2024 11,23 21:13 |
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2011 07,01 21:02 |
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来週の東京外国為替市場見通し 予想レンジ:1ドル=79円50銭-81円50銭 4日からの週は、相次ぐ米重要指標にらみか。最重要は8日発表の6月米雇用統計。5月米雇用統計の非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回ってドル・円が急落した経緯があるだけに、今回も市場予想より悪い内容が出ることを警戒したい。ドル・円は6月22日に79円98銭を付けたのを最後に、その後は80円を割り込んでいない。しかし、対高金利通貨でのドル安基調が鮮明となっているなかで、「米指標を嫌気してドル・円が80円を割り込むことも想定している」(大手金融機関)との声が聞かれた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
もっとも、FRB(米連邦準備制度理事会)のQE2(量的金融緩和第2弾)が6月末で終了したため、リスク資産を積極的に購入することに慎重になる向きもあるとみられる。さらに、世界景気の先行き懸念が強まれば、高金利通貨の買いポジションを解消する動きが進むだろう。1日には中国の6月製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想より下ブレし、中国を主要な貿易相手国とする豪州の豪ドルが売られる場面があった。来週は5日にRBA(豪州中銀)理事会が予定されている。市場予想では政策金利を4.75%で据え置くことが見込まれているが、声明文でハト派的な見解が述べられれば早期の再利上げ期待が後退して豪ドル売りが強まるとみる。 ユーロは方向感が出にくいか。ユーロをめぐっては、3日に臨時のユーロ圏財務相会合が開催される。焦点は12年以降の第2次ギリシャ支援策についての協議内容となる。民間投資家の負担に関する議論に進展がみられれば、ユーロの買い戻しがさらに進むことも考えられる。 7日にはECB(欧州中銀)理事会が開催される。市場予想は0.25%の利上げとなっている。ただ、「利上げの実施は織り込み済み。トリシェECB総裁が連続利上げを示唆すればユーロはさらに買われるだろうが、いったんは様子見姿勢を示すのではないか」(前出の欧州系銀行)との見方があった。 PR |
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