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2009 09,02 20:00 |
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9/2 株式クロージングコメント ■利食いの流れも、売りを仕掛けるような需給環境ではない 日経平均は大幅下落。249.60円安の10280.46円(出来高概算19億6000万株)で取引を終えている。 予想を上回った米ISM製造業景況指数などが好感されるも、米金融株の下落影響から日経平均はサポートとして意識されていた25日線をあっさり割り込んでのスタートに。その後、上海市場が上昇する場面でも押し目買いムードは高まらず、安値圏でのこう着となっている。大引けにかけては先物主導で下げ幅を縮めてはいるが、東証1部の値下がり数は全体の9割近くを占めており、全セクターがマイナスとなった。 米ヘッジファンドの破たん懸念や米銀の不良債権増加懸念などが下げの要因となっているが、ISM製造業景況指数などの好調な指標による効果がみられなくなったことの影響が大きい。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均はボリンジャーバンドの中心線(25日)とマイナス1σ(10282円)レベルでの攻防となっている。マイナス1σを割り込み、マイナス2σ(10149円)への意識を強めていたが、大引けにかけてマイナス1σを捉えており、ひとまず抵抗線に変わってしまう状況は回避した格好である。 反発、反落を日々繰り返している日経平均は、反落という形で継続。明日は反発が期待されようが、ISMの効果が見られなかったことで今晩予定されているADP雇用統計の期待も低下している。相場全体が利益確定の流れに向いているため上値追いには慎重になりやすいが、売りを仕掛けるような需給環境でもなく、押し目の買いのタイミングを探る流れとみておきたい。それまでは個別対応でのトレードが中心となりそうだ。また、海外勢のオーダーが減少しやすいほか、過去9月のNY市場のパフォーマンスの悪さ、中国市場の不安定な動きなど、手控え要因は多い。しかし、新政権への期待から次第に日本株への資金流入が増える可能性も考えられる。 PR |
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