2024 11,24 00:30 |
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2009 10,10 18:00 |
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8月以来、異例に長く続いた円インデクスの上昇であったが、金曜日の日足はごらんのように大きな陰線となり、ひさびさに本格的な円安となった。すでに木曜日の夜のNYで、円インデクスのローソク足は、十字となり下落を暗示、クロス円にも円安の気配が出ていたが、昨日は明白な円売りになっていた。週足は実体は動いていないが、大きな上ヒゲ(下十字)となっていて、来週以降の下落を暗示している。日足のRSIも70超えで折り返し、MACDもデッドクロスで、教科書通りの下降トレンド入りだ。 要因はいろいろあるが、だいたい次のようなところだろうか。 1 長期のドル円下降へのテクニカル的反発 など、ここまでドル円を下降させてきた要因が逆回転しているのであるが、いずれも根本的なトレンドの変化ではなく、単なる反発である。したがって、それほど長く続くものではなく、せいぜい一月というところだろう。サイクル系の諸論者も11月上旬天井を主張しているのもそれと合致する。ということで一月ほど、ゆっくりしたペースでのドル円上昇になると考えるのが妥当である。ドル安は一段落してゆるやかなドル高となり、商品・株価もゆるやかに上昇するだろう。金も基調が変化しない以上、上昇するものと考える。おって、ドル安再開となることは明らかであり、長期基本トレンドは、次の株の大暴落(来年2月から3月?)までドル安ということで問題ないだろう。 来週からは、ドル円を中心に押し目買い、そしてドル高の進行を見極めながら、クロス円も買いということでいいだろうが、ドル高が中心とするならば、クロス円はあまり上がらないだろう。これはドル円の下降時にあまりクロスは下がらなかったことと対応する現象である。(要は、ドル中心の動きであるということ。)また、ドル円の上げの値幅もたいした期待はできない。93円がせいぜいではないか。と言うことで、トレードとしては、ドル円に押し目買いでやや枚数を多めに張って、早めの利食いで回転売買するというのがベストの戦略だと思う。 PR |
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こんにちは。
いつも拝見し、いろいろ参考にさせてもらってます。 ドルは91円を超えてきましたが、また下げるのか注目ですね。 いろいろと勉強になるのでまたお邪魔させてもらいます。 |
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