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2009 09,09 08:28 |
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9/9 株式オープニングコメント ■テーマ物色、多少の調整ではビクともしない 8日のNY市場は上昇。ダウ平均は56.07ドル高の9497.34、ナスダックは18.99ポイント高の2037.77で取引を終了した。商品価格の上昇を受けてエネルギーや素材関連株に買いが広がった。また食品大手クラフトフーズによる英キャドバリーに対する買収観測も好感され、終日堅調な展開となった。セクター別では、不動産やエネルギーが上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや食品・生活必需品小売が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比10円高の10420円、円建ては同5円高の10415円。ADRの日本株は日電産、コマツ、京セラ、三井物、三菱商が堅調。半面、ニコン、キヤノン、任天堂が冴えないなど対東証比較(1ドル92.31円換算)で高安まちまち。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場の上昇が好感されるものの、シカゴ先物はほぼ変わらず水準である。買い先行が予想されるが、勢いはそれ程強くないであろう。先物・オプションSQを控えたロール中心の商いになりやすく、日経平均は25日線レベルでの攻防となりそうだ。ただ、昨日のGSユアサ、明電舎の新エネ2強の急騰によって、新エネ関連を中心としたテーマ銘柄物色は引き続き活発化しそうだ。前日の大幅上昇に対する利益確定の動きも想定されるが、過去によくみられた「いって来い」の動きを警戒する向きはなく、反対に押し目買い意欲を強めよう。 4日時点の三市場信用残高は、買いが917億円増の1兆6206億円だった。買い残高の増加は2週ぶり。一方、売り残高は299億円減の9182億円と、こちらは2週ぶりの減少となった。この週の日経平均は、新政権誕生を評価して年初来高値を更新したが、その後は調整色を強めてしまった。こう着感の強い相場展開は意識されていたとは言え、市場心理は急速に悪化していた。日経平均は8月安値水準まで下げたが、この過程での買い残高の積み上がりであり、通常であれば信用評価損益率の悪化、取り組み倍率上昇による需給懸念などが強まりやすい。ただし、このところは高値での買い残減・売り残増、安値で買い残増・売り残減と互いに回転が利いている状況である。今回も小幅ではあるが指数は上昇しているほか、なによりテーマ銘柄の強い動きが目立っている。この流れで行くと、買い残高が積み上がるというよりも、利益確定に向う状況であり、好需給関係の状態は継続しそうである。 PR |
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