10/26 朝の『株価材料』PART Ⅱ

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■株価材料

△ミッフィーサイトで子育て支援　ミサワホーム<1722>
ミサワホームは10月から、子育て世代の家づくりのノウハウなどを紹介するサイト「ミッフィーの子育てにいいおうち」をホームページ上に開設した。キャラクターには、世界的に有名な絵本の主人公ミッフィーを採用している。子供の視点に立った商品開発や家庭内での子供の事故調査などを通してまとめた100項目の住まいの工夫やアイデア、子育て住宅の実例などを紹介。ノウハウやアイデアに対して投稿された意見やコメントなどを紹介し、ユーザー参加型のウェブサイトを目指す。

△「新横浜ＶＯＩＲ（ヴォアール）」モデルオープン　ニチモ<8839>
ニチモは10月27日、都市型コンパクトマンション「新横浜ＶＯＩＲ（ヴォアール）」（総戸数100戸）のモデルルームをオープンする。ＪＲ横浜線「新横浜」駅徒歩８分に立地。同シリーズは「日本橋ヴォアール」「ヴォアール日本橋人形町」に続く３弾目で、東京以外では初となる。防犯性を高めるため、１階住戸をなくしたのが特徴。また、エントランスの開錠や玄関キーにピッキング被害の心配のない非接触キーを採用。更に、携帯電話を使用して外出先から住まいの防犯状況を確認したり、来客者の画像や宅配ボックスに荷物が届いたことをメールで通知する「モバイル・ホーム・コントロールシステム」の「留守モード」を採用した。敷地面積は1,100.89平方メートル。鉄筋コンクリート造地上11階建て。専有面積は39.55平方メートルから68.76平方メートル。販売開始予定は11月上旬。竣工予定は08年12月中旬。

■９月の首都圏賃貸物件成約数、12カ月連続で減少　アットホーム
アットホームは10月25日、９月の首都圏賃貸物件市場動向を発表した。それによると、９月の成約数は9,343件（前年同月比マイナス4.9％）で、12カ月連続で減少となった。タイプ別では、ファミリー向け物件の落ち込みが大きかった。１戸当たりの成約賃料首都圏平均は、賃貸マンションが10.29万円（同3.0％）、賃貸アパートは6.62万円（同0.8％）、全体では9.05万円（同2.3％）となった。
（住宅新報）

■微量の水漏れ、1号機でも＝7号機制御棒、元に戻る－柏崎刈羽原発・東電<9501>
東京電力は25日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発1号機原子炉建屋の3カ所で、ごく微量の放射能を含む水が、コンクリート壁のすきまからしみ出ているのを見つけたと発表した。7号機の原子炉建屋内で同様の水漏れが見つかっており、同社は、地震の際、使用済み燃料プールからあふれた水がコンクリート壁に染み込んで出てきたとみている。一方、7号機で18日、緊急停止後に抜けなくなった制御棒1本について、同社は25日、抜けるようになったと発表した。24日夜に再度、緊急停止時と同じようにこの制御棒に下から水圧を掛けて押し上げたところ、正常に上下に動かせるようになったという。

△住友ゴム工業<5110>、石油以外の天然資源比率97％のタイヤ開発＝来年3月発売
住友ゴム工業は25日、原料のうち、石油以外に由来する天然資源の比率を97％に高めたエコタイヤ「エナセーブ97」を来年3月に発売すると発表した。天然ゴムをベースに、タイヤ内側に貼るインナーゴム用の高気密性ゴムや、側面のサイドウォール用の高耐久性ゴムを新たに開発し、合成ゴムの比率を極力抑えた。　

△松井証<8628>、増収増益を確保＝07年9月中間期決算
インターネット専業大手の松井証券が25日発表した2007年9月中間期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比2．2％増の220億円、経常利益は3．7％増の116億2300万円、最終利益は10．6％増の72億7900万円と増収増益を確保した。　

△ヤマト<9064>、電子マネー決済を開始へ＝11月から「Edy」に対応
ヤマト運輸とヤマトフィナンシャルは25日、通販向け総合決済サービス「宅急便コレクト」の支払い方法について、11月1日から電子マネー「Edy（エディ）」への対応を開始すると発表した。

△リコー<7752>、9月中間期連結売上高、初の1兆円超＝カラーMFPが国内外で好調
リコー（米国会計基準）＝2007年9月中間期連結業績は、売上高が前年同期比10．3％増の1兆0883億円、営業利益が15．6％増の845億6800万円、最終利益が2．1％増の531億6000万円だった。カラーMFP（マルチファンクションプリンター）が新機種投入効果などで国内外ともに好調となった。中間期として初めて売上高が1兆円を超えたほか、各利益も過去最高を更新した。為替変動の影響を除いた売上高は6．0％増だった。通期見通しに変更はない。　

■PS3の販売、目標下振れも―ソニー<6758>の大根田CFO
ソニーの大根田伸行・最高財務責任者（CFO）は25日の決算説明会の席上、販売が低迷している家庭用ゲーム機「プレイステーション（PS）3」の今期の販売見通しについて、「台数は若干下に行くかもしれない」と述べ、通期の販売目標（1100万台）を達成できない可能性があるとの見方を示した。ただ、「1000万台を大幅に割り込むというはなしではない」として、当初の販売目標を維持した。　

△イオン<8267>、信販ポイントを現金化＝ワオンの普及目指す
イオンは25日、信販子会社が発行する「イオンカード」で買い物代金を決済した際のポイントを、独自の電子マネー「WAON（ワオン）」で現金化できるサービスを11月5日に始める、と発表した。約1700万人に上るカード会員に、ワオンの使い勝手向上をアピールし、主力顧客の主婦層になじみの薄い電子マネーの普及を目指す。　

□「Wii値下げ、将来独自に判断」＝任天堂<7974>
任天堂の森仁洋専務は25日、決算発表の席上で、マイクロソフトやソニー <6758> が家庭用ゲーム機の「Xbox360」や「プレイステーション（PS）3」の値下げを相次いで発表したことについて、「影響はほとんどない。遊び方や内容は他社製品と相当違い、商品の差別化ができている。値下げは、将来的に当社独自の判断で行う」と述べ、家庭用ゲーム機「Wii（ウィー）」を当分値下げする考えがないことを明らかにした。

△三井住友<8316>銀などが開いた環境ビジネス交流会に470社＝大阪で初開催
三井住友銀行とSMBCコンサルティングは25日、大阪市内で環境ビジネスに取り組む企業を集めたビジネスマッチング（商談）型交流会を開催した。環境をテーマにしたビジネス交流会は3回目で、関西では初。同行の取引先や大阪市の関連団体が推薦する企業など約470社と7大学が参加し、約650件の商談が行われた。　

▼米サブプライム、二輪売り上げに影響＝ホンダ<7267>の中間期北米販売台数13％減
ホンダの近藤広一副社長は25日の中間決算発表の席上、米国の低所得者向け高金利型（サブプライム）住宅ローン問題の影響に関し、「二輪車にかなり出ている。二輪はレジャー商品であり、レジャー向け支出を絞っている」と述べた。　

△商用コンセプト車も展示＝観光バスもファーストクラスで－東京モーターショー
27日から一般公開が始まる第40回東京モーターショーで、バス・トラック各社は商用車のコンセプトモデルを展示する。
日野自動車<7205>の大型観光バスを小人数用に改造し、旅客機のファーストクラスのような高級感を演出した「セレガ・プレミアム」などが注目を集めそうだ。

△カネカ<4118>、08年3月期連結売上高5100億円に上方修正＝利益は予想を変えず
08年3月期連結売上高を5100億円（前回予想4900億円）に上方修正した。原燃料価格の高騰に伴う値上げ分が上乗せされるため。　

▼野村<8604>7－9月期税引前で465億円の損失＝サブプライム関連730億円の損失
野村ホールディングスが25日発表した7－9月期の連結決算（米国会計基準）の税引き前損益は465億円の赤字になったと発表した。同期のサブプライム関連の損失は約730億円だった。　

■サブプライムの影響、年内なし＝JFE<5411>副社長
JFEホールディングスの山崎敏邦副社長は25日、2007年9月中間期連結業績の発表会見で、米国の低所得者向け高金利型（サブプライム）住宅ローン問題が同社業績に与える影響について、「（債権に）評価損が出て、金融や株価が不安定になっているが、実体経済への影響はまだ出ていない。米国の住宅着工が減って、高級車レクサスの販売が減れば別だが、年内は影響がないだろう」との認識を示した。　

▼新光電気<6967>、最終益22％減の72億4400万円＝9月中間連結決算
2007年9月中間期の連結業績は、最終利益が前年同期比22．5％減の72億4400万円だった。売上高は9．9％増の1060億万円となる一方、経常利益は14．3％減の140億900万円。積極的な受注活動の結果売上高は伸びたものの、企業間競争の激化に伴う製品価格の低下や減価償却費の増加などにより減収となった。　

□三菱東京UFJ<8306>銀、米カリフォルニア州南部の山火事に30万ドル寄付
三菱東京UFJ銀行は25日、米カリフォルニア州南部の山火事への義援金として、連結子会社の米大手地銀、ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア（UBOC）と合計30万ドル（約3400万円）を米国赤十字社に寄付することを決めた。内訳は、三菱東京UFJ銀行が10万ドル、UBOCが20万ドル。　

▼R＆I、NIS<8571>を「BBB－」から「BB」に格下げ＝格下げ方向モニター継続
格付投資情報センター（R＆I）は25日、NISグループの発行体格付けを「BBB－」から「BB」に引き下げた。格下げ後も、格下げ方向のレーティング・モニターを継続する。　

△アスコット、京都五条にサービスアパート＝三菱地所<8802>と共同で
シンガポールのサービスアパート経営大手アスコット・グループは25日、三菱地所との新たな共同事業として、京都・五条に短期滞在者向けのサービスアパート「シタディン五条」（126室）を建設すると発表した。開業は2010年上半期の予定。アスコットの持ち分は40％で、用地取得・建設費用として2060万シンガポールドル（Sドル、約16億3000万円）を投資する。　

△住金<5405>、厚板熱処理炉を子会社に新設
住友金属工業は25日、鉄鋼厚板の切断加工を行っている連結子会社「シーヤリング工場」（大阪府堺市）への熱処理炉の新設を決めたと発表した。投資額は約30億円で処理能力は月2500トン。来年4月に着工し、2009年秋の稼働を予定している。シーヤリングは現在、熱処理した住金の厚板を切断加工して出荷している。　

△ICタグで文書管理、三菱東京UFJ<8306>銀にシステム納入＝三菱電<6503>
三菱電機は25日、文書類の持ち出しを監視するシステムを三菱東京UFJ銀行のシステム部に納入し、29日から本格運用を開始すると発表した。文書に無線ICタグを張り付けて管理する仕組みで、システム設計開始から2カ月で構築したという。　

□2審も住民側敗訴＝阪神線（阪急阪神ＨＤ<9042>）延伸工事訴訟－大阪高裁
阪神電鉄西大阪線が延伸されると、騒音などの被害が発生するとして、沿線住民らが国土交通相を相手に、工事認可の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。若林諒裁判長は、請求を退けた大阪地裁判決を支持、住民側控訴を棄却した。若林裁判長は「重大な騒音被害が発生するとまでは認められない」と判断した。問題となったのは、阪神西九条駅（大阪市此花区）と近鉄難波駅（同市中央区）を結ぶ3．4キロのうち、地上部分0．9キロ。第3セクターが事業主体となり建設。2009年春の開業を予定している。

■王子製紙<3861>工場で作業員4人負傷＝パイプから高熱の砂－鳥取
25日午前11時45分ごろ、鳥取県米子市吉岡の王子製紙米子工場で、発電用ボイラーのパイプから高熱の砂が飛び散り、作業員4人がやけどなどで重軽傷を負い、病院に搬送された。米子署が詳しい事故原因を調べている。4人は施設部汽力課の課長玄行照治さん（55）▽副長長尾保さん（52）▽係長京谷秀雄さん（52）▽境高史さん（35）で、長尾さんは2カ月、京谷さんと境さんもそれぞれ1カ月の重傷。調べでは、同日午前10時ごろ、発電用ボイラーのパイプに鉄くずが詰まったことから玄行さんら4人が除去作業を始めたが、その際、パイプ内を循環する高熱の砂が飛び散った。やけどのほか、高さ2．5メートルの足場から転落して骨折するなどした。

△高速・大容量の通信網サービス開始へ＝総務省に認可申請－NTT<9432>東西
NTT東西は25日、インターネット・プロトコル（IP）通信網を利用し、動画などの大量のデータを途切れることなく安定的に送受信できる次世代通信網（NGN）の実用化に向け、総務省に認可申請を行った。携帯も含めたあらゆる電話・通信網をIP化することを目指す。法人向けサービスが充実し、一般家庭では通信によるハイビジョンの映像配信などが可能になりそうだ。両社は、総務省の認可を受け、首都圏と大阪府の一部で来年3月をめどにサービスを開始。順次適用地域を全国に拡大していく。NTT東西は、既存の銅線による固定電話網を順次、NGNに移行させる。ただ、完全移行の時期は未定という。

△トヨタ<7203>車が総合価値評価でトップ＝米ストラテジックビジョン
新車の顧客満足度調査を手掛ける米ストラテジックビジョンは、同社が毎年行っている新車のカテゴリー別品質調査「2007トーバル・バリュー・インデックス」（TVI＝総合的価値インデックス）の結果を発表した。それによると、今年トヨタ自動車は、過去4年間維持してきたTVIトップに加え、ヴィッツの海外版「Yaris」とレクサス「LS430」でリーダーシップ・ポジションを獲得した。

△クルマを小さく軽くせよ＝燃費向上の切り札－トヨタ<7203>グループ
トヨタ自動車グループは、26日開幕の東京モーターショーに合わせ、車両の小型化や素材軽量化の新技術を相次いで打ち出した。燃費の良さで定評のあるトヨタだが、動力機構の改善だけでは限界もある。燃料高騰や将来の環境規制強化に対応するため燃費向上は必須で、車両の重量削減がその切り札という考えだ。

▼設備投資伸び悩み、4年ぶり減＝上半期のリース取扱高
リース事業協会が25日発表した今年度上半期（4－9月）のリース取扱高は、前年同期比6．3％減の3兆6119億円となり、上半期としては4年ぶりに前年を下回った。景気が減速して企業の設備投資が全般に伸び悩んだ上、コンピューターなどの価格下落で主力の情報通信機器の取扱高が減少したことも響いた。　
（時事通信）

△今度はシャア専用スーツケース　ザクＩＩ型も
バンダイネットワークス<3725>株式会社は、１９７９年放送のテレビ作品「機動戦士ガンダム」の主要人物「シャア・アズナブル」が搭乗したモビルスーツ「シャア専用ザク」と量産型モビルスーツ「ザクＩＩ」をコンセプトとしたスーツケース「ＣＡＲＧＯ　ＢＡＧ」を２６日から発売する。スーツケースは、劇中に登場するジオン公国の最強兵器であるモビルスーツ「シャア専用ザク」と「量産型ザクＩＩ」をモチーフにデザイン。正面部分にダイキャスト金属プレートでゴールドとシルバーで彩られたジオン軍の紋章を、側面には「機体名・型式番号」とジオン公国のロゴが施されている。全体は戦闘的なソリッドカラーで塗装され、内装も細部までジオン公国のシンボルマークのジャガード織りで彩っている。素材には強度の高いＡＢＳ樹脂を採用、さらに凹凸のあるボディで強度を高めたうえ、施錠には米国運輸保安局公認のキーロック装備「ロータリーロック」を導入。強度や安全性など実用面でも魅力的。各２５，８００円で、予約はバンダイネットワークスのサイト「ＬａＬａＢｉｔ　Ｍａｒｋｅｔ」（http://lalabitmarket.channel.or.jp/）か、携帯電話サイトであるバンダイネットワークス「バンダイキャラストア」から。「機動戦士ガンダム」は１９７９年４月の初放送から不動の人気を誇っており、専門誌の登場やプラモデル、フィギュアなど関連グッズの売り上げも好調。「見せてもらおうか連邦のモビルスーツの性能とやらを…」。スーツケースはシャアのこの不敵なセリフが聞こえそうなマニア垂涎の仕様となっている。
（産経新聞）

▼柏崎刈羽原発　６号機のタービン、大半の羽根に傷
新潟県中越沖地震で被災した東京電力<9501>柏崎刈羽原発６号機のタービンの羽根に傷があった問題で、傷はほとんどの羽根から発見されたことが２５日分かった。いずれも表面が削られただけのすり傷で、東電は「機能に影響しない」としている。東電によると、羽根の円状の集合体である段のうち、低圧タービンでは１４段中１１段、高圧タービンは１８段中１４段で見つかった。一方、７号機の制御棒１本が抜けない問題では、２４日に水圧をかけ上に押し込んだところ、下へ引き抜けるようになったという。原因は、今後内部を点検して調査する。７号機の原子炉建屋の壁から放射性物質を含む水が漏れた問題では、新たに１号機の原子炉建屋でも３カ所で壁に水のにじみがあったことが判明した。放射性物質を含んでいるが、いずれも微量ですでに乾き始めており、外部への放射能漏れはないという。

△ＮＥＣ<6701>　世界最高性能のスパコン「ＳＸ－９」を発売
ＮＥＣは２５日、世界最高レベルの計算能力を持つスーパーコンピューター「ＳＸ－９」を開発し、発売を始めたと発表した。１秒１６０億回の計算能力を持ち、最大限の５１２台を連結して運用した場合、１秒８３９兆回の計算が可能なシステムが完成する。新開発の高性能ＣＰＵ（中央演算処理装置）を搭載した。国内外の大学や研究機関などが、気象予測やロケットの設計、核融合のシミュレーションなどに利用することを想定している。価格は１億５０００万円。現在の世界最速のコンピューターシステムは米ＩＢＭが開発し、秒間２８０兆回の計算ができる。ＮＥＣは、１０年の完成を目指す世界最速スパコンの開発計画を、日立製作所や富士通と進めている。

△良品計画<7453>　米国初の「無印良品」直営店をＮＹに開業へ
「無印良品」を展開する良品計画は２５日、米国初の直営店を１１月１６日、ニューヨーク市中心部に開業すると発表した。海外では、すでに欧州やアジアでの出店を加速しており、米国でも本格展開を模索する。１号店は「ＭＵＪＩ　ＳＯＨＯ」で、繁華街のソーホー地区に開業。売り場面積は２９７平方メートルで、衣料品やバッグ、収納用品など２０４０種類を扱う。来春には同市内に２号店を開業し、両店の業績を見ながら今後の米国での展開を検討する。良品計画は現在、欧州とアジア（日本を除く）の計１４カ国・地域で店舗を展開。米国でも０２年からニューヨークの近代美術館の売店で商品を販売し、市場調査を続けていた。
（毎日新聞）

■CA社員リリース前に情報漏えい　問題あるかないかの議論沸騰
サイバーエージェント<4751>のネットトレンド研究室に勤務する男性が、ニュースリリースの配布前にその内容の一部を勝手に自身のブログで紹介した。しかし、内容が不完全で、読者にリリース内容を誤解され、ネット上でクレームに発展。そして、「いったいどんな情報統制しているんだ」とサイバー社へのバッシングが起きている。

□PS3苦戦　「ゲームメーカーの開発サポート改善する」とソニー<6758>
「PS3（プレイステーション 3）のゲームソフトメーカーに対するサポートは確かに弱かった。今後は積極的にサポートしていく」――ソニーの大根田伸行CFOは10月25日に開いた2007年4～9月期（第2四半期）の決算会見の席でこう話した。PS3は、製造価格が販売価格を上回る逆ざや状態。同期のゲーム事業は967億円の営業赤字を計上し、赤字幅は前年同期よりも532億円拡大した。同期のPS3販売台数は131万台と「想定を38万台ほど下回った」（大根田CFO）。だが10月に発表した値下げの効果が現れ始めており、第3四半期以降の見通しは明るいという。「廉価版発売に先駆けて日米で現行モデルを価格改定（値下げ）したが、売り上げは倍近くになっている。廉価版を先行発売した欧州でも2～4倍に伸びている」（園田達幸IR担当部長）値下げを武器に、最大の商戦期である年末商戦で勝負をかける。年間の売上げ台数見通しは1100万台から変えないが、大根田CFOは「想定よりも若干下に行くかもしれない。ただ、1000万台を切るというレベルではない」とした。
カプコン<9697>の「モンスターハンター3」など、PS3での発売を予定していたソフトがWiiに乗り換える例もあり、「PS3はゲームメーカーへの開発サポートが不十分」という指摘もある。大根田CFOは「確かに今まで、ゲームメーカーへのサポートが弱かった。今後はSCE（ソニー・コンピュータエンタテインメント）に積極的にサポートをやらせる」と話した。PS3は、製造価格が販売価格を上回る赤字状態が続いている。コスト削減などでカバーしていく予定だが「ゲーム事業の今期中の黒字化は無理」（大根田CFO）という見通し。「来期の黒字化を目指す」薄型の新モデルが好評なPSP（プレイステーション・ポータブル）と、プレイステーション2は想定を上回る売れ行きで、第2四半期の販売台数はPSPが1260万台、PS2が3800万台。通期の販売見通しもそれぞれ上方修正し、PS2は200万台上乗せして1200万台、PSPは100万台上乗せして1000万台とする。

△「モバゲー」のDeNA<2432>中間期、2倍超の増収増益
ディー・エヌ・エー（DeNA）が10月25日発表した2007年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比で157.2％増の47億3500万円になるなど、売上高・利益とも2倍以上に拡大した。売上高は120億800万円（124.8％増）、経常利益は48億1800万円（157.5％増）、純利益は23億7100万円（126.1％増）。携帯電話向けゲーム＆SNSサイト「モバゲータウン」が順調で、中間期の会員数は743万人、8月の月間ページビューは142億に。アバター販売やコンテンツ連動型広告を導入し、収益を拡大してきた。モバゲーの成長につれて「ポケットアフィリエイト」も順調に拡大し、「モバオク」も有料会員数が順調に増加。モバイル事業の売上高は約2.8倍の92億7900万円となり、全売上高の8割を占める屋台骨に成長した。モバゲーは早期に会員1000万人規模を目指す。広告宣伝を継続するほか、新サービスの投入やゲームタイトルの拡充を図る。新広告商品の開発や営業人員の強化に加え、有料コンテンツの導入など、収益源の多様化にも取り組む。カスタマーサポート体制の強化も続け、「サービスの健全な発展を推進していく」という。通期の業績予想は、売上高が255億円（79.8％増）、営業利益が90億円（99.7％増）、経常利益が90億円（94.8％増）、純利益は45億円（77.2％増）。

△12.1インチワイドの小型液晶タブレット「Cintiq 12WX」
ワコム<6727>は10月25日、液晶ペンタブレットの新製品「Cintiq 12WX」を11月16日に発売すると発表した。12.1インチワイド（1280×800ピクセル）の小型軽量モデルで、大型モデルのサブ用途や、ペンタブレットユーザーのエントリー用を想定している。オープン価格で、実売予想価格は13万9800円。「Cintiq」ブランドのプロフェッショナルグラフィックス向け液晶タブレットの新製品。21インチの「Cintiq 21UX」と同様、1024段階の筆圧感知などのIntuos3相当のペンタブレット機能を備えた。サイズは約405×270×17ミリ、重さは1.8キロと小型で薄く、軽いのが特徴。限られたスペースや外出先でも自由な姿勢で作業できるとしている。面両サイドに各5、合計10のファンクションキーを配置し、マルチディスプレイ環境の画面切り替えや、ショートカットをワンタッチで行えるようにした。開発に当たりユーザーを調査し、サイズや利用分野、作業手順・環境などを研究したという。21UXのセカンダリや、Intuos3ユーザー・グラフィックス制作のエントリー用として訴求していく。

△積水化学<4204>　全館暖房システム体験キャンペーン実施
積水化学工業は2007年10月25日、同社の全館暖房システム「ウォームファクトリー」の体験キャンペーンを11月9日から全国で展開する、と発表した。この「あったかハイムキャンペーン」は06年に続いての開催で、全国の販売拠点約500箇所で体験イベントを実施する。「ウォームファクトリー」は、床下に蓄熱放熱器を設置し、個別の部屋ごとに温める従来の床暖房とは違って、フロア全体を温める仕組み。07年からは加湿機能も追加され、「肌やのどの乾燥防止に」とアピールしている。06年下期には、同社が販売した鉄骨系ハイムのうち、採用率は58%に達し、キャンペーン後には、これを70%にまで引き上げたい考え。詳細は専用キャンペーンサイト(http://www.attaka816.com/)へ。
（J-CASTニュース）

△任天堂<7974>、さらに上方修正　「DSテレビ」は11月発売
任天堂は10月25日、2007年3月期の連結業績予想を修正し、経常利益が4600億円になる見通しだと発表した。6月に上方修正した予想からさらに500億円増え、前期比では59％増になる見通し。ニンテンドーDSとWiiの販売が好調。想定為替レートを1ドル118円から115円に見直した一方、1ユーロ155円を160円に変更した。修正後予想は、売上高は1兆5500億円（前回予想は1兆4000億円）、営業利益は4200億円（同3700億円）、純利益は2750億円（同2450億円）。期末配当予想も130円引き上げ、950円とする。年間では1090円（前期は690円）。同日発表した9月中間期の連結決算は、売上高が6948億円（前年同期比132.5％増）、経常利益が2153億円（同127.5％増）だった。ニンテンドーDSは中間期で1355万台を販売した上、「ポケットモンスター ダイヤモンド／パール」を海外でも発売し、同期中に695万本（累計1217万本）を売り上げた。ソフト販売は合計7550万本（74％増）だった。Wiiの販売台数は733万台（累計1317万台）。「マリオパーティ8」が289万本に達し、中間期のソフト販売は合計3697万本だった。
同日、ニンテンドーDS用ワンセグ受信アダプタ「DSテレビ」を11月20日に発売すると発表した。スロットに差し込めばワンセグを視聴でき、画面を見ながらメモをするなど、DSならではの機能も盛り込んだ。6800円で、販売は同社Webサイトからのみ。11月8日から予約を受け付ける。
（ITmedia News）

△東京モーターショー07　三菱<7211> Concept-CX、日本での反響は？
三菱自動車は、東京モーターショーでコンセプトカーの『Concept-CX』を発表した。現在、欧州でヒットしているミディアムクラスより少し小さいSUVのカテゴリーに三菱が送り込んだのが、このConcept-CXとなる。欧州を意識しているだけに、フランクフルトモーターショーでお披露目は行なっており、その際の反響もかなりよかったとのこと。

▼リコール　三菱<7211> プラウディア と ディグニティ 制動停止距離増
三菱自動車は25日、『プラウディア』と『ディグニティ』の制動倍力装置に不具合があるとして国土交通省にリコール（回収・無償修理）を届け出た。99年12月から01年5月までに生産された431台が対象。制動倍力装置で高温が続く使用条件を想定していなかったため、同装置内のゴム膜が劣化するものがある。そのまま使用を続けるとゴム膜に亀裂が発生し、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びる恐れがある。

△東京モーターショー07　松下<6752>、車載用ブルーレイプレーヤーを展示
松下電器は、東京モーターショーの同社ブース内において、車載用ブルーレイプレーヤーと、その映像をHDMIで結んで映し出す1280×720ドットの7型液晶ディスプレイの組み合わせを参考出品している。展示ではW-VGAとの比較展示も行われ、HD映像ならではの高解像度な映像を動画として実際に見ることができる。松下電器は、家庭用録画期でブルーレイディスクに保存できる『DIGA』を発売済みで、ここで録画したブルーレイディスクの再生も可能だ。来年度中には発売へこぎつけたいとしており、カーAVの世界でもいよいよHD化の時代が到来することになりそうだ。

△東京モーターショー07　スズキ<7269> キザシ …津田社長「世界戦略車に」
24日、スズキの津田紘社長は、「近い将来、『キザシ』、『キザシ2』をベースに新たなクルマづくりの夢を実現するべく開発を進め、世界戦略車として完成させる」と熱く語った。キザシは先月開催されたフランクフルトモーターショーで発表され、そして今回、新たなデザイン、ジャンルの異なるモデルとしてキザシ2を披露した。津田社長は、同社の商品開発の方向性について「商品としては、乗り込むたびにワクワクするような“走る喜び”、クルマを自分の思い通りに走らせる“使う楽しみ”、お客様に愛され末永くご愛用いただく“持つ幸せ”。このようなクルマづくりの哲学を込めた商品開発を行い、スズキブランドを高めることで企業の価値向上に努める」と強調した。その一つの表れが「コンセプト・キザシ」シリーズである。
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