7/14『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

■ウィザス<9696>、学習塾子会社化を撤回
ジャスダック上場で学習塾チェーンを運営するウィザスは13日、進学教育研究所の子会社化を撤回すると発表した。5月に子会社化の方針を発表していたが、進学教育研究所の会計基準や管理体制の水準が低く、困難と判断した。事業レベルでの連携については引き続き模索していくという。

△フジタ<1725>、再開発など都市再生事業を強化・中期計画
フジタは13日、2009年度まで3カ年の中期経営計画を発表した。駅前再開発などマンション建設と比べ利益率の高い都市再生事業を強化し、粗利に占める割合を昨年度比20ポイント増の40％まで高める。不動産の証券化や等価交換を通じて都市再生事業を拡大する。
09年度の連結売上高は06年度比 4.8％増の3680億円、営業利益は28.9％増の125億円を目指す。

△住友商事<8053>、サイボウズ<4776>子会社のフィードパスを支援
住友商事はサイボウズのシステム開発子会社のフィードパス（東京・文京）が31日に実施する第三者割当増資の一部、約9000万円分に応じ、株式保有比率を12％から35.1％に高める。営業支援が狙い。サイボウズの保有比率は50.1％から35.1％に下がるため、フィードパスはサイボウズの持ち分法適用会社になる。

△ドコモ<9437>、韓国ＫＴＦとデータ通信用端末を共同調達
ＮＴＴドコモは13日、韓国の携帯電話会社ＫＴＦと、パソコンに差し込んで使うデータ通信用の端末を共同購入すると発表した。韓国メーカーからまとめて調達し、価格を引き下げる。ドコモ、ＫＴＦとも今秋にも発売する計画。端末はパソコンのＵＳＢ端子に差し込んで使う。最大で毎秒3.6メガ（メガは100万）ビットでデータ通信が可能。海外でも３Ｇを利用できる地域であれば、そのまま使える。韓国の通信モデムメーカー、エニーデータネットが製造する。ドコモは2005年末にＫＴＦに10％出資し、資本・業務提携を結んでいる。これまで第三世代携帯電話（３Ｇ）のインフラ整備などで協力してきたが、端末の共同購入は初めて。
（NIKKEI NET）

△米スティール、日清食品<2897>株を14.89％に買い増し
米投資ファンドのスティール・パートナーズが１３日に提出した大量保有報告書によると、スティールは日清食品<2897.T>株式を買い増して７月６日時点の保有比率が１４．８９％になった。前回、大量保有報告書を出した４月２０日時点の保有比率は１３．６７％。スティールは７月４日から６日にかけて、０．１６％から０．５５％の幅で市場内外の取引で買い付けた。

▼京王ズ<3731>、光通信<9435>に2.4億円の第三者割当増資
京王ズホールディングスは、光通信に対して４７００株、約２億４６００万円の第三者割当増資を実施すると発表した。払い込み期日は７月３０日。光通信との資本関係を強化することで、移動体通信事業やテレマーケティング事業での関係強化をねらう。光通信の持ち株比率は２１．４９％に上がる。
（ロイター）

▼６月欧州乗用車販売：0.7％増－伊フィアット好調、トヨタ<7203>は減少
欧州自動車工業会（ＡＣＥＡ）が13日発表した欧州市場での６月の乗用車販売台数は、前年同月比0.7％増の154万台となった。増加に転じたのは５カ月ぶり。６月の内訳を見ると、西欧での販売台数は0.6％減少したが、東欧は21％増えた。１－６月期の欧州販売台数は前年同期比0.2％減の851万台となった。伊フィアットと高級車メーカー、独ＢＭＷの伸びが大きかった。フィアットは 9.9％増の11万9130台、ＢＭＷは乗用車とスポーツ型多目的車（ＳＵＶ）合わせて6.9％増の８万3594台。フィアットはコンパクトカー「ブラーボ」などの新モデル、ＢＭＷはスモールカー「ミニ」の全面改良が奏功した。フィアットの６月の市場シェアは7.7％と、前年同月の7.1％から上昇した。同社は１年６カ月連続で販売を伸ばしている。ＢＭＷのシェアは5.1％から5.4％に拡大した。業界最大手の米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は3.5％増の16万8080台、欧州２位の仏プジョーシトロエンは3.6％増の20万3110台、欧州最大手の独フォルクスワーゲン（ＶＷ）は1.2％増加した。トヨタ自動車と仏ルノー、独ダイムラークライスラー、米フォード・モーターは６月の販売が減少した。トヨタの販売台数は7.3％減の８万3355台。市場シェアは5.4％と、前年同月の5.9％から低下した。トヨタの１－６月期販売台数は５％増の50万6932台となった。

■コスモ石<5007>：堺製油所の二次装置を緊急停止－他元売りに出荷応援要請
コスモ石油は、装置の不具合により堺製油所（大阪府堺市）のガソリン製造装置の稼働を13日午前に停止した。同製油所からの製品出荷に影響は出ていないが、他の石油元売りにガソリン出荷の応援を要請したという。同社の矢野達也・広報担当が明らかにした。稼働が停止したのは、流動接触分解装置（処理能力日量２万4000バレル）と呼ばれる、軽油留分から今後需要最盛期を迎えるガソリンなどを製造する二次装置。矢野氏は、トラブルの原因については調査中とし、また不具合の具体的な内容について明言を避けた。装置の稼働再開時期や、他社に依頼した応援出荷の方法については未定としている。コスモ石油の株価終値は、前日比９円（1.3％）高の679円。

△オリックス<8591>：終値は３％高の３万1100円。
米国で信用力の低い個人向け高金利住宅ローン「サブプライムローン」問題の影響が懸念されていたが、同社が同関連商品への投資をほとんど行っていないと否定。不安感が払しょくされ、業績や株価の見直しが進んだ。
（ブルームバーグ）

△三光合成<7888> 急騰。
今期見通しがポジティブサプライズとして受け止められているようだ。同社は先ほど、07年5月期の決算を発表している。
08年5月期については、経常利益で前期比2.2倍の7億円の見通し。また、年間配当を1円増配の3円としている。
（フィスコ）

△鉄人化<2404>がストップ高、第３四半期の黒字転換に買い先行
鉄人化計画が５０００円ストップ高の６万８１００円。１３日前引け後、今０７年８月期第１～第３四半期の連結決算を発表、黒字転換に買いが先行している。経常損益は２億８２００万円の黒字（前年同期２２００万円の赤字）、最終損益は５０００万円の黒字（同７５００万円の赤字）に転換。中小規模店舗対応の「鉄人システム」を設備したカラオケ店舗の出店を積極展開し首都圏のシェア拡大に努め、スタッフ教育の見直しや店舗構造の一部変更による収益の改善にも取り組んだ。通期の経常損益は２億７０００万円の黒字（前期５２００万円の赤字）を見込んでいる。第３四半期実績で既に達成しているものの、業績が第３四半期に偏重するとして従来予想からは変更していない。

△イビデン<4062>が上場来高値、ＤＰＦの生産能力を今後３年間で７０％増、月産４８万個体制に
イビデンが４日ぶり反発。一時６００円高の８４９０円まで買われ、５日の上場来高値８２００円を上回った。一部報道が、同社のＤＰＦ（排ガス浄化装置）の生産能力を今後３年間でおよそ７０％引き上げ、月産４８万個体制にするとしており、好感されている。「欧州で０９年後半以降、新排ガス規制（ユーロ５）が導入となり、９００万台と言われる欧州自動車全車のほとんどにＤＰＦが必要となる。欧州でＤＰＦのトップシェアの当社としても、今後のシェア維持のため増産する」（広報）という。

△国際帝石<1605>が上場来高値に接近、増額修正を期待
国際石油開発帝石ホールディングスが６万円高の１２５万円で高値引けとなり、０６年４月の上場来高値１２７万円に接近。原油価格の上昇と円安を受け、増額修正余地が拡大している。カスピ海などで積極的な油田の探鉱を行っており、原油生産の拡大による中長期的な成長力に対する評価も高い。

□原発関連株が軟調、きょうも利益確定売りに押される
原発関連株が軟調。１３日付日経新聞が、政府は原発メーカーや電力会社と共同で使用済み核燃料の排出量が現行型より４割少ない次世代型原子炉を開発すると報道。これを好感し朝方は買われたが、その後は利益確定売りに押される展開となった。
木村化工機<6378>が１９２円安の１１８７円まで売られ、６９円安の１３１０円で取引を終了。その他にも岡野バルブ製造<6492>、日本ギア工業<6356>などが安い。

△任天堂<7974>、５万円台乗せ、「Ｅ３」で注目、在庫不足の可能性も、ミツミにも注目
任天堂が５万円台乗せ。１４５０円高の５万１１００円まで上昇した。米国ゲームショーの「エレクトリック・エンターテインメント・エキスポ（Ｅ３）」で任天堂が新型フィットネスゲーム「Ｗｉｉ　Ｆｉｔ」などを発表、改めて物色されている。今後の北米での新型ゲーム機「Ｗｉｉ（ウィー）」の在庫不足の可能性についても報道されており、「Ｗｉｉ」人気が確認されている格好。また、「Ｅ３」ではコントローラー用の銃型新アタッチメント（取付機）の「Ｗｉｉ　Ｚａｐｐｅｒ」も発表。「シューティングゲームは北米で人気が高い。北米では０７年中に発売する」（任天堂広報）という。
任天堂向けコントローラーで実績のあるミツミ電機<6767>も思惑から買われている。ミツミ自体の足元も好調だ。６月の受注動向も「ゲーム向けのほか、携帯向けカメラモジュールも順調」（ミツミ広報）と、昨年末からの好調を維持している。今後も任天堂の好調を受け、物色の手が入りそうだ。

△電力各社がしっかり、６月発受電電力量は前年同月比２．２％増、猛暑に向け消費電力増加期待も
電力各社がしっかり。東京電力<9501>が６日ぶりに反発したほか、中部電力<9502>、関西電力<9503>など北陸電力<9505>以外の全電力会社が終日堅調に推移した。電気事業連合会が１２日に発表した６月の発受電電力量（１０社合計）が前年同月比２．２％増の７９０億９０００万キロワットとなり、４カ月連続で前年同月実績を上回ったことが評価されたようだ。また、今夏には猛暑が見込まれており、今後消費電力が増加するとの期待も出ている。
（株式新聞ダイジェスト）

△アトリウム<8993>、今２月期の経常利益を２４０億円に増額
アトリウムは１３日、０８年２月期の中間および通期の連結業績予想を修正した。第１四半期において不動産流動化事業の大型事業用物件が計画を上回る販売実績だったことなどから、中間期の経常利益を１６８億円（前回予想比６８億円増）に、通期の経常利益を２４０億円（同８５億円増）に増額した。中間期の売上高は予想を据え置いたが、通期売上高は１２００億円（同４０億円増）に増額した。前期実績比では、通期の売上高は１４％増収、経常利益は７３％増益となる見通し。

△東洋炭素<5310>、前５月期予想を大幅増額修正
東洋炭素は１３日、０７年５月期の連結業績予想を修正した。主としてエレクトロニクス分野向けの需要が旺盛だったため、売上高を３１３億円（前回予想比１３億円増）、経常利益を７１億円（同７億５０００万円増）、純利益を４４億円（同７億５０００万円増）にそれぞれ増額した。前期実績比で、売上高２２．７％増収、経常４３．１％増益となる見込み。
（ラジオNIKKEI）

△団塊ジュニア向け住宅「MyForest-MiQUO」７月20日に発売開始　住友林業<1911>
住友林業は７月20日から、30代を中心とする団塊ジュニア世代向け戸建て新商品「MyForest-MiQUO（マイフォレスト－ミクオ）」の販売を開始する。キッチンを中心としたシンプルでオープンな空間構成により、広々とした室内空間の中で家族のつながり、気配を感じ、コミュニケーションを育む住まいを提案する。

△越谷レイクタウン内のマンション分譲開始　大和ハウス<1925>
大和ハウス工業は７月14日、埼玉県越谷市の「越谷レイクタウン」内で第１号となる分譲マンション「Ｄ’グラフォート　レイクタウン」の販売を開始する。越谷レイクタウンは、「親水文化創造都市」を目指し、治水対策の一環として「大相模調節池」を有している計画面積約225ヘクタ－ル、計画人口約 22,400人のニュータウン。07年度末にはＪＲ武蔵野線の新駅「越谷レイクタウン駅」が開業予定で、08年春にはイオンのショッピングモールがオープン予定となっている。街区住棟セントラルヒーティングシステムを採用し、街区内の集中熱源プラントから全住戸に太陽熱で暖めた温水を循環供給。温水を給湯・暖房（床暖房）として利用する。大栄不動産（東京都中央区）との共同事業で、地上８階建ての７棟で構成。住戸の専有面積は68平方メートルから101平方メートル、間取りタイプは２ＬＤＫから４ＬＤＫ。販売価格は、3,150万円から6,530万円。

△安らぎと開放感溢れる街区、販売登録受付開始　東急不動産<8815>
東急不動産は７月14日（土）から、東京・多摩市に開発中の「ブランズガーデン多摩センター杜の丘」（ http://www.bg-tamacenter.com/ 、木造２階建２×４工法、総戸数25戸）の第１期販売登録の受付を開始する。「ブランズガーデン多摩センター杜の丘」は、京王相模原線、小田急多摩線「多摩センター」駅から徒歩約15分にあり、２駅利用可能で新宿や大手町といった都心へは１時間圏内でレールアクセスも良い。駅徒歩圏の邸宅街ではあるが、朝の通勤時には現地周辺からバス便が約５分間隔で運行しているため、雨の日などに利用することもできる。駅前にはショッピングセンターやパルテノン多摩といった都市施設が充実しており、利便性に優れている。採光・通風性に優れた両面道路というオープン感の高い配棟と雰囲気のいい遊歩道をアプローチとする広場のようなイメージの街区は、スペインの伝統的な街づくりをテーマに、四季を通じて異国情緒を創出するメインツリーと個性的な樹形の観葉植物を全邸に植栽し、色鮮やかで表情豊かな植栽の雰囲気を演出している。また、洋風瓦やセメント瓦を使用したり、花台や妻飾り、タイルや擬石貼りなど趣きのある素材を随所に盛り込み、意匠美をまとった外観意匠が南欧風の薫り漂う街並を形成している。設備・仕様面では、主婦の立場で選ばれた、使いやすくて手入れがしやすくきれいなキッチンを採用。水まわりやバスルームなどにもゆったりとくつろげてリラックスできるような配慮をしている。間取りは４ＬＤＫ、土地面積は170.50平方メートル～186.30平方メートル、建物面積は112.20平方メートル～117.58平方メートル。販売価額は5,896万円～6,987万円。竣工は2007年８月下旬・９月下旬を予定しており、引渡しを同年10月下旬・11月下旬を予定している。
（住宅新報）

▼ネクストウェア<4814>に課徴金＝虚偽記載で223万円－金融庁
金融庁は13日、情報システム設計を手掛けるネクストウェアに対し、有価証券報告書に虚偽記載があったとして約223万円の課徴金を納付するよう命じた。証券取引等監視委員会は先月26日、同庁に課徴金納付命令を勧告していた。　

■「うな重」の予約、一時中断＝中国産材料使用で―サークルKサンクス<3337>
コンビニエンスストアを展開するサークルKサンクスは13日、30日の「土用丑（うし）の日」向けに販売する期間限定商品「炭火焼うなぎ蒲焼重」の予約受け付けを一時中断すると発表した。食材として使用している中国産ウナギの輸出元が、中国政府から輸出停止処分を受けた企業だったことが判明したため。安全性の再検査を外部機関に委託し、健康への影響がないことが確認されるまで予約、販売を見合わせる。

□ドコモ<9437>、「ブラビアケータイ」の販売再開＝ソフトの不具合が解消で
NTTドコモは13日、操作中に本体の内蔵メモリーに記録した電話帳やメールなどのデータが消失する可能性があるとして販売を停止していたソニー・エリクソン製の携帯電話「SO903iTV（ブラビアケータイ）」について、不具合が解消したとして、14日から順次販売を再開すると発表した。既に購入済みの顧客には、早急なソフトの更新を呼び掛ける。　

△住友化学<4005>、新規炭素素材の開発で米ヘッドウォーターズと提携
住友化学は13日、エネルギー・建設関連業の米ヘッドウォーターズ（ソルトレーク市）と共同で、同社が開発した新規炭素素材カーボンナノスフィアの研究開発や事業化を進めると発表した。カーボンナノスフィアは既存のカーボンナノチューブや高性能カーボンブラックに比べて導電性が高く、プラスチックとの親和性があり、製造過程も単純という特徴がある。プラスチックの帯電を防止する添加材など、新しい機能材料の開発を目指す。　

△松下<6752>、冷蔵庫圧縮機生産を藤沢からシンガポールに移転
松下電器産業は冷蔵庫用コンプレッサー（圧縮機）の生産を藤沢工場（神奈川県藤沢市）からシンガポールに移転することを決めた。関係者が13日、明らかにした。藤沢工場は2008年3月、閉鎖する。シンガポール工場の生産能力（年産1000万台）は1150万台に拡大される。　

□八十二銀<8359>、裁判員特別有給休暇を新設
八十二銀行は13日、2009年5月までに開始予定の裁判員制度に対応した特別休暇を新設すると発表した。行員が裁判員候補者または裁判員に選ばれて職場を離れる際、日数に上限を設けず有給で特別休暇を付与できるよう就業規則を改定する。改定予定は12月1日付。

△双日<2768>、原子炉解体事業に参入＝仏サイバネティックスへ出資
双日は13日、遠隔制御技術を持つフランスのサイバネティックス社（マルセイユ市）に7．1％出資し、原子炉解体事業に参入すると発表した。出資金額は2―3億円。日本の原子炉解体工事の請負や、遠隔操作装置を納入する合弁会社を設立する。　

△携帯市場でシェア10％獲得へ＝アイフォンに注目―ソニー<6758>・エリクソン社長
英携帯電話機大手ソニー・エリクソンのフリント社長は12日、時事通信の電話インタビューに応じ、携帯電話市場での自社のシェアに関して、「10％に向かっている。中長期的には世界で3位の座を獲得するのが目標だ」と述べ、競合他社との競争に自信を示した。同社の推計では、4―6 月期のシェアは前年同期に比べ3ポイント上昇し、9％超だった。　

△ドコモ<9437>、「スーパー3G」携帯電話で実証実験開始＝09年度の完了目指す
NTTドコモは13日、現行の第3世代機「FOMA」の200倍以上の通信速度を実現する「スーパー3G（第3．9世代）」携帯電話システムの実証実験を今月から開始したと発表した。実験結果に基づいて商用システムを開発し、2009年の完了を目指す考え。早ければ09年中にサービスを開始するとみられる。　

▼NEC<6701>、ノートPCを無償修理＝5万4800台、発熱の恐れ
NECは13日、2003年3月から05年4月に製造し、出荷したノート型パソコンの一部でまれに電源が入らなくなり、発熱して本体が変形する恐れがあるとして、約5万4800台を無償修理すると発表した。本体は難燃性で発火の恐れはなく、人的な被害も発生していないという。　

△プルサーマル、「次のステップへ」＝地元申し入れなど視野―北海道電<9509>社長
北海道電力の近藤龍夫社長は13日、都内で記者会見し、使用済み核燃料を再利用するプルサーマル計画の推進に関連し、「これまで理解を得る活動に全力を注いできたが、そろそろ次のステップに向けて具体的に取り組んでいこうと考え始めている」と述べた。同社では、泊原子力発電所（北海道泊村）でのプルサーマルを計画しており、地元4町村に対する事前申し入れなども視野に、取り組みを加速する考えを示した格好だ。

△甲子園ポスターのモデルに南沢奈央さん＝日本ビクター<6792>が起用
日本ビクターは13日、来月8日から始まる夏の甲子園大会に出場する選手を応援するため、駅頭などに掲示するポスターのモデルに女優の南沢奈央さん（17）を起用したと発表した。同社は出場代表校名を刷り込んだポスターを計10万枚制作し、代表校が決定され次第、出場校の最寄り駅などに張り出す。　

△トヨタ<7203>、中国での販売台数45万台に＝「カムリ」など好調
トヨタ自動車の服部悦雄中国総代表は13日、中国吉林省の長春で開かれたモーターショーで会見し、今年の中国市場でのトヨタブランド（輸入車含む）の販売台数が「45万台以上」に達するとの見通しを示した。トヨタの昨年の販売実績は30万台余り。当初は今年の目標を「40万台以上」としていたが、昨年半ばに投入した「カムリ」の好調などを反映して大幅に上方修正した。

□トヨタ<7203>、品質向上に取り組む＝国交省は「三菱<7211>と状況違う」
熊本地検のハイラックス事故不起訴を受け、トヨタ自動車は13日、「事故に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げる。捜査には全面協力しており、引き続き品質向上に取り組む」とのコメントを発表した。同社は、リコールが事故発生の後になったことについて、一貫して「違法性はない」と主張していた。一方、国土交通省は「検察の判断を評価する立場にはない」としながらも、冷静に受け止める向きが多数を占めた。「リコール隠しで立件された三菱ふそうトラック・バスとは、状況が異なるとは思っていた」との声もあった。

□トヨタ<7203>元部長ら不起訴＝RV部品折れ、5人負傷事故－熊本地検
5人が負傷したトヨタ自動車のRV（レジャー用多目的車）「ハイラックス」の事故で、欠陥を知りつつリコール（回収・無償修理）をしなかったとして、業務上過失傷害容疑で書類送検された同社の歴代の担当部長3人について、熊本地検は13日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
（時事通信）

△「ハエの気持ち」で先端フェチ発見　アース製薬<4985>「コバエがホイホイ」開発秘話
ムシムシ不快なこの季節、三角コーナーやゴミ捨て場を飛び回る「コバエ」は、台所の悩みの種だ。ハエ捕獲器市場は今や年間約１０億円ともいわれる。そんな中で、３月の発売後、右肩上がりに売り上げを伸ばし、“シーズン”が到来した６月第２週には１週間で約２０万個を販売するヒット商品となった。その裏には苦い思い出がある。「台所で殺虫剤を使いたくない」という声に応え、平成１２年に発売した「ハエとりポット」が爆発的売れ行きに。しかし、「目の前にコバエがいるのに、穴に入っていかない」という苦情が相次ぎ、１年間で販売中止を余儀なくされた。「コバエの生態研究が不十分だった」と商品企画課の永松孝之課長（４４）は振り返る。その後、需要を見込んだ他社の参入が相次ぎ、ハエ捕獲器市場は大きく成長していった。画期的な製品で見返したい。そんな思いから、コバエの徹底研究が始まった。大きな容器に１００～１０００匹を入れて観察を重ねる。「角や出っ張りに止まりたがる“先端フェチ”はすぐ分かりました。でも、なかなか穴の中に入ってくれない」。意外にコバエは手ごわかった。そこでまず中身を工夫した。殺虫ゼリーにメロンや黒酢、紹興酒などコバエが好む香りをつけた。また、「ゴミの中に入って卵を産み付ける」習性から、殺虫ゼリーを５ミリ四方のキューブ状にし、隙間（すきま）に潜り込みやすくした。さらに容器にはコバエが大好きな突起を付け、内部には誘導路を作ってゼリーまで歩いてたどり着くよう工夫。習性を利用したわなを幾重にも張り巡らすことで、「数字は言えないが、抜群の捕獲力を実現できた」という。消費者の良好な反応に同社では「ハエ捕獲器史上過去最高の売り上げに」と期待が膨らむ。だが永松課長は「今年１年だけではなく、何年も売れ続ける商品であってほしい。それがリベンジです」と表情を引き締めた。
（産経新聞）

△ハイブリッド列車　小海線で試乗会　世界初の営業運転
ディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせた世界初のハイブリッド列車の営業運転が３１日始まる長野県のＪＲ小海線で１３日、報道向けの試乗会が開かれた。列車の車輪はすべて電気モーターで駆動。屋根の上の蓄電池の電力で発車し、加速時はディーゼルエンジンで発電した電力を併用。減速時にモーターが回る力で蓄電池に充電する仕組みだ。この日は２両編成で走り、加速時や急斜面を上る時にディーゼルエンジンの音がかすかにする程度で、車内は非常に静か。
ＪＲ東日本<9020>は、騒音や窒素酸化物排出が少なく、高原を走る小海線にふさわしいと話している。営業運転では、ＪＲで標高が一番高い野辺山駅（１３４６メートル、長野県南牧村）―小淵沢駅（山梨県北杜市）間などを運行する。

△ファミリーマート<8028>、「佐世保バーガー」を発売
ファミリーマートは、７月２０日の『バーガーの日』に向けて、今年も、ご当地バーガーでおなじみの『佐世保バーガー』を７月１７日（火）より、全国のファミリーマート約７，０００店で発売いたします。

□保険金不払い　処分の東京海上日動（ミレアＨＤ<8766>）、日本興亜<8754>の社長が陳謝
第３分野保険金不払い問題で、４月に金融庁から一部業務停止命令を受けた東京海上日動火災保険の隅修三社長と日本興亜損害保険の兵頭誠社長は１３日会見して陳謝した。処分の影響で、東京海上日動は０８年３月期に２０億～３０億円の減収になる見込みで、日本興亜は処分期間中に１億円の減収になったことを明らかにした。

□ブルドック<2804>株　終値５８６円　ストップ安まで下がらず終了
１３日の東京株式市場で、ブルドックソース株は前日終値比３９円安の５８６円で取引を終えた。気配値を含め、制限値幅の下限（ストップ安）まで値下がりしないで終了したのは６営業日ぶり。米系投資ファンドのスティールが新株予約権発行の差し止めを求めて最高裁に抗告していることから、一部で買い注文も入った。

△パイオニア<6773>　ポータブル型カーナビ販売を検討
カーナビゲーション最大手のパイオニアが、バッテリー内蔵で車から取り外して使用できるポータブル型カーナビの国内発売を検討していることが１３日わかった。カーナビは新車発売時に取り付けて販売されることが増え、後付けカーナビの市場が縮小する中、持ち運びができるポータブル機を投入することで需要の開拓を狙う。

■ＪＲ東海<9022>労組＞幹部が社内文書持ち出した疑い…県警が捜索
ＪＲ東海労働組合の幹部がＪＲ東海の資料を持ち出した疑いが強まり、愛知県警公安３課と中村署は１３日、窃盗容疑で同組合本部事務所（東京都大田区）と地方本部（名古屋市中区）などで家宅捜索し、男性の組合幹部（４５）を任意で事情聴取を始めた。調べによると、この幹部はＪＲ蒲郡駅（同県蒲郡市）に勤務していた今年１月ごろ、同駅の助役が保管していた運行の安全管理に関する資料を無断で持ち出し、コピー機で複写して用紙数十枚を盗んだ疑い。ＪＲ東海広報部によると、盗まれたとされる社内文書は事故発生時、現場から本社への報告様式に関するマニュアルで、駅では助役以上の管理職のみに配布されていた。今年１月にＪＲ東海労のホームページに掲載されているのを社員が発見し、同社が愛知県警中村署に窃盗罪で刑事告訴していた。同社広報部は「文書が一般社員に知るところとなれば、社員管理に支障が出かねない。窃盗容疑で捜査がなされたのは誠に遺憾。事実関係が明らかになるのを期待する」と話している。
（毎日新聞）

△台風を全国から「実況」　全国1万2000人がレポート
ウェザーニューズは7月13日、台風情報サイトを強化し、全国のユーザーが台風の実況レポートをリアルタイムに更新する「台風実況レポート」や、台風の進路に当たる地域の被害をシミュレーションする「台風被害シミュレーション」などを追加した。

■新生銀行<8303>をかたるフィッシング詐欺メールに注意
新生銀行からのメールをかたり、顧客の個人情報を不正に入手しようとする悪質なサイトに誘導するフィッシング詐欺が確認されている。同行は7月12日、このフィッシング詐欺メールについてユーザーに注意を呼びかけた。新生銀行をかたるフィッシング詐欺メールは、HTML形式のメール。文面が英語で表記されており、中のリンクをクリックすると偽の「新生パワーダイレクト」（POWERDIRECT）サイトへ誘導し、本物に似せたログイン画面から口座番号や暗証番号、パスワードを入力させて個人情報をだまし取るという、フィッシングの典型的なもの。その文面はおおむね「外部からあなたの口座に不正なアクセスがあったため、口座を一時停止しました」として、確認のため個人情報の再入力を求める内容だ。
（ITmedia News）

△富士重工<7270>と住友商事<8053>、屋外型清掃ロボットシステム実用化で賃貸マンションに納入

△タスコシステム<2709>、ジー・コミュニケーションと業務提携に基本合意

△カルピス<2591>、乳酸菌「ラクトバチルス・ヘルベティカスＣＭ４株」発酵乳の抗動脈硬化作用を確認

△日本電産コパル電子<6883>、株式交換によりフジソクを完全子会社化

△ジャレコ<7954>、ニンテンドーＤＳ用ソフト「ネプリーグＤＳ」を発売

△東京海上日動（ミレアＨＤ<8766>）あんしん生命保険、「がん保険」の改定商品「がん治療支援保険」を発売

△ホンダ<7267>、四輪・汎用製品の補修用部品を扱う「鈴鹿物流センター」を稼働

△ＮＥＣエレクトロニクス<6723>、挿入実装型パッケージに封入した８ビットマイコン７品種を発売

△マネックス<8698>証券、先物・オプション取引の手数料値下げキャンペーンを実施

△バンダイナムコ<7832>ゲームス、テレビ番組の人気コーナーをゲーム化したＷｉｉ・ＤＳ用ソフトを発売

△ナカバヤシ<7987>、面ファスナーで組立簡単の布製収納用品「ファブリック　ボックス」を発売

△ＮＴＴドコモ<9437>「Ｓｕｐｅｒ　３Ｇシステム」の実証実験を開始

△ＮＴＴ<9432>西日本とＮＴＴネオメイト、高度ＩＰ系技術者の育成のため「テクノカレッジ」を開校
（日経プレスリリース）

△ＮＴＴ<9432>西とＮＴＴネオメイト、ネット業務の中核技術者育成するカレッジ開校
ＮＴＴ西日本とＮＴＴネオメイトは関西や九州など西日本６地区に、インターネットプロトコル（ＩＰ）を核にした通信ネットワーク業務の中核技術者を育成する「テクノカレッジ」を開校する。２０１０年度末までに、現在６００人の高度ＩＰ技術者を約４倍の２４００人に増やす計画。テクノカレッジはＮＴＴ西日本グループ各社の技術系社員が対象で、４コースを設置。固定電話通信網からＩＰ網、次世代ネットワークまで、ネットワーク全般の設備構築や保守・運用などのスキルを教える。すでに九州校は先行して開設し、関西校も１７日にオープンする。東海、北陸、中国、四国の４地区は９月以降に順次開校する。０７年度は九州校と関西校で計４２０人の技術者を育成する計画だ。

□ＤＯＷＡＨＤ<5714>建設子会社、来年１月めどに土木など全事業から撤退
ＤＯＷＡホールディングス（ＨＤ）が全額出資する建設子会社の同和工営は、０８年１月末をめどに土木・建築など全事業から撤退することを決めた。公共工事の発注が激減し業績が低迷する中、今後も受注回復が難しいと判断した。同和工営の０６年度の売上高は７０億円、経常損益は２年連続で赤字だった。ＤＯＷＡＨＤは約１１０人の従業員に対し、グループで十分な雇用先を確保する。事業撤退に伴い、ＤＯＷＡＨＤは約１２億円の損失が発生するが、０７年度の業績予想には織り込みずみ。また、同和工営の全額出資子会社で土木・建築や砕石を行う昭和開発工業（島根県出雲市）は、ＤＯＷＡグループで事業を継続する。

△東急ハンズ（東急不動産<8815>）、８月に柏店オープン－千葉県初出店
東急ハンズは８月３日に「柏高島屋ステーションモール」（千葉県柏市）内に「東急ハンズ柏店」を開業する。全国１８店目で千葉県内では初めて。店舗面積は２４６３平方メートルで、インテリア用品やアウトドア用品など取り扱いアイテム数は約６万アイテム。初年度２８億円の売上高を見込む。

△日野自動車<7205>、大型トラックの１２段セミオートマ変速機装着車を拡大し発売
日野自動車は１３日、大型トラック「プロフィア」の１２段セミオートマチック（半自動）変速機「プロシフト１２」装着車を拡大、発売したと発表した。新たに「Ａ０９Ｃ」型エンジン（排気量８・９リットル）搭載車にも同変速機を設定した。価格は代表車型が１８４１万３８５０円。従来「Ｅ１３Ｃ」型エンジン（排気量１２・９リットル）搭載車に設定していた同変速機装着車を、軽量・低燃費が特徴のＡ０９Ｃ型搭載車にも広げた。同変速機はエンジン回転域の最適化などが可能で、さらなる燃費向上が期待できる。

△河合楽器<7952>、壁紙や床板を自由に選べる防音室を２０日に発売
河合楽器製作所は防音室「ナサール」に、壁紙や床板を自由に選べる「ニューオーダータイプ」を追加し２０日に発売する。市販の壁紙でも吸音加工を施し利用できるのは業界でも珍しい。最も遮音性能が高い仕様の標準価格は１０畳で５４０万円。初年度１００室の販売を目指す。従来のオーダー防音室は、床や壁を指定の数種類から選ぶタイプが多かった。ニューオーダータイプは内装色のほか、大面積の窓や間接照明の設置など、設計の自由度を大幅に高めた。室内の音響にもこだわったシリーズ最上位機種となる。
（日刊工業新聞）

△オンワード<8016>が自社株買いを発表
オンワード樫山は１３日、２５０万株、４５億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。同社は９月１日付で、アパレル事業部門と商事事業部門を会社分割し、持株会社体制に移行する。１３日に解散を決議した連結子会社「パーソナルオーダージャパン」の事業は、オーク（9月にオンワード商事に社名変更）が承継する。

△総合商社が軒並み最高値
伊藤忠商事<8001>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>の大手商社がそろって最高値を更新、丸紅<8002>も１９９０年１月の最高値１１９０円に迫るなど商社株人気が続いている。　資源大手リオ・ティントがアルミ大手アルキャンを買収することで合意したのを受け、業界再編が資源価格の上昇につながるとの観測から、前日の海外市場で資源株が買われたのも支援材料。

△メイコー<6787>が続伸
本紙１２面でトップ推奨のジャスダックのメイコーが大幅続伸となっている。今期増益転換で最高益更新と押し目買い好機としている。

△ヤマダ電機<9831>がしっかり
ヤマダ電機がしっかり。池袋に進出するなど、都心の一等地に積極進出することが手がかり。
（株式市場新聞）

△鈴茂器工<6405>は米飯加工ロボットの需要が高まり、大幅最終利益を見込む
鈴茂器工は、寿司ロボットのパイオニアとして有名で、国内市場シェア５０％以上を占めている。バブル崩壊以降、レストラン・食堂で昼食を摂るより、スーパー、コンビニ、惣菜店の弁当ですませたり、ファーストフード店を利用する人達が増えていることから、米飯加工ロボットの需要は高まっている。そんな中、国内はもとよりアジアをはじめ欧米など海外の参加者も多い米飯加工機の展示会「スズモフェア」を毎年開催している。寿司店経営者、惣菜店経営者、給食業者、ファーストフード店経営者向けに、最大６０メートルの巻き寿司を製造できる海苔巻き機、超小型包装寿司ロボット、シャリ弁ロボット、飯盛り機などを紹介し、新規顧客開拓に努めている。また、海外展開についても積極的に推進。北米向けにはＵＬ基準・ＮＳＦ基準、欧州向けにはＣＥ宣言といった企画をクリアした製品を投入しており、海外売上高比率を２０％以上まで高めていく方針。昨年６月には、米国現地法人の営業を開始し、グローバルな販売活動を開始した。
今０８年３月期業績予想は、売上高５２億円（前期比３．５％増）、経常利益３億９０００万円（同２１．９％増）、純利益２億１８００万円（同３５．４％増）と大幅最終利益を見込む。有利子負債ゼロと財務内容も健全。年１５円配当を継続中。
（証券日刊新聞）

△日本エンター<4829>、今期は経常9％増益予想
日本エンタープライズの今5月期連結は、経常利益8億6000万円（前期比9％増）、純利益4億9000万円（同9％増）となる見通し。「四季報」予想の経常利益8億5000万円、純利益4億6000万円を上回った。

▼ブロッコリー<2706> 下方修正
ブロッコリーは、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高の減少に加え、一部ゲームソフトの開発の遅れにより制作費が嵩む見込みであること等により、下方修正となった。売上高93億円（前予想97億円）、経常利益0.45億円（同1.6億円）、当期純利益0.58億円赤字（同1.36億円）。

▼コネクトテクノ<3736>、今8月期予想を下方修正
コネクトテクノロジーズは、今8月期の連結業績予想を下方修正、経常損益9億8000万円の赤字（前回予想5億6000万円の赤字）、純損益19億5000万円の赤字（同16億円の赤字）とした。

▼ コネクトテクノロジーズ<3736> 下方修正
コネクトテクノロジーズは、2007年8月通期連結予想を発表した。投資有価証券売却益を1.8億円計上するが、子会社の業績回復の見込みが不透明であることから、投資有価証券評価損1.3億円、関係会社株式評価損1億円、関係会社事業損失引当金繰入額0.74億円、貸し倒れ引当金0.7億円を計上し下方修正となった。売上高25億円（前予想29億円）、経常利益9.8億円赤字（同5.6億円赤字）、当期純利益19.5億円（同16億円赤字）。

△アトリウム<8993> 上方修正
アトリウムは、2008年2月通期連結予想を発表した。大型物件の販売が当初予想を大きく上回り、不動産融資も大型案件を中心に順調に実行したことで、上方修正となった。売上高1200億円（前年同期比1160億円）、経常利益240億円（同155億円）、当期純利益120億円（同78億円）。

■サマンサ<7829> 第一四半期業績
サマンサは、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。グループ成長戦略に基づくグループ体制構築のための費用及び将来における人材強化のための人件費・教育費用等が売上に先行し増加したため減益となった。なお、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高57.7億円（前年同期比25％増）、経常利益4.9億円（同51.3％減）、当期純利益2.26億円（同53.3％減）。

▼ヨシ油脂<4404> 下方修正減配
ミヨシ油脂は、2007年12月通期連結予想を発表した。原料油脂価格及び石化原料価格の更なる高騰により、下方修正、減配となった。売上高454億円（前予想449億円）、経常利益0.7億円赤字（同7.4億円）、当期純利益2.1億円赤字（同4.5億円）、期末・年間配当3円（同5円）。

▼日本フイルコン<5942> 下方修正
日本フイルコンは、2007年11月通期連結予想を発表した。ミクロ製品分野において、前年度下半期から当年度上半期にかけてプラズマディスプレイ向け電磁波シールドメッシュの販売数量が減少し、単価に関しても下落したことにより、下方修正となった。売上高300億円（前予想335億円）、経常利益27億円（同33億円）、当期純利益14億円（同18億円）。

■オンワード<8016> 第一四半期業績
オンワード樫山は、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。特別利益の増加や特損が大幅に減少したことで当期純利益は黒転となったが、売上の減少で経常利益は減益となった。なお、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高751億円（前年同期比9.6％減）、経常利益81億円（同8.1％減）、当期純利益59億円（前年同期44億円赤字）。

▼共立印刷<7838> 345万株の第3者割り当て
共立印刷は、345万株の第3者割り当てを発表した。発行価格は1株426円、総額14億6970万円、払い込み期日7月30 日。割当先は、王子製紙に60万株、日本製紙に60万株、東京インキに51万株など。資金の使途は設備投資と借入金の返済に充当するとしている。

▼原弘産<8894> 第一四半期業績
原弘産は、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。同社は物件の引き渡しが第4四半期に集中しており、第一四半期業績は赤字であるが、概ね当初計画どおり進捗しており、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高60億円（前年同期比82.8％増）、経常利益6.21億円赤字（前年同期1.33億円赤字）、当期純利益5.57億円赤字（同1.32億円赤字）。

▼ベスト電器<8175> 第一四半期業績
ベスト電器は、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。新たに子会社化したさくらやが事業再生途中であった事や、既存直営店の売上不振による収益悪化、不採算店舗閉鎖、により赤字幅が拡大した。なお、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高986億円（前年同期比17.6％増）、経常利益13.47億円赤字（前年同期1.02億円赤字）、当期純利益7.26億円赤字（同2.11億円赤字）。

△スギ薬局<7649> 第一四半期業績
スギ薬局は、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。売り上げ増や営業外利益が増加し増収、増益となったが、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高574億円（前年同期比11.1％増）、経常利益30.25億円（同38.4％増）、当期純利益16.98億円（同74.7％増）。

△東洋炭素<5310> 前5月期上方修正
東洋炭素は、2007年5月連結予想の上方修正を発表した。エレクトロニクス分野の業績が好調や、新株発行に伴い法人税の同族課税が不適用となり上方修正となった。売上高313億円（前予想300億円）、経常利益71億円（同63.5億円）、当期純利益44億円（同36.5億円）。

□アスキーＳ<3810> 調査委員の報告について
アスキーは、監理ポスト入りになった一連の事態について、特別調査委員会の結論を発表した。特別調査委員会は、「同社の特損計上については、組織ぐるみの半期報告書の粉飾といった故意に基づく悪質な行為は認められなかった」と結論づけた。

△ゲンダイエージェンシー<2411> 第一四半期業績
ゲンダイエージェンシーは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。通期業績予想は据え置きとなった。売上高49億円（前年同期比9.4％増）、経常利益5.49億円（同15.1％増）、当期純利益2.89億円（同26.2％増）。

△サカタのタネ<1377> 今期増益予想 市場予想上回る
サカタのタネは、2008年5月通期連結予想を発表した。売上高490億円（前年同期比5％増）、経常利益24億円（同74.1％増）、当期純利益14億円（同621.4％増）、一株利益28円28銭。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益5.8億円。

▼サカタのタネ<1377> 前期下方修正
サカタのタネは、2007年5月通期連結予想を発表した。北米の収益商材の売上が急減したことや棚卸未実現益の調整額が予想より増加したこと、円安の影響等、北米事業での減損で下方修正となった。売上高466億円（前予想470億円）、経常利益13.78億円（同19億円）、当期純利益1.94億円（同7億円）。

▼雑貨屋ブルドッグ<3331> 下方修正
雑貨屋ブルドッグは、2007年8月通期連結予想を発表した。上半期より前年に比べヒットキャラクター商品が少なく、売上不振が継続しているキャラクター部門は、第３四半期に入っても不振が続いており下方修正となった。売上高279億円（前予想313億円）、経常利益19億円（同28億円）、当期純利益9.18億円（同16.44億円）。

△東宝不動産<8833> 第一四半期業績
東宝不動産は、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。昨年2ヶ月休業した帝劇の売店の稼動、飲食事業の新規店舗、保険事業の大口長期契約の更新、老人ホームの入居者像で、増収増益となった。なお、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高88億円（前年同期比15.9％増）、経常利益11.65億円（同41.7％増）、当期純利益10.6億円（同96.5％増）。

△学研<9470> 上方修正
学研は、2008年3月通期連結予想を発表した。棚卸資産売却損と固定資産売却益を計上し、当期純利益が12.4億円（前予想7億円）となった。

□島忠<8184> 第３四半期業績
島忠の6月連結第３四半期業績を発表した。なお、通期予想はおおむね予想通りに推移しており、据え置きとしている。売上高1027億円（前年同期比3.6％増）、経常利益118億円（同19.2％増）、当期純利益67億円（同8.3％減）。
（證券新報）