10/12 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△東邦テナックス　ドイツで炭素繊維増産へ
帝人<3401>グループの東邦テナックスは１１日、ハイテク素材の炭素繊維を生産するドイツ子会社の製造ラインを増設すると発表した。欧州でエアバスなど航空機向けの用途が拡大しているためで、５１００万ユーロ（約８５億円）を投資する。稼働は０９年８月で、東邦テナックス全体では年産１万３５００トン体制となる。

△ロシア 棒高跳び女王、日本企業ＣＭキャラクターに起用
陸上女子棒高跳びで世界選手権３連覇中のエレーナ・イシンバエワ（２５）＝ロシア＝が東芝<6502>グループの広告キャラクターに起用され、１０日、当地でお披露目の発表会が開かれた。世界記録を２０回更新するなど５メートル０１の世界記録を持ち、フィールドに君臨する「女王」も、専門外の慣れないスピーチに時折言葉を詰まらせ、競技の助走の際のように会場の拍手に励まされた。イシンバエワはすでにスポーツ用品のアディダスとＣＭ契約をしているが、日本企業の宣伝は初めて。はにかみながら、「いつも私はより高く跳びたいと思っています。高い技術を目指す東芝と同じです」と企業宣伝に努めた。関係者によると、スピーチ前は極度に緊張していたという。それでも、「次の目標は」との問いに「『世界記録』が私の名刺。来年の北京五輪でもいい結果を出したい」と堂々と答えた。イシンバエワの競技映像を使った家電品ＣＭは当面はロシアだけで放送され、今後、日本を含めた各国に広められる予定。
（毎日新聞）

△ランクル、天ぷら油精製燃料でダカールＶ４目指す
トヨタ自動車<7203>の「ランドクルーザー」が来年１月、天ぷら油を精製したバイオ燃料を使って、アフリカの砂漠を舞台にした「ダカールラリー２００８」に挑戦することになった。ランクルの生産を担当するトヨタグループのトヨタ車体が１１日、発表した。車の性能と、環境への配慮の両立をアピールする狙いがある。トヨタ車体は、前回のダカールラリーに３台のランクルで参戦し、販売店で買えるモデルで走る市販車無改造部門で３連覇している。このうち菜種油から精製したバイオ燃料を使った１台は４位入賞した。今回は２台で参戦を予定している。社員食堂などから回収した天ぷら油を精製し、軽油と混ぜたバイオ燃料で、史上初となる同部門４連覇を目指す。
（読売新聞）

△「ワンダ 圧力仕立て　ブラック缶185g」　アサヒ飲料<2598>
アサヒ飲料は2007年10月30日より、ブラック缶コーヒー「ワンダ　圧力仕立て　ブラック缶185g」を全国で発売する。コーヒーは圧力で旨くなる」をコンセプトに展開中の「ワンダ　圧力仕立てシリーズ」から新たな商品として発売するもの。しっかり焙煎した深煎りのコーヒー豆を細引きにして使用。高速高圧抽出機と坑酸化抽出製法により実現した強いコーヒーの味わいと芳醇な香りが特長となっている。パッケージは「圧力仕立て」シリーズからの新商品であることを表現するため、シリーズ共通の「噴出する蒸気とともに抽出されるコーヒー」のイラストをあしらった。価格は税込み120円。

△極小サイズの「フェラーリ」ラジコン
バンダイナムコ<7832>グループのシー・シー・ピーは極小サイズのラジコンシリーズ「REALDRIVE nano」の第一弾商品としてフェラーリ4車種を10月下旬から順次発売する。
発売するのは「テスタロッサ」「F430」「512BB」「エンツォ　フェラーリ」の4車種。実車の1/58スケールで全長75mmの極小サイズでありながら前進・後進はもちろんのこと右折・左折・ストップといったフルアクションに対応した本格派。さらに走行時のヘッドライト点灯機能やターボ機能を搭載するなど細部にもこだわったという。専用コントローラーにはタバコサイズの小型コントローラーを採用した。希望小売価格は2,604円（税込み）。

△ギネス認定！　世界最小二足歩行ロボット「Omnibot17μ i-SOBOT」　タカラトミー<7867>
タカラトミーは世界最小の二足歩行人型ロボット「Ominibot17μ i-SOBOT」(オムニボットワンセブンミュー　アイソボット)を2007年10月25日から発売する予定だ。超小型モーターの独自開発によって高さ16.5cmという小型サイズを実現。2007年6月には「世界で最も小さな量産されている人型ロボット」としてギネスに認定された。本体にはモーターを17個組み込んだほか、ジャイロセンサーも搭載。バランス感覚に優れ、多彩なアクションを行うことが可能だという。専用コントローラーで操縦する「リモートコントロールモード」のほか、声でロボットに命令できる「ボイスコントロールモード」など計4モードが搭載される。また、スピーカーも本体に内蔵。プリインストールされる180種類の言葉と90種類の効果音、5曲の音楽を再生することができる。メーカー希望小売価格は31,290円（税込み）。

△「前向きな意欲」を測定、ジュニア向けのネット検定
バンダイネットワークス<3725>と東京書籍は、バンダイネットワークスのジュニア向け情報共有サイト「サークルリンク」内で、「未来に向かう前向きな意欲指数」を測定できる「WQ検定」を、2007年10月10日から開始した。検定は「さんすう」「ペット」など好きなジャンルを選択し、出題されるクイズ10問を制限時間内に答える。何度でもチャレンジして繰り返し勉強することができるため、得意ジャンルをより深く学んだり、苦手なジャンルへ挑戦して勉強することができる。問題は東京書籍が監修。クイズ正解率、継続性など成績をグラフやレーダーチャート、スタンプ帳などで確認することがでる。検定は制限時間内に30問の問題に答え、成績に応じて認定証が発行される。検定料金は1575円（税込）。
（J-CASTニュース）

■クラリオン<6796>、シンガポール子会社を解散へ
クラリオンは、シンガポールの100％子会社を2008年3月末で解散すると発表した。解散するのはクラリオン・アジアで、中国、韓国、台湾以外のアジア・アフリカ地域での市販製品販売の中核拠点だった。しかし、販売機能の再編の一環で、クラリオンの持分法適用会社で開発・製造・販売機能を持つクラリオン・マレーシアに販売機能を移管し、域内でのクラリオン製品の販売はクラリオン・マレーシアが行うため、シンガポール子会社は解散する。クラリオンでは、販売体制の変更で、域内での市販市場で一層の経営効率化を図るとしている。

△フェニックス電機<6927>、ブライトライトと業務提携、米国子会社の売却も検討
フェニックス電機は、米国市場での販売に関してブライライトと業務提携することで合意したと発表した。正式契約は11月に締結する予定。フェニックスは、同社製品を米国市場で拡販するとともに、収益の改善を図るため、電球類や照明器具などの輸出入を手掛けるブライトライトと提携する。この業務提携に伴って、フェニックスは米国の連結子会社PEC LAMP USA社をブライトライトに売却する方向で協議する。PEC LAMP USA社は、ハロゲンランプ、メタルハライドランプを販売している。

△CEATEC07　アルプス電気<6770>の次世代型インターフェィス
『CEATEC JAPAN 2007』（2－6日、幕張メッセ）ではインターフェイスに関するさまざまな出展もあり、アルプス電気では、カーナビなどに利用する車載用インターフェースの研究開発中のモデルを2点参考出展していた。ひとつが、『ビークルマウス』。“パソコン操作の快適さをクルマへ”というコンセプトで開発された車載用のマウスタイプの触覚インターフェースだ。コンソールボックスに設置する形になる。操作する際は、マウス部分を握ってモニター上のカーソルを動かす形で、マウス部分は前後左右などある程度は動くが、もちろん落ちてしまわないようになっている（マウス部分はあくまでも握りに近い）。使った感触としては、フォースフィードバック機能のせいかもしれないが、まだまだマウスのように繊細にはいかず、ガコガコと動いてしまう。もっとマウスのように滑らかに動かせるようにしないと使いにくいのが正直なところだ。もうひとつは、世界初というタッチ式集中入力装置の『ブラインド・インプット・パネル』。横4列×縦3行の計12個のキーが配されたテンキー型のインターフェースだ。見ずに指先だけで操作できるようにするのがその狙いである。前方と後方のキーを押すと、音量の上げ下げ、チャンネルの選択といったことができ、左右のキーを押せば、メニューを変えられるといった仕組みだ。こちらも慣れないせいもあるとは思うが、まだまだ使い勝手がいいとはいえない。『ビークルマウス』もそうだったが、モニターに表示する操作画面もこれらのシステムに合わせて工夫する必要があり、まだまだブラッシュアップが必要なようだ。
（レスポンス）

△ガイアックス<3775>、企業向けにインターンＳＮＳ「フレッシャーズ　ｆｏｒ　インターン」を提供

△エディオン<2730>、関東での出店強化・支援などで新会社「東京エディオン」を設立

△エスエス製薬<4537>、体がだるい時の栄養補給に効果の「エスタックサーモ滋養液」を発売

△近畿日本ツーリスト<9726>、米クルーズ販売専門会社から事業譲受け

▼日立<6501>、２６Ｖ型ハイビジョン液晶テレビの不具合で無償点検・処置を実施

△ＮＥＣ<6701>、米ＧＣＩ社から光海底ケーブルシステムを受注

△帝人<3401>ファイバー、「テイジン　テトロン　ミシン糸」の生産体制を強化

△アッカ<3764>・ワイヤレス、２．５ＧＨｚ広帯域移動無線アクセスシステム（ＢＷＡ）事業免許を申請

△シャープ<6753>、大型漢字液晶搭載のデジタルコードレス電話機２機種を発売

△ヤマハ<7951>、ハイグレードＨｉＦｉプリメインアンプとオーディオＣＤ／ＣＤプレーヤーを発売

△セコム<9735>と三井住友<8316>銀行、安全・安心関連サービスの提供で業務提携

△ダイキン<6367>、使いやすさに配慮した「ダイキン　エコキュート」を発売

△ファミリーマート<8028>、「三越<2779>のお歳暮」と「酒歳暮ギフト」の受付を開始

△クレディセゾン<8253>など、商業施設「ララガーデン春日部」顧客向けクレジットカードを発行

△新生銀行<8303>、米国財務アドバイザリー企業Ｄ＆Ｐに出資し顧客紹介契約を締結

△ＮＥＣモバイリング<9430>、ケータイソリューションサービス「ＭＶＰｒｏ」を拡販開始

△ユニクロ<9983>、世界５ヵ国から秋冬コーディネート情報発信の「ＵＮＩＱＬＯ　ＪＵＭＰ」を開設

△インフォコム<4348>とコグノス、ＢＩコンテンツ検索分野で協業を強化

△ゼンリン<9474>データコムとサイバード<4823>、３キャリア向け地図情報提供サービスで「紅葉特集」を提供

△ワコール<3591>、最高級ブランド「Ｔｒｅｆｌｅ」から３０周年記念ナイトドレスを限定発売

△オープンワイヤレスネットワーク（ソフトバンク<9984>・イー・アクセス<9427>）２．５ＧＨｚ広帯域移動無線アクセスシステムで事業免許申請

△ニプロ<8086>、ダブルバッグ製剤「セフトリアキソン」をチュンウェ製薬を通じ韓国で販売

△資生堂<4911>、「マキアージュ」からクリアな光沢と輝きの冬新製品５品目を発売

△ウェザーニューズ<4825>、インターネット向け「紅葉ｃｈ．」で「紅葉リポート」を開始
（日経プレスリリース）

△ゲオ<2681>、アークコア<3384>と資本参加で基本合意－リサイクル事業拡大狙う
ゲオは１１日、アークコアと同社への資本参加で基本合意したと発表した。アークコアの第三者割当増資７０００株を２９日に引き受け、出資比率を現在のゼロから３５・５％とする。アークコアは中古バイクの買い取り・販売が主力で、ゲオは資本業務提携によりリサイクル事業の拡大と相乗効果を狙う。

△米コーニング、ラベルフリー創薬スクリーニング装置で日本の医薬品市場に参入
米コーニング（ニューヨーク州）は１１日、ラベルフリー創薬スクリーニング装置「エピックシステム」で日本の医薬品市場に本格参入すると発表した。
第一号として第一三共<4568>の葛西研究開発センターの創薬研究に納入する。同システムは蛍光や放射性同位体のラベルを不要にしたことで、ラベルによる誤反応の減少、時間短縮を実現する。価格はプレートが３万６０００円、装置は６０００万円。同システムは、バイオセンサーと一体となった３８４穴マイクロプレートと、８時間で約１００枚のスクリーニング可能なハイスループットスクリーニング（ＨＴＳ）準拠マイクロプレートリーダーで構成される。光バイオセンサー技術を用いて生体分子間の相互作用を直接測定する。生化学アッセイとセルベースアッセイ両方の適応が可能で、ハイスループットアッセイでは検出できなかった生物学的相互作用の検出もできる。

□東北電力<9506>、女川原発２号機の定期検査を４日間前倒しで開始
東北電力は１１日、女川原子力発電所２号機（宮城県女川町・石巻市、出力８２万５０００キロワット）を停止し、定期検査に入ったと発表した。同機は当初、１５日から定期検査に入る予定だったが、気体廃棄物処理系の異常により４日間前倒しで検査に入った。気体廃棄物処理系の異常は、復水器から流れる気体の量が９月中旬から増加傾向となり、現在までに通常の約２・５倍に達したというもの。このため原子炉を停止し、定期検査と併せて異常の原因を調査することとした。発電再開は１月下旬を予定。定期検査は２月下旬に終了する見込み。

△豊田自動織機<6201>、フォークリフト販売店の向けの研修施設を報道公開
豊田自動織機は１１日、フォークリフト販売店向けの研修施設「ＴＭＨＧトレーニングセンター」（愛知県半田市）を報道陣に公開した。国内外の販売店の営業担当者やメンテナンスなどサービス担当者を教育する施設。２０１２年をめどにフォークリフトで世界シェア３３％（現在は２５％）を目指しており、この一環として人材育成を強化する。センターではフォークリフトの実機を使ってロールプレーイング方式で実習したり、修理技術などを習得する。８月末に研修を開始した。延べ床面積は、研修棟と実習棟の合計で９４００平方メートル。建設費は１８億円。実習場や教室のほか５０室の宿泊室を設け、海外からの研修生も受けれやすくした。年間で２０００人程度の研修生を受け入れる計画。

△ダイキン工業<6367>、自然冷媒ヒートポンプ給湯機４機種を１２月１日に発売
ダイキン工業は１１日、施工しやすさ、使いやすさに配慮した自然冷媒ヒートポンプ給湯機「ダイキンエコキュート」４機種を１２月１日に発売すると発表した。圧縮機の消費電力を４％低減、貯湯ユニットの保温特性を高めたほか、リモコンを見やすいデザインに一新した。貯湯タンク容量は３７０リットルと４６０リットルで、それぞれ一般と寒冷地向けの２タイプを用意。価格は７６万１２５０円から。４機種で年間８万台の販売を目指す。貯湯ユニットはタンク形状に合わせた発泡素材の新断熱材ですき間なく覆い、放熱ロスを１５％低減した。搬入しやすいように梱包状態で約１５％軽量化したほか、施工時も前板を外さずに水配管や電機配線を接続できるようにした。
（日刊工業新聞）

△佐世保重<7007>が高値追い
佐世保重工業が４日続伸。連日の年初来高値更新に買われた。第１四半期の連結経常利益が２２億円と中間期の計画２５億円に肉薄しており、１１月１４日の中間決算に向けて、増額修正期待が高まっている。
（株式市場新聞）

△三栄建築設計<3228>　０７年８月期業績を発表
三栄建築設計は１１日引け後、０７年８月期業績を発表した。売上高２０４億円（前々期比３３．１％増）、経常利益１８億６４００万円（同２４．６％増）、純利益１０億９００万円（同２６．０％増）、１株当り純利益４万２８２９円７７銭と大幅増収増益となった。また、好決算だったこともあり、当初３０００円の配当予定だったが、３５００円とすると発表した。１都３県を営業エリアとする戸建住宅建築に特化した企業で、限られた条件内で最高の住宅を作ることに専念している。したがって、１戸として同じものがない、すべての家がオリジナルなものである。営業拠点は、本社、市川、浦和、横浜の４拠点であるが、近々多摩営業所を開設する予定。３年以内には１０００戸を目指す。０８年８月期業績予想は、売上高２７２億３６００万円（前期比３３．５％増）、経常利益１９億９１００万円（同６．９％増）、純利益１０億７５００万円（同６．６％増）、１株当り利益４万５４８５円３０銭を見込んでいる。１１日の株価は３０万円であるが、今期予想で弾くＰＥＲは６．６倍でまだまだ割安といえる。

△鈴茂器工<6405>　『ＪＡＰＡＮ　ＰＡＣＫ　２００７』に出展
寿司ロボットのパイオニアである鈴茂器工は、１０月１６日（火）～２０日（土）まで東京ビッグサイトにて開催される『ＪＡＰＡＮ　ＰＡＣＫ　２００７（日本国際包装機械展）』に出展する。会場内スズモブースには、寿司ロボットをはじめ、のり巻きロボット、シャリ弁ロボ（ご飯計量盛り付け機）、お櫃型ロボット、おむすび成形機など、主力製品がずらりと勢揃いする予定。なかでも、一昨年の１０月に投入した超小型包装寿司ロボットは、包装寿司の革命との呼び声が高く、注目を集めそうだ。独自の握り成形機構（特許）で、握りから包装までを自動化したもので、鮮度保持能力のある特殊フィルムを使用したイージーオープン方式を採用。職人顔負けの握り技で、毎時最大２０００個の包装寿司をつくることができる。同社の業績動向は、０８年３月期第１四半期（４－６月）で売上高１３億４６００万円（前年同期比１８．４％増）、経常利益８６００万円（同１７．２倍）、純利益５１００万円（同２５．５倍）と順調に推移。外食産業の好調を受けて、寿司・おむすび製造ロボットの販売が回転寿司チェーン店向けを中心に伸びている。また、惣菜市場は年々拡大傾向にあり、弁当やおにぎり、寿司などの米飯類が過半を占めていることからも、まだまだ潜在需要の開拓余地は大きい。たとえば、古くから節分の日には恵方巻きを食する習慣があるが、ここ１～２年、スーパーやコンビニの店頭で売り切れが続出するほどの人気となっていることなども、同社にとってまさに追い風といえよう。国内にとどまらず、世界的な日本食ブームを反映してアジア、北米、ヨーロッパなど海外からの引き合いも活発化しており、販売体制を強化している。

△ヤマハ<7951>は短期・中期とも上昇トレンド形成
ヤマハは後場も続伸。５０円高の２７２０円まで買われている。８月１０日につけた年初来安値２３００円から反発、続伸してきた。長期でも、２０００年の６００円ラインを底に、続伸している。中期的には、国内の中高年層・富裕層や、海外では新興国を中心として、楽器需要は堅調に推移すると見られている。が、現在の株価でＰＥＲは１５倍台と割安水準。ＰＢＲは１．６倍台。信用残はかなりの売り長なので、まだ続伸すれば、買戻しが入ってさらに株価が上がる･･･と期待できる。まずは前の高値２８００～２９００円ライン奪回が目標となろう。

▼アコム<8572>は一時ストップ安→後場ちょっと戻すが、中期ではまだまだ･･･
アコムは反落。後場に入って少し戻しているが、前場は一時、４００円安のストップ安ライン２４４０円まで売られた。東証１部値下がり率上位となっている。
同ランキングには、クレディア<8567>、ポケットカード<8519>、アイフル<8515>、プロミス<8574>など、消費者金融関連株が入っている。外資系証券のレポートや、「国や自治体が税滞納者の取引履歴を開示請求」との報道が、売り材料となっているもようだ。目先のリバウンドはともかく、中期的には、まだまだ調整局面が続きそうだ。
（証券日刊新聞）

△ノエル<8947> 今期増益予想
ノエルは、2008年8月通期連結予想を発表した。売上高983億円（前年同期比22.1％増）、経常利益37.5億円（同22.3％増）、当期純利益19.8億円（同20.7％増）、一株利益2万8897円。

▼ダイエー<8263> 下方修正
ダイエーは、2008年2月通期連結予想を発表した。ＯＭＣ下方修正の影響で同社も下方修正となった。営業収益1兆2000億円（前予想1兆2200億円）、経常利益70億円（同220億円）、当期純利益480億円（同540億円）。

▼イズミ<8273> 通期予想下方修正 市場予想下回る
イズミは、2008年2月通期連結予想を発表した。営業収益4715億円（前予想4661億円）、経常利益244億円（同262億円）、当期純利益127億円（同136億円）、一株利益122.26円（同131.01円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益134億円。

△吉野家<9861> 通期業績予想据え置き 市場予想上回る
吉野家は、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高1630億円、経常利益90億円、当期純利益35億円、一株利益5547円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益34.5億円。

△東急リバブル<8879> 上方修正
東急リバブルは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。不動産販売業の利益率向上と営業費用の効率的使用により予想を大幅に上回ったとしている。売上高307億円（前予想315億円）、経常利益42.5億円（同32.5億円）、当期純利益25.5億円（同18.5億円）。

▼リソー教育<4714> 下方修正 減配
リソー教育は、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高160億円（前予想170億円）、経常利益22億円（同30億円）、当期純利益10.26億円（同14.7億円）、期末配当30円（同45円）、年間配当140円（同170円）。

△京セラ<6971> 三洋電機<6764>の携帯電話事業買収で合意
京セラは、三洋電機の携帯電話事業の譲受に関して基本合意したと正式に発表した。携帯電話事業・ＰＨＳ端末事業・基地局・無線津新システム事業について、今後は京セラが優先交渉権を得て交渉を行っていくとしている。

△アセットマネージャーズ<2337> 通期経常利益増益
アセットマネージャーズは、2008年2月通期連結予想を発表した。連結しているファンドが保有する不動産の売却で経常利益が上方修正となった。当期純利益は少数株主利益として流出するために変更は無しとしている。売上高730億円（前予想570億円）、経常利益210億円（同177億円）、当期純利益95億円（変えず）。

▼Ｔ＆ＤＨＤ<8795> 中間期の有価証券評価損計上
Ｔ＆ＤＨＤは、9月中間期の有価証券評価損は162億円と発表した。業績予想は現時点では変更無しとしている。

△ＵＳＪ<2142> 上方修正
ＵＳＪは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。シンキアトラクションや、夏季限定イベントが奏功し、上方修正となった。売上高371億円（前予想371億円）、経常利益45億円（同36億円）、当期純利益45億円（同34億円）、一株利益2087円（同1586円）。

▼ＳＢＩフューチャーズ<8735> 赤字拡大 下方修正
ＳＢＩフューチャーズは、9月中間非連結予想を発表した。営業収益4.71億円（前予想5.41億円）、経常利益1.12億円赤字（同1.29億円赤字）、当期純利益1.13億円赤字（同0.78億円赤字）。

▼ＯＭＣ<8258> 株主優待休止
ＯＭＣカードは、業績を踏まえて今期より株主優待を休止すると発表した。

▼OMCカード<8258> 赤字に下方修正 無配
ＯＭＣカードは、2008年3月通期連結予想を発表した。新基準に適合できない顧客の債権に対する引当金の計上や、過払い変換請求金似たいする費用を追加で計上し下方修正となった。営業収益1524億円（前予想1540億円）、経常利益68億円（同220億円）、当期純利益239億円赤字（同130億円）、年間配当無配（同20円）。

▼アデランスＨＤ<8170> 下方修正
アデランスHDは、2008年2月通期連結予想を発表した。持ち株会社化や、コア事業が引き続き厳しい事業環境で推移する事で下方修正となった。売上高768億円（前予想778億円）、経常利益44億円（同77億円）、当期純利益12億円（同36億円）。

■７＆ＩＨＤ<3382> 下方修正 市場予想下回る
７＆ＩＨＤは2008年2月通期連結予想を発表した。会計基準の変更により、商品券の引当計上で当期純利益が1450億円（前予想1500億円）となる。クイックコンセンサスは同1517億円。

△ＡＢＣマート<2670> 中間連結決算 通期若干上方修正
ＡＢＣマートは、2007年 ８月中間連結決算を発表した。売上高433億円（前年同期比18.3％増）、経常利益97億円（同13.6％増）、当期純利益54億円（同18.4%増）。08年2月予想は、売上高892億円（前予想885億円）、経常利益188億円（同189億円）、当期純利益102億円（同101億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益101億円。

▼ファーストリテイリング<9983> 今期予想 市場予想下回る
ファーストリテイリングは、2008年8月通期連結予想を発表した。売上高5700億円（前年同期比8.5％増）、経常利益728億円（同12.8％増）、当期純利益388億円（同22.1％増）、一株利益380.95円、年間配当130円。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益413億円、配当142円。

▼ファーストリテイリング<9983> 10円減配
ファーストリテイリングは、08年8月期末配当を70円から60円に減配すると発表した。年間配当は130円。
（證券新報）