11/5『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼柏崎刈羽原発　鉄製の棚から微量の放射性物質
７月の新潟県中越沖地震で被災した東京電力<9501>柏崎刈羽原発の固体廃棄物貯蔵庫で２日、低レベルの放射性廃棄物を収めたドラム缶を支える鉄製の棚（高さ１．３メートル）から微量の放射性物質が検出された。東電によると、２万２３９１本あるドラム缶のうち、地震で倒れた一部の缶から中身が飛び出し、付着したとみられる。棚からの放射能検出は初めて。外部への放射能漏れはないという。棚はドラム缶とともに倒れて変形しており、貯蔵庫から搬出する前に放射線の測定をした。汚染の確認後はビニールシートで密封してあるという。

△トヨタ<7203>　２０年代にはロボットを中核事業に
トヨタ自動車は２日、２０２０年代の同社の将来像を示した「グローバルビジョン２０２０」をまとめ、家事や介護を支援する「パートナーロボット」を実用化し、ロボット部門を中核事業の一つに育てる方針を明記した。ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた低燃費のハイブリッド技術を全車種に展開することも打ち出した。３日に創立７０年を迎えるのを機に策定した。今年の自動車販売台数が初の世界首位をうかがう勢いだが、女性の社会進出や高齢化社会を背景にロボットにも積極的に進出して市場開拓し、新たな成長の柱に育成したい考えで、初めて中核事業化の時期を明示した。トヨタは車の生産工程にロボットを利用しており、その技術を応用して、０５年の愛知万博でトランペットを演奏する二足歩行のロボットを出展した。今年８月には自動車技術を展示する「トヨタ会館」（愛知県豊田市）に、身ぶり手ぶりを交えて展示物を紹介するロボットを配置した。ハイブリッド技術は、「プリウス」などで業界をリードしているが、ビジョンは「（家庭用電源で充電できる）プラグインハイブリッドなど、進化した技術の全モデル展開を図る」と表明。ガソリン価格が高騰し、地球温暖化が深刻化する中、環境重視の姿勢をアピールする。

△ハウス食品<2810>　「宇宙日本食」認証のレトルトカレー発売
ハウス食品は、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）が「宇宙日本食」に認証したレトルトカレーを「ＳＰＡＣＥ　ＣＵＲＲＹ（スペースカレー）」として５日に発売する。宇宙日本食は、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士用に開発され、６月にラーメンやおにぎりなど２９品目が認証された。ハウスはレトルトカレー３品目が認証され、そのうちのビーフカレーを発売する。宇宙日本食に認証された食品の商品化は初めて。通常のカレーよりカルシウムなどの栄養分を多く含み、宇宙では味覚が鈍るため、スパイシーで濃いめの味付け。希望小売価格は５００円（税別）で、ハウスの通販サイトや各地の科学館で販売する。

■西友<8268>　早期退職に４８８人が応募
西友は２日、１０月８日から募集を始めた早期退職に社員４８８人から応募があったと発表した。退職金などにより、０７年１２月期の連結決算で約３９億円の特別損失を計上する。業績不振からの立て直しを図るため、４４～５９歳で勤続３年以上の社員を対象に募集した。募集期間は１０月３１日までとしていたが、応募者数が予定の４５０人を上回ったため２６日に締め切った。４８８人のうち約３００人が西友本体で、残りはグループ会社の社員。管理職を中心に募集したため、全３９４店舗中約１００店の店長から応募があった。退社は１１月１５日の予定。
（毎日新聞）

△完全受注生産の最高級マットレス　フランスベッド<7840>
フランスベッドは、同社のマットレス製造におけるテクノロジーを結集した最高級マットレス、その名も「The FRANCEBED」3モデルの受注生産を2007年10月29日から始めた。トップグレードとなる「FB-TD-01」モデルでは、スプリングに、新たに開発した高密度連続スプリングのコイル径を1.40ミリと極小化し、さらに薄型化して3段に重ねた「マイクロ・トリプルデッキ・スプリング」を採用。詰め物には体圧分散性や吸放湿性に優れた素材や、希少価値の高い繊維のキャメル綿などを使い、優れたフィット感と快適な寝心地を実現した。専用のベッドフレームも同時発売した。マットレスの製造に熟練した職人が一貫してつくりあげる完全受注生産。注文は全国の大手家具店や百貨店の家具売り場で受け付け、納期は受注後45日ほど。3モデルはいずれもセミシングルからクイーンサイズまでの6サイズ。価格帯は35万円（セミシングル）～120万円（クイーンサイズ）。

△小さな耳にもフィット「インナーイヤーヘッドホン」　ビクター<6792>
日本ビクターは、音漏れや外部音を低減する密閉型インナーイヤーヘッドホンの新商品として、小さな耳の人にもぴったりフィットするシリコンイヤーピースを付属した密閉型インナーイヤーヘッドホン「HP-FX23」を2007年11月上旬より発売する。高性能で高磁力の口径11ｍｍ小型ネオジウムドライバーユニットを採用することにより、低音から中高音まで高音質サウンドを楽しむことができるという。ブルー、ブラック、ピンク、ホワイト計4色のカラーラインナップを用意した。価格は、オープン価格。

△「ガンダム」のコラボグッズが必ずあたる「スピードくじ」　バンプレスト
バンダイナムコ<7832>グループのバンプレストは、人気アニメとコラボしたスピードくじ「一番くじ　機動戦士ガンダム　脱戦士編」を2007年11月下旬より全国のコンビニエンスストアで発売する。同社はこれまで「一番くじ　ポケットモンスター　七夜の願い星」など38作品をリリースしてきたが、30代の男性を中心に再び人気が高まっているアニメ「機動戦士ガンダム」を題材に新たなスピードくじを販売する。
くじで当たるのは、ガンダムに登場するキャラクターやメカをモデルにした実用的なグッズ。宇宙空母ホワイトベースの形をしたマイナスイオン発生器（ホワイトベース賞）や、主人公アムロ・レイに「こんなもの！」と投げ捨てられた「（父）テム・レイの回路」をリアルに再現したHUB（こんなものHUB賞）など7種類の賞品を用意した。くじ価格は1回500円。ハズレはなく、7つの商品のうちのどれか1つが当たる。

△森永<2264>「牛乳プリン」がキャラメルに　森永製菓<2201>
森永製菓は、森永乳業とのコラボレーションにより、「森永れん乳」や「森永プリン」など森永乳業のロングセラー商品のブランド力を活用したキャラメルやチョコレートなどの菓子6品を2007年11月6日より発売する。今回新たに発売するのは、「牛乳プリンのキャラメル」（126円）や「森永抹茶練乳チョコレート」（231円）、「森永練乳ケーキ」（315円）など、森永乳業の商品の味わいを再現した菓子6品。広く知られたおなじみの飲料やデザートが新しい形の菓子として登場することで、今までにないおいしさ、楽しさを提供するのが狙い。30歳前後を中心とした女性を主なターゲットとして想定しているという。

△「チョコビ」かじって「噛まれたら負け」のゲーム　バンダイ<7832>
バンダイは、東ハトとのコラボレーション企画として展開中のスナック菓子「チョコビ」シリーズより、菓子と玩具がセットになった「チョコビBIGボックス」を2007年11月1日から売り出した。「チョコビ」とは、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』で主人公・野原しんのすけの大好物としてストーリー中に度々登場するスナック菓子を再現したチョコレート味のコーンスナック。同商品は、「チョコビ」3箱と、玩具「ちっちゃくたってイタイ“ワニ山さん”」1体が同封されているギフトバージョンだ。玩具は、「チョコビ」のキャラクターである“ワニ山さん”をモチーフにしたゲームで、13本ある“ワニ山さん”の歯の中から1本の歯を選んで交互に押していく。ハズレの歯を押し、「噛まれた方が負け」というゲームだ。電池は不要。価格は1575円。全国の量販店・スーパーの菓子売場で販売している。

△肩がこらない!?　軽量エレキベース　ヤマハ<7951>
ヤマハは2007年11月15日より、エレキベース「RBX 4A2」を発売する。昨年4月に「楽器と演奏者の一体感」をコンセプトに発売したエレキギター「RGX A2」が好評だったことを受けてベースも製作した。「RBX 4A2」はボディ構造を新設計し、フルスケールサイズながら重量は通常のエレキベースより20%前後軽量化した約3.2kgにおさえた。また、新設計のピックアップを採用したことで軽量ボディにもかかわらずパンチの効いた太い重低音を鳴らすことができるという。航空機の塗装にも採用されているカラー、エアクラフト・グレイを使用した「ホワイトとエアクラフト・グレイのツートン」と「ジェットブラック」の2タイプをラインアップ。希望小売価格は75,600円。

△銭湯気分に浸れるシステムバスルームをリニューアル　INAX（住生活グループ<5938>）
INAXは2007年11月1日から、集合住宅向けシステムバスルーム「SOLEO（ソレオ）」をリニューアルし販売を開始した。「和」を意識したデザインにこだわり、壁パネルに新たに開発した10ミリ角のジュエリーモザイクタイルを用いて、「花火」や「鯉」、「梅と鶯」などの絵画を大胆に描くことができる。浴室空間に新たなイメージを創出でき、さながら「銭湯の趣」だ。また、漆器のようなやわらかい質感をもつタイル「潤み色」と高さ方向を強調した縦張り千鳥目地のタイル「ミスティネオ・マット」を用意したほか、鮮やかな縦長スリットのデザインパネルやスリットミラーを配置して、天井に突き抜ける爽快なイメージを表現する「スリットデザイン」も新提案した。メーカー希望小売価格は59万1150円～610万500円（工事費別途）。
（J-CASTニュース）

△コメントでストーリーが変わる　日テレ<9404>のブログ連動ドラマ
日本テレビ放送網とNECは11月2日、ブログに投稿された視聴者のコメントを元にストーリーが変わるドラマ「オキナワ 男 逃げた」を始めると発表した。地上波やワンセグ放送のほか、ブログからPCや携帯電話向けにビデオオンデマンドでも配信する。第2日本テレビでも視聴できる。同日ドラマの主人公が書いているという設定のブログを開設した。ドラマの主人公である30代のOLが遠距離恋愛に悩む様子をつづり、それに対するコメントを募集する。ブログは毎日更新されるほか、日記の内容に対応した動画も10数本配信する。ドラマは12月5日と19日に日本テレビの番組「デジタルの根性」で放送する。視聴者のコメントなどを参考に、ブログでつづられた内容とその後の展開を描いた前編を制作。後編のエンディングは、前編放送後に寄せられたコメントを見て内容を決めるという。主人公が選択しなかったアナザーエンディングも2008年3月31日まで第2日本テレビで配信する予定。
（ITmedia News）

△マツダ<7261>、15期ぶりに中間配当を復活
マツダは、15期ぶりに中間期配当を実施すると発表した。中間配当は1株あたり3円を実施する。同社の2007年9月中間期の連結決算は全ての利益レベルで増益を達成、中期経営計画の「マツダ・アドバンスメント・プラン」は順調にスタートした。通期の業績についても期初の想定した通り順調に成長する見通しなため、中間配当を復活した。期末の配当は1株につき3円の予定。

△全車種にハイブリッド…トヨタ<7203>が2020年ビジョン策定
トヨタ自動車は2日、「2020年グローバルビジョン」を策定したことを明らかにした。「モノづくりと自然循環との調和へ」を主テーマに掲げており、地球環境との調和を図りながら「産業の持続的な発展をリードしていく」方針を示している。数値の目標や計画は明示しない理念的な長期のビジョンとなっている。ただ、技術開発面での「クルマの進化」について、ハイブリッド技術を「全モデル展開」する方針を示した。また、「新分野での進化」では人と共生するパートナーロボットの「中核事業」への育成を図るとしている。

△東京モーターショー07　長蛇の列、日野<7205>のセレブな観光バス
東京駅八重洲口の長距離バス乗り場を彷彿させるような光景が会場内でもみられる。トラック・バスなどの商用車と合体した今回の東京モーターショーでは、日野自動車、三菱ふそう、ヒュンダイなどが大型観光バスのニューモデルを出品。このうち、日野はホテルの「スイートルーム」を思わせるような『日野セレガ・プレミアム』を世界に先駆けて出展した。“ゆったり、ゆっくり、贅を尽くす”をキャッチフレーズに広々とした室内はゴージャスな12人乗り。セレブな気分を味わってみたいと「試乗」を希望する来場者が殺到し、展示コーナーの前はいつも長蛇の列。「土日は40分以上もお待ちになることもある」と、説明員はロープを張りめぐらせながら汗だくになって応対。会場での「試乗」はわずか4分程度だが、レクサスのようなおもてなしを受けながら、夢気分で“観光バスの旅”を満喫できるのが嬉しい。

■トヨタ<7203>、70周年で慰労金支給
トヨタ自動車は2日、今月創立70周年を迎えるのを機に従業員に「協力慰労金」を支給することが明らかになった。従業員の長年の協力に対するものとしており、11月22日に支給する。組合員平均で5万円、課長級以上の基幹職は平均10万円となる。対象者は全社で7万1500人。支給総額は40億円になる。また準社員やパートタイマー、スキルドパートナー、トヨタ工業学園生らにも金一封が贈られる。さらに期間工には記念品が贈答される予定。

△ホンダ<7267>の米国生産が25周年
ホンダは、日系自動車メーカーとして初めて米国で四輪車生産を開始したホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング（HAM）のメアリズビル四輪車工場が1982年の生産開始から25周年を迎えたと発表した。同社は11月に累計生産台数900万台を達成する見通し。メアリズビル四輪車工場は、1982年11月1日の『アコード』生産開始以来、北米でのホンダの主力生産拠点としてアコードの生産を継続するとともに、アキュラブランドの『TL』や『RDX』を追加するなど現地生産を拡大してきた。メアリズビル四輪車工場と1989年に稼動を開始したイーストリバティ四輪車工場の生産を合計すると、ホンダは四輪車生産台数でオハイオ州最大の自動車メーカーとなる。また、これらの工場やカナダ、メキシコの工場向けに四輪車用エンジンを生産しているHAMアンナ・エンジン工場は、今年5月に生産累計1,500万基を達成している。HondaはHAMのほかに、オートマチック・トランスミッション生産会社、研究開発機関、エンジニアリングセンター、地域統括部品配送センター、その他の支援業務の拠点をオハイオ州内に構えており、同州内での雇用総数は1万5000人を超える。ホンダは現在、北米6か所の工場で四輪車を生産しており、2008年秋には現在インディアナ州で建設を進めているホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・インディアナで『シビック』の生産を開始するなど、現地生産の拡大を図っている。新工場での生産が始まる2008年には、ホンダの北米での年間生産能力は160万台以上に拡大される。また、ホンダの北米における雇用総数は3万7000人を超え、北米地域への投資総額は90億ドルに上る。ホンダは、生産の現地化に加え研究開発分野の現地化も進めている。米国での研究開発機関であるホンダR＆Dアメリカズ（HRA）は、1975年にマーケットリサーチ部門としてカリフォルニア州に設立、その後30年にわたり、北米での販売拡大にあわせて研究・開発機能を強化している。HAMで生産している『エレメント』、アキュラTLを始め、アキュラ『MDX』、『リッジライン』、『パイロット』、『シビッククーペ』、『シビックSi』などは、すべて HRAで開発した。ホンダでは今後も米国の顧客の期待を超える先進的な商品を供給するために現地での開発・生産体制を強化していくとしている。
（レスポンス）

△アスクル<2678>、アドビの「Ａｄｏｂｅ　ＡＩＲ」を利用したデスクトップツールを開発

△住友商事<8053>、全日空<9202>向けエアバスＡ３２０型航空機用の部品リースを受注

△ＪＲ東海<9022>、「しなのグリーン早特往復きっぷ」を継続発売

△ビューティ花壇<3041>、「ＫＡＲＩＹＡＺＡＫＩ　ＳＨＯＧＯ　ＰＲＥＳＴＩＧＥ　ＬＩＮＥ」を販売

△ハウス食品<2810>、宇宙日本食レトルトカレー「ＳＰＡＣＥ　ＣＵＲＲＹ」＜ビーフ＞を発売

△ゼリア新薬<4559>、Ｈ２受容体拮抗剤「アシノン錠　７５ｍｇ・１５０ｍｇ」を発売

△アールテック・ウエノと参天製薬<4536>、「レスキュラ点眼液０．１２％」の販売提携契約を更改

△ジャックス<8584>、「新中期３ヵ年経営計画と５年後の経営目標」を策定

△アミューズ<4301>、企業及び個人向け人材育成事業新会社「ジェイフィール」を設立

△セイコーウオッチ（セイコーＨＤ<8050>）、「アルバ　ルークス」から大人のためのソーラー電波時計を発売

△サカタのタネ<1377>、シックな色合いの早生中大輪Ｆ１品種「アンバー　ダブルマロン」の種子を発売、トルコギキョウ「ニューリネーション」から新色「ブルーフラッシュ」を発売

△マウスコンピューター（ＭＣＪ<6670>）、「リネージュＩＩ　ファーストスローン　カマエル」推奨スペックＰＣを発売

△コーレル、「Ｕｌｅａｄ　ＤＶＤ　ＭｏｖｉｅＷｒｉｔｅｒ」が三洋電機<6764>製品の付属ソフトに採用

△近畿日本ツーリスト<9726>、日本人観光客送客に関して韓国の江原道と業務協約を締結

△三井不動産<8801>、埼玉県川口市の商業施設「（仮称）ララガーデン川口」の起工式を挙行

△三井不動産<8801>、東京ミッドタウン内に「三井不動産グループ　住まいのプラザ」を開設

△サイボウズ<4776>ＭＴ、「ケータイテレビ電話」を販売開始、「ケータイ族と両刀族　－その実態とコマース動向－」を販売
（日経プレスリリース）

△トヨタ<7203>、２０２０年に向けた「グローバルビジョン」を策定
トヨタ自動車は２０２０年に向けた経営方針「トヨタグローバルビジョン２０２０」を策定した。「人と技術の力で明日の世界を切り開く」をテーマとし、ハイブリッド技術の全車種展開、パートナーロボット事業の育成、バイオ燃料やバイオプラスチックの技術確立などを盛り込んだ。経営ビジョンの策定は０２年以来。今回は創立７０周年に合わせて作成し、「長期的にありたい企業像」（渡辺捷昭社長）をまとめた。世界全体での組織力の発揮、技術革新、新しい価値の創造などの追求を表明。一方で世界各地で愛される企業になるという意味の「町いちばんの企業となる努力」を掲げるなど、トヨタらしい実直な姿勢も見せた。同ビジョンは２日に渡辺社長が役員と次長級以上の管理職に説明。英語版も作成し、国内外の拠点での全社員への浸透を図る。

△椿本チエイン<6371>、新聞印刷工場向けの巻き取り紙無人搬送システムを発売
椿本チエインは新聞印刷工場向けの巻き取り紙無人搬送システム「つばき新型給紙ＡＧＶ」を６日に発売する。従来品に比べ小型・軽量化、電磁誘導線埋設工事が不要な磁気テープ誘導方式を採用した。既設工場にも簡単に導入でき、給紙工程の自動化が可能になる。０８年度に２０億円、０９年度に３０億円の販売を見込む。新製品は電磁誘導方式だった「給紙ＡＧＶ」を磁気テープによる誘導方式に変えた。誘導線の据え付け工事を１日以内で完了でき、既設工場でも休刊日での設備更新を可能にした。小型、軽量ながら、巻き取り紙の自動装脱着や残芯回収機能などを搭載した。電磁誘導方式並みの走行速度を維持し、少ない台数で高い給紙能力を発揮できる。

△スズキ<7269>、静岡・磐田工場で４輪車生産累計１０００万台を達成
スズキは磐田工場（静岡県磐田市）で４輪車生産累計１０００万台を達成した。６７年の生産開始から４０年での大台。津田紘スズキ社長は「軽乗商用車とスポーツ多目的車（ＳＵＶ）の生産拠点として世界に冠たる車をつくり上げてきた。次世代のため、磐田のモノづくりを海外に広げてほしい」と従業員を激励した。磐田工場の生産第１号は軽乗用車「スズキ　フロンテＬＣ１０」。現在生産する「ジムニー」や「エスクード」は輸出モデルとして海外展開の基礎を築いた。軽４輪トラックで販売台数３６年連続トップの「キャリイ」も生産する。０６年の生産実績は３９万台。湖西工場（同湖西市）に続いて１０００万台を達成した。磐田工場はインドやパキスタンなど海外工場の支援役も果たす。０８年秋稼働の相良工場（同牧之原市）の立ち上げには、約３００人を応援に送る予定だ。

△シャープ<6753>、ワンセグ対応携帯の累計出荷数が５００万台を突破
シャープの移動体通信向け地上デジタル放送（ワンセグ）対応携帯電話の累計出荷台数が１０月末までに５００万台に達した。国内のワンセグ携帯電話全体の累計出荷数（電子情報技術産業協会調べ）は８月末で１３２４万台。１０月末に１５００万台と見込むと、シャープが３分の１のシェアを獲得したことになる。大手の携帯事業者３社に供給し、台数を伸ばした。ワンセグ携帯電話は０６年５月にソフトバンクから「９０５ＳＨ　ＡＱＵＯＳケータイ」を発売し、１年５カ月間に計８機種を投入した。シャープは販売好調の要因について、液晶テレビの技術を応用した画面の高精細さ、画面を横方向に９０度回転して視聴しやすくする工夫などにあるとしている。

△ＮＥＣ<6701>など、「美術館ユビキタス案内システム」を青森県立美術館に納入
ＮＥＣとＮＥＣエンジニアリングは赤外線屋内位置管理システムと、ＩＤ体系「ユーコード」対応の携帯情報端末を組み合わせた「美術館ユビキタス案内システム」を青森県立美術館に納入した。美術館向け案内システムでユーコードを採用したのは国内初となる。売上高は端末リースを含め初年度８５０万円を見込む。館内の天井など約７０カ所に設置した赤外線屋内位置管理システム「スマートロケータ」を介してユーコードを発信。発信エリア内に移動してきた来館者は館内専用の携帯情報端末「ユビキタスコミュニケータ」でユーコードを受信すると、動画や音声、写真などを用いた順路案内ナビゲーションが自動的に表示される仕組み。端末は５０台用意した。来場者は同端末に表示されたメニューをタッチ操作することで展示室のコンセプトや作品・作家の解析、美術館情報などを閲覧可能。個人の好みに合わせた情報活用が可能となる。

△近畿日本ツーリスト<9726>、韓国・江原道と業務提携
近畿日本ツーリストは韓国・江原道と、同地域への日本人観光客を増やす目的で業務提携した。近ツーが韓国の自治体と組むのは初めて。観光商品の共同開発や地場の空港の襄陽空港へのチャーター便就航などの実現を目指す。０８年の１年間で江原道へ１万人の送客を目標とする。江原道は朝鮮半島中央部の東側に位置し、山や海など自然が豊かであるほか、テレビドラマ「冬のソナタ」のロケ地としても有名となった。近ツーは江原道の自然を体験できる通年コース、ソウルから江原道への日帰り旅行を容易にするシャトルバス、ドラマのロケ地巡りなどの旅行商品展開を計画している。近ツーでは０７年には韓国交通公社と業務提携し、韓国への年間送客数１５万人を目標に共同事業などを展開してきた。

△富士紡ＨＤ<3104>、次世代超広幅研磨材の新工場を建設
富士紡ホールディングスは、子会社のフジボウ愛媛の壬生川工場（愛媛県西条市）内に次世代超広幅研磨材の新工場を建設する。新工場敷地面積は３７００平方メートルで、０８年２月に着工、８月に完成予定。投資額は約８億円。壬生川工場は半導体関連用途の超精密加工用研磨材を生産している。液晶テレビの大型化に伴い、主要部材の液晶パネルも大型化。同社では顧客ニーズに応えるため、大型液晶パネルに対応した次世代超広幅研磨材を生産できる新工場を建設することにした。生産本格化は０９年度以降を見込む。

△東海ゴム<5191>、２０１２年度に売上高４０００億円目標の６カ年中計を策定
東海ゴム工業は２０１２年度に売上高４０００億円（０６年度２８０３億円）、売上高経常利益率１０％以上（同８・１％）を目指す０７年度から６カ年の中期経営計画「２０１２年ＴＲＩグループビジョン（２０１２Ｖ」）を策定した。創造、変革、挑戦をテーマに、自動車部品の海外事業拡大、自動車部品以外の拡販を目指す。防振ゴムやホースなど自動車部品事業の欧米・アジアでの拡大、新興国市場参入を図る。ＯＡ機器部品や住宅用制振ダンパーなど自動車部品以外は売上比率を現在の２０％から３０％に高める。０４－０８年度の前中計は売上高２６００億円、売上高経常利益率８・０％が目標で、前倒しで達成した。
（日刊工業新聞）

△日本綜合地所<8878>　ニチアス<5393>の不正取得製品の使用は一切なし
日本綜合地所は、ニチアスによる準耐火・耐火認定不正取得を受けて、グループ会社である日綜ハウジングならびに日綜不動産が販売した住宅について、施工会社作成の調達リストによりニチアス社当該製品の使用の有無を調査。ニチアスによる不正取得が行われた平成１３年以降の住宅について、当該製品の使用は一切ないことが確認できたと発表した。

△株マニ注目の澤藤電機<6901>が上方修正を発表
株マニ注目の澤藤電機が、後場２８円高の３９６円と５日連騰となっている。後場立会い中に０７年９月中間期決算と通期業績予想を発表、上方修正を好感している。売上高が前回予想を６億６５００万円上回る３７０億８００万円（前期比４．８％増）、経常利益が同１８００万円上回る１１億８６００万円（同１１．７％増）、純利益が同２６００万円上回る７億２４００万円（同１０．８％増）に修正した。
（証券日刊新聞）

▼ネクサス<2799> 赤字に下方修正 債務超過に
ネクサスは、2008年5月通期連結予想の下方修正を発表した。同社は、中間期で連結・個別ともに債務超過となる見込みであるとしており、資本増強・業績回復に向けた業提携を検討・調整を進めているとしている。売上高232億円（前予想349億円）、経常利益14億円赤字（同2.3億円）、当期純利益13.2億円赤字（同1.9億円）。

▼熊谷組<1861> 経常利益・下方修正
熊谷組は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。売上高1210億円（前予想1260億円）、経常利益7.5億円赤字（同5億円赤字）、当期純利益7億円赤字（同7億円赤字）

▼協和エクシオ<1951> 下方修正
協和エクシオは、2008年3月通期連結予想を発表した。光アクセス関連工事が伸び悩んだこと等により、期初想定していた受注高を確保できなかったことから、下方修正となった。売上高2190億円（前予想3100億円）、経常利益176億円（同213億円）、当期純利益100億円（同120億円）、一株利益90円93銭（同109円21銭）。

△ノエビア<4916> 今期増益予想
ノエビアは、2008年9月通期連結予想を発表した。売上高595億円（前年同期比0.2％増）、経常利益50億円（同15.1％増）、当期純利益27億円（同33.8％増）、一株利益66円13銭、年間配当30円。市場予想は、四季報で当期純利益25億円。

△損保ジャパン<8755> 上方修正
損保ジャパンは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。外貨建ファンド等の実現益が大幅に増加する見通しとなったことを主因として上方修正となった。経常収益9591億円（前予想9360億円）、経常利益808億円（同490億円）、当期純利益520億円（同300億円）、

▼蛇の目<6445> 下方修正
蛇の目は、2008年3月通期連結予想を発表した。国内販売の不振や、原材料の高騰・Ｍ＆Ａ効果の遅れ、投資有価証券の評価損・特損の計上、法人税の増加により、下方修正となった。売上高500億円、経常利益18億円（前予想24億円）、当期純利益2.5億円（同10億円）。

▼奥村組<1833> 赤字拡大 下方修正
奥村組は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。受注競争の激化や主要資材の高騰等により工事採算が著しく悪化した事や、繰延税金資産の回収可能性を見直した結果下方修正となった。売上高898億円（前予想941億円）、経常利益86億円赤字（同41.5億円赤字）、当期純利益267億円赤字（同12.7億円赤字）。

▼日精樹脂工業<6293> 下方修正
日精樹脂工業は、2008年3月通期連結予想を発表した。国内向けの販売不振や、価格競争による売価実現性の低下や、利益率の高い特殊専用機の販売低調により採算が悪化したことに加え、円高による為替差損の発生により、下方修正となった。売上高395億円（前予想410億円）、経常利益10.5億円（同15億円）、当期純利益3.3億円（同8.5億円）。

△アミューズ<4301> 黒字に修正
アミューズは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。ＣＭ出演契約料収入の前倒し、アーティストマネージメント事業全般の健闘により、上方修正となた。営業収入110億円（前予想100億円）、経常利益2.65億円（同1.5億円赤字）、当期純利益1.65億円（同1.2億円赤字）。

▼新電元工業<6844> 下方修正
新電元工業は、2008年3月通期連結予想を発表した。中間期末に製品補償損失として11 億円程度を追加計上したことに加え、為替差損や投資有価証券評価損などの発生、また、下期も厳しい環境から、下方修正となった。売上高1000億円（前予想1021億円）、経常利益25億円（同52億円）、当期純利益10億円（同31億円）。

▼ヤマタネ<9305> 下方修正
ヤマタネは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。金融・証券部門が市況の低迷及び商品取引所法改正等による影響を受けて厳しい状況が続き、下方修正となった。売上高274億円（前予想275億円）、経常利益12.7億円（同15億円）、当期純利益4億円（同6.5億円）。

△プレミア投資法人<8956> 上方修正 増配
プレミア投資法人は、2008年4月運用状況の予想を発表した。営業収益65億円（前予想43億円）、当期純利益35億円（同16億円）、分配金2万7240円（同1万6620円）。08年10月予想は、営業収益48億円、当期純利益19億円、分配金1万4810円。

△もしもし<4708> 上方修正 6円増配
もしもしホットラインは、2008年3月通期連結予想を発表した。価格交渉がまとまったことや、大型業務受託、減少を見込んでいた部分が予想より少なく済んだ事、などで、上方修正、増配となった。売上高650億円（前予想620億円）、経常利益81.5億円（同75.8億円）、当期純利益47.8億円（同44億円）、期末配当予想50円（同44円）。

▼オーミケンシ<3111> 赤字に下方修正
オーミケンシは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。競争激化や消費の停滞天候不順の影響による店頭販売の不振等で、下方修正となった。売上高138億円（前予想145億円）、経常利益2.3億円赤字（同1億円）、当期純利益4.3億円赤字（同0円）。

▼加ト吉<2873> 下方修正
加ト吉は、2008年3月通期連結予想を発表した。連結子会社の持分法適用会社への移動や、単体での業績不振、ミートホープ関連の特損を5億円程度計上することで、下方修正となった。売上高2154億円（前予想3030億円）、経常利益55億円（同136億円）、当期純利益16億円（同67億円）。

△アサックス<8772> 上方修正
アサックスは、2008年3月通期連結予想を発表した。営業収益59.83億円（前予想56.95億円）、経常利益31.85億円（同29.83億円）、当期純利益17.72億円（同16.62億円）。

▼ホクト<1379> 下方修正
ホクトは、2008年3月通期連結予想を発表した。野菜の価格低迷で同社のキノコ販売価格も低調に推移し、下方修正となった。売上高415億円（前予想425億円）、経常利益72億円（同75億円)、当期純利益41億円（同45億円）。

▼シキボウ<3109> 下方修正
シキボウは、2008年3月通期連結予想を発表した。主力である繊維事業において売上高の減少および原材料の高騰並びに棚卸資産評価損の計上、販売管理費の上昇で、下方修正となった。売上高305億円（前予想320億円）、経常利益14億円（同19億円）、当期純利益4億円（同8億円）。

□マツダ<7261> 中間決算 通期予想据置
マツダは、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高1兆6562億円（前年同期比8.9％増)、経常利益575億円（同1.8％増）、当期純利益290億円（同6.8％増）。通期業績予想は当期純利益850億円据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益878億円。

▼ジャックス<8584> 中間決算赤字 通期据置
ジャックスは、2007年9月中間連結決算を発表した。営業収益696億円（前年同期比8.6％減）、経常利益45億円赤字（同13億円黒字）、当期純利益63億円赤字（同7.5億円黒字）。通期業績予想は据置となった。

▼国際航業ＨＤ<9234> 下方修正
国際航業ＨＤは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。公共市場での厳しい受注競争による採算性の悪化等により、下方修正となった。売上高124億円（前予想122億円）、経常利益14.26億円赤字（同12.5億円赤字）、当期純利益21.14億円（同23.5億円）。

■東海カーボン<5301> 第3四半期業績 通期据置
東海カーボンは、2007年9月連結第3四半期業績を発表した。売上高867億円（前年同期比21.6％増）、経常利益152億円（同49％増）、当期純利益89億円（同71.9％増）。通期業績予想は当期純利益110億円据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで、122億円。

△フォスター電機<6794> 上方修正 7円増配
フォスター電機は、2008年3月通期連結予想を発表した。中間期において好調な売上の推移や原価改善の効果があったこと、新機種の販売やシェア拡大の面で堅調な推移が予想され、上方修正となった。売上高880億円（前予想850億円）、経常利益70億円（同52億円）、当期純利益43億円（同30億円）、期末配当20円（同13円）。

△日本電工<5563> 上方修正 5円増配
日本電工は、2007年12月通期連結予想を発表した。主原料の高騰で販売価格が改善し、販売数量も増加、上方修正となった。売上高770億円（前予想735億円）、経常利益100億円（同80億円）、当期純利益57億円（同45億円）、期末配当10円（同5円）。

△カシオ<6952> 上方修正 市場予想上回る
カシオは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高6143億円（前予想6100億円）、経常利益310億円（同310億円）、当期純利益175億円（同170億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益171億円。

▼参天製薬<4536> 中間決算 通期予想据置
参天製薬は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高519億円（前年同期比1.1％増）、経常利益109億円（同10.4％減）、当期純利益69億円（同10.7％減）。通期業績予想は当期純利益137億円で据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで、同139億円。

■ドンキホーテ<7532> 第一四半期業績
ドンキホーテは、2007年9月連結第一四半期業績を発表した。売上高854億円（前予想17.6％増）、経常利益48億円（同16.4％増）、当期純利益24.67億円（同6.2％減）。通期業績予想は据置となった。
（證券新報）