10/8 『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△「北京原人を孤島で育てる」　セガ（セガサミーＨＤ<6460>）がゲームソフト発売へ
セガは、家庭用ゲーム機「PS2」用ソフト「シーマン2 ～北京原人育成キット～」を2007年10月18日に発売する。このゲームは身長20cmの北京原人を四方海に囲まれた孤島で育成するもので、北京原人の飼い主になったプレイヤーが、専用マイク･コントローラを使って原人と話をするなどの世話をする。価格は税込みでソフト単品が7,140円。コントローラー同梱版が同9,240円。

△デカ文字ボタンのコードレスファクシミリ「fappy」　シャープ<6753>
シャープは2007年10月26日、業界最小クラスのコンパクト設計で使いやすさも追求したファクシミリ機「デジタルコードレスファクシミリ」（愛称　fappy＜ファッピィ＞）を発売する。コンパクトファクシミリシリーズの第3弾として売り出すもので、コンパクト設計でありながらも、親機、子機のダイヤルボタンやワンタッチダイヤルに「デカ文字ボタン」を採用し使いやすい設計となっている。片手でスルッと引き出せる好評の「しまえるトレイ」やかけてきた相手の名前を音声で知らせる「誰からコール」、迷惑電話のお断りや通話内容を遡って録音できる「戻って録音」など多彩な機能を装備している。 （子機1台タイプ）、（子機2台タイプ）の2種類をラインナップ。価格はオープン価格。

△水洗いできる介護ベッド用マットレス発売へ　松下電工<6991>
松下電工は、水洗いできる介護ベッド用マットレス「ナショナル　快眠マットレス　ラクマットエアー」2タイプを開発し、2007年10月15日から順次発売する。体圧分散性が高い「3次元スプリング構造」を採用し、通気性にも優れ、寝心地が良いという。また、カバーとクッションはすべて制菌仕様で、より清潔・快適な寝具環境になったという。最初は、薄型仕様の「スリムタイプ」を、11月15日からは、両面の使い分けができる「リバーシブルタイプ」を、それぞれレギュラー、ショートの2品種発売する予定。両タイプの税込み希望小売価格は、それぞれ53,550円、81,900円。

△業界初のFM多重VICSチューナー内蔵。ポータブルカーナビ「ゴリラ」　三洋電機<6764>
三洋電機はメモリーポータブルナビゲーション「ゴリラ NV-SD580DT」と「ミニゴリラ NV-SB260DT」を2007年10月15日より発売する。「ゴリラ」「ミニゴリラ」ともにワンセグ録画機能、FMトランスミッターを搭載し、使用シーンを広げた。さらに、「ゴリラ」は5.8V型液晶を搭載しながらもコンパクトなサイズを実現、また、メモリーポータブルナビゲーションとしては初めてFM多重VICS（交通情報）チューナーを内蔵する。価格は「ゴリラ」が11万7,600円（税込み）、「ミニゴリラ」が10万3,950円（同）。

△世界最小・最軽量　両面ADFポータブルスキャナ発売　PFU
富士通<6702>のグループ会社、PFUは2007年10月6日、コンパクト両面カラースキャナ「Scan Snap」のエントリーモデル「S300」を発売する。「S300」は両面読み取り可能な自動給紙スキャナでは世界最小のコンパクトサイズを実現。加えて、1.4kgの最軽量で外出先にも簡単に持ち運び可能。また、パソコンのUSBコネクタに接続することで電源を確保できるため、幅広いシーンでアクティブに利用できる。オープン価格だが、同社の運営するオンラインショップでは29,800円(税込み)で販売する。

▼ミクシィデザイン変更で大混乱　ビスタもマックも使えない！
大手SNS「mixi<2121>」（ミクシィ）が2007年10月1日にデザインをリニューアルしたが、会員から「使えなくなった」「目が痛い」「旧バージョンに戻してほしい」などという要望が殺到し「ミクシィ」内が大混乱している。新バージョンをなんとかしてほしい、と訴えるコミュは20近くも誕生し数千人が参加。「元に戻してほしい」という起案に対し、約13,500の会員が賛同している。

△ハリのあるクリアな目元を実現　「フラッシュアイズ」資生堂<4911>
資生堂は、量販店やドラッグストアなどで中心に発売している「＆フェイス　スマートメソッド」から、20代後半から30代前半女性向けの目元用美容液「フラッシュアイズ」を2007年10月21日に発売する。2種類の保湿成分を配合し、乾燥を防ぎ、潤いを与え、明るくクリアな目元に仕上げる。さらに、「ストレッチアップベース処方」により、マッサージしたようなハリを導き、むくみのないスッキリとした目元を実現するという。また、付属のマッサージスティックと同時に美容液を使用し、ほお、こみかみ、額を引き上げるようにマッサージすると、血行を促進、さらに輝きのある目元になる。30グラム。価格は4,200円（税込み）。

△パッケージ一新「サンテドウプラス　E アルファ」　参天製薬<4536>
参天製薬は2007年10月10日より、一般用点眼薬「サンテドウプラス　E アルファ」のパッケージをリニューアルし発売する。ビタミンB12とビタミンEなど配合成分や、作用・効能など製品特性について、より多くのユーザーに理解を得るとともに手にとってもらえるよう、親しみやすい色とデザインにパッケージを一新したもの。ビタミンB12、メチル硫酸ネオスチグミンの2つの成分を配合し、ピント調節機能を解消。天然型ビタミンEが抹消血管の血液の流れを改善し、酸素や栄養の補給を促すことで目の疲れを緩和、目のかゆみや炎症を緩和など効能がある。希望小売価格は924円（税込み）。
（J-CASTニュース）

△旭化成<3407>、エアバッグ用原糸市場に本格参入
旭化成は自動車用エアバッグ向け原糸市場に本格参入する。現在、４０００―５０００トンの供給量を２、３年後に２倍の１万トンに拡大する。織物メーカー向けに織りやすさや糸の強さ、コストの改善を図り、搭載車種を広げる。同社は原糸に特化した戦略で、エアバッグ市場でのシェア拡大を目指す。また原糸であるナイロン６６の世界的な需要拡大を想定し、海外生産の検討も開始した。旭化成は０４年にエアバッグ市場に再参入した。ナイロン６６を生産するレオナ繊維工場（宮崎県延岡市）は年間３万５０００トンを生産する国内唯一の工場。主要供給先はナイロンタイヤコードだが、国内市場は横ばい。世界市場も横ばいもしくは微増にとどまるため、新たな供給先としてエアバッグ市場の本格開拓に乗り出す。同社の強みは川上の原料から紡糸までの連続重合直接紡糸の一貫体制。「当社にとっては基布より糸の方が競争力がある」（ポリマー製品事業部）として、紡糸から基布までを手がける東洋紡や東レとは一線を画す。旭化成は国内自動車メーカーのエアバッグ装着の拡大や米国のエアバッグ装着の法制化を背景に、現在１０万トンの世界のエアバッグ原糸市場が、２０１０年に１５万トン、２０１２―２０１３年には２０万トンに膨らむと見込む。レオナ繊維工場のエアバッグ向け原糸の供給量は最大でも１万５０００トン。「２０万トン市場になった時、５万トンのシェアを取りたい」（同）とし、海外でのナイロン６６生産の検討を始めた。連続重合直接紡糸の一貫体制を海外でも実現するにはナイロン６６の原料となるアジピンサンやチクロヘキサノール、ベンゼンなどの原料調達やプラント規模をどうするかなども課題。その場合、総投資額は１０００億円を超える可能性もある。同社では０７年度内に方向性を決める方針だ。

△パイオニア<6773>、薄型ＴＶの提案型売り場を１０００店に倍増
パイオニアは薄型テレビの年末商戦で、提案型の売り場作りを進める。商品の独自性を訴求するため、ホームシアター型のセットを設置してもらう家電量販店の数を拡大する。年末には現在の全国５００店から１０００店程度まで増やす。これにより、他社の薄型テレビとは店頭販売で一線を画し、差別化を鮮明にする。パイオニアのプラズマテレビの価格は、他社の薄型テレビに比べ、平均１・５倍程度高いといわれる。ただ、「画質や音の面で断然優れている」（三橋正嗣パイオニアマーケティングホームＡＶ企画グループマネージャー）とし、商品の良さを体感してもらうように、売り場作りから変えていく必要があると判断した。その一環として、すでに夏商戦から家電量販店での販売戦略を変更。店頭で他社製品と並べて展示していたやり方を改め、プラズマテレビを軸としたホームシアターセットを展示してもらうように、働きかけている。そのため、以前は全国１５００店で商品を展示していたのを、現在では約５００店に絞っている。「夏商戦以降から実施してきた取り組みが、量販店にも理解されてきたことから、今後は設置する店舗を拡大したい」（同）としている。パイオニアは、冬商戦向けに新型プラズマテレビを軸としたホームシアターシステムの新ブランド「ＫＵＲＯ（クロ）」も立ち上げた。新型プラズマテレビは９月上旬から発売中。併せてブルーレイ・ディスク（ＢＤ）プレーヤー、アンプ、スピーカーなども提案している。同社は０７年度にプラズマテレビの出荷計画を国内外で７２万台に設定。０６年度実績が６５万台だったことから、大幅増を見込んでいる。

△丸文<7537>、指紋認証センサー販売へ米オーセンテックと代理店契約
丸文は自社工場を持たない（ファブレス）半導体メーカー、米オーセンテック（フロリダ州）と販売代理店契約を締結した。丸文は０７年度中にオーセンテックが開発する指紋認証センサーの販売を始める。セキュリティー分野需要の高まりに対応するのが狙い。パソコンや携帯電話メーカーに納入する。０９年度に約３０億円の売り上げを見込んでいる。オーセンテックは独自開発の技術で指の汚れや乾燥など、表面条件に影響されない指紋認証センサーを開発。これまでに２０００万個以上の出荷実績がある。

△日本電産リード<6833>、検査処理能力２倍のビルドアップ基板検査装置
日本電産リードはビルドアップ基板（ＨＤＩ）の検査装置「スターレックＭ６」を発売した。同社従来品と比べ検査処理速度が２倍で、検査時の位置決め精度も向上した。価格は５０００万円から。国内外のＨＤＩ基板メーカーを対象に初年度３０台の販売を目指す。１枚ずつ効率よく確実に検査するステップ・アンド・リピート機構を採用した。３面付け基板の一面当たり検査時間は従来の半分の２・４秒。検査治具の位置決めの正確さの目安となるアライメント精度を従来比２倍の１５マイクロメートルに向上させた。ＨＤＩは携帯電話やデジタルカメラなどに使われる。機器の多機能化に伴いＨＤＩは高密度化しており、高精度で高効率な検査が要求されている。

△エイチワン<5989>、インドに４輪車用骨格部品の第２工場を新設
エイチワンは、インドに４輪車用骨格部品の第２工場を新設する。主要取引先のホンダ<7267>が、０９年の稼働を予定するラジャスタン州の４輪車第２工場近隣にサプライヤーパークを置く計画で、そこに入居する。まずプレス部品の溶接・組立ラインを構築。ホンダ第２工場の増産に合わせ、プレス機の設置を検討する。初期投資額は約７億円。エイチワンの第２工場は、敷地面積が７万９０００平方メートル。第１期として７０００平方メートルの建屋面積の棟を建設する。従業員はスタート時１００人、２０１０年で約１５０人を予定、年間５万台分の生産から始める。同社はインドに現地子会社エイチワン・インディア・プライベート（ＨＩＬ、ウッタルプラディッシュ州）を持ち、ホンダの第１工場に「アコード」「シビック」「シティ（日本名フィットアリア）」用の骨格部品を供給している。現状の生産能力は１５万台分。

△不二越<6474>、小型建機向け油圧機器の新工場が完成
不二越は山形県河北町の谷地工場内に小型建設機械向けロータリーセンタージョイントの新工場を完成、稼働を始めた。都市開発などで利用されるミニショベル向けの需要増に対応する。新工場は床面積５３２０平方メートルで従業員は２５０人。生産能力は月３２００個から同４２００個に拡大した。今後さらに設備投資を行い、０８年には月５０００個に引き上げる。投資総額は１５億円。建設したのは油圧機器生産子会社のナチ東北精工（山形市）。ロータリーセンタージョイントはピストンポンプと走行モーター間の油を循環させる油圧回転継ぎ手。谷地工場でも生産しているが、フル生産が続き工場が手狭になっていた。新工場は既存工場内で分散していた部品加工や組み立て、検査工程を集約。マシニングセンター、ＮＣ旋盤などの新設備を導入し生産効率を高めた。

△マツダ<7261>、タイに東南アジア・欧米向け新工場－車種「デミオ」有力
マツダは米フォード・モーターとタイで、東南アジアや欧米向けの乗用車を生産する。生産車種は、世界戦略車のコンパクトカー「デミオ」が有力視されている。タイの合弁会社「オートアライアンス・タイランド」（ＡＡＴ、ラヨーン県）の次期乗用車工場に両社計約７３５億円を投じ、早ければ０９年にも生産を始める。両社は９日にも、タイで計画概要を発表する予定だ。ＡＡＴは現在、欧州、豪州など向けにピックアップトラック「ＢＴ―５０」シリーズを生産、輸出している。この既存販売ルートに加え、タイが自由貿易協定（ＦＴＡ）を結ぶ米国向けの車種を生産する可能性もあり、次期乗用車工場がその拠点となる見通しだ。

△有機合成薬品工業<4531>、常磐事業所のボイラ燃料をＬＮＧに転換
有機合成薬品工業は、常磐事業所（福島県いわき市）のボイラ向け燃料転換工事を完了した。ボイラに使うＡ重油の価格上昇に伴い、コスト高を避ける目的で燃料を液化天然ガス（ＬＮＧ）に転換した。設備投資額は環境省の補助金約１億円を含み約３億６０００円。同社は今後５年間で約１億２０００万円のコストを削減できると試算している。また二酸化炭素（ＣＯ２）の排出量を従来比２割減らし、硫黄酸化物（ＳＯｘ）の排出量もゼロとなり環境負荷低減に貢献できる。

△朝日ラバー<5162>、電波測定用シリコーンゴム系の疑似人体開発
朝日ラバーと北海道大学大学院情報科学研究科は、シリコーンゴム系の持ち運び可能な疑似人体「ラバーファントム」を開発した。人間と同じ電気特性を有し、手に携帯電話機を持たせて電波の放射特性を測定したり、心臓部にペースメーカーを埋め込んで、携帯電話などの電波の干渉を測ったりすることができる。朝日ラバーは０８年４月までに量産体制を整え、研究機関などに販売する。開発したラバーファントムは高さ１６５０センチ、幅４９０センチ、厚み２５０センチメートルの大きさで重さ４５キログラム。材料にシリコーンゴム、カーボンナノチューブ、導電性カーボンブラックを採用し、セラミックス系疑似人体に比べ、軽く、さまざまな形状に加工できるようにした。例えば、手に携帯電話を持たせ、数メートル離れた場所に受信アンテナを設置して電波を測定する実験が行えるという。

△リリカラ<9827>、オフィスづくりのコンサルティング事業開始
リリカラは１１月をめどに、オフィスのレイアウト設計から什器・備品の選定、ＬＡＮ・電話システム施工まで、オフィスの移転、リニューアルをトータルにコンサルティングする事業を始める。すでにオフィス家具、内装、工程管理などを一括受注しているが、中立的な立場からより広い選択肢を提示するコンサルティングにまで幅を広げ、ユーザーの利便性を高める。これでオフィス事業部門を強化し、０６年度に９０億円だったオフィス事業部の売り上げを２０１０年度には１５０億円に引き上げる。リリカラは壁紙、カーテン、床材の開発・販売を行うインテリア事業と、オフィス家具、間仕切り、事務用品などを販売するオフィス事業が主力。オフィス事業は、単品販売からレイアウト提案、内装、空調、照明、電話・ＬＡＮの設計・施工管理など総合的にサポートする体制に軸足を移してきている。

△松竹<9601>、産学官で映画人育成へ。
松竹は学校法人立命館、京都府と共同で、映画や映像技術の研究開発に乗り出す。総額２０億円かけ、京都映画撮影所（京都市右京区）をリニューアル。約６０００平方メートルの敷地内に撮影ステージ４棟や試写室のほか、立命館大の映像学部の実習施設などを新設する。次世代を担う映画関係人材の育成が狙い。実習施設は０９年１月に完成予定で、同４月から実習授業を始める。映画監督で同学部客員教授の山田洋次氏が監修し「京都太秦恋物語（仮題）」の題で映画を製作する。京都市右京区にある太秦の近くの商店街の歴史や生活を舞台にしたセミドキュメンタリー。山田監督は「学生と街の調査を行い、商店街で実際に働く人々が登場する映画を作りたい」と話している。松竹は０６年５月、立命館大と連携基本合意書を締結。今回のリニューアルには、府も最大で２億円を援助する。
（日刊工業新聞）

△中間業績予想の上方修正を発表
ジェーソンは５日、０８年２月期８月中間期連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前回予想を３億２０００万円上回る８１億２０００万円（前回予想比４．１％増）、経常利益は３５００万円上回る３億５５００万円（同１０．９％増）、純利益は３４００万円上回る２億４９００万円（同１５．８％増）となる見込み。既存店の対前年同期比売上が１０１．２％と順調であることに加え、新店の売上げも好調である。また、利益面においては、増収効果に加え、コスト削減が実現できていることから上方修正の発表となった。最も高い商品で１５００円、ＰＢ商品である缶ジュースは２９円で販売するなど低価格日用品の販売店として人気がある。しかも粗利３０％を確保していることから安売りでも利益を取れるように工夫している。また、従業員の労働環境は整えられていて、サービス残業は一切無く、逆に１分間でも残業として認めなかったら、店長は降格される方針を取っている。３年以内に１００店舗を目指しているが、上場の際に公募を行わなかったことから窺えるように、資金的な問題は全くなさそうである。なお通期業績予想は、中間決算発表時に公表するとのこと。５日の引け値は４１５円。９日より５００円ラインを意識した動きになると思われる。
（証券日刊新聞）

△森永乳業<2264>、バイオマス熱設備導入　神戸工場に　来年８月完成
森永乳業は神戸工場（神戸市灘区）に、新たにバイオマス熱利用設備を導入することを決定した。１２月に着工し、２００８年８月に完成する予定。神戸工場ではすでに水力や風力エネルギーを利用するなど、環境負荷の低減に向けて先進的な取り組みをしている。導入するバイオマス熱利用設備は、製造工程で発生するコーヒーかすや、コーヒー飲料、ヨーグルトなどのバイオマスを再生可能エネルギーとして燃料化し、ボイラーやメタン発酵設備を用いて蒸気を発生させる。来年９月から運転を始める。同設備が稼働することで、燃料を年間約９００キロリットル（原油換算）節約できるほか、約１９００トンの二酸化炭素（ＣＯ２）の排出削減が可能になる。同設備の導入は、新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）が公募した「地域バイオマス熱利用フィールドテスト事業」の適用をうけている。植物由来のバイオマス資源は、ＣＯ２を吸収して生育するため、燃料として利用してもＣＯ２を増やさないとみなされる。神戸工場では今後も自然エネルギーの活用に加え、省エネや省資源、ゼロエミッションなど、地球環境に配慮した取り組みを強めていく。

△メルシャン<2536>　ワインＰＲ　山梨でイベント
メルシャンは６日、国産ワイン「シャトー・メルシャン」のＰＲとワイン飲用者の拡大を目的としたイベント「シャトー・メルシャン　ハーベストフェスティバル　２００７」を、勝沼ワイナリー（山梨県甲州市）で開催した。オープニングでは、岡部有治社長が「今年のブドウの出来は良い。新しい製品の仕込みが始まっている」とあいさつ。続いて、ブドウを踏んで果汁を搾りとる伝統的な製法「ブドウ踏み」が再現され、ワイン娘にふんした同社の新入社員が、大きなおけに入ったブドウを踏みつぶした。イベントは２８日までの土・日曜、祝日の計９日間。同社のワインを味わえるコーナーや、ワインの製造現場や資料館を見学するツアーも実施する。

△キッザニア東京　１周年で８０万人
子供がさまざまな職業を体験して楽しめるテーマパーク「キッザニア東京」（東京都江東区）が５日、オープンから１周年を迎え、パーク内で記念式典を行った。キッザニア東京の“国歌”を斉唱し、“国旗”の掲揚が行われた後、運営するキッズシティージャパン（東京都千代田区）の住谷（すみたに）栄之資（えいのすけ）社長が「予想以上の方に来ていただいており、御礼申し上げたい」とあいさつした。「キッザニア東京」は、オープン１年で５０万人の来場を見込んでいたが、学校の課外授業や修学旅行先として人気となり、予想を３０万人上回る８０万人が訪れた。平日でもなかなか予約がとれない状況が続いている。
全日本空輸<9202>（ＡＮＡ）やＢＳフジ（フジテレビジョン<4676>）、ヤマト運輸（ヤマトＨＤ<9064>）、ＩＨＩ<7013>などがパビリオンを出展しており、５日には集英社が漫画雑誌の編集者を体験できるパビリオンをオープンさせた。

△東京・大手町で「ふるさと屋台村」キリン<2503>が協賛
キリンビールは、東京・大手町の東京サンケイビル前で開催されている「ふるさと屋台村」に協賛している。６日まで。屋台村は、ＮＰＯ（民間非営利団体）が取り組む「ふるさと回帰フェア」の一環で、鹿児島県のさつま揚げ、山形県の芋煮などの名産品とビールが楽しめる。キリンは地方の名産品を紹介して、ビール需要を盛り上げる企画を立てており、協賛を決めたという。６日には、ふるさと回帰フェアに参加している各自治体が、東京サンケイビルとＪＡホール内に地元への転職を希望する人のための相談コーナーなどを設ける。
（FujiSankei Business i）