7/13 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼木村化<6378>が続落
前日に値幅制限いっぱいに木村化工機が大幅続落となっている。６月２６日から１２連騰、前日の取引時間中の高値まで、この間株価が２．８倍になっていただけに、利食い売りがかさんでいる格好。

△信越化<4063>が新高値、１Ｑ好調を評価
信越化学工業が上伸し、今月９日の上場来高値９３２０円を更新した。同社が前日の取引時間中に発表した第１四半期（４～６月）業績で、連結営業利益が前年同期比２１％増になったことを評価している。最先端の半導体シリコンウェハである３００ミリタイプが伸びている。モルガンスタンレー証券では１３日付のリポートで「かなり強気である弊社予想を上回ったのは、ポジティブサプライズ」などとし、投資判断「オーバーウェイト」を継続している。

△野村ＨＤ<8604>は反発
野村ホールディングスが反発している。前日はドイツ証券が同社株の目標株価を２５５０円から２２００円に引き下げたことなどを背景に、年初来安値を更新していた。売買代金は首位と商いも膨らんでいた。ドイツ証では第１四半期にサブプライムローンの評価損６０億円～８０億円を計上すると予想。リポートでは「ポジション整理にはなお時間を要し、株価にはネガティブ材料となるとみられる」などとしていた。市場では「昨日はＳＱ前でもあり、過剰に反応した面が強い」などとの声が聞かれている。
（ラジオNIKKEI）

△今度はブタ！　マックに新１００円バーガー登場
ハンバーガーチェーン大手「日本マクドナルド<2702>」は１２日、米国産豚肉を使った新ハンバーガー「マックポーク」を全国のマクドナルドで販売すると発表した。２３日から、１００円。同チェーンの目玉商品「１００円マック」の追加メニュー。ガーリックとブラックペッパーの効いたソースがポークの味を引き出しているのが特徴。今回の新製品の投入で、鶏肉を使った「マックチキン」は販売終了となる。

▼意図的に偽装か　エレベーター強度不足　両社主張食い違い
相次ぐエレベーターのロープ破断に続き、エレベーターの強度不足が１２日、明らかになった。国土交通省が「意図的に強度の劣る鋼材を納入したことを業者が認めた」と会見で明らかにしたことで、意図的な偽装の可能性も出てきた。だが鋼材メーカーとエレベーターメーカーの言い分は真っ向から対立している。
エレベーター製造販売会社「フジテック<6406>」（滋賀県彦根市）の内山高一社長ら役員と、鋼材製造販売会社「ＪＦＥ商事<3332>建材販売」（ＪＦＥ社、大阪市）の岩瀬光治社長ら役員は１２日、国交省内で会見し、ともに「申し訳ない」と会見の冒頭、謝罪した。だがその後の言い分は真っ向から対立した。国交省によると、今年６月２１日、フジテック資材部の社員からＪＦＥ社に、本来エレベーターのかご枠に使用される鋼材（ＳＳ４００）と違う鋼材が納入されている、と連絡があり、今月６日、フジテックの調査で強度不足が判明。ＳＳ４００として納入されたものの一部に強度が劣る「ＳＰＨＣ」が交じっていることが分かった。ＳＰＨＣはＳＳ４００より１トンあたり４０００円ほど安いが、強度は劣る。外見上、見分けはほとんどつかない。ＪＦＥ社側は「フジテックの担当者の求めに応じて（納入したのはＳＰＨＣだが）ＳＳ４００と書かれた検査証明書を発行、フジテックに渡した」とあくまでフジテックの求めに応じて、強度が劣る鋼材を納入したと主張。「注文はＳＳ４００で受けたが、納入するのはＳＰＨＣでよい、とフジテックと口頭で約束した」とも話した。フジテックは「そのような事実はない」と否定。水掛け論となった。いずれにせよ強度が不足したエレベーターが動いていたのは事実。同社は５６０基の強度不足のエレベーターについては、速度を落とし、定員を減らして運行を続け、順次補強工事を行うとしている。このうち約２００基はＪＲ西日本の駅で使われている。

△三菱商事<8058>　登録排出権量２倍へ
三菱商事は１２日、二酸化炭素（ＣＯ２）など温室効果ガスの排出権ビジネスで、国連への登録排出権量を２倍以上に拡大する方針を明らかにした。すでにＣＯ２換算で年間１１８７万トン分の排出権の認定を求めて国連に登録済みだが、今後、２５件強ある未登録案件についても国連への登録を進め、排出権ビジネスの地盤固めを急ぐ。排出権ビジネスは、京都議定書に盛り込まれた「クリーン開発メカニズム」（ＣＤＭ）と呼ばれる地球温暖化対策の関連事業。温室効果ガスの排出義務が課されている日本などの先進国が、中国など義務が課されていない国に資金や技術を投入し、温室効果ガスの排出を削減した実績を排出権として獲得できる仕組みで、電力会社、鉄鋼メーカーなどに販売するビジネスが加速している。
（産経新聞）

△携帯電話各社　音量の自動調節など高齢者用端末の開発に力
携帯電話各社が高齢者用端末の開発に力を入れている。音量を自動的に調節し、相手の声をはっきり聞こえるようにする機能など使いやすさの強化だけでなく、持ち主の居場所を特定できるＧＰＳ（全地球測位システム）機能がついたものや、海外で使える機種も登場。高齢者向け端末は従来「通話のみ」などシンプルさを重視したものが多かったが、使いやすさと同時に、多機能化も狙う傾向が出てきた。
ＮＴＴドコモ<9437>は１２日、高齢者や障害者が使いやすいようボタン配置などを考えた「らくらくホン」のシリーズで、初めてＧＰＳ機能を搭載した機種を発表した。地図の文字を大きくし、行き先を音声入力できるようにするなど使いやすさを追求。迷子になった場合に備え、登録された相手にワンタッチで自分の居場所をメール送信する機能もつけた。８月発売予定。価格は２万円前後を見込む。
ＫＤＤＩ<9433>も「簡単ケータイ」の新機種を今秋発売する。ＧＰＳのほか、聞き取りづらい高音域の音を大きくする機能を搭載。メール読み上げ機能では、速さや声質を聞き取りやすいよう自分で設定できるようにした。価格は１万円前後の見込み。
ソフトバンク<9984>モバイルは７月下旬、若い世代を中心に人気がある機種を年配者向けに作り替えた機種を発売する。薄型でシンプルなデザインや高画質カメラなどの機能はほとんどそのままで、画面やボタンの文字を拡大し、押しやすいようボタンを改良。価格は２万円前後を見込む。海外でも使用可能で、同社は「海外旅行をする６０歳以上の人は増えており、需要は高い」とみている。
（毎日新聞）

△ソニエリ増収増益、ウォークマン携帯は3カ月で900万台
Sony<6758> Ericssonが7月11日発表した第2四半期（4～6月期）決算は、売上高は前年同期比73％増の31億1200万ユーロ、純利益は同54％増の2億2000万ユーロだった。同四半期中の出荷台数は、前年同期を59％上回る2490万台で、前四半期の2180万台も上回った。特に中・低価格帯製品の販売が伸びている影響で、平均販売単価（ASP）は前年同期の145ユーロ、前四半期の135ユーロから、125ユーロに下落したが、粗利益率は、前年同期の28.5％より高い29.6％を確保している。ウォークマン携帯の出荷台数は900万台だった。市場シェアは前年同期から3ポイント伸ばし、9％を超えるシェアを獲得したとみている。
（ITmedia News）

△三協立山<3432>アルミ、人工木デッキ「ひとと木」にルーフ・パーゴラ・スクリーンを追加

△三菱ＵＦＪニコス<8583>と新日本石油<5001>、１０月から「ＥＮＥＯＳカード」の年会費と特典内容を変更

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、長野銀行と提携しクレジットカードのリボルビング一部返済サービスを開始

△東芝<6502>、中国に火力発電所向け情報制御システム事業の拠点を設立

△住友電工<5802>情報システム、Ｊａｖａ開発フレームワーク「楽々ＦｒａｍｅｗｏｒｋＩＩ」の最新版を販売

△ワタベウェディング<4696>、オーストラリアハネムーン「世界遺産＆ヘリテージフォトプラン」を発売
（日経プレスリリース）

△ソニー<6758>　株価が低迷していたのは公的資金の売りが継続していたため。それが一巡したとされ、出直りは時間の問題という。

△ＤＮＡ研<2397>　産業技術総合研究所と共同開発した新規なアミノ化試薬を、米シグマアルドリッチ及び子会社に対し、非独占、全世界にわたるライセンス供与で合意。

△ハイブリッド<2743>　ＬＢＰトナー販売主力。年初来安値水準は絶好の買い場。ＰＥＲ１０倍で割安感。

△ＳＭＫ<6798>が反発
ＳＭＫが反発。フィリピン工場でタッチパネルの生産を２．５倍にすると報じられたことが手がかりになっている。
（株式市場新聞）

△ソニー<6758>は小幅続伸。「ゲーム機」を材料に、続伸を狙いたいが･･･
ソニーは小幅続伸。１１０円高の６４６０円まで買われている。引き続き、米サンタモニカで１１日から開催されているゲーム見本市『Ｅ３』や、北米市場での『プレイステーション３』値下げ、ソニー・コンピュータエンタテインメントが新型『プレイステーション・ポータブル』を９月から日米欧で順次発売すると発表したことが、手がかり材料となっているもようだ。
ゲーム機市場での「ライバル」任天堂<7974>は、今朝また上場来高値を更新し、５万円台に乗せている。ソニーもゲーム機をネタに、続伸と行きたいところだ。まずは５月につけた年初来高値７１９０円が目標となろう。

△月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄－サンフロンティア不動産<8934>
サンフロンティア不動産は、平成１１年の会社設立からわずか５年後にはジャスダックへ上場、さらに今年２月から東証１部へ上場と、スピード成長ぶり。京セラの稲盛会長の、「利他の心」に出会ってから業績飛躍をはかることができたと、堀口社長は常に、「利他の心」を強調。当然、この言葉は、同社の社是となっている。主力事業はリプラニング。平たくいえば、事業用不動産（賃貸ビル）の再生事業である。都市部に大量にストックされた事業用賃貸ビルにスポットを当て、老朽化し稼働率の落ちた事業用ビルをリニューアルし、新たな役割を創出することにより、再び、価値を生み出す資産として蘇えさせる。活気ある都市づくりの一翼を担い、同時に資源の有効活用ということで、地球環境に貢献する。事業環境は明るい。同社は東京都心部にマトを絞った営業を展開している。とくに、東京都心５区だけで、日本全国の賃貸オフィス・ストックの約４６％を占める。しかも、リプラニングの対象となる「築２０年以上」の物件は多い。
０７年３月期は、売上げ１１０．７％増、営業利益２．３２倍、経常利益２．３８倍と大幅な増収増益だった。０６年３月に３分割を行ったが、１株利益は１万５１９２円と高い水準をキープし、配当は年１０００円。２００５年の時点で、２０１５年に連結売上げ１０００億円を目標として掲げたが、好調な現在のペースでは計画を早く達成できる見通しだ。株価は２００５年と２００６年に連続２回の分割を実施、現在はこの１年は、ほぼ２５万円を挟んだモミ合いに推移している。下値は十分固まっており、そろそろ、上値の見込めるところである。

△株マニ注目のミヤチテクノス<6885>が続伸、６期ぶりに過去最高益を更新
株マニ６月２６日短期注目銘柄のミヤチテクノスが、５０円高の２１９０円まで買われ続伸し上値追いとなっている。前日の日本経済新聞朝刊が、２００７年６月期の連結経常利益は前の期比約１６％増の２５億円前後になり、６期ぶりに過去最高益を更新する見通し。年間配当は記念配も含め３０円とし、株式分割を考慮すると実質増配になると報じたことを好感した買いが継続している。四季報では、２００８年６月期予想１株利益１４９．８円としており、２４００円処のフシ挑戦となりそうだ。

△国際石油開発帝石<1605>が４日続伸し年初来高値を更新
国際石油開発帝石ホールディングスが、３万円高の１２２万円と前日と変わらずを挟んで４日続伸し６日につけた年初来高値１２０万円を更新している。引き続き、原油先物相場の堅調を好感した買いが継続している。また、北カスピ海沖合に鉱区を保有していることから、東芝<6502>・丸紅<8002>同様カザフスタン関連として注目を集めているようだ。株価は、０６年４月につけた上場来高値奪回から一段高へ向かいそうだ。

△任天堂<7974>は５万円台に乗せ、またも上場来高値更新。米ゲーム見本市も材料
任天堂はまたも上場来高値を更新。５万０８００円をつけ、５万円の大台に乗せた。かねてから好業績と、「ソニー<6758>(東1)のゲーム事業、逆転へ」との報道などを材料に続伸してきた。さらに、米カリフォルニア州サンタモニカでゲーム見本市『Ｅ３』が１１日から開催されているなど、手がかり材料も出ている。現在の株価で、ＰＢＲは６．５倍と割高だが、ＰＥＲは３０．８１倍と、割高・過熱というほどではない水準。信用残も売買拮抗している。

△英国風パブを展開するハブ<3030>は、好業績でストップ高。数字は小さいが、伸びしろは大きい
ハブは１万７０００円高の１５万９０００円と、マドをあけて始まり、その後１６万２０００円ストップ高。きのう大引け後に発表した、第１四半期（３～５月）は、前年同期比増収増益。売上高は同１６．２％増の１０億８１００円、経常利益は同１９０．６％増の８３００万円、純利益は同２２９．４％増の４８００万円と、数字自体が小さいとはいえ、伸び率は大きい。英国風パブのチェーン店を、首都圏の繁華街を中心に展開している。大口株主は加ト吉<2873>、村さ来本社など。８月中間決算を上方修正した。２００８年２月通期業績予想は据え置いたが、前年実績比増収増益の見通し。東洋経済新報社の『会社四季報』では、２００９年２月期も増収増益と見られている。チャートを見ると、現在の１６万円ラインの次のフシは１８万円ラインだ。

△フェローテック<6890>が反発、日本経済新聞朝刊の報道を好感
半導体製造装置用部品などのフェローテックが、９円高の１０２０円と反発、一時１０２８円まで買われ連日の年初来高値更新となっている。本日付の日本経済新聞朝刊の新興企業成長力を探るの欄で、同社株が取り上げられたことを好感している。「磁性流体」が成長けん引。１１年３月期に連結売上高４００億円を目指している。市場の成長期待に応えるには、規模拡大に合ったグループ管理体制の構築が重要となるなどとしている。今期予想ＰＥＲ１４倍台と割安の水準にあり、上値追いの展開が続きそうだ。

△インテリックス<8940>は好決算で続伸。今期も好業績見通し、株価も上昇トレンド
インテリックスは続伸。１万４０００円高の３１万７０００円まで買われている。きのう大引け後に発表した、５月通期連結決算は、前年比増収増益。売上高は同２２．２％増の３８８億５９００万円、経常利益は同９５．３％増の２１億１２００万円、純利益は同１０８．４％増の１２億１３００万円と、大幅な増収増益となった。中古マンション市場の活況を背景に、同社の『リノヴェックスマンション』ブランドの醸成が進展したため。また、都心部を中心とする地価上昇傾向を見越して、需要の高いエリアや高額物件を先行的に仕入れた。また、インフレ対応型のビジネスモデルとして、オーナーチェンジ物件（賃借人付き物件）の取得に注力するなど、次期に向けた施策も打っている。
２００８年５月期連結業績予想も増収増益としており、売上高は約３割増収、経常・純利益はそれぞれ約４割増益を見込んでいる。チャートを見ると、短期日足、中期週足とも続伸トレンドで来ている。地合いにもよるが、好業績をバネに、まずは今年高値３５万円ラインまでの戻りが目標となろう。

▼ダイエー<8263>は１Ｑ減収減益で続落。さまざまな施策を打っているものの、回復には時間が
ダイエーは続落。５円安の１２４３円で始まっている。きのう大引け後に発表した、第１四半期（３～５月）連結決算は、前年同期比減収減益となった。店舗特性に合った店舗改装や、外部テナントの積極的な導入、新規出店、発注精度の向上、きめ細かいマーケティング実施を目的とした新ＰＯＳシステム・ポイントプログラムなど、さまざまな施策を打っているが、まだ業績には反映されていないようだ。
２００８年２月通期業績予想は、前回発表の、前年実績比減収減益の数字を据え置いている。業績、株価とも、好転するにはまだ時間がかかるようだ。

△イビデン<4062>が４日ぶりに反発し上場来高値を更新
イビデンが、３２０円高の８２１０円と４日ぶりに反発し５日につけた上場来高値８２００円を更新している。引き続き、主力のディーゼル車向け排ガス浄化装置（ＤＰＦ）を中心に収益拡大を期待した買いが入っている。信用取組倍率０．３２倍の好需給となっており、買い戻しの動きも入ったようだ。

△ＵＳＥＮ<4842>は３Ｑ好業績でギャップアップ。今期黒転で株価４ケタ回復へ
ＵＳＥＮはギャップアップ。４０円高の９８０円で始まり、寄り後は９９３円まで買われている。きのう大引け後に発表した、第３四半期（２００６年９月～２００７年５月）連結決算は、前年同期比増収増益。かつ、営業・経常損益は、前年同期の損失計上から黒字転換となった。
２００７年８月通期連結業績予想は、前回予想を据え置いた。前年実績比増収増益で、かつ経常・純損益は、前年の損失計上から黒転を見込んでいる。チャートを見ると、この１ヵ月ほどは９００円台央でモミ合ってきた。このまま続伸して、まずは４ケタ回復、さらに次のフシ１１００円までは戻したいところだ。

△新日本製鐵<5401>は４日ぶりに反発、ミタルとの提携強化からＭ＆Ａの思惑再燃
新日本製鐵が、１０円高の８６０円と４日ぶりに反発している。鉄鋼世界最大手のアルセロール・ミタル（ルクセンブルク）と同２位の新日本製鐵が提携強化をめざし新たな技術協力契約を結ぶことになったとの報道を好感している。世界の鉄鋼市場で合計約１２％のシェアを持つ２社が今後５年間、協力を維持・拡大する方向が固まる。ただミタル幹部によると契約には相手側を買収しないという条項などは「特にない」という。ミタルが今後、新日鉄を買収の標的にする可能性はなお残るとしており、Ｍ＆Ａを期待した動きが出ている。
（証券日刊新聞）

△東洋証券<8614> 第一四半期業績
東洋証券は、連結2007年6月第一四半期業績を発表した。営業収益65億円（前年同期48億円）、経常利益26.88億円（同12.87億円）、当期純利益15.38億円（同7.5億円）。

△極東証券<8706> 第一四半期業績
極東証券は、連結第一四半期業績を発表した。株券委託手数料及び引受け・売出し手数料が前年同期比減少したものの、好調な債券販売を反映して債券トレーディング益が大幅に増加し大幅増益となった営業収益33.92億円、経常利益18.17億円、当期純利益12.73億円。

▼ＪＰモルガン クリード<8888>格下げ
ＪＰモルガンは、クリードをオーバーウエイトからニュートラルに格下げを行った。

▼マルヤ<9975> 下方修正 減配
マルヤは、2007年8月中間単体予想を発表した。不適切な会計処理の費用を特損計上で下方修正となった。なお、期末は4円配当を予定している。営業収益175億円、経常利益5億円赤字（前予想3億円赤字）、当期純利益7億円赤字（同3.5億円赤字）、中間配当無配（同4円）。

△日興シティ 日本触媒<4114>を新規２
日興シティは、日本触媒のレーティングを新規２Ｍに設定した。昨日に決算発表した不二越<6474>は２Ｈで据え置きとなる。
（証券新報）

△岡山県産くだものＰＲ　羽田・銀座に販売店開設
岡山県は、白桃などのくだものを販売するショップ「岡山屋羽田店」を１３日、羽田空港第２ターミナルビルにオープンする。開設期間は９月２日まで。
また、銀座三越<2779>（東京都中央区）地下１階には２４日から８月２７日まで「岡山屋銀座店」を設け、白桃やマスカットなど主に高級くだものを販売する。岡山県産のくだものをＰＲし、販売する「岡山屋」の開設は昨年に続き２回目。１２日、フジサンケイビジネスアイ東京本社を訪れたフレッシュ岡山の白田文（あや）さんは「岡山のくだものは栄養豊富。肌もピチピチになります。ぜひ味わってください」とＰＲ。

△サイトサポート・インスティテュート<2386>、臨床試験支援事業を買収、人材紹介のメッドラインから
医療機関に対して臨床試験支援（ＳＭＯ）事業を展開するサイトサポート・インスティテュート（東京都品川区）は、ＳＭＯ事業や人材紹介業を手掛けるメッドライン（福岡市中央区）のＳＭＯ事業を買収した。Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）戦略による業容拡大を掲げており、今回の買収もその一環。スケールメリットを追求することで、競争力の向上を目指す。２００７年３月期で９０００万円の売上高を計上したメッドラインのＳＭＯ事業の買収金額は４５００万円とみられる。メッドラインの事業買収により、サイトサポート・インスティテュートでは「福岡と熊本地域での臨床試験を実施する医療機関と人材が確保でき、経営基盤がより強固なものになる」としている。

△インターオプト　会場だより　研究者注目の技術集結
千葉市美浜区の幕張メッセで開催中の光関連総合展示会「インターオプト’０７」には、さまざまな分野の研究者、技術者が多数、詰めかけている。レーザー光源などのメーカー、サイバーレーザーは、最先端技術を駆使した高速ガラススクライバーを出展している。従来のレーザーよりハイパワーのフェムト秒レーザーによる割断加工装置で、きれいに高速に加工でき、後工程での洗浄などが不要になるといった特徴がある。大型ディスプレーから携帯電話まで広範なＦＰＤ（フラットパネルディスプレー）の割断に威力を発揮しそうだ。テーラーホブソンは、市場投入する非接触３次元性状測定機「タリサーフＣＣＩ６０００」を公開している。分解能は０・０１ナノ（１ナノは１０億分の１）メートルで、超精密・高精度の非接触高速測定が可能という。レンズ、シリコン、薄膜などの製造工程、品質管理などで活用できる。
サイバネットシステム<4312>のブースでは、大型ディスプレーなどの心臓部である光源・照明の解析設計ソフトウエア「Ｌｉｇｈｔ　Ｔｏｏｌｓ」が注目を集めている。反射、透過、散乱、偏光など光のもつさまざまな特性を自動的に解析し、照度分布や色度分布計算などを高速、高精度に行える。通常は取得が難しいデータを簡単、ダイレクトに得られるため、メーカーの製品設計・開発を迅速化できる。同展の会期は１３日まで。入場は無料。

△ハッピーローソン<2651>　地域密着の子育て支援　横浜に開設
ローソンは１２日、横浜市中区に子育て応援コンビニ「ハッピーローソン山下公園店」をオープンした。子連れでも買い物を楽しめるよう店内に木製立体遊具を置き、カフェを併設したのが特徴だ。既存店売上高の前年割れが続き、コンビニの“成長神話”が崩れる中、消費者に選ばれる「オンリーワン」の店作りで勝ち残りを目指す戦略の一環。同社は６月末まで子育て応援コンビニを東京・日本橋に期間限定で開設。ここで得たノウハウを山下公園店に生かした。同日会見したローソンの新浪剛史社長は、「子育て支援コンビニは行政との密着が不可欠。手を挙げる自治体があれば、積極的に広げたい」と多店舗展開に意欲を示した。

△トヨタ<7203>「プリウス」、ドイツ「満足度」首位
米調査会社ＪＤパワー・アンド・アソシエーツがドイツで実施した乗用車モデルの顧客満足度調査によると、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が初めて首位に立った。１１日発売の独自動車専門誌「アウトシュトラーセンフェアケーア」が報じた。調査はドイツ国内２万人強のドライバーを対象に、平均製造年数２年の車について信頼性、魅力度、アフターサービス、維持費などに対する評価を集計したもの。２位はトヨタ「ヤリス・バーソ」（日本名ファンカーゴ）、３位はホンダ「アコード」と続き、上位１０モデルのうち９モデルを日本車が独占した。
（FujiSankei Business i）

■注視銘柄

8002丸紅
6581日立工
6770アルプス電気
7427エコーＴＤ
3230スター・マイカ
6768タムラ製
9132第一中央汽船
7826フルヤ金属
5631日製鋼
3851日本一Ｓ
6798ＳＭＫ
8614東洋証券
8706極東証券
4114日本触媒
2386サイトサポートインスティテュート
4312サイバネットシステム
7203トヨタ
4822ハドソン
6222島精機製作所
6313共立
6875メガチップス
5444大和工業
6460セガサミーホールディングス
3036アルコニックス
6378木村化工機
3607クラウディア
8976ＤＡオフィス投資法人
6816アルパイン

■免責事項
　・掲載情報は、株式投資の参考として提供しています。
　・投資判断は、自己責任でお願いします。
　・当方は、皆さんの投資判断に対する一切の責任を負いかねます。