10/23 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△ワンセグ対応世界最薄も…ソフトバンク<9984>１０機種投入
ソフトバンクモバイルは２２日、１１月以降に発売する冬商戦向け携帯電話１０機種を発表した。ワンセグ対応で世界最薄を実現した機種や、デジタルカメラ並みの撮影機能を搭載させた機種など、高級感あふれる品ぞろえとなった。「キーワードは“プレミアム”」。ソフトバンクモバイルの孫正義社長は、冬モデルのテーマをそう表現した。
シャープ<6753>製の「ＴＨＥ　ＰＲＥＭＩＵＭ　８２１ＳＨ」は、高級感あふれるステンレス素材を採用。ワンセグ対応モデルで世界最薄の約１２・９ミリを実現した。シャープは動画視聴に優れた「ＡＱＵＯＳケータイ」で、国内最大の３・２インチフルワイドＶＧＡ液晶を搭載した「９２０ＳＨ」も投入する。ＡＱＵＯＳケータイ初の国際ローミングにも対応し、海外でも特別な設定なしに通話やネット接続ができる。
また韓国サムスン電子の「ＰＨＯＴＯＳ　９２０ＳＣ」は、高機能フラッシュや顔認識オートフォーカス機能を備えたほか、ソフトバンク向け端末としては初となる有機ＥＬディスプレーを採用した。サービス面も充実させた。冬モデル向けに新たな音楽サービス「Ｓ！ミュージックコネクト」を開始する。ネット経由でパソコンにダウンロードしたり、ＣＤから取り込んだ楽曲を、端末に転送して楽しむことができる。

△ハンドル握ればエンジンかかる指認証車
ハンドルを握るだけで、自動的にエンジンがかかる－。日立製作所<6501>は２２日、指の静脈パターンで本人を認証する「ハンドル一体型指静脈認証技術」を開発したと発表した。自動車のハンドルに指静脈認証装置を付けたのは初めて。２４日開幕する東京モーターショーに出展する。運転する人の好みに合わせて、あらかじめシートやミラーの位置、空調の温度などを設定しておくと、ハンドルを握るだけで自動的に同じ設定の車内環境になる。また、指ごとにさまざまな機能を登録させることも可能で、例えば人さし指でエンジンを始動させたり、薬指でナビゲーションを起動させたりできる。本人以外の不正利用を防ぐうえ、運転中も前方から目を離すことなく、自然な操作が可能。１００本以上の複数の人間の指も登録できる。指静脈認証技術は、金融機関のＡＴＭ（現金自動預払機）などで普及しつつあるが、今回は認証装置を薄くすることに成功し、ハンドル本体への装置の組み込みを実現した。自動車メーカーとの間で実用化を目指す。

▼ＮＯＶＡ<4655>契約打ち切り　世田谷区教育委員会、授業継続を不安視
経済産業省から一部業務停止命令を受けている英会話大手、ＮＯＶＡ（大阪市）が財務体質の悪化から相次いで教室を閉鎖するなか、東京都世田谷区教育委員会（若井田正文委員長）が、同社と結んでいた外国語指導助手（ＡＬＴ）の業務委託契約を今月３１日までで打ち切ることをＮＯＶＡ側に申し入れる方針であることが２２日、わかった。同区教育委員会によると、契約は平成１９年４月に１年間の予定で締結。ＮＯＶＡは同区内の６４カ所の公立小学校に、６人の講師を派遣していた。同社が経済産業省や労働基準監督署などからたびたび指導や勧告を受けており、「今後、安定的に子供たちへの授業が行われることが不安視される」とみて契約短縮を決め、同社に説明を求めたという。同社からの返答はなく、１１月以降の代替企業についても、未定という。同社のＡＬＴ契約をめぐっては、同社と大阪府内の高槻市、堺など６市との契約について、就労実態が労働者派遣法に違反しているとして、労基署が今年３月、各市に文書や口頭で指導した経緯がある。現場の教師がＡＬＴに直接指導する権限がないのに、子供たちとのやり取りの手法などを助言したことが、業務委託で禁じられている「指揮命令にあたる」と判断された。
（産経新聞）

■不時着　小型機が観光牧場に　エンジンの出力低下で　熊本
２１日午後２時１０分ごろ、熊本県益城町の熊本空港から離陸した直後の小型機のエンジン出力が低下、高度が維持できなくなり、約３０キロ離れた同県阿蘇市の「阿蘇観光牧場」の牧草地に不時着した。搭乗していた男性機長ら３人にけがはなかった。国土交通省は２２日、大きな事故につながりかねない「重大インシデント」に当たるとして、航空・鉄道事故調査委員会の調査官を熊本空港事務所に派遣した。
同空港事務所によると、小型機は個人所有の富士重工<7270>製ＦＡ２００－１８０型機。２１日午後１時５３分に離陸、飛行計画では阿蘇上空などを約１時間半飛行し熊本空港に戻る予定だった。離陸の約２０分後、高度約１２００メートルで阿蘇大観峰付近を飛行中、単発エンジンの出力が低下し高度が維持できなくなったという。
（毎日新聞）

△自宅でオーシャン気分、泳ぐ魚もシルエットで　セガトイズ<7842>
セガトイズは2007年11月1日から、家にいながら100種類以上の海洋生物の泳ぎをシルエットで鑑賞できる「PRIVATE OCEAN」（プライベートオーシャン）を発売する。「海が好きだけれど忙しくてなかなか行けない」といった大人のための自宅で眺めるオーシャンリゾート。海中画面をスクロールすれば、さまざまな海洋生物が登場して大型高解像度モノクロ液晶画面に映し出される。海上画面では、夕焼けの様子がシルエットで再現され、波の打ち寄せる様子も波の音とともに楽しめる。タイマー設定で自動的に海中遊覧も楽しめ、時刻ボタンを押すと魚が集まってきて、魚が時刻を知らせる機能も付いている。専用ACアダプター、オーディオケーブル付き。希望小売価格は1万4,490円（税込み）。全国の有名百貨店や大手量販店などで販売する。年間販売目標は5万台。

△NEC<6701>、日産<7201>とコラボでクルマブランドPCの第１弾
日本電気（NEC）は2007年10月22日から、日産自動車とのコラボレーション・パソコン「LaVie G X-TRAIL（エクストレイル）モデル」を、インターネットで50台を限定発売する。日産の会員限定サイト「N-Link」「N-Link OWNERS」内のショッピングサイト「N-Link　Shopping Street」（http://n-link.nissan.co.jp/SHOPPINGSTREET/）で、会員から先行受付するほか、10月31日からはNECが運営するPCショッピングサイト「NEC Direct」（http://www.necdirect.jp/）に日産専用コーナーを開設して売り出す。日産車種のボディカラーや素材などを取り入れたクルマブランドPCの第1弾で、バーニングレッド色の天板表面に、擦りキズを修復するスクラッチリペア塗装を施した堅牢なボディのモバイルPC。販売価格は24万3495円（税込み）から。なお、日産の会員には「X-TRAIL」のロゴ入りマウスとオリジナルモバイルカスタムセット（携帯ストラップ、スクリーンカット、ステッカー）が付いてくる。

△A‐SEVENブランドの女性用スノーボードジャケット　デサント<8114>
デサントは、軽くてフワフワながら新しいシルエットを実現したA‐SEVENブランドの女性用スノーボードジャケット「DA7‐7234W」を2007年10月下旬に発売する。このジャケットでは、通常のシート状ではなく、粒状にした中綿を使用し、より多くの空気を含むようにさせた。その結果、スッキリとしたシルエットとダウンのような軽量感、フワフワとした見た目が可能となった。背中に人体の放つ赤外線を効率よく反射するチタンシートを挟み込み、魔法瓶のような優れた保温性も実現。ビーグリーン、オレンジ、ターコイズブルーなどの5色。税込み価格は、26,250円。

△オリックス<8591>が「牛」を担保に、農家に融資
オリックスは2007年10月22日、畜産業者の業界団体である全国肉牛事業協同組合（JCIC）と提携して「肥育牛担保融資」を開始した。「動産担保融資」という仕組みを活用し、JCICから担保管理に関する情報提供やアドバイスを受けて、農家が新たに購入する肥育牛に譲渡担保を設定し、資金を融資する。オリックスは06年11月に「トラック担保融資保証」を、38行（07年9月実績）の地域金融機関と提携して始めており、07年4月には在庫や機械設備等を担保にした動産担保融資を展開するための専門部署を設置している。「数ある動産担保の中でも、肥育素牛の購入資金ニーズが高かった」ことから、取り扱いを決めた。
（J-CASTニュース）

△欲しい検索結果を一発表示「ダイレクト・ディスプレイ」　Yahoo！ケータイに新機能
ソフトバンク<9984>モバイルとヤフー<4689>は10月22日、ソフトバンク携帯電話向けのYahoo！検索を一新し、ユーザーが求めている可能性が高い検索結果を一発表示する「ダイレクト・ディスプレイ」機能を追加した。例えば地名を入力して検索した場合は地図を、タレント名なら画像検索結果を検索結果のトップに直接表示する。余分な操作の手間を省き、モバイル検索の使い勝手を高めるのが狙いだ。ヤフーはモバイル検索で「oneSearch」コンセプトを掲げ、ユーザーの属性や検索意図などに応じた検索結果を返す技術の開発と精度の向上を図っていく。「ダイレクト・ディスプレイ」機能を第1弾として、2008年度中にはユーザーによって検索結果を変えるパーソナライズド検索を実装する計画だ。
（ITmedia News）

△東京トラックショー07…横浜ゴム<5101>、空気圧モニタリングシステムなど出展
横浜ゴムは10月28日から3日間、東京ビッグサイトで開催される「2007東京トラックショー」に出展すると発表した。今回は、同社のトラック・バス用タイヤ事業の環境グローバルコンセプト「Z. ENVIRONMENT」のテーマである「未知なる次元の総合環境性能」を訴求する。未知なる次元の総合環境性能は、「商品力」と「タイヤ管理力」を中心に、物流業界の環境性や安全性をトータルにサポートすることを目的としている。展示ブースでは、耐摩耗性と省燃費性能に加え、耐久性を大幅に高めた新ブランド「ZEN」をメインに、バン・ライトトラック用スタッドレスタイヤの新商品『PROFORCE STUDLESS SY01V』を展示する。また、こうした商品の性能と安全な運行を支えるツールとして、タイヤ空気圧をリアルタイムに監視する空気圧モニタリングシステム「HiTES」、日常点検のデータを一元管理しタイヤの最適運用を提案する「T.M.S（タイヤ・マネージメント・システム）」などを紹介する。

△ホンダ<7267> S2000 一部改良…横滑り防止装置を全車に装備
ホンダは、リアルオープンスポーツカーの『S2000』を一部改良して25日から販売すると発表した。今回の改良では、全タイプにVSA（横滑り防止装置）とサテライトスピーカーを標準装備し、安全性、快適性の向上を図るとともに、新デザインのアルミホイールを採用した。価格は386万4000円。

△ホンダ<7267> フィット 新型発表　カラーのテーマは、輝き
「カラーのテーマは、エクステリア、インテリア共に『輝き』でした」と語るのは、新型ホンダ『フィット』の開発を担当した、本田技術研究所四輪開発センターデザイン開発室の鬼塚真樹デザイナー。「全12色中、ブリリアントスカイ・メタリック、プレミアムディープバイオレット・パール、シャーベットブルー・メタリック、クールロゼ・メタリック、ディープサファイアブルー・パールの5色は新色です」「ブリリアントスカイ・メタリックは抜けるような青空をイメージした高彩度。プレミアムディープバイオレット・パールは、光輝材にガラスを採用、濁りのない美しい輝きと発色です。シャーベットブルー・メタリックは流氷のイメージ。ハイライトからシャドウに移るとパープルが載ります」「クールロゼ・メタリックは、荒めのアルミを使い、輝度や透明度が高く、大人にも乗っていただけるピンクです。ディープサファイアブルー・パールは、ハイライトのブルーからシャドウは赤みに変化し、深みのある海の青さに水面が光るイメージで、大人っぽく表現しました」
（レスポンス）

△ＵＭＣとエルピーダ<6665>、ＤＲＡＭと相変化メモリーの共同開発プログラムに基本合意

△日産自<7201>、「キューブ」の特別仕様車「１４Ｓ／１５Ｍ／１４Ｓ　ＦＯＵＲ　Ｍｕｓｉｃ　ｒｏｏｍ」を発売、台湾と南アフリカで「リヴィナ」シリーズを生産・販売開始

△新生銀行<8303>、資産運用に関する広告キャンペーンを展開

△ニチレイ<2871>フレッシュ、肉用鶏飼育・販売事業子会社の業務を開始

△東芝<6502>、磯子エンジニアリングセンター内に原子力エンジニアリング新棟を建設

△ニチモ<8839>、大阪市生野区のマンション「ルイシャトレ巽東」の第１期分譲開始

△三井住友<8316>銀行、インターネット・携帯電話による口座振替契約手続サービスを開始

△ＨＩＳ<9603>、カンタス航空で行く「２００８全豪オープンテニス」トーナメント観戦ツアーを発売

△ミロク情報サービス<9928>、情報セキュリティマネジメントシステム「ＩＳＭＳ」の認証を取得

△近畿日本ツーリスト<9726>、「ダイナミックパッケージ」＜旅せるふ＞を販売開始

△住友商事<8053>、ベトナムで商業車ディーラー事業に進出

△三菱電機<6503>、２０２１年を目標とした長期ビジョン「環境ビジョン２０２１」を策定

△Ｊストリーム<4308>、ＢｉｔＴｏｒｒｅｎｔの商用版ＤＮＡサービスで協業

△カイノス<4556>、シスメックス<6869>と化学発光酵素免疫測定試薬の共同開発で契約締結

△イー・アクセス<9427>など、高速モバイルデータ通信サービスのＭＶＮＯ向け事業開始

△カーイチ（プロミス<8574>）、ヤフー<4689>などと提携しインターネット活用の中古車流通事業を開始

△トッキ<9813>、有機ＥＬデバイス用「ＰＥ－ＣＶＤ膜封止装置」による膜封止の技術開発に成功

△ブリヂストン<5108>、超大型・大型建設車両用ラジアルタイヤの生産能力を拡大

△シチズン<7762>時計、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ機能搭載の腕時計「アイバートＭ」を発売

△ウォルマート、西友<8268>の株式公開買付けを実施

△ＮＥＣエレクトロニクス<6723>などＺｉｇＢｅｅプラットフォームの適合性認証を取得

△中外製薬<4519>、抗悪性腫瘍剤「タルセバ錠」の製造販売承認を取得

△サークルＫサンクス、ビックサイズのおにぎり・弁当など「ＭＥＧＡシリーズ」１１品を発売

△サークルＫサンクス<3337>、「飽和蒸気調理」を採用した「煮込みハンバーグ弁当」を発売

△ソフトバンク<9984>モバイル、シャア専用ケータイ「９１３ＳＨ　Ｇ　ＴＹＰＥ－ＣＨＡＲ」を発売、ＰＡＮＴＯＮＥケータイ「ＳｏｆｔＢａｎｋ　８１２ＳＨ」など拡充、「ハローキティケータイ」および「スヌーピーケータイ」を発売、モバイル向け「高速オンラインゲーム」を１２月３日から提供、楽曲をケータイで持ち運べる「Ｓ！ミュージックコネクト」を提供

△トマト銀行<8542>、イオン銀行とＡＴＭ相互利用で提携

△ＮＴＴ<9432>番号情報、「ｉタウンページモバイル」で道案内機能を提供開始

△ＮＴＴ<9432>西日本、ＩＰ電話サービスとスマートフォンを組み合わせた法人向けＦＭＣソリューションを提供

△ＮＴＴ<9432>東日本、フレッツ・シリーズに対応した「サザンクロスＰＣシリーズ」２００７年秋冬モデル１０機種を発売

△ＮＴＴ<9432>東日本、「ひかり電話ビジネスタイプ」対応機器にスマートフォン「ｈＴｃ　Ｚ」を発売

△近畿日本ツーリスト<9726>、秩父市への観光客誘致ツアー「とっとこハム太郎と秩父ミューズパークへ行こう！」を募集開始

△オウケイウェイヴ<3808>、１１月に米国子会社「ＯＫＷａｖｅ　Ｉｎｃ．」を設立

△アサヒ飲料<2598>、プレミアム緑茶「アサヒ　若武者　丹野園最高賞受賞記念　ＰＥＴ４９０ｍｌ」を発売

△ワイエムセゾン（山口フィナンシャルグループ<8418>）とクレディセゾン<8253>、提携カード「ＹＭ《セゾン》カード」を発行

△松下電工ＩＳ<4283>とＲＳＡセキュリティ、統合ログ管理ソリューションで協業

△インフォテリア<3853>・オンライン、ＳａａＳ形式のオンライン表計算「ＯｎＳｈｅｅｔ（オンシート）」をサービス開始

△大正製薬<4535>、食事代替型ダイエット食品摂取によるメタボリックシンドロームの予防・改善効果を検証

△日清食品<2897>、どんぶり型和風カップめん「日清のどん兵衛　杵つきもちうどん」を発売

△ＣＴＣ<4739>など３社、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ　Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｓｅｒｖｅｒ　２００８によるソリューション検証で協業

△持田製薬<4534>、子宮内膜症治療剤「ディナゲスト錠１ｍｇ」の製造販売承認を取得

△ホンダ<7267>、「Ｓ２０００」を一部改良した新タイプ「ＴＹＰＥ　Ｓ」を追加設定

△ホンダ<7267>、スーパースポーツバイク「ＣＢＲ６００ＲＲ・スペシャルエディション」を発売

△ホンダ<7267>、車室内ＶＯＣ指針値を全車で達成

□ＫＤＤＩ<9433>と沖縄セルラー<9436>、「ＥＺｗｅｂ＠ｍａｉｌコース」の提供を終了

△バンダイ<7832>、玩具菓子「なつかしの家電コレクション～松下電器歴史館編～」を発売

△ヤフー<4689>、モバイル版Ｙａｈｏｏ！検索「ｏｎｅＳｅａｒｃｈ」のコンセプト詳細を発表

△ネスレ日本とセブン＆アイＨＤ<3382>、ホームバリスタシステム「ネスカフェ　ドルチェグスト」を先行販売

△オートウェーブ<2666>、伊藤忠<8001>のカー用品販売子会社ＩＣＳと業務提携

△新川<6274>、Ｓｈｉｎｋａｗａ　ＮＲＳ技術搭載のＬＣＤドライバー用ＣＯＦボンダの受注開始

△インフォテリア<3853>、ＳａａＳ専業子会社「インフォテリア・オンライン」を設立

△科研製薬<4521>、肺動脈性肺高血圧症治療剤「ベラサス　ＬＡ錠６０μｇ」の承認を取得

△日立<6501>ＧＳＴ、消費電力を最大４０％低減した３．５型ハードディスク装置の出荷を開始

△三菱自<7211>、航続距離を拡大させた「ｉ　ＭｉＥＶ」の実証走行試験車を東京モーターショーで公開
（日経プレスリリース）

△８月の軸受生産受注、生産額は４．６％増の５５１億３６００万円－ベア工まとめ
日本ベアリング工業会がまとめた８月の軸受完成品の生産販売実績によると、生産額は前年同月比４・６％増の５５１億３６００万円。５カ月連続して前年同月を上回った。販売額は同５・５％増の５８６億２２００万円、受注額は同１４・０％増の５８２億２７００万円。春先時点と比べると回復基調が目立ってきている。業種別に見た受注額では、自動車工業が同６・７％増の２２９億５５００万円、一般機械は同５・０％増の８０億１７００万円。海外からの受注も引き続き工業で、同３４・１％増の２０２億７５００万円。４カ月連続して２ケタ増となり、受注の３４・８％が輸出向け。ベアリング業界でも外需依存が強まってきた。

△ジャパンエナジー（新日鉱ＨＤ<5016>）、茨城・鹿島製油所で海上出荷設備を増強
ジャパンエナジーは２２日、鹿島製油所（茨城県神栖市）で海上出荷設備を増強したと発表した。総額４５億円を投じて、１万２０００トン級の大型船舶が着桟できる桟橋を新設した。同社では石油化学製品を中心に輸出を拡大するのが狙い。新設する桟橋は既存の小型桟橋２カ所を撤去して建設した。石油化学製品と燃料油を出荷するための関連設備も増設したが、主に取り扱うのはパラキシレンとなる。同製油所は約７００億円をかけてパラキシレン工場の増設を進めており、０８年１月に営業運転を開始。これによりパラキシレンの生産能力は現在の年１７万トンから同６０万トン程度まで拡大するからだ。既存の石化製品用桟橋では５５００トン級の船舶しか利用できず、増産体制が整うと能力不足になる恐れがあった。

△ＮＴＴ<9432>東西、法人向けＩＰ電話とスマートフォン組み合わせたＦＭＣを２３日開始
ＮＴＴ東西地域会社は２２日、法人向けインターネット・プロトコル（ＩＰ）電話サービスと台湾ＨＴＣ製スマートフォン（通信機能付き携帯情報端末）を組み合わせた固定と携帯の融合サービス（ＦＭＣ）を２３日に始めると発表した。外出先でもオフィス内と同様の音声通信環境、データ通信環境を実現できる。ＮＴＴのＦＭＣサービスで、第３世代（３Ｇ）スマートフォンに対応するのは初めて。提供するのは法人向けＩＰ電話サービス「ひかり電話ビジネスタイプ」と、ＨＴＣ製端末「ｈＴｃＺ」を利用したサービス。ひかり電話対応のソフトウエアをインストールしたＨＴＣ製端末は、ひかり電話ビジネスタイプの内線電話機として使えるほか、ワード・エクセルなど文書の閲覧・編集、メールの送受信も可能。ソフト価格は２万７９０円、追加ライセンスは１万２９０円。ＮＴＴは０７年度にひかり電話で、東西あわせて３１０万回線の純増を目指している。今回はその拡販施策の一つ。

△セーレン<3569>、福井駅西口にビジネスホテルが完成－３１日オープン
セーレンは２２日、福井駅前西口に建設していたビジネスホテル「ホテル　ルートイン　福井駅前」を完成、３１日にオープンする。福井駅前の活性化を狙いに所有地に建設したもので、敷地面積６１０平方メートル、延べ床面積４５１６平方メートル。１４階建てで、客室は１６２室。５６台収容できる立体駐車場も設けた。総建設費は約９億４５００万円。同社関連子会社の福井大手町ビル（福井市、安本仰路社長）が運営し、ルートインジャパン（東京都品川区）に賃貸する。
（日刊工業新聞）

△三栄建<3228>・小池社長が説明　大勢の投資家が参加―ＩＲセミナー開催
市場新聞社主催のＩＲセミナーが２２日、東京証券会館８階ホールで開かれ、大勢の個人投資家が集まり、盛況だった。第１部の企業説明会では、名証セントレックスに昨年９月上場した三栄建築設計の小池信三社長が「“オンリーワン”の家づくりで首都圏１０００棟を目指す」と題して、急成長の秘訣などを披れきした。総合デベロッパーの同社は、企画力、設計力、デザイン力、施工管理力に強みを持ち、首都圏市場を主体に、多様化している団塊ジュニア層のニーズに合った戸建住宅を中心に提供。前８月期は大幅増収増益を達成し、配当も上場記念配を加えた年３５００円に増額。今８月期も大幅増収、２ケタ増の営業利益を見込むとともに、年間配当も４０００円を予定するなど、拡大成長を続けている。創業者の小池社長の経営手腕には定評がある。第２部の株式講演会では、株式市場新聞の和田義久編集長と、本紙金曜日に「メタボリック北島の相場指南」を連載中の北島正人新興市場部デスクが「秋の銘柄祭り」をテーマにして、この秋注目の銘柄を紹介した。講演に続いて商品券の当たる抽選会が行われ、盛況のうちに終了した。

△大手銀行株が上昇、買い戻し入る
みずほフィナンシャルグループ<8414>、三菱ＵＦＪフィナンシャルグループ<8306>など大手銀行株が後場から上昇に転じた。特に材料が出たわけではなく、みずほＦＧなどが安値を割り込まなかったことから、「買い戻しの動きが強まった」（準大手証券）。
（株式市場新聞）

△いであ<9768>　第３四半期業績は大幅増収黒字転換
いであは２２日引け後に今第３四半期連結業績を発表した。連結売上高は１３１億６１００万円（前年同期比２９．６％増）、経常利益５億６１００万円（前年同期は７２００万円の損失）、純利益１億５５００万円（同２億９９００万円の損失）と大幅増収黒字転換となった。１２月期連結業績予想の売上高は１６５億７４００万円（前期比２９．６％増）、経常利益５億１２００万円（前期は６億９４００万円の損失）、純利益１億７３００万円（同１１億３３００万円の損失）と大幅増収増益を見込む。

△フォーカスシステムズ<4662>　中間業績予想の上方修正を発表
フォーカスシステムズは１０月２２日に中間期業績予想の上方修正を発表した。連結売上高予想は、前回予想を６億８５００万円上回る５８億３５００万円（前年同期比１６．９％増）、経常利益は前回予想を１０００万円上回る１億３０００万円（前年同期は２億２００万円の損失）、純利益も１０００万円上回る１億７０００万円（同２億１０００万円の損失）と２ケタ増収、大幅増益となり黒字転換となる見込み。システムインテグレーション事業が対前年同期比で１９．５％の増収、ＩＴサービス事業は１４．９％の増収と堅調であったことが上方修正の主な要因。通期業績については、下期に採用活動の推進により人員増を見込んでいることから、前回の発表通りとしている。
（証券日刊新聞）

▼日立メディコ<6910> 下方修正
日立メディコは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。国内外のMRイメージング装置、国内のX 線装置及び国内向け他社製品の販売が計画値を下回り。下方修正となった。売上高492億円（前予想590億円）、経常利益1億円（同3億円）、当期純利益6億円赤字（同1億円）。

▼新日本無線<6911> 下方修正
新日本無線は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。急激な円高で利益低下の要因となり、下方修正となった。売上高301億円（前予想300億円）、経常利益7.8億円（同13億円）、当期純利益3.4億円（同6.5億円）。

△保土谷<4112> 上方修正
保土谷は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。高収益事業への転換が進んだこと、および経費発生の一部が下期へずれ込んだこと、加えて持分法投資利益が好転したこと等により、上方修正となった。売上高171億円（前予想182億円）、経常利益13.5億円（同10億円）、当期純利益8億円（同5億円）。

△日本曹達<4041> 上方修正
日本曹達は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。予定していた経費の発生が下期にずれ込んだこと等により、上方修正となった。売上高725億円（前予想720億円）、経常利益35億円（同26億円）、当期純利益11億円（同5億円）。

▼シャープ<6753> 中間業績見込み 予想下回る
シャープは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。法人税法改正に伴う減価償却費の増加や、ポーランド等での液晶カラーテレビ海外生産拠点の立ち上げ費用増、また、原材料の不足と材料価格高騰による太陽電池の収益悪化等により、減益となった。売上高1兆6400億円（前年同期比11.9％増）、経常利益720億円（11.5％減）、当期純利益430億円（同7.6％減）。なお、市場予想は、クイックでは売上高1兆7000億円、経常利益875億円、当期純利益525億円。

△日立物流<9086> 上方修正
日立物流は、2008年3月通期連結予想を発表した。システム物流事業の作業生産性向上や新規受託案件の円滑な立上げ、大口作業案件の効率的な作業運営等により、上方修正となった。売上高3330億円（前予想3300億円）、経常利益135億円（同132億円）、当期純利益74億円（同73億円）。

△協同飼料<2052> 上方修正
協同飼料は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。飼料事業部門において販売量の増加、付加価値製品の拡販及び水産飼料の販売が好調で上方修正となった。なお、通期業績は据え置きとしている。売上高625億円（前予想601億円）、経常利益14億円（同10億円）、当期純利益6億円（同4億円）。

△日本サーボ<6585> 上方修正
日本サーボは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。海外事業所を中心に大幅な原価改善が進み、4.8億円の貸し倒れ引当気戻し入れ益が発生し、上方修正となった。売上高174億円（前予想150億円）、経常利益3.9億円（同2.5億円赤字）、当期純利益3.5億円（同1.5億円赤字）。

△日本電産サンキョー<7757> 上方修正
日本電産サンキョーは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。ステッピングモータ、光ピックアップユニット、ホームアプライアンスユニット等が好調に推移し、電子部品関連の収益改善が進み、上方修正となった。売上高525億円（前予想500億円）、経常利益41.8億円（同30億円）、当期純利益32億円（同25億円）。

▼ＥＭシステムズ<4820> 下方修正
ＥＭシステムズは、2008年3月通期連結予想を発表した。販売管理費の増加で、下方修正となったとしている。売上高128億円（前予想138億円）、経常利益19.8億円（同20.49億円）、当期純利益10.9億円（同11.18億円）。

▼ベスト電器<8175> 下方修正
ベスト電器は、2008年2月通期連結予想を発表した。主として上半期の業績悪化の影響により下方修正となった。売上高4150億円、経常利益20億円（前予想40億円）、当期純利益12億円（同20億円）。

△富士通フロンテック<6945> 上方修正 増配
富士通フロンテックは、2008年3月通期連結予想を発表した。国内外の金融システム及びソフト・サービスの売上高が年初の予想以上に好調に推移、コストダウンによる原価改善の効果などにより、上方修正修正・増配となった。売上高1070億円（前予想1080億円）、経常利益38億円（同33億円）、当期純利益23億円（同18億円）、期末配当7円（同6円）、年間配当14円（同12円）。

△日本農産工<2051> 上方修正
日本農産工は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。養鶏農場子会社のコスト高と鶏卵相場の安値推移にともなう業績低迷などにより経常利益は予想を下回ったが、投資有価証券の特別利益計上で、上方修正となった。売上高684億円（前予想690億円）、経常利益18.3億円（同20億円）、当期純利益16.4億円（同12億円）。

△図研<6947> 上方修正
図研は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。自社製パッケージソフトの売上増加により、上方修正となった。売上高101億円（前予想96億円）、経常利益14.3億円（同10億円）、当期純利益8.8億円（同6億円）。

▼タキロン<4215> 下方修正
タキロンは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。改正建築基準法施行による住宅着工戸数の減少により、住宅資材及び採光材が低迷し、メディカル事業の新製品の発売や、半導体製造装置分野の在庫と調整の影響で、下方修正となった。売上高325億円（前予想350億円）、経常利益6.5億円（同12億円）、当期純利益3億円（同5億円）。

▼モスフード<8153> 下方修正
モスフードは、2008年3月通期連結予想を発表した。原材料費の高騰、運賃コストの上昇、スタンプカードの回収率が当初見込みを上回ったことによるキャンペーン費用の増加、投資損失引当金の3億円積み増しにより、下方修正となった。売上高6200億円（前予想650億円）、経常利益18億円（同27億円）、当期純利益3億円（同10億円）。

△日本電産コパル<7756> 上方修正
日本電産コパルは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。カメラ用シャッターや金属外装が過去最高の売上高となり、携帯電話用も好調に推移し、原価低減や経費の削減等の損益改善活動が奏功し、上方修正となった。売上高430億円（前予想400億円）、経常利益36億円（同29億円）、当期純利益26億円（同17億円）、一株利益41.36円（同27.04円）。

△富士通<6702> 上方修正
富士通は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。サービスビジネスやパソコン・携帯電話が伸長したほか、サーバ関連などの所要前進、費用の効率化に努めたことなどにより、上方修正となった。売上高2兆5130億円（前予想2兆4500億円）、経常利益320億円（同100億円）、当期純利益100億円赤字（同200億円赤字）。

△フォーカスシステム<4662> 上方修正
フォーカスシステムは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。システムインテグレーションやＩＴ事業が好調に推移し、上方修正となった。売上高58億円（前予想51億円）、経常利益1.3億円(同1.2億円）、当期純利益1.7億円（同1.6億円）。
（證券新報）