2024 11,24 02:53 |
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2009 10,10 14:00 |
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去年の9月以来の世界的金融危機はまだ収まりを付けていないばかりか、むしろ深化している。このままではアメリカは破綻する、と見られている。それが起きればアメリカのみならず、世界全体が連鎖反応的は崩壊現象に見舞われる、という危険が迫ってきている。 そのような大手術をしないと、アメリカの崩壊を止めることはできず、アメリカの崩壊は世界全体の崩壊を意味する。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
【10月9日 by Lyndon H. LaRouche, Jr.】 全体の世界システムに対する現在の脅威の原因を理解するためには、考慮されるべき重要な事実が2点ある。最初に考慮すべきは私が言う「3重カーブ」だ。この3重カーブとは、早ければこの10月にもアメリカで崩壊の条件が煮詰まる理由を科学的に説明するものだ。
今日グローバリゼーションと呼ばれているものは、1940年代から50年代にいわゆる「逃亡企業」と共に始まっている。例えば、比較的優れている文化内容を持つ地域に発達した産業は、安い労働賃金の地域に移行していった。このトレンドは、知的生活で低いレベルにある安い労働市場へ雇用が移っていったアメリカで始まり、国家経済を通して生活水準の低下につながった。このことで、文化の発達と生産性から利益はやってこずに、安い労働からやってくることになり、低い生産性の地域へ生産は移っていってしまう。 そういうわけで、アメリカのドルの崩壊は即、地球全体に連鎖反応的崩壊が広がることを意味する。 そのような偶発事象に我々はこの10月、直面している。それに対する処方は、爆発的でハイパーインフレ的な通貨の混乱の主要な原因となっているものの封鎖である。これは、経済をグラス・スティーガル法の基本的概念を基礎とする破綻の手続きに進めることで行う。 今日、要請されていることはもっとある。アメリカ、ロシア、中国、インド間の、この影響に対する先行的合意により通貨制度に替わる新しいクレジット・システムの創出なしに、上記の4カ国を含んでいかなる国家も立ち行けないだろう。世界の人口67億人は急速に減少しつつあり、イギリスのフィリップ殿下が彼の望む数字だとして語った数に向かうかもしれない。 時間は無くなりつつある。アメリカがこの10月を乗り切ることができるかどうか、既に厳しい状況である。 PR |
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