任を問う形で、運航本部長の森本光雄専務を減給処分（２０％、１か月）にしたほか、直属の上司に当たる同センターの部長を「社内調査で適切な報告をしなかった」として課長に降格させた。

△三菱<7211>が電気自動車をアジア新興国市場に投入を検討
三菱自動車が２００９年に日本国内で発売する電気自動車を、タイなどアジア新興国市場へ投入することを検討していることが５日、分かった。家庭用コンセントで充電できる次世代リチウムイオン電池を搭載した車で、タイでの現地生産も視野に入れている。温室効果ガスの二酸化炭素の排出量を大幅に減らせる次世代環境対応車（エコカー）の新興国市場向けの投入は、国内自動車メーカーでは初めてとなる。アジア市場投入を検討しているのは、現在開発中の電気自動車「ｉ　ＭｉＥＶ」（アイミーブ）。軽自動車「ｉ（アイ）」をベースに、ガソリンエンジンを電気モーターに置き換えたもので、フル充電で約１６０キロ走れる。１０月３日には北アルプスの立山黒部アルペンルートでの走行実験も行った。
（読売新聞）

△三菱商事<8058>と組んで「糖尿病食」お届けサービス　ニチレイ<2871>フーズ
ニチレイフーズは三菱商事と設立した合弁企業「スマイルダイナー」（出資比率・ニチレイ51％　三菱商事49％、宮本美之社長）で、生活習慣病患者やその予備軍向けにカロリーや塩分をコントロールした食事を届けるサービスを2008年1月に開始する。ニチレイはこれまで、カロリー調整を施した糖尿病食やカロリー・塩分コントロール食などの「ウェルネス食品」を供給するサービスを行ってきた。さらに医療関連事業において幅広いチャネルをもつ三菱商事と提携することで、両社の強みを生かした生活習慣病患者向け食事配給サービスを展開していく。配給する食事は当面、ニチレイフーズがこれまで展開してきた「気くばり御膳」シリーズなどが中心となるが、順次オリジナル商品の展開にも力を入れていく。

■「ラグナロクオンライン」の仮想通貨不正事件でガンホー<3765>が控訴
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2007年11月2日、同社のオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」で使われる仮想通貨「Zeny」を不正に産み出し利益を得ていた同社元社員を相手取って起こした損害賠償請求訴訟について、東京地裁の判決を不服として控訴することを決めた、と発表した。同社は、元社員がゲームの中で流通している仮想通貨を不正に増やしたうえRMT（リアルマネートレード）業者を通じて仮想通貨を売却し、同社の信用を傷つけたとして、約7,500万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたが、東京地裁は07年10月23日に約330万円を支払うよう判決を下した。同社は、判決は同社に対する信用毀損については認めたが、元社員の不法行為が同社へ与えた影響を過小評価していることは遺憾だとしている。

△メタルと樹脂のハイブリッド「G-SHOCK」　カシオ<6952>
カシオ計算機は、メタルの輝きによる上質感と樹脂のカジュアル感を組み合わせた「MT-G（Metal　Twisted　G-SHOCK）」シリーズの新製品「MTG－1000」「MTG-1000G」を2007年11月17日から発売する。メタルと樹脂という異なる素材を融合させたハイブリッドデザインが特徴のG-SHOCK。耐衝撃性に優れた2体構造べゼルを採用した。べゼルとは、時計本体のガラスのまわりにはまっている金属の輪のこと。本商品では、余分な厚みを極限まで削ぎ落として研磨仕上げを施した鍛造ステンレスベゼルと、ウレタンベゼルを組み合わせた。ステンレスベゼルが衝撃を受け止め、ウレタンベゼルが衝撃を吸収し、耐衝撃性を高めている。メーカー希望小売価格は税込49,350円。
（J-CASTニュース）

△「ニコニコ」「初音ミク」もノミネート　Web of the Year投票スタート
ソフトバンク<9984> クリエイティブの月刊誌「Yahoo！Internet Guide」は11月5日、今年のベストサイトをユーザーに選んでもらう「Web of the Year 2007」の投票受け付けを始めた。その年に話題になったサイトや有名・人気サイトを一般投票で選んでおり、今年で12回目。昨年の総合大賞にはウィキペディアが、話題賞にはYouTubeが選ばれた。今年の話題賞には、「twitter」や「顔ちぇき」「脳内メーカー」のほか、「ニコニコ動画」「初音ミク」など15サイト・サービスがノミネートされた。投票は11月18日いっぱいまで受け付け、結果は12月21日に発表。全投票結果は同27日発売の同誌2月号に掲載する。

△ビックカメラ<3048>が岡山駅前に進出　ソフマップ<2690>も出店
ビックカメラは、中国地区初進出となる「岡山駅前店」を11月20日にオープンする。傘下のソフマップが初めてインショップ展開するなど、「都市型×駅前×大型のビックカメラの集大成」という。JR岡山駅前（岡山市駅前町1-1-1、旧岡山会館ビル）の地上4階・地下1階、売り場面積は約1万1000平方メートル。薄型テレビなどのデジタル家電や洗濯機、エアコンなどの白物家電、DVD、ゲームなどを扱う総合電気店。ソフマップが初めて店内に出店し、PCやデジカメ、ゲームソフトなどの中古買い取り・販売を行う。また同店限定で、ビックポイントとソフマップポイントの交換サービスも行う。
（ITmedia News）

△JAA<2394>オークション、出品・成約ともに2ケタ増…10月実績
JAAは、10月の中古車オークションの実績を発表した。それによると、開催回数は前年同月よりも1回多い13回で、出品台数は前年同月比10.4％増の6万415台と、2ケタの伸び率となった。成約台数は同10.4％増の3万2117台と成約も順調に伸びた。このため、成約率は53.2％と、前年同月と比べて0.1ポイントアップした。今年4月からの累計は出品台数が前年同期比2.9％減の39万5538台ながら、成約台数は同0.2％増の21万2822台と前年をキープしている。成約率は1.6ポイントアップの53.8％だった。

△日本化薬<4272>と旭ケミカルズ、産業火薬合弁会社の概要を決定
日本化薬と旭ケミカルズは、両社の産業火薬事業を統合する合弁会社の社名などを決めた。新会社の社名は「カヤク・ジャパン」で、本社は東京都墨田区に置く。日本化薬と旭ケミカルズそれぞれの子会社を含む産業火薬事業を分割し、カヤク・ジャパンを承継会社として事業を2008年1月2日に統合する。会長には旭ケミカルズの藤沢俊彦氏、社長には日本化薬の山本茂樹氏が就任する。資本金は6000万円で、両社が折半出資する。新会社は2008年度に売上高100億円を見込んでいる。

△丸紅<8002>、米国カー用品の最大手プライム社を買収
丸紅は、米国の丸紅オートモーティブ社が、米国ミシシッピ州の自動車用修理部品・化学品・工具などの卸売業者「プライム・オートモーティブ・ウェアハウス」社の全株式を同社の創業者と経営陣から取得し買収したと発表した。米国での自動車アフターマーケットは、人口増や自動車のライフタイムの延長などによって、市場規模は1997年の1380億ドルから2006年には2040億ドルと堅調に推移している。プライム社は毎月自社が発刊するカタログを通じて販売を行なう卸売業者としては業界最大手で、取扱い品目を在庫回転率の高い消耗品に絞り込むことなどにより1982年の設立以来、着実に成長してきた。プライム社の2006年度の売上高は4600万ドル。丸紅グループは、米国で自動車の卸売からディーラー事業まで、加えて部品流通業やリース金融事業など、自動車販売分野の川上から川下まで事業を展開している。今回買収したプライム社をプラットフォームのひとつとして今後、更なる事業の拡大を図る方針だ。

△住友電工<5802>中間決算…増収増益　自動車関連事業など好調
住友電気工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期純利益が前年同期比46.8％増の426億円と大幅増益となった。売上高は同9.6％増の1兆2160億円と2ケタの増収だった。営業利益は同30.7％増の635億円、経常利益が同38.9％増の752億円だった。このうち、自動車関連事業はワイヤーハーネスが対象車種の増加、銅価格上昇分の販売価格への転嫁が進み、国内外で売上げが増加した。同事業の売上げは同17.1％増の868億円、営業利益が前年同期よりも約160億円増えて351億円となった。また、産業素材関連事業は、粉末合金・ダイヤ製品の売上げが切削工具を中心に増加したほか、タイヤ用スチールコードや半導体放熱基板などの需要が増加し、増収増益となった。通期業績見通しは売上高が同2.8％増の2兆4500億円、経常利益が同3.2％増の1500億円となる見通し。

△東京モーターショー07　トヨタ<7203>RiN、下から上へ流れるデザイン
トヨタ『RiN』、エクステリアデザインのモチーフは屋久杉。ターゲットユーザーは、“凛”と生きる女性。東京デザイン部主任の簑徳治さんは、「デザインのテーマとして、下から上への流れを採用しています。“人の元気さ”を意識しました。エクステリアをサイドから見て、女性が額縁の中心にレイアウトされるようにデザインしました。進行方向が明確になるように、Aピラーを細くしています。太めのCピラーには、木漏れ日ウィンドウを入れています。線は、自然界にあるような使いかたをし、面質は木の幹のようなものを狙いました」と、言った。「グラスエリアは、グリーンにしています。清々しい印象を与えるとともに、目の感度が上がる色だということで採用しているんです。雪見障子のような下側のウィンドウは、炉端の花を見て、自然を楽しんでほしいということから採用しています。グラフィックに葉っぱの模様を入れています。室内に入り込む影に濃淡ができ、癒し効果を狙っています」（同）「シートは新芽がモチーフです。これも下から上への流れを反復させています。インテリアカラーは、ピンクがかったベージュです。ターゲットである女性の肌が美しく見えるようにしました。それだけではやさしすぎるので、グリーンのウィンドウ色でコントラストを強め、“シャキッ”と見せています。エクステリアの純粋無垢なホワイトとも相性がいいと思います」と、簑さんは語っていた。

▼河西工業<7256>、中間期業績見通しを下方修正…赤字転落
河西工業は、2007年9月中間期の連結決算業績見通しの収益を下方修正した。売上高は660億円を予想していたが、699億円と、前回予想を上回る見通し。日本、欧州地域の売上げが為替の影響もあって増収となる見通し。しかし、収益では、先行投資によるコスト増や材料価格上昇の影響から、営業利益は8億8000万円を予想していたが、4億5000万円にとどまる見通し。経常利益は6億5000万円を予想していたが2億4000万円に下方修正した。中間期損益は3億円の黒字を予想していたが、2億3000万円の赤字に転落する見通し。

△オイル交換で2500万円…イエローハット<9882>
イエローハットは、全国のイエローハット店舗で実施した「夢が当たる！恒例オイル交換まつり」で配布した「totoくじ」の1等の当選が出たと発表した。オイル交換まつりは8月23日から9月30日まで実施、期間中エンジンオイルを購入・交換したユーザーなどを対象に、全国300人に100口分、700人に50口分のtotoくじを抽選でプレゼントした。対象となった第311回のtotoで、プレゼントしたうち、1等の当選金額2547万8728円が1口、2等の86万1958円が2口、3等の3万3160円が9口出た。

△ヤマハ<7272> シグナス-X にシャープで環境対応のバージョン
ヤマハ発動機は、125ccの空冷4ストロークSOHC単気筒4バルブのオートマチックエンジン搭載の原付2種スクーター『シグナス-X XC125SR』に、環境性能と乗り心地を向上させシャープなデザインを採用した「シグナス-X SR FIバージョン」を追加設定し12月14日から発売する。シグナス-X SR FIバージョンは、新たに始動性が高く、環境性能も向上できるF.I.（フューエルインジェクション）を採用、2007年国内排出ガス規制に適合した。ポジションランプ一体型ヘッドライトの採用など、シャープなデザインに仕上げたほか、駆動系セッティング変更による中低速域でのパワーフィーリングの向上を図った。シートのクッション厚アップ、フットボード前面の傾斜角拡大による乗車姿勢自由度の向上や新デザインのメーターパネルの採用などで商品性の向上を図った。標準モデルのシグナス-X XC125に対して3段階のイニシャル調整機構を備えたリアサスペンション（レッドスプリング）、レッドの強制空冷ファン、レッドブレーキキャリパー（前）、専用のスポーティなカラーリング＆グラフィック採用など、スポーティさを強調した。製造はヤマハモーター台湾で行う。

△日産<7201>、台湾のデザインセンターをリニューアル
日産自動車は、台湾の子会社である裕隆日産汽車の本社敷地内にある「裕隆日産デザインセンター」をリニューアルし、施設をメディアに公開した。このデザインセンターの前身である「裕隆アジアデザインセンター」では、『エクストレイル』、『ブルーバード』、『セフィーロ』、『セレナ』、『ベリータ』、『マーチ』などのモデルを、中国や台湾の顧客のし好に合うように、デザイン改修を行うことを主な業務としていた。今回リニューアルした裕隆日産デザインセンターでは、2003年の組織発足時点から他の日産のデザインスタジオと同様、グローバル市場をターゲットとしたデザイン活動を行っている。今回、その機能を高め、他のスタジオとの連携をより深めるため、最先端のデジタルモデリングシステムやデザイン設備を導入した。敷地面積5840平方メートルに建てられた総面積3300平方メートルの施設には、エクステリアデザイン、インテリアデザイン、デジタルデザイン、カラーデザイン、クレイモデリング、デザインリサーチ＆マネジメントの6部門があり、従業員数は約40人。現在、日産のデザインスタジオは、日本（厚木・原宿）、米国（サンディエゴ・デトロイト）、英国（ロンドン）、台湾（苗栗縣三義）に合計6か所にあり、グローバルで一環したデザインメッセージを発信するため、日々デザイン活動を行っている。

△ボッシュ<6041>、自己株式の取得状況を公表
ボッシュは、10月末までの自己株式の取得状況を発表した。10月1日から10月31日まで、東京証券取引所での市場買付けで、自己株式713万株を取得した。買付け総額は40億8577万8000円。同社は9月25日開催の取締役会で、自己株式を上限1350万株、取得総額70億円を上限に12月13日までに取得することを決議した。この後、取得した自己株式の累計は813万2000株、取得総額は46億4177万7000円。
（レスポンス）

△蛇の目ミシン<6445>、家庭用アイロンプレス機「エルナプレス　ＥＰ５３」を発売

△凸版印刷<7911>など、と電子チラシサイト「Ｓｈｕｆｏｏ！」で成果報酬型サービスを提供

△損保ジャパン<8755>、自賠責保険インターネット契約サービスに更改手続き専用サイトを新設

△インテージグループ<4326>、シェアードサービスセンターを設立

△コナカ<7494>グループ、海外ブランド品輸入・販売のフィットハウスと業務・資本提携

△ＮＥＣ<6701>ディスプレイソリューションズ、「Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａ」対応の液晶プロジェクターを発売

△アドバンテスト<6857>、マルチチャンネル光ファイバ歪み測定システムを開発

△武田薬品<4502>、欧米で静脈・動脈血栓性塞栓症治療薬の第２相臨床試験を開始

△ソフトバンク<9984>テレコム、中国広州市に事務所を開設

△フェイス<4295>、動画コンテンツ携帯サイト「カザスチャンネル」を提供

△イーコンテクスト<2448>、オンラインゲーム「ベルアイル」にコンテンツＩＤ決済」を導入

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、アベルネットと提携し「ＰＣボンバーＮＩＣＯＳカード」を発行

△コクヨ<7984>、異業種８社で就職活動を行う学生向け書籍「ジョブック」を発刊

△ブリヂストン<5108>、太陽電池用接着フィルム「ＥＶＡフィルム」の生産能力を増強

△ヤマハ<7951>、ゴルフクラブ「ｉｎｐｒｅｓＸ（インプレス・エックス）」シリーズをモデルチェンジし発売

△マクロミル<3730>、クックパッドとデータサービス「たべみる」に関する独占販売代理店契約を締結
（日経プレスリリース）

△テクノアソシエ<8249>、メキシコに支店開設
テクノアソシエは５日、メキシコ・モンテレイ市に支店を開設すると発表した。メキシコ東部・中央部に立地する自動車部品、家電メーカーへの対応強化が狙い。倉庫・物流機能のほか営業と品質保証部門を備え、顧客拡大を推進する。０８年１月に開設する予定で、０８年度に３億円の売り上げを目指す。新設する支店は、テクノアソシエの１００％子会社ティー・エー・アメリカ・コーポレーション（カリフォルニア州）が全額出資する。今回の支店新設で、メキシコでの支店数は２拠点、北中米で７拠点となる。

△住金<5405>と鹿島選鉱、鹿島製鉄所びダストを再資源化する資源循環炉を増設
住友金属工業と鹿島選鉱（茨城県鹿嶋市）は５日、主に鹿島製鉄所（同）から発生するダストを再資源化する「ＲＣ資源循環炉」を増設すると発表した。投資額は約６０億円で、稼働は０９年６月。鹿島選鉱が全額を投資し、２基目の炉を同製鉄所内にあるメタルサークルカシマ工場に新設する。これにより、ダスト処理能力は年４０万トンに向上し、再資源化する還元鉄の製造能力は同２２万トン、亜鉛は１万１０００トンにそれぞれ倍増する。住金は７５年にＲＣ資源循環炉を導入し、鹿島選鉱に委託する形で操業を始めた。８７年からは社外からも、電気炉ダストや他産業の廃棄物ダストを受け入れ、再資源化処理をスタート。埋め立て地の減少や環境規制の強化とともに、処理量も増えている上、自動車メーカーなどからの処理要請も受け、設備の増設を決めた。６日に起工式を行う。
（日刊工業新聞）

△タムラ<6768>が５日続伸
タムラ製作所が大幅高となり５日続伸。引き続き1日に今３月期の連結経常利益予想を２１億円から２３億円に上方修正したことが好感されている。
（株式市場新聞）

△ＯＢＡＲＡ<6877>　０７年９月期業績予想の上方修正を発表
ＯＢＡＲＡは８日引け後に０７年９月期業績予想の上方修正を発表した。連結売上高は、前回予想を２９億２０００万円上回る４５２億２０００万円（前回予想比６．９％増）、経常利益は６億円上回る５８億５０００万円（同１１．４％増）、純利益は３億２０００万円上回る３５億７０００万円（同９．８％増）を見込む。抵抗溶接機器関連は主要な顧客である日系自動車メーカーに一時的な設備投資調整が見られたものの、顧客基盤の底上げに伴う受注獲得や外国自動車メーカーなどの堅調な設備投資に支えられ、売上高はほぼ予定通りに推移する予想である。しかし、利益面では主要原料である銅及び非鉄金属などの高騰により、厳しい状況。一方、平面研磨装置関連事業は、３００ｍｍシリコンウェーハ業界の設備投資が予想を大幅に上回る水準で推移し、１０月検収予定の一部が９月に前倒しで計上されたこともあり、前回予想の２２５億円から２４９億円程度になる見込みとなった。したがって全体では当初予想売上高の４２３億円から４５２億円強が見込まれ、役員退職慰労金を特別損失として計上するものの利益面でも増収効果により前回予想を上回る見込みとなり、上方修正の発表となった。

△ラクーン<3031>　１０月のスーパーデリバリーの小売店、出展企業、商材掲載数を発表
ラクーンは、５日引け後に１０月の「スーパーデリバリー」の会員小売店数、出展企業数、商材掲載数の数値を発表した。１０月の会員小売店数は６１６店舗増の１万４３５６店、出展企業数は１８社増の７７９社、商材掲載数は７５２９点増の１５万３３５８点となった。中期経営戦略目標数値は、０８年４月期末で会員小売店数１万８００店、出展企業数１０００社、商材掲載数１３万４０００点である。商材掲載数は既に達成している。

△インテージ<4326>　ＳＭＯ事業を分社化し、新会社を設立
インテージは、５日引け後に同日開催した取締役会において、ＳＭＯ（治験施設支援機関）事業を分割し新会社を設立し、株式交換により同社連結子会社のアスクレップの子会社とする方針を決議したと発表。医薬品開発支援分野において、同社グループでは現在、同社においてＳＭＯ事業を、また連結子会社のアスクレップにおいてＣＲＯ（医薬品開発業務受託機関）事業を運営しているが、ＳＭＯ事業を分社化し、独立採算の徹底を図り、新会社をアスクレップの子会社とすることで、医薬品開発支援事業の戦略整合性を高め、同社グループにおける医薬品開発支援事業の拡大推進を図ることを目的としている。

△明日の動き　自動車部品関係に注目
サブプライム問題と国内政治の混乱から、腰の据わった買いが期待できにくい展開が続きそうだ。加えて、外資系証券の決算や年末にファンドを解約するにあたって今月中旬までの解約を申し出る必要があるため、戻り売り圧力が強い。好業績予想を発表しても好材料出尽くし感から売られるケースも多い。そのなかで、特に注目すべきは、自動車部品関係だろう。中小型株が多く、外国人投資家があまり買っていなかっただけに、値動きも軽いとの指摘がある。また、消費関連の一部に底打ち感が出ていることなども注目されよう。
（証券日刊新聞）

▼菱食<7451> 下方修正
菱食は、2007年12月通期連結予想を発表した。販促費の抑制や新規事業の先行費用が嵩み、下方修正となった。売上高1兆4000億ね、経常利益70億円（前予想91億円）、当期純利益31億円（同43.5億円）。

△ぐるなび<2440> 上方修正
ぐるなびは、2008年3月通期連結予想を発表した。当初見込みを上回る受注を獲得することができ、上方修正となった。売上高150億円（前予想145億円）、経常利益23.5億円（同19.5億円）、当期純利益10.3億円（同8.5億円）、一株利益4017円（同3315円）。

△ＯＢＡＲＡ<6877> 上方修正
ＯＢＡＲＡは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。平面研磨装置関連事業の300mmシリコンウェーハ業界の設備投資が予想を大幅に上回る水準で推移し、10月検収予定の一部が9月に前倒しで計上され、役員退職金引当による税効果もあり、上方修正となった。売上高452億円（前予想423億円）、経常利益58.5億円（同52.5億円）、当期純利益35.7億円（同32.5億円）。

△日本製箔<5739> 上方修正
日本製箔は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。特殊箔の需要堅調、アルミ地金価格の上げ止まりおよび日用品事業の再構築により、上方修正となった。売上高143億円（前予想138億円）、経常利益4.89億円（同3.3億円）、当期純利益2.85億円（同2億円）。

△明和産業<8103> 上方修正
明和産業は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1580億円（前予想1545億円）、経常利益26.9億円（同22.6億円）、当期純利益19.7億円（同15.5億円）。

▼五洋建設<1893> 下方修正
五洋建設は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。完成工事高が減少したこと、ならびに完成工事総利益率が悪化したことで、下方修正となった。売上高1386億円（前年同期比1510億円）、経常利益25億円赤字（同14億円赤字）、当期純利益22億円赤字（同20億円赤字）。

▼東都水産<8038> 下方修正
東都水産は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。卸売り部門の取り扱い数量減少や、特損で貸し倒れ引当金繰入17.1億円が発生し、下方修正となった。売上高786億円（前予想810億円）、経常利益2.5億円（同4億円）、当期純利益10億円赤字（同3.8億円）。

▼学研<9470> 下方修正 赤字拡大
学研は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。男性ファッション誌をはじめとする雑誌の売上部数、広告収入が減少したこと、学習参考書の一部について返品が予想を上回ったこと、及び実用書の新刊売上が下期に延期になり、また、棚卸資産評価損32.3億円を特損に6.5億円を売上原価に計上し、下方修正となった。売上高333億円（前予想330億円）、経常利益35億円赤字（同23億円赤字）、当期純利益75億円赤字（同58億円赤字）。

△日本光電<6849> 上方修正
日本光電は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。除細動器が国内で順調な伸びを示し、海外で生体情報モニタや医療用品を中心に売上が好調に推移し、上方修正となった。売上高507億円（前予想484億円）、経常利益49億円（同36億円）、当期純利益29億円（同21億円）。

▼フルキャスト<4848> 今期黒転予想 前期1000円減配
フルキャストは、2008年9月通期連結予想を発表した。なお、同社は前9月期決算で配当予想2000円を1000円に引き下げると発表している。売上高1080億円（前年同期比0.3％減）、経常利益30億円（同65.6％増）、当期純利益15.6億円（同6.74億円赤字）、年間配当3000円。

▼日清オイリオ 下方修正
日清オイリオ<2602>は、2008年3月通期連結予想を発表した。中国においても原材料価格が高騰した影響などにより連結子会社の業績が当初予想を下回ったこともあり、下方修正となった。売上高2980億円（前予想2860億円）、経常利益80億円（同100億円）、当期純利益33億円（同55億円）。

▼森精機<6141> 下方修正 市場予想下回る
森精機は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1970億円（前予想1880億円）、経常利益280億円（同13.3％増）、当期純利益160億円（同168億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益178億円。

△サンケン電気<6707> 上方修正
サンケン電気は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。製品構成の良化ならびに経費削減の進捗により、利益が増加し、上方修正となった。売上高939億円（前予想944億円）、経常利益18.96億円（同12億円）、当期純利益8.63億円（同3億円）。

▼フジクラ<5803> 下方修正
フジクラは、2008年3月通期連結予想を発表した。電子電装事業を中心に価格競争の激化や当社の製造拠点が集中するタイの通貨高騰にともなう採算悪化等や、繰延税金資産の取り崩しで、下方修正となった。売上高6800億円（前予想6850億円）、経常利益200億円（同300億円）、当期純利益80億円（同200億円）。

△トマト銀行<8542> 上方修正
トマト銀行は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。特別利益に償却債権取立益2億円を計上したことで、上方修正となった。経常収益114億円（前予想110億円）、経常利益6億円、当期純利益4.5億円（同3億円）。

△はせがわ<8230> 上方修正
はせがわは、2008年3月通期連結予想を発表した。経費の効率的支出等によって、販売費及び一般管理費の費消が予想を下回る見込みとなり上方修正となった。売上高218億円（同225億円）、経常利益8.2億円（同7.06億円）、当期純利益3.3億円（同1.22億円）。
（證券新報）