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2009 09,08 20:00 |
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9/8 株式クロージングコメント ■指標は日経平均からGSユアサと明電舎に移った 日経平均は続伸。72.29円高の10393.23円(出来高概算18億6000万株)と本日の高値で取引を終えた。また、続伸となるのは8月13日、14日以来。米国がレーバーデーの祝日で手掛り材料に欠けるなか、円相場の落ち着きもあってシカゴ先物(時間外)にさや寄せする格好からのスタートとなった。その後は上値の重さが意識されており、10300-10350円レベルでのこう着感の強い相場展開が続いていた。しかし、後場に入るとGSユアサ、明電舎といった新エネルギー関連が一段高となり、市場のムードは一変。アジア市場の強い動きもあって、大引けにかけてのショートカバーを強める要因となった。日経平均は10400円を回復できず、25日線などが上値抵抗線として意識される状況には変わりないが、このところ調整していたGSユアサの爆発によって、関連テーマ銘柄への物色は広がりをみせており、指数の上昇以上にインパクトがあった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
「温暖化ガス25%削減」の実現性には疑問が残るが、国際公約となればやらないわけにも行かず、関連テーマ銘柄への物色を強める要因となった。特に自動車については、高速道の無料化によるCO2排出量増への懸念もあり、今後発売する新型車を全て環境自動車にしなくては間に合わない状況。無料化によって整備費用、雇用、走り屋対策、反対車線を走る車などの問題は山積みしているが、まずは需要拡大期待が先行する展開か。 ただ、市場のムードを変えたのはテーマ物色というより、GSユアサと明電舎のインパクトの大きさであろう。これが戸田工のストップ高などに波及するなど、依然として大きな影響力を持つ。また、本日の大きな切り返しによって、新エネ関連を中心としたテーマ銘柄については、今後は多少の調整では売りは出てこないと考えられる。需給妙味の大きい銘柄などについては、売り方には厳しい状況となりそうだ。週末の先物・オプションSQを控えて動きづらいなか、指標は日経平均からGSユアサと明電舎に移った。 PR |
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