1949年～2005年各年のTOPIXの収益率を干支別に並べ替えたもの
寅年の株式相場は「歴史的な買い場」であることが多い
Searchina　2009/12/12(土) 19:35 
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1212&f=business_1212_032.shtml

　大和証券が寅年の相場を整理分析したレポートをリリース、市場関係者の話題となった。毎年、この時期になると各証券会社から来年の相場見通しや、注目銘柄のレポートが出る他、干支に絡んで、過去の相場と翌年の相場を予想するレポートが数多くリリースされることが多い。

　大和証券ＳＭＢＣでは、十二支十干で相場を整理し、寅年は必ず国内景気の後退期であるとコメントしているが、長期投資の観点からは歴史的な買い場であることも多いと解説している。また、政治的な波乱が多いが、不況期には投票率が高いことから、2010年の投票率は高い可能性があるとしている。なお、西暦の末尾が0の年は郵便貯金の大量満期を背景に債権利回りのピークとなりやすく、個人投資家の株式買い越しで小型株が急騰しやすいため、個人投資家主役のＪＡＳＤＡＱ市場が堅調となりやすいと推測している。（編集担当：山田一）

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[5回]

　年の瀬も近くなってくると、翌年の干支（えと）に絡（から）めた
相場分析等が色々と華やいできます。
各干支（えと）と相場の相関（アノマリー〔anomaly〕）があると
言われていますので、皆さんは結構、興味があるんじゃないかなぁ～･･･
･･･と、思って･･･

･･･で、実際に株式相場は格言どおりに推移しているのかどうかを
調べてみると、1949年～2005年まで毎年の株価の収益率を計算し（ＴＯＰＩＸ）
さらに干支別に平均をとりました。

そして相場格言どおりに相場が動くというきれいな結果となりました。

平均値では格言どおりになっています･･････が、しかし、
各年で見てみると、干支と実際の株価収益率の水準が必ずしも一致しているとは
限りません。（上記図）

ものごとを平均値のみで判断すると見誤ることもよくある良い例だと思います。

･･･って事で一応、下記に書き留めてみました。
ご参考程度にね！･････

◆子（ね）は繁栄（ちょろちょろ）
チョロチョロと方向感の定まり難い相場展開。
現在なら、ネット使った小幅取りが有効

◆丑（うし）はつまづき（ゆっくり）
悪材料の中でも、ジリジリと下値を切り上げる相場。
これと決めた銘柄を現物でじっくり投資を

◆寅（とら）千里を走り（千里を往きて千里を帰る）
トラは一日に千里を往って千里を返るといわれる。
上昇した相場も気がついてみたら元の位置まで下がっている。
つまり、相場用語の「往って来い」相場。吹き値売りスタンスが大切。

◆卯（うさぎ）は跳ねる
うさぎのごとく「ぴょんぴょん」跳ねる相場。
とくに、全体より個々の銘柄が主役の「個別物色相場」。
材料株や仕手系銘柄が注目。

◆辰巳（たつみ）天井
昔から、方角か悪いなどと言って、相場では敬遠される。
天井つかみとならぬように注意が必要。

◆午（うま）尻下がり
天井を打った相場が、ウマのお尻のように下がっていく下落相場。
『下手な難平（ナンピン）大ケガのもと』と言われる相場格言もある。
高値覚えで、うっかり色気を出して買わないこと。

◆未（ひつじ）辛抱（静かに）
天井を打って下げてきた相場が、売り一巡となって静かになる。
薄商いの中の底固め相場。

◆申酉（さるとり）騒ぐ
夜明けが近いと、サルもトリも、ほかより早く動き出し鳴き始める。
相場の反発局面が近いとみられている。

◆戌（いぬ）は笑い（吠え）
夜明けとともに動きだした動物や人を見て、イヌが吠え始める。
いよいよ、上昇相場開始である。

◆亥（い）固まる（進む）
猪突猛進のイノシシの如く、一気に上昇相場へ向かう。