ムーディーズ、イタリアなど欧州6か国の国債格下げ
AFPBB  2012年02月14日 15:40
http://www.afpbb.com/article/economy/2857846/8468140?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

　米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス（Moody's Investors Service）は13日、イタリア、スペイン、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、マルタの国債の格付けを引き下げ、フランス、英国、オーストリアの格付け見通しを「ネガティブ（弱含み）」とした。欧州危機への対応が先行き不透明との理由から。

　格下げ後の各国の格付けはスロベニアとスロバキアが「A2」、イタリア、スペイン、マルタが「A3」、ポルトガルが「Ba3」とされた。これまでの格付けからスペインは2段階、その他の国は1段階引き下げられた。

■仏・英・墺は見通しネガティブ

　フランス、英国、オーストリアはいずれも最上位格付けの「AAA」を維持したが、今後条件が悪化すれば格下げする恐れもあるとされた。

　今回の格下げについてムーディーズは、ユーロ圏の債務危機によって、これら9か国は財政およびマクロ経済上のリスクを受ける恐れが増大していると指摘した。また欧州の景気見通しが悪化して、競争力の強化に必要な各国の財政緊縮策と構造改革が実施できない恐れがあるとの見方を示した。

　ムーディーズはまた、ユーロ圏の機構改造の実施、さらには危機に対応するために必要なリソースが集まるのか疑問を呈した一方、通貨統合の維持と市場の信認回復に必要な改革の実施に向けた欧州各国政府などの取り組みを勘案して格下げ幅は制限したと述べた。

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[3回]

フィッチは既に今年の１月17日にギリシャはデフォルトすると
明確に言っているワケでして･････
フィッチ：ギリシャは支払不能､３月20日償還できずデフォルトへ - ブルームバーグ

ハッキリ言っって、日本の（経済）マスコミが騒いでいる程、
ギリシャは何の（負の）サプライズは無いワケです。
言い換えれば「織り込み済」なワケです。
それを証明するかのように、既にギリシャ株価指数は反発して騰がっています。

アテネ総合指数 (ASE)

ギリシャのほうも過去既にデフォルトを８回も経験しているのですから
手慣れたモノで、暴動等が起こるのは国民性ですね！
世界中が騒ぐほどのことでもありません。

じゃぁ～今後、何が心配なのだろう？？？
･･･と、考えると、実は普通に考えると･･･って言うか、
欧州に住んでいたら気付く人たちも多いかと思うのですが、

それは「独国：ドイツ」です。
当然ＡＡＡの超優等生国家である「独国：ドイツ」

イタリアやフランスは、よく取り沙汰されていますが、
いつもお金を持っている「独国：ドイツ」がＥＵのまとめ役をしています。

いつも「ギリシャ」が大丈夫だと言っているのは「ギリシャ」では無く、
「ドイツ」がＥＵを代表して言って来た言葉なんですよねぇ～･････

その通りです。「ギリシャ」がデフォルトしようがＥＵから離脱しようが、
「ギリシャ」は大丈夫なのです。毎度のことなのですから･････

大丈夫では無いのは「ドイツ」なんですよねぇ～･････
「ドイツ」はフランスと同じくらい、ＥＵ統合時分に東欧諸国等で
不動産等で悪辣に儲けていたんですよねぇ～･････以前に言ったでしょ。
その不良債権や、今回のＥＵの不良債権等々で、
相当債権の焦げ付きが発生してリスクを負うはめになるでしょう。

「ギリシャ」がデフォルトして１番困る国は「ドイツ」なんです。
ドイツ連銀の資産サイドに積み上がった「ターゲット債権」は凄いよ！

現在、「ドイツ」の名前なんて全く出てこないでしょ！
ＥＵは「ドイツ」のおかげ･･･とか、
「ドイツ」は優良国家だとか･････そんなのばっかり｡｡｡

その「ドイツ」のリスクが表面化したらどうなる？？？

（負の）サプライズだよねぇ～･････

まぁ～ワタシは勝手に妄想で、そんな事を考えているんだけれどもねぇ～･････
次のステージは「ドイツ」かな？！･･･って、

だから「ドイツ」リスクが騒がれるまでは全て前菜みたいなものかなぁ～･････
まぁ～「ドイツ」リスクが騒がれだしたら「中国」リスクも騒がれるだろうし･･･

リスクなんて騒がれだしたら何でもリスクになっちゃうよぉ～･････
ネタは腐るほどあるんだから･････

まぁ～そういうことです。