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2010 01,15 20:30 |
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年初の株高は外国人買い効果、1月1週7080億円-04年3月来高水準 外国人投資家の日本株買いが鮮明だ。東京証券取引所が15日発表した投資部門別売買状況(東京、大阪、名古屋3市場の1・2部等合計)によると、外国人の1月第1週(4-8日)の買越額は7080億円に達し、2004年3月第1週(9678億円)以来、約5年10カ月ぶりの高水準を記録した。世界景気の改善でリスク許容度が高まり、出遅れていた日本株に買いが入った。 第1週の日本株市場は日経平均株価が前週末比251円88銭、率にして2.4%上昇した。世界の景況感の改善、為替相場の円高修正などを受け、8日には08年10月6日以来の1万800円台を回復。外国人が相場をけん引したことが裏付けられた。 岡三アセットマネジメントの伊藤嘉洋上席ストラテジストは、「世界的に景気が回復しており、外国人はアンダーウエートにしていた日本株のポートフォリオを変更している」と話している。 投資家の不安心理を映し、別名「恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は11日の取引で17.55と、08年5月20日以来の低水準を記録。金融危機が表面化した08年後半には80を超えていただけに、投資家心理は大きく改善している。伊藤氏によると、取引開始前の外資系経由の売買動向は15日の取引で07年1月15日以来の14営業日連続の買い越し。第1週以降も買いは継続している。 国内勢は総じて売り方 対照的に、国内勢は個人、金融法人を中心に総じて売り方に回った。 一方、その他法人(60億円)は35週連続の買い越し。 記事:東京 常冨 浩太郎 Kotaro Tsunetomi PR |
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