6/12 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△ながの東急<9829>が堅調、第１四半期の最終黒字転換を好感
ながの東急百貨店が堅調、一時７円高の３３２円まで買われている。同社は値幅制限のないマーケットメイク銘柄。１１日に今０８年１月期第１四半期の連結決算を発表、最終黒字転換が好感されている。経常利益は前年同期比９．６倍の５８００万円となり、最終損益は５０００万円の黒字（前年同期１６００万円の赤字）を確保した。家庭用品フロアのリニューアルオープンにより、趣味性が進ちょくし、買い回り性が向上したという。このほか、営業力の強化や子会社の地域密着型の営業施策も奏功した。７月中間期予想の連結経常利益は１億５６００万円（前年同期１億３９００万円）を据え置く。

△ニチイ学館<9792>が急反発、コムスン事業の継承に絡む思惑が増幅、市場筋は「本命企業に浮上」と
ニチイ学館が急反発、３８円高の２０００円で始まり１６８円高の２１３０円まで急騰する場面が見られた。厚生労働省による措置で事業売却の意向を明らかにした介護事業のコムスンの事業継承に絡む思惑が増幅している。これに対して先駆したワタミ<7522>は急反落。グッドウィル・グループ<4723>が厚生労働省による行政措置を受けてコムスンで実施している介護事業を営業譲渡する方針を打ち出し、現在、譲渡先を物色中。これに対してニチイ学館のほかにワタミやツクイ<2398>、ジャパンケアサービス<7566>など複数の企業が営業譲受に前向きな姿勢を示している。市場筋は「ワタミが『老人ホーム』に関してはすべて引き受けるものの、『訪問介護』は引き受けないとしているのに対して、ニチイ学館は『訪問介護』は引き受け、『老人ホーム』についても『検討したい』としており、一括売却方針を打ち出しているコムスンの要望に合致する。ＮＨＫなどメディアの売却報道でも以前はワタミの名前が受け皿企業の筆頭に上げられていたが、きのうあたりからはニチイ学館が筆頭に変わっており、ニチイ学館が本命に浮上したとの思惑が浮上している」（中堅証券）と指摘する。
（株式新聞ダイジェスト）

△石塚硝子<5204>は新値追い、猛暑効果に期待感
石塚硝子は小口買いで前日に続いて年初来高値を更新している。「ラニーニャ現象」の発生で「長く暑い夏」が予想される中、ガラスびんやＰＥＴボトルなど飲料関係の容器需要が伸びるのではないかという期待感が見直し買いの流入につながっている。４月２５日の前期決算発表時に会社側が公表した今３月期の連結純利益予想は前期比１２％増の８億３０００万円というもので、連続の最高益更新を見込んでいる。２３．６円の予想一株利益を基にしたＰＥＲは昨日終値で１４．９倍と市場平均を下回り、３月末で６００円の一株純資産から弾いたＰＢＲは０．５８倍と解散価値と言われる１倍を大きく割り込んでおり、これら株価バリュエーション面からの割安性が買い安心感を誘っている面もある。

△コニシ<4956>が連日高値、ボンドの大手メーカー
コニシが買われ、連日で高値を更新している。ボンドの大手メーカー。業績好調、良好な財務体質、低いＰＢＲ面などが手掛かり材料になっていると見られる。前３月期の連結経常利益は１６．７％増加の２６億６１００万円となり、今期は１２．７％増の３０億円を計画する。前期の１株純資産は１５３７円。

△ネットプラ<3328>はＳ高、５月受注好転で見直し続く
ネットプライスドットコムが前日に続いて値幅制限いっぱいのストップ高で、なお買い気配となっている。同社は購入者が増えるほど価格が下がる「ギャザリング」というシステムに特徴のあるネット通販業者だが、８日に発表した５月の月間受注高が前年同月比２．７％増と４ヶ月ぶりにプラスとなったことを好感した見直し買いが続いている。０４年７月の新規上場時には８５万円の公開価格に対し、初日に４８８万円の高値を付けたが、その後の収益伸び悩みで先月１８日には４万２６００円の最安値まで売られていた。０４年９月末割当で１対３の株式分割を行っているため、これを勘案した実質の下落率は約３８分の１に達していた。「新興市場全般の反転傾向や親会社のサーバーエージェント株が見直されてきていることも買い安心感につながっている」（中堅証券）という見方がある。

△富士フィルム<4901>とコニカミノルタ<4902>が高値更新
富士フィルムが２月１６日、コニカミノルタが４月１７日の年初来高値をそろって更新した。両社はかつて写真フィルムが主力事業だった共通点があり、現在は光学技術を生かしてデジタルカメラや液晶用材料などに展開している。これらの海外売上高の高い企業については、為替が１ドル１２０円台で進んだ際には業績の増額期待が生じると見た投資家の買いが入っているようだ。光学技術を得意とする企業にはキヤノン<7751>、ニコン<7731>、オリンパス<7733>などもあるが、総じて堅調な株価推移を見せている。

△ムーンバット<8115>は新値、短い梅雨で日傘売れる？
ムーンバットは連日の年初来高値更新。気象庁が昨日、南米ペルー沖で海面温度が平年より低い「ラニーニャ現象」が発生していると見られると発表し、梅雨明けが早まると同時に猛暑になる可能性を指摘した。同社はパラソル（日傘）や婦人用帽子などを手掛け、「長い夏」や「暑い夏」はこれら製品の需要増につながるため、夏季のシーズンストックという見方があり、これが最近の見直し買いに結びついている。また有配銘柄（前３月期実績、今３月期予想とも２円）でありながら、株価水準が１００円台半ばと低いことも短期中心の個人マネーを呼び込む要因になっている面がある。もっとも、「梅雨が短いと雨傘は売れなくなり、同社の収益には必ずしもプラスとは言えない面もある」（中堅証券）という声が聞かれている。

△カルピス<2591>は交換比率にサヤ寄せ、味の素<2802>は鈍い
味の素がカルピスを１０月１日に株式交換で完全子会社化する。カルピス株１株に対して味の素株０．９５株を割当てるとしており、この日のカルピス株はこの比率にサヤ寄せする動きとなっている。味の素の株価は反応が鈍いが、証券会社のレポートは概ね今回のカルピス完全子会社化を前向きに捉えているようだ。日興シティグループ証券のレポートは「良縁かつ、やや割安な取得とのイメージを持つ」との見出し。大和総研でも「カルピスを完全子会社化したことによる収益への影響よりも、こうしたグループ会社の経営資源の活用を積極化させた点が評価できる」としている。このほか、ゴールドマンサックスでは、今回の完全子会社化をきっかけに、「清涼飲料業界の再編気運の高まり、ロングセラー商品のブランド価値の再認識が行われると考えている」としている。

△横河ブリッジ<5911>、連日の高値更新・低ＰＢＲ銘柄
横河ブリッジが連日の年初来高値更新となっている。業績が回復に向かうことと合わせ、低ＰＢＲ銘柄として物色されている。橋梁のトップメーカー。談合事件に伴う指名停止を受けた前３月期経常損益は４０億円の赤字となったが、今期は２億５０００万円の黒字転換を見込む。工場や倉庫などの建物を建設する際に屋根や壁などを効率的に供給する「システム建築事業」、液晶パネルを作る機械を据え付ける土台を中心とする「精密機器事業」を伸ばし、来２００９年３月期経常利益は２５億円、２０１０年３月期４０億円を計画している。１株純資産は約１１７０円。業績の改善見通しを受けて、低いＰＢＲ面に投資家の関心が向かっている。
（ラジオNIKKEI）

▼介護事業から全面撤退へ＝外部へ売却－グッドウィル<4723>
訪問介護最大手コムスンの一連の不正問題で、親会社のグッドウィル・グループは12日、グループ内の介護事業すべてを外部企業に売却する検討を始めたことを明らかにした。同社は、「客観情勢を総合的に判断すれば、全事業の売却を考えなければならない」としている。同社の事業については、業界大手のニチイ学館、居酒屋チェーンのワタミのほか、他の介護事業会社も引き受けに関心を示しており、今後、交渉が本格化しそうだ。
（時事通信）

▼九州・沖縄５月倒産　１３７件負債総額３８４億円　今年最悪　融資厳格化が影響
東京商工リサーチ福岡支社（福岡市）が１１日発表した５月の九州・沖縄の企業倒産件数（負債額千万円以上）は、前年同月比３１、７％増の１３７件で、負債総額は同３３、２％減の３８４億４５００万円だった。件数、負債ともに今年最悪で、同支社は「零細企業の倒産が増えており、銀行や消費者金融が融資を引き締めていることが影響している」と分析している。負債額１０億円以上はフルーツゼリー製造のナガサキゼリー（長崎市）、不動産賃貸・管理の六ツ門プラザ（福岡県久留米市）など７件。原因別では販売不振や赤字累積など不況型が７０、８％を占めた。業種別では５５件の建設業が最多。製造業やサービス業も増加し、同支社は「どの業種でも格差が大きくなっている」としている。製造業では、規制強化で設備投資の負担が増加しているパチンコ関連メーカーの倒産が目立った。
（西日本新聞）

△凸版印刷<7911>、雑誌立ち読みポータルサイト「デジ×マガ」の機能をバージョンアップ

△ジャストシステム<4686>、医療機関など向けプリント作成ソフト「ラベルマイティ７　メディカル編」を発売

△日立<6501>、中国でＷｅｂアクセシビリティ事業を企業や大学など向けに開始

△ＮＥＣ<6701>と米ＥＭＣ、製品共同開発とモジュールや技術の相互供給などソフトウェア事業を強化

△コーセー<4922>コスメニエンス、「α－リポ酸」配合のエイジング対策クリームを発売

△オリンパス<7733>メディカルシステムズ、結石や腫瘍などの治療向け腎盂尿管ビデオスコープを発売

△ターボリナックス<3777>、ワンクリックで収録できる「ｗｉｚｐｙコンテンツダウンローダー」を提供

△セキュアヴェイル<3042>、ログ管理支援システムの新バージョン「ログステア・テトラ」を販売

△日立電線<5812>など、浸水環境下の電力ケーブルに発生する絶縁不良部分の元素分布を可視化
（日経プレスリリース）

△サンコーテクノ<3435>が続伸
サンコーテクノが前日の１００円高に続き３５円高と続伸。同社は耐震補強向けアンカーの大手。このほど文化省の調査で、震度６強以上の地震で倒壊する危険性の高い公立小中学校の校舎や体育館は全国で約４３００棟に上ることが判明。この調査を受けて文化省は、各都道府県教委に早急の耐震化対策を求めるよう通知しており、アンカー大手である同社に注目が集まっているもの。

△ＧＰ<3792>　ゲーム内広告で米大手の・ダブルフュージョンと配信契約を締結。

△ムトー精工<7927>　下値抵抗線に接近。７倍台のＰＥＲ、ＰＢＲ１倍割れは魅力で、自律反発に期待。

△ＣＳＫＨＤ<9737>　全額出資子会社のＣＳＫ?ＲＢ証券に関東財務局から登録証が交付される。証券総合サービスの提供で地域金融機関の証券ビジネス拡大目指す。

△富士バイオ<3379>、Ｍ．Ｉ．Ｔ．ホールディングスを子会社化
富士バイオメディックスは６月１１日開催の取締役会において、Ｍ．Ｉ．Ｔ．ホールディングス(本店：神奈川県横浜市)の株式５７・５％を取得し、子会社化することを決議した。Ｍ．Ｉ．Ｔ．ホールディングスは東日本に美容室チェーン店５２店舗のネットワークを構築しており、他社との差別化を図るため、パソコン画面に顔写真を取り込むヘアデザインシュミレーター、さらにはシャンプーロボット導入など美容室への高いニーズに対応している。医薬品等開発支援事業に続く第二のコアビジネスとして、アンチェイジング事業を進める富士バイオメディックスは同社と業務提携し、顧客のサービスの充実を図ってきたが更なる連携強化のため、今回子会社化を決議した。

△東レ<3402>が大幅続伸
１２日付け本紙１面でトップ推奨した東レが大幅続伸となっている。出遅れ業種の繊維の中でも同社は航空機から海水淡水化まで「繊維の三菱重工業」ともいえ、高技術力評価で離陸態勢としている。
（株式市場新聞）

△富士通ゼネラル<6755>が３日ぶりに反発し年初来高値窺う、完全子会社化の思惑再燃
富士通ゼネラルが、１２円高の３４１円と３日ぶりに反発し５月２９日につけた年初来高値３４８円を窺う動きになっている。今期業績、営業利益が前期比倍増の９０億円を見込みが株価を下支えしている。また、カルピス<2591>が味の素<2802>に、ＢＭＢ<9841>がＵＳＥＮ<4842>によって完全子会社化が発表されストップ高となっており、富士通ゼネラルも富士通<6702>による完全子会社化の思惑が再燃してきたようだ。３４８円抜けとなれば、面白い展開になるかもしれない。

△やまねメディカル<2144>は続伸。乱高下する介護銘柄のなかで、落ち着いて値を上げる優良株
やまねメディカルは続伸。１万円高の３１万円で始まり、前場は３２万７０００円で引けている。前引け時、大証ヘラクレス市場値上がり率３位となった。ここ数日はグッドウィル・グループ<4723>傘下のコムスンの事業譲渡などに関連して、介護関連銘柄が買われている。乱高下する銘柄も出るなか、同社は２０万円台後半から３０万円台前半へと、確実に値を上げている。東京・神奈川を中心として、４２拠点を持ち、通所介護（デイサービス）事業を行なっている。今年３月の上場以来のチャートを見ても、下値を着実に切り上げて来ている。ＩＰＯが不振ななかで、公開価格２１万円を割ったことはほとんどない。地味ながら、着実な上げが期待できる優良銘柄といえそうだ。まずは５月高値３５万円ラインへの戻りが目標。続いて、４月につけた「上場来高値」３８万７０００円超えが目標となる。

△ザッパラス<3770>は好決算で続伸も、まだまだ安値圏。次の目標は１４万円ライン
ザッパラスは続伸。６０００円高の１２万６０００円で始まり、その後は下げているものの、分足を見ると、１２万円ラインの下値は堅いようだ。きのう大引け後に発表した、２００７年４月通期連結決算が買い材料となっている。売上高は前年比約３割増、経常利益は同６割以上の増益、純利益は同約５割の増益と、大幅な増収増益となった。今期の連結業績予想も、増収増益を見込んでいる。チャートを見ると、５月２２日につけた上場来安値８万９５００円を底に、続伸傾向で来ている。が、中期ではまだ安値圏。次のフシは今年２～４月の高値１４万円ラインとなる。

△イハラケミカル工業<4989>は上方修正発表で反発。「農薬関連銘柄」は中期でも上昇期待
イハラケミカル工業は反発。４４円高の３９３円まで買われている。きのう大引け後に、４月中間業績予想の上方修正を発表した。連結・個別とも、売上高、経常・純利益とも上方修正となった。理由は、為替が円安に推移したこと、高利益品目の出荷が早まったこと、低利益品目の販売が遅れたこと、販管費の発生が下期へずれ込んだことなど。２００７年１０月通期業績予想は据え置いている。短期日足チャートでは、４００円ラインは高値圏だが、中期チャートを見ると、まだまだ安値圏。直近のフシ４００円を抜ければ、次は２００６年１月につけた高値５００円ラインが目標となる。目先の業績はいまひとつだが、農薬関係という材料面から見ると、中期的には業績・株価とも上昇期待大だ。

△新日本石油<5001>は続伸。前日の米原油相場の反発を受け、石油・鉱業セクターが高い
新日本石油は続伸。寄り後は２９円高の１１３６円まで買われている。前日の米ニューヨーク市場で、原油先物相場が反発したことなどを受け、今朝は「石油・石炭製品」、「鉱業」セクターが高い。東証１部業種別株価指数で値上がり率上位となっている。

△ニチイ学館<9792>は続伸。コムスン介護事業譲渡先の「本命」？
ニチイ学館は続伸。寄り後は一時、１６８円高の２１３０円まで買われた。グッドウィル・グループ<4723>傘下のコムスン（本社・東京）が不祥事により、介護事業を手放すにあたり、「介護関連事業最大手のニチイ学館が、コムスンの訪問介護事業をすべて引き取る方向で、近くグッドウィル・グループ側に申し入れる」と報道されたことが材料。ニチイ学館の中期チャートを見ると、今朝は急伸したとはいえ、直近高値の２５００円までには、まだ間がある。さらに中期では、３０００円台も。現在の株価で、ＰＥＲは１００倍近い数字となっているが、これは期待値の高さと見たい。信用残は売り長でもある。
きのうはワタミ<7522>、セントケア<2374>、ツクイ<2398>が事業の一部を買収すると発表・報道された。上記３社は今朝は下げている。市場はニチイ学館が「本命」と見ているもようだ。が、コムスンが行なっているのは、訪問介護や施設介護など多岐にわたり、また、地域も広く、数も多い。そのため、ニチイ学館以外も、一部事業の受け皿となる可能性が高い。いずれにしても、介護関連は「買い場面」のようだ。

△日本航空電子工業<6807>は反発に弾み、通期見通しも明るい
日本航空電子工業が高値期日最終段階を迎えつつあることから反発。そこへきてメリルリンチが投資評価を「買い」、目標株価を２０００円としたことが反発に弾みをつけている。信用倍率も２・１倍と好取り組み。５月に受注が前年同期比１９％増、前々期比１％増。コネクター部門の受注は前年同月比１９％増、前月比１１％増と好調。とくに、ノートＰＣ向けの好調、液晶市場向けの回復などを背景に高い伸びになっている。第１四半期の受注、売上高が会社計画を上回って推移しており、通期見通しも明るい。

△ＢＭＢ<9841>はＵＳＥＮ<4842>のＴＯＢで買い気配切り上げ、成行注文も１４００万株以上
ＢＭＢは２５円高の５０３円買い気配。１４００万株以上の買い物を集めている。ＵＳＥＮが同社株のＴＯＢ（株式公開買い付け）を発表した。ＴＯＢはきょうから７月１０日まで実施。買い付け価格は１株６００円。ＵＳＥＮはすでに、ＢＭＢの株式約４６％を保有しており、連結子会社としているが、今回のＴＯＢにより、完全子会社化する。そのため、ＢＭＢは上場廃止となる見込み。なので、ふつうはＴＯＢ価格にサヤ寄せして５５８円ストップ高、となる状況だが、上げ幅はゆっくりの展開となっているもようだ。ただ、成行注文も１４００万株以上も出ており、今後の展開が注目される。

△オイレス工業<6282>は小幅続伸。自社株買い発表も、市場は反応薄
オイレス工業は小幅続伸。前日終値と同額の２６５５円で始まり、寄り後は２６６５円まで買われている。きのう大引け後に、自己株式の取得を発表した。自社株買いはふつう、買い材料になるのだが、市場は反応薄だ。期間は、きょうから１２月３１日まで。上限２０万株（発行済み株式数の０．６８％）、取得価額の総額は６億円（上限）。単純に割ると、１株３０００円の計算となる。

△カルピス<2591>は買い気配切り上げる。味の素が完全子会社化
カルピスは２０円高の１１２６円買い気配。１０００万株以上の買い物を集めている。きのう大引け後に、味の素<2802>が、株式交換によるカルピスの完全子会社化を発表した。交換比率は、味の素株１：カルピス株０．９５とする。カルピス株の株式売買最終日は９月２５日、上場廃止日は９月２５日。味の素の今朝は、前日終値と同額の１４７０円で寄り付いている。
（証券日刊新聞）

△紀州製紙<3882> 通期予想上方修正
紀州製紙は、2008年3月通期連結予想を発表した。連結焦がしやの固定資産売却益を計上することで上方修正となった。売上高515億円、経常利益0円、当期純利益8.5億円（同6.5億円）、一株利益10.99円（同8.41円）。

△大和総研、12日は川崎重工<7012>を参考銘柄に
大和証券は、12日付「マーケットウォッチ」で、川崎重工を参考銘柄に取り上げている。同社は、前3月期は営業利益が65％増と大幅な増益を達成したものの、今期は10％の営業減益を予想している。それに対し、大和総研では、保守的な為替前提（1ドル＝110円、1ユーロ＝150 円）のうえ、船舶やプラントなど不採算部門の黒字化などで増益の可能性が高いと指摘しているという。さらに同証券では、中長期的には、航空宇宙と鉄道車両が期待されると見ているようだ。
（証券新報）

△杉田エース<7635>　学生の建築設計コンテスト開催　次世代担う人材育成
建築金物の総合エンジニアリング会社、杉田エース（東京都墨田区）は、次世代の建築業界を支える人材の育成を目的に、大学生・専門学校生を対象とした設計コンテスト「第１回設計魂学生Ｎ０・１選手権」を開催する。書類選考、プレゼンテーションなどを経て、最終選考に残った２組は、７月２０日に千葉市美浜区の幕張メッセで開かれる「金物総合見本市ＥＳＴＡ２００７」で決勝大会を行う。今年で２３回目を迎えるＥＳＴＡは、同社が主催する業界最大の総合見本市。１００社を超える業界の主要メーカーが出展する。

△コロワイド<7616>とファンケル<4921>　女性向けコラボ　飲食店でサプリ無料配布
外食産業大手コロワイドグループのコロワイドＭＤ（横浜市西区）は、１５日から７月１６日までの１カ月間にわたり、居酒屋・レストランでファンケルの女性向けダイエット・サプリメント「カロリミット」１０万個を無料配布する。実施するのは、「ぐるなび<2440>」に加盟している、首都圏のパスタ・ピザレストラン「ラパウザ」２２店舗と居酒屋「遊食三昧にじゅうまる」１８店舗。今回の企画は、女性を意識した店づくりを進めるコロワイドと、効率的なサンプリングの実施を狙うファンケルの利害が一致し異業種のコラボレーションが実現したという。

△新油圧システム採用のショベル　日立建機<6305>
日立建機は、新排ガス規制に対応した油圧ショベル「ＺＸ１６０ＬＣ－３」を発売した。オフロード法第３次基準値をクリアしたエンジンを搭載、新油圧システムの採用で従来機よりも作業量・燃費効率を９％高めた。標準バケット容量０・６平方メートル。価格は１２６０万円、内外で年５００台の販売を見込む。

△ヒューマンＨＤ<2415>が子会社設立
予備校や人材派遣業などを手がけるヒューマンホールディングス（東京都新宿区）は、人材、教育関連事業の強化策の一環として、新たに子会社「ヒューマンエヌディー」を設立した。子会社の資本金は９０００万円で、全額ヒューマンホールディングスが出資した。従業員は当初、５人でスタートするが、業容に応じて拡充していく。教育事業の未着手の領域で、新たな事業を立ち上げる考えだ。
（FujiSankei Business i）

■注視銘柄

4902コニカミノルタＨＤ
8841テーオーシー
5453洋鋼鈑
6709明星電
4784まぐクリック
9715トランスコス
4306バックスグループ
1827ナカノフドー建設
7733オリンパス
5812日立電線
6807日本航空電子工業
7012川崎重工
9684スクウェアエニックス
9020東日本旅客鉄道
6273 ＳＭＣ
6758ソニー
3825リミックスポイント
8903サンウッド
2144やまねメディカル
6261日本ゲームカード
6505東洋電機製造
6303ササクラ

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