7/12 午後の『株価材料』

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■株価材料

△米でゲーム見本市開幕・任天堂<7974>、Ｗｉｉで健康管理
米カリフォルニア州サンタモニカで11日に開幕したゲーム見本市「Ｅ３」で、ゲーム各社が相次ぎ新商品を発表した。任天堂はダイエットや健康管理に役立つフィットネスソフトを公開。
ソニー<6758>・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）は携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル（ＰＳＰ）」の軽量版を９月に発売する。任天堂は家庭用ゲーム機「Ｗｉｉ（ウィー）」向けに、健康管理ソフト「Ｗｉｉフィット」を発表した。体重計型の周辺機器に乗り、ヨガや筋トレ、エアロビクスなどで体を動かす。毎日体重をはかり、家族の健康維持に役立てられるとしている。日本では年内に発売する。このほか銃や車のハンドルを模したコントローラーを発売し、対応ソフトを出す。ＳＣＥは現行のＰＳＰより２割薄く、３分の２に軽量化した新モデルを世界で発売する。既存のゲームがそのまま遊べるのに加え、テレビにつないで画面を映し出せる新機能を盛り込んだ。このほか各社は年末商戦に向けてゲームソフトの充実を掲げた。
（NIKKEI NET）

△大日本印刷<7912>：丸善<8236>の筆頭株主に、大和証プリンシパルから優先株取得へ
印刷業界首位の大日本印刷は、本屋チェーン丸善に資本参加して筆頭株主になる。大和証券ＳＭＢＣプリンシパル・インベストメントが保有する丸善優先株の一部を取得、議決権比率で25.5％を保有する。印刷技術やノウハウを提供することで教育・学術市場で協業体制を築く。丸善が12日発表した。丸善の株価は、前日比27円（14％）高の214円（午後１時58分現在）。

△武田<4502>「アクトス」,グラクソの競合薬に指摘の心疾患リスクない可能性
武田薬品工業の糖尿病治療薬「アクトス」には、競合する英グラクソ・スミスクラインの「アバンディア」に対して指摘されている心臓発作を起こすリスクがない可能性がある。アナリストらは、今月中に完了予定の武田薬の過去の研究を分析する作業（メタ分析）によって、アクトスには心疾患を引き起こす副作用がないことが示され、経口血糖降下剤として世界で最も売れているアバンディアをアクトスが追い抜く可能性が示されるとみている。アバンディアが心臓疾患のリスクを 43％高めるとの報告書は５月に、米クリーブランドの病院から出ていた。米食品医薬品局（ＦＤＡ）は今月30日、アバンディアと心臓発作の関連性に関する会合を開く。武田薬の幹部、ロバート・スパンハイマー氏によれば、同社にＦＤＡは証言を求めていないため、当局の懸念がアバンディアに限られていることが示唆されるという。同氏は2005年に公表した欧州19カ国の糖尿病患者5000人を対象とした研究で、アクトスには心臓発作を引き起こす血栓を防ぐ働きが認められており、メタ分析によって、それが確認される可能性があると話した。05年の研究によれば、アクトスは心臓発作やそれによる死亡のリスクを16％軽減した。同研究結果について、スパンハイマー氏はインタビューで、アクトスとアバンディアの違いを「正確に示すシグナルだ」と述べ、メタ分析の結果を30日の会合前にＦＤＡへ提出したいと語った。アクトスにはいわゆる悪玉コレステロールを減らし、アバンディアには増やすという違いがあると、ニューヨーク大学メディカルセンターで心臓血管症予防施設の責任者を務めるハワード・ワイントラウブ氏もインタビューで述べている。「これまでに見たすべてのアクトスに関する研究では、心臓発作リスクを高める兆しは全くなかったが、アバンディアでは逆だった」と語る。アクトスの昨年の売上高は27億7000万ドル（約3385億円）で、33億ドルのアバンディアに次いで経口糖尿病治療薬では２位だった。ワシントン・アナリシスのアナリスト、アイラ・ロス氏は「２位から１位へ浮上するチャンスだ」と語る。グラクソの広報担当、メアリーアン・ライン氏はリスクを見極める最善の方法はメタ分析ではなく、長期にわたる臨床試験にあると主張する。一方、ＦＤＡの広報担当者は30日の会合に関してコメントを控えた。
（ブルームバーグ）

△信越化<4063> 決算発表後は堅調。
第一四半期営業利益は前年同期比21％増の695億円となった。中間期や通期計画の修正はなかったが、中間期は同10％増益の見通しであり、順調な上ブレ推移との見方から好感する動きが先行しているようだ。

△伊藤忠<8001>---史上最高値更新だが出遅れ感目立つ
史上最高値更新だが出遅れ感目立つ。商社株が軒並み強い動きをみせている。丸紅はまだ最高値を更新していないが、直近の上昇ピッチやバリュエーション面では伊藤忠の出遅れ感が目立っている。見直す動きに期待したいところ。

□創通<3711> 第3四半期の決算発表を受け、大和総研では投資判断「2」を継続したようだ。
前期利益が上期偏重のため、減収並びに営業減益については特にネガティブではないと。一方、ＰＥＲ面での割安感、第4四半期に営業増益に転じる点、財務内容の良好さ、ＰＢＲが1.1倍であることを勘案すれば、投資魅力が高いとしている。

△トキメック<7721>---急伸、船舶向けの伸長期待なども背景に
急伸。丸山製作所のストップ高などを刺激に、仕手系色の強い銘柄が一様に買い進まれる展開となっている。同社もこうした流れに乗っている面もあるが、一方で、古野電気の好決算発表が航海計器などを手掛けている同社の刺激材料につながっているとの見方も。

■木村化工機<6378>---後場は売り気配値切り下げる展開に
後場は売り気配値を切り下げる展開。朝方は買い気配スタートもストップ高までは届かず、その後は利食い売りが優勢の展開。原発関連分野の拡大期待が物色のきっかけとはなったが、その後の株価水準の大幅上昇により、足元では過熱警戒感を伴いつつ、値動きの軽さだけが妙味となっていた。丸山製作所がストップ高など、仕手系材料株に短期資金のシフトが進んでいることも、利食い売りを急がせる背景に。

▼野村ＨＤ<8604>---軟調、ドイツ証券が目標株価引き下げ
朝方から軟調な動きが目立つ。ドイツ証券が目標株価を2550円から2200円に引き下げたことが悪材料視されているようだ。サブプライムローンの損失を 60-90億円と想定、外債販売堅調な債券為替トレーディングも横ばい推移を見込むとしているようだ。本日は海外投資家の売りが中心と観測されている。
（フィスコ）

△大手不動産株が堅調、６月末の大型オフィスビル空室率は前月比で上昇
三井不動産<8801>が一時、前日比70円（2.06％）高の3460円まで上昇、三菱地所<8802>が一時、前日比30円（0.93％）高の3250円まで上昇、住友不動産<8830>が一時、前日比60円（1.55％）高の3920円まで上昇するなど大手不動産株が堅調。貸しビル仲介業の三鬼商事によると６月末の都心５区の大型オフィスビルの空室率は前月の2.71％から0.16ポイント上昇して2.87％になったことを発表。同社では都心部ではテナント企業の拡張移転の動きなどが多数みられ、オフィス需要の拡大傾向は続いていると述べている。

△ソフィアＨＤ<6942>が連日の大幅高、高性能モバイル端末の開発を発表
ソフィアホールディングスが一時、前日比38円（18.27％）高の246円まで上昇、同社は前日11日の午後２時、100％子会社である株式会社ソフィアモバイルを通じ、高性能モバイル端末「ｎａｎｉ」の開発・提供事業に正式進出すると発表したことが引き続いて材料視されている。ｎａｎｉはＰＨＳ通信網を使った音声通信やパケットデータ通信が可能な他、搭載したワンセグチューナーを使って地上デジタル放送の受信も可能。７月18日から開催予定の「ワイヤレスジャパン２００７」に出展した後、11月頃にテストマーケティングを開始。サービスの正式提供開始は来年の３月頃の予定。

△ソニー<6758>が反発、新型ＰＳＰを９月から順次発売
ソニーが一時、前日比70円（1.11％）高の6400円まで上昇して、４日ぶりに反発。同社はきょう12日、新型携帯用ゲーム機「ＰＳＰー２０００」を日米欧の各地域で９月から順次発売すると発表したことが買い手がかりとなったものと見られている。新型のＰＳＰはテレビへの出力機能を装備した上で、軽量、薄型化を図ったもの。また、ディスクからのゲームの読み込み時間などに関しても短縮を図られているという。ＰＳＰに関しては不振が続くＰＳ３に比べると比較的堅調な売り上げが続いていることもあり、旗手挽回の切り札になるのでは、といった期待感も広がっている。

▼アライヴ<1400>がストップ安売り気配、大証が投資家に対して注意喚起
ヘラクレス上場の室内コーティングの総合施工会社のアライヴ コミュニティが値幅制限の下限となる前日比4000円安の２万8150円まで気配値を切り下げてストップ安売り気配。大阪証券取引所は11日、同社が同日付け発表した第三者割り当て増資について発表を行い、「当該新株予約権は有利発行で、発行予定株式数が株式併合を伴うことにより、最大で株式併合後の発行済み株式数の約30倍にも達し、既存株主の持ち分の著しい希釈化を招き、流通市場に混乱をもたらすおそれがある」として投資家に対して注意喚起したことが懸念視された。
（テクノバーン）

△不二越<6474>の５月中間決算、経常利益は４％増
不二越が１２日発表した０７年５月中間連結決算は売上高が９２６億５７００万円（前年同期比０．５％減）、経常利益が７２億３０００万円（同４．４％増）、当期純利益が４１億７６００万円（同２３．８％増）となった。前期に不採算の住宅事業から撤退した影響で売上高は減少したが、自動車や産業機械向けの高機能ベアリング、建設機械向け油圧機器など部品事業が好調だったほか、為替が予想より円安傾向で推移したことも利益増につながった。自動車業界向けを中心にした工作機械やロボットの売上は伸び悩んだ。全体では固定費の増加や原材料価格の上昇などが１９億円の減益要因になったが、コストダウンや販売価格の改善、住宅事業からの撤退などが合計２２億円の増益要因として働いて吸収した。
０７年１１月期は売上高が１８８０億円（前期比０．７％増）、経常利益１５０億円（同５．９％増）、当期純利益７５億円（同２．７％増）を見込んでいる。従来予想を変ていない。
（ラジオNIKKEI）

■泊原発　建設中の原子炉建屋で連続不審火　北海道<9509>
北電は１２日、建設中の泊原発３号機（後志管内泊村）の原子炉建屋で３日、ごみ箱から煙が上がる不審火があった、と発表した。５日に建設に携わる関連会社から報告を受け地元自治体や道警に届け出たが、「火災とは認識していなかった」として公表していなかった。今月に入ってから３号機で発覚した不審火はこれで３件目。北電によると、３日午前１０時半ごろ、ポンプやタンクなどが入った「原子炉補助建屋」の１階通路で、ごみ箱から煙が出ているのを、通りかかった作業員が見つけ、バケツの水をかけて消した。
（毎日新聞）

△伊藤園<2593>、爽やかな香りの無糖発泡水「ＨＥＲＢＡＬ　Ｓｐａｒｋｌｉｎｇ　フルーツミント」を発売

△丸善<8236>、大日本印刷<7912>と業務・資本提携を締結

△武蔵野銀行<8336>、一時払終身保険「エブリバディ」の取り扱いを開始

△花王<4452>、女性専用コンパクトヘッドハブラシ「チェック　超コンパクト」と「チェック　先細スリム」を発売

△ＪＦＥ<5411>スチール、被削性に優れた高強度Ｎｉレス粉末冶金用鉄粉「ＦＭシリーズ」を発売

△ソフトバンク<9984>モバイル、９月からオレンジプラン用「法人自分割引」など新サービスを開始

△ペンタックス<7750>、エントリークラスの８１０万画素コンパクトデジカメ「オプティオ　Ｅ４０」を発売、基本性能をバランスよく備えたデジカメ「オプティオ　Ｍ４０」を発売

△ＮＥＣ<6701>、将来の情報通信システムの研究を行う「Ｃ＆Ｃイノベーション研究所」を設立

△ホンダ<7267>、クラッチ機構を採用したプロ農家向け汎用管理機を発売

△セイコーエプソン<6724>、「艶やかボイス」音声ガイドＬＳＩ対応ＲＯＭエミュレーションツールを開発

△コクヨ<7984>Ｓ＆Ｔ、携帯性に優れた「キャンパスカバーダイアリー（ポケットサイズ）」を発売

△相模ゴム<5194>、クラブスペース「ａｇｅＨａ」とのコラボレーションコンドームを発売

△岡村製作所<7994>、医療現場での作業性を追求した「診療材料収納システム」を発表

△岡村製作所<7994>、遮音性の高いアクティブパーティション＆スライディングウォールシステムを発表、シャープなデザインの「プロヴァート」防火設備仕様ガラスパネルを発売、高校や大学などの講義室向け「連結テーブル・チェア」を発表、スリム＆コンパクト設計の公共施設向けロビーチェアーを発表

△大和ハウス<1925>、「越谷レイクタウン」内の環境配慮型分譲マンションを販売開始

△ＤＮＡチップ研究所<2397>、米社に新規アミノ化試薬の製造販売権を供与

△東京電力<9501>、台湾でのＩＰＰ事業「星元プロジェクト」へ参画

△ソフマップ<2690>、ポータブルデジタルオーディオプレイヤー「デジタルオリーブ」を先行販売

△バッファロー（メルコＨＤ<6676>）、ＵＳＢ２．０対応耐衝撃ポータブルＨＤＤ「ＨＤ－ＰＭＵ２シリーズ」を発売、「ＴｕｒｂｏＵＳＢ」機能搭載のＵＳＢ２．０対応外付ハードディスクを発売

△ＳＣＥ（ソニー<6758>）、軽量・薄型でビデオ出力機能を標準搭載した新型ＰＳＰを９月発売

△ＮＴＴドコモ<9437>、米ＡＴ＆Ｔ　Ｍｏｂｉｌｉｔｙ社とハワイでの３Ｇネットワークを共同構築

△日立<6501>、３ビット多値伝送方式で１，０４０ｋｍの長距離光伝送実験に成功

△日立<6501>、オフィスへのＩＴ機器導入から運用管理を一括して請け負うサービスを提供

△オリンパス<7733>、優れた拡張性を備えた３００ｍｍウエハ対応の半導体自動検査顕微鏡を発売

△日商エレクトロニクス<9865>、ジュニパー製コアルーター「Ｔ１６００」を年内販売開始

△コナミ<9766>スポーツ＆ライフと女子栄養大、運動と栄養による健康増進分野で産学連携

△みずほ<8411>情報総研、次世代流体解析ソフトの導入・解析コンサルティングサービスを提供

△学研インデックス<4835>、米放送局の「世界の鉄道～旅と模型～」ＤＶＤ－ＢＯＸを発売
（日経プレスリリース）

△森精機<6141>、米子会社に工作機械開発用のスパコン導入
森精機製作所は１２日、米国子会社のＤＴＬ（カリフォルニア州）に工作機械開発用のスーパーコンピューターを導入したと発表した。剛性や熱変位といった構造解析を従来に比べ３０倍速く処理できる。解析処理を高速化・高精度化し、開発力の強化につなげる。導入費は明らかにしていない。同コンピューターは米国リナックス・ネットワークス（ユタ州）製の「ＬＳ－Ｐスーパーシステム」。日本から同コンピューターに設計データを送り解析し、日本での工作機械の開発・製造に解析データを活用する。従来、ＤＴＬではパソコンで解析しており、処理能力は大幅に高まる。森精機はＤＴＬを工作機械を開発するための要素技術開発・分析を手がけるＩＴ技術の最前線拠点と位置づけている。

△住友電工<5802>ハードメタル、米切削工具メーカーを買収－販売拡大狙う
住友電工ハードメタルは１２日、米国切削工具メーカーのマスターツール（オハイオ州）を約８億円で買収したと発表した。買収により米自動車大手に供給力の高いマスター社の特殊工具を自社の製品群に加え、現地販売の拡大を狙う。０６年度６億円のマスター社の売上高を０８年度に１５億円以上に伸ばす。マスターツールが手がける「鋼工具」はチップ工具や穴仕上げ加工用工具を装着するための特殊な工具。自動車エンジン部品の加工に使われ、ビッグスリー向けの売上高が全体の６５％を占める。一方、住友電工ハードメタルはチップ工具が得意だが、鋼工具の品ぞろえが不十分。買収で両工具を組み合わせた販売が可能になり、ビッグスリーへの販売拡大を狙う。
（日刊工業新聞）

△タムラ<6768>が一段高、８年ぶりの７００円台
タムラ製作所が後場に入って一段高に買われ、１９９９年７月以来、８年ぶりに７００円台に乗せた。圧倒的なシェアを誇る半導体パッケージ向けはんだペースト材料、圧電セラミックなどを伸ばし、２０１０年３月期の連結経常利益は８５億円と今期計画比倍増させる。３年間に及ぶもみ合いを抜き、「チャート的には７９０円、中期的には１０２０円から１１００円も見込める」（日興シティグループ証券）という見方もある。

△老舗仕手系株が急騰
丸山製作<6316>、北野建設<1866>、ＯＫＫ<6205>など、かつて仕手相場を演じた老舗仕手系株が急騰、東証値上がり率上位を独占している。このところ中低位の材料株人気が活発化しており、仕手実績のある銘柄に連想買いが流入しているようだ。
（株式市場新聞）

▼野村ホールディングス<8604>が５日続落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキング上位に
野村ホールディングスが、１００円安の２２１５円と５日続落し１月１１日につけた年初来安値２２０５円に接近、２２５採用銘柄の値下がり率ランキング上位に入っている。外資系証券が投資判断を「Ｈｏｌｄ」継続、目標株価を２５５０円→２２００円に引き下げたことを嫌気した売りが先行している。

△新日鉄<5401>は変わらず。国内大手証券は中国を調査、鋼材需要の拡大続く
新日本製鐵は、前場９円高の８６３円まで買われる場面があったものの、８５４円変わらずとなっている。国内大手証券では、鉄鋼セクターについて、最近の中国の鉄鋼業界の動向を調査し、中国政府が輸出抑制を本格化しており、国内に鋼材が還流する懸念から中国国内の鋼材市況が下落しているが、生産コストから見れば、今後の下落幅は限られ、日本の輸出価格への影響は軽微。需要拡大は２０１０年以降も続くとして、ポジティブな環境が続くと予想している。新日本製鐵の株価は、８５０円処が下値ラインとして意識されているが、参院選、第１四半期の業績発表を今月末に控え積極的に動ける状況ではなさそうだ。

△とうふの篠崎屋<2926>は後場も続伸。業績の好転とともに、株価も上値追いへ
とうふの篠崎屋は後場も続伸。１８１０円高の２万８５００円まで買われている。また、逆日歩のつく高人気となっている。当サイトで７月６日に紹介してから、５連騰。さらにその前、５月２１日に紹介した時は１万４０００円ラインだったのが、以降、続伸トレンドを形成し、現在の２万８０００円ラインまで、株価はほぼ倍増となった。とはいえ、現在の株価は中長期チャートで見ると、まだまだ安値圏にある。
今９月通期連結業績予想は減収＆損失計上の見通しだが、業界観測では、２００８年９月期は黒字転換が見込まれている。まずは３万円台回復がメドとなろうが、業績の好転にツレて、さらに上値追いもできそうだ。

△日本ガイシ<5333>はディーゼル車関連人気から３日続伸し上場来高値を更新
日本ガイシが、５０円高の３１７０円と前日と変わらずを挟んで３日続伸し、５日につけた上場来高値を更新している。国内大手証券では、１１日に世界的に見直しの進む「ディーゼル車」としてレポートを出したことが買い手掛かり。そのなかで、同社がＤＰＦ（排ガス浄化フィルター）を手掛けていることから関連銘柄として取り上げている。需給面で信用取組倍率０．９２倍と取り組みの良さも株価を後押ししている。

■三菱電機<6503>が４日ぶりに反落、２２５採用銘柄の値下がり率ランキング第１位に
三菱電機が、前引け４２円安の１１９２円と４日ぶりに反落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキング第１位になっている。投資判断を「Ｏｖｅｒｗｅｉｇｈｔ」→「Ｎｅｕｔｒａｌ」格下げ、目標株価を１４００円→１３００円としたことを嫌気した売りが先行している。本日は、前場東証１部市場値上がり銘柄が９７８と値下がり銘柄を上回っているが、ハイテク２２５銘柄の下落が目立ち、日経平均株価の足を引っ張る動きとなっている。
（証券日刊新聞）

△当サイトで６日に紹介の科研製薬<4521>は続伸
科研製薬は大幅続伸。４２円高の９７７円まで買われている。当サイト７月６日付けで紹介した際に、「目標株価１０００円」としたが、ほぼその水準に達している。かねてから続伸傾向で来ているが、国内証券が投資判断を「２＋」から「１」に格上げしたことも手がかり材料となっているもようだ。同レーティングでは、１２２０円の評価としている。

■チヨダ<8185> 第一四半期業績
チヨダは、2007年5月連結第一四半期業績を発表した。家賃の増加や役員報酬や給与の上昇などで販売費・一般管理費が増加し、営業利益が減少したが、昨年の赤字で法人税等が減少し、黒転となった。売上高472億円（前年同期比1.1％減）、経常利益27億円（同17.9％減）、当期純利益9.72億円（前年同期12.79億円赤字）。

△信越化学<4063> 第一四半期業績
信越化学は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。通期業績予想の見直しは行ってないが、中間決算時に通期の業績予想の見直しを行う予定としている。売上高3424億円（前年同期比10.6％増）、経常利益715億円（同23.3％増）、当期純利益455億円（同28.1％増）。

□前澤工業<6489> 赤字縮小
前澤工業は、2007年5月通期連結予想を発表した。諸経費の減少で経常利益が改善した。売上高319億円（前予想332億円）、経常利益8.9億円赤字（同14億円赤字）、当期純利益13.7億円赤字（同15.8億円赤字）。
（証券新報）

■注視銘柄

8236丸善
4502武田
4063信越化
8001伊藤忠
6942ソフィアＨＤ
2397ＤＮＡチップ研究所
6501日立
6141森精機
5802住友電工
7911凸版印刷
4681リゾートトラスト

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