『8/20注目＆注視銘柄』

□ＮＹＳＥ（ＮＹダウ）　　　１３０７９.０８（＋２３３.３０）△１.８２％
□ＮＡＳＤＡＱ（ナスダック）　２５０５.０３（＋　５３.９６）△２.２０％
□ＣＭＥ日経２２５先物　　　１５８３５　  （大証比＋５３５）
□為替　　　　　　（対ドル）１１４.３３　 （対ユーロ）１５４.０８

【本日は長くなりますが、必ず最後までお読み下さいませ。】

　先週はサブプライム問題に対する不安心理が強いことに加え、
海外市場で一時1ドル＝112円割れ寸前まで円高が急速に進んだため、
引き続き下値模索の展開となりました。
　日本企業の足元の好業績は円安によるところが大きいため、
円キャリートレードの巻き戻しに伴う急速な円高が、先行きの上方修正を
期待していたマーケットに冷や水を浴びせかけました。
　日経平均は前日に続いて16000円を大きく割り込み下げ幅は900円に迫る急落。
評価損益率のマイナス幅が20％前後に拡大すると相場は
底入れの時期が近いと言われているのですが･･･(後半に続く)

　先週末１７日のＮＹ株式市場は、混乱の鎮静化を狙ったＦＲＢの公定歩合
引き下げを受けて７日ぶりに反発しました。

　ＦＲＢ（連邦準備理事会）は早朝に臨時のＦＯＭＣ（連邦公開市場委員会）
を開き、公定歩合の引き下げを発表。
ＦＲＢは、金融市場の悪化が「この先の経済成長を抑制する可能性」に言及し、
「必要に応じて行動する用意がある」との声明を発表し、金融市場の混乱に
対する金融当局の姿勢を示しました。この措置を好感して寄り付きから
買い戻しや押し目買いで指数は跳ね上がりました。

ただ･････

過去、ＦＲＢの利下げ実施後の株価の推移を見ると、
短期では小反発しているんですが、その後株価は芳しくない動きをする
傾向があるんですよ。当然のことながら利下げをするのはマーケットが
良くないケースであるわけだから、それはしょうがないことですよね。
米国では、株価が下がりそうだから利下げを行った訳で、
この結果何が起こるかといえば、インフレが加速するだけで、それ以上の
問題はないと思いますが、通常0.25％刻みで変更される金利を、
なぜ0.5％も一度に切り下げたのかということをFRBのマーケットに対する
深刻さと捉えることも出来るかと思います。
利下げをしたからといって、債権者の借金が減る訳ではないのですから、
今後、この問題が本格的に拡大することになれば問題の根は深いと
言わざるをえないと思います。

　過去のパターンを観てみると、昨年の4月7日に日経平均は17563円の高値を
付けた後、6月14日の安値14045円まで値幅にして3518円、率にして25％の下げを
演じたのですが、その安値を付ける前の週に評価損益率はマイナス19.74％と
マイナス20％に極めて接近したことはあまり知られていません。
そう、昨年も同じような状況が繰り返されていたんですよぉ～･･･
そして、相場は大底を形成するに至り、4000円を超える大幅上昇へと
その後繋がったんです。18300円からの下げは既に20％に迫っています。

大体、年に2回ほど大きく下げる場面がありますが、その中でも今回の下げは
早くそして深くまた強烈。それだけに反騰に転じた場面では上昇幅も
大きくなるでしょうが、

ここでその反発の条件としては！

円高一服、サブプライム問題の沈静化などが挙げられます。
今週は日銀金融政策決定会合と、米国市場の動向が注目されそうです。
先週初の4-6月ＧＤＰが市場予想を下回る着地となったうえ、足下の世界的な
株価急落・長期金利低下を勘案すると利上げは見送られる公算が高いです。
ユ○ヤが巧くはめ込んで来たと思いませんか。
ユ○ヤは日本の安い金利が非常に魅力ですので、そう簡単には手放しません。
これで先週の日銀の動かない意味が解りましたか。

･････となると、

実際国内の優良好業績銘柄はかなり売られすぎの段階に、どう考えても
入ってきたと思いますが、とはいえ株というのは買い手(ユ○ヤ＝外資)が
動かない以上はいくら優良な銘柄とは言え株価は上がりません。
今は需給の問題です。今はファンダメンタルなどを参考にして
投資をしていると、こりゃぁ～またもや手痛い目に･････

先週木曜日に週足ベースの一目均衡表の雲下限レベルである16200円辺りが
サポートとして意識されていましたが、それを先週、ワタシも同じ考えで
動いていました。しかし、これをあっさり割り込んで始まりました。
その後も下げ幅を拡大し、心理的な節目と思われていた16000円･････
昨年11月27日安値である15615.56円、9月25日安値である15513.87円などを
次々と割り込んで、下値メドを見失った格好でした。
今後は心理的な節目である15000円のほか、昨年7月18日安値である14437.24円、
6月14日安値14045.53円が意識されるところです。

とりあえず、目先的にはいつリバウンドしてもおかしくはない水準なのですが、
高値から20％下落した14600円あたりが狙い目なのだろうかと思います。

　今週は、アップダウンが非常に荒くなります。
上記をアタマに入れた上で、米国が騰がったらデイトレ！
下がったらお休みって感じで、日経が14600円あたりになったら
本格的に買いを入れようと考えていますので、
米国が下がったら休む可能性がありますので･････

デイトレは騰げ始めを確認したら飛び乗って、騰げが止まったら利確です。
『利確千両』です。利確して初めて利益ですよ！

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■デイトレ＆注視銘柄

※必ずチャート＆出来高を確認して下さいね。
※朝8:30ごろから寄付前の板を注視
※基本的にはデイトレ用です。
※騰げ始めを確認したら飛び乗って、騰げが止まった時が利確です。
※『利確千両』です。利確して初めて利益ですよ！
※毎日『利』の獲れる銘柄はあります。
　利幅を大きく獲ることを目的とせずに『利』の積み重ねが非常に大事！

■本日のデイトレ注視銘柄
※全てチャート確認を必ずして下さいね。
※下げから入り、下げ止まってからの値幅取り銘柄が含まれています。

3245ディアライフ
4369トリケミカル研究所
2350オックスホールディングス
3846エイチアイ
8732マネーパートナーズ
9433ＫＤＤＩ
6378木村化工機
3747インタートレード
3773アドバンストメディア
3076あいホールディングス
1757千年の杜
5401新日鉄
7960パラマウントベッド
9735セコム
7853 ＹＡＭＡＴＯ

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